2014.02.05【日記】

評価の基準になるモルト達


ネタが尽きたわけでは無いのですが、たまには飲んだボトルのテイスティングコメント以外の話も書いてみます。

今回は私が使っているレーティングに関して。

ブログのトップページ右上にも書いていますが、
E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting
という、Drinker's Diaryを書いていたTaylor Smissonさんに倣ったものです。

ある程度アバウトだからこそとても気に入っている、このスミッソンさん方式の評価ですが、恐らく本家のスミッソンさんとは基準が違っていると思います。(私の方がかなり甘い評価かと・・・。)

そして自分の中では一番頻用する【G】と【VG】に関しては、これが代表というようなボトルが実はあります。


【Very Good】は、突き抜けた美味しさや個性があるものとしていますが、
 
 

マッカランオールドスタンダードの8年や12年が代表です。

この頃のマッカランはそのシェリー感が常に突き抜けている印象です。

 

そして【Good】は、普通に美味しく飲めるものとしていますが、


(今手持ちが無いので画像は借り物です。)

現行のクラガンモア12年が代表です。

それなりにフルーティでそれなりにモルティ、樽も強く出ていない、甘味もほど良く全体的に見てもバランスが取れている、嫌な味もないが個性はなく平凡な印象。
自分の中ではまさに普通のモルトです。


迷ったら、これらのボトルと比べて好きかどうかを考えています。
これらの間くらいだなと思ったら【G/VG】とするわけです。


【G/VG】が多いとよく言われますが、【G】に比べると個性があったり美味しかったりするものを大概【G/VG】としてしまうので、私の広い好みの幅の中では確かに一番多くのボトルが当てはまるゾーンなのかもしれません。


ちなみに【VG/E】になると【VG】+αの陶酔感や感動があるが、欲を言えば・・・と言えてしまうものが多いです。そして【E】はただただ圧倒され感動したもの。
という感じでしょうか。
この辺はなんとなくな部分もあり、思い入れも含めて評価してしまっている部分もありそうです。

コメントが客観的な感じがして参考にしてくださっているという嬉しいことを言っていただくこともありますが、思いっきり主観です。(笑)


なお、あくまで私の好みでレーティングをつけていると公言しているとはいえ、B以下は、苦手なものでもただの好みの問題と思った時には基本的には公表しないことにしています。(OK以下もほとんど公表してません。)
そのボトルを好きな人にとってはいい気持ちがしないでしょうし、単に蒸留所のハウススタイルや樽の個性が私にハマらないだけで公の場でBというのはさすがに作っている人やモルトに失礼な気もします。
明らかに好みでない時にだけこっそりとB以下にしていますが、実のところあまりありません。


そして、いつも美味しいって書くけどなんでも好きなの?といった意味合いの質問をされることがあります。
確かにほとんどのボトルは美味しく飲めますし、無意識に良いところを探すクセがついているところもあります。
有楽町で何年も、新旧問わず偏食せず、バランス良く飲ませていただいたおかげで、好き嫌いが少ない子に育ったようです。(笑)

それでも明らかに好みでないものと出会うこともたまにはあり、そういうボトルに関しては上記のように基本的にはブログには書かないことにしています。
ちなみに、極端な紙っぽさや石鹸臭いもの、そして生臭いようなサルファリーはちょっと苦手です。また、ダシ醤油やヒノキのニュアンスも、他の要素とのバランスにおいて強すぎるとあまり得意ではないですね。

とはいえ、紙っぽいリトルミルを飲んだとしても、良いトロピカルフルーツのニュアンスもあったりすれば総合的には普通に美味しく飲めますし【G】にしちゃいますね。
やっぱりほとんどなんでも好きなのかもしれません。(笑)



 
COMMENT(8)
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T.Matsuki

>ポルコロッソ様
ご覧いただきありがとうございます。

同じBARで同じものを飲んでいないと楽しんでいただけないのではないかとか、内輪だけで盛り上がっているように思われないかとか、ちょっと気にしてますので、地方の方にも楽しんでいただけているというお話は非常に嬉しいです。これからも、多くの方が共有できるようなニューリリースの記事も積極的に書いていきますね。

よろしければ、また感想など聞かせてください。

  • Posted byT.Matsuki
  • at2014.02.06 14:57
T.Matsuki

>K.67様
確かに曖昧なのですが、それがゆえに楽というか、自分でも納得しやすいというか。。。
でもおっしゃる通り、明らかに突き抜けたものが無いとVGにはしないので、G/VGとVGのあいだには大きな壁があるように思います。

モルトに対して優しくというのが自分のスタンスなので、人によっては当たり障りないことばかり書いてつまらないと思われるかもしれませんが、これからもこんな感じで続けていきたいと思います。

  • Posted byT.Matsuki
  • at2014.02.06 14:51

いつも、たのしく拝見させていただいています。

地方の人間としては、たいへんありがたく思っております。
いざウィスキーをいただくと、Matsuki様のおっしゃることが良くわかるので、
2度楽しませていただいております。

くれぐれもご自愛くださいませ。

  • Posted by-
  • at2014.02.06 10:48

最初は評価方法が少し曖昧で基準がよくわからなかったりもしたのですが、G/VGとVGの間にはしっかりとした違いがあると感じることが多くて、その分、VG以上なら間違いなく美味い! と勝手に信用しています(笑)

自分も最近は10点方式で明確にスコア付けなどやってみたりしていますが、どちらかといえば同じような評価方式の方が性に合っていると感じています。構成も似ているのに評価まで同じやり方だと、流石に似すぎてしまうのでスコア方式にしていますが(笑)

モルトの良いところを探しているような、そんなT.Matsukiさんのモルト評価はとても参考になりますし、読んでいて気持ちが良いですね。

  • Posted by-
  • at2014.02.06 00:07
T.Matsuki

昔は100点満点でつけていたのですが、「84点のやつより少し美味しいから85点を付けたけどこないだの87点のものより明らかに美味しいなぁ・・・」なんて思うことが多くなり、ちぐはぐな感じの調整に苦しみました。次に10点満点にしたら7点8点ばっかりになってなんだか味気なくなりました。(笑)

そんな時にこのレーティングにしたのですが、性格に合うのかしっくりきてます。
ある程度アバウトで以前のようにちぐはぐにならないのと、「美味しい!」をそのまま評価にしている感じが気に入ってます。

山岡さんや宗さん達は、ちゃんと評価に一貫性を持たせてやってますからすごいですよね。ご苦労されている部分もあるのではないかと思います。

  • Posted byT.Matsuki
  • at2014.02.05 21:17

参考にしているドリンカーの一人としては、いいレートの付け方だと思ってみさせていただいています。
もし私がつけたらもっと甘く、VG/Eを連発しそうです(笑)
実は自分で持っているボトルリストには100点満点で点をつけていますが、たいてい80以上90以下で同じランクに偏っています(笑)
なので、山岡さんや宗さんなど、ワールドのテイスター陣の方々は大変だなあと思います。
確かにわざわざ悪いレートのものを出す必要はないですよね!

  • Posted by-
  • at2014.02.05 19:09
T.Matsuki

確かにいつも幸せに飲んでいると思います。
でもそれはお互い様な気もしますが。(笑)

同じレーティングでも幅はありますので、そこは評価を細分化するより書き方で示せれば良いかなと思っており、伝わっているようでしたら非常にうれしいです。

またご一緒できる日を楽しみにしております。

  • Posted byT.Matsuki
  • at2014.02.05 18:51

いつもとても楽しく拝見させていただいております(^^)
G/Vが多いというのはそれだけモルトに対して許容範囲も広いし幸せな飲み方をされておられるという証拠ですよね☆
素敵なことだと思います(^^)♪
でも、同じG/Vでもコメントの書き方や内容でちゃんと微妙な好みの加減が伝わってくるので一緒にお飲んでいるような気持ちになれて私にとっては既にバーチャルキャンベルのような領域です♪
これからも毎日更新楽しみにしています☆☆☆

  • Posted by-
  • at2014.02.05 16:27

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