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自宅テイスティング:優しくナチュラルなロングモーン1973 ダンカンテイラー

こういうナチュラルでやや控えめなトロピカル感は70年代前半のロングモーンらしいと思います。

 

ロングモーン LONGMORN 1973-2007 33yo #8913 49.4%
DUNCAN TAYLOR RARE AULD
one of 192 bottles

・香り:
熟したフルーツが前面に出ている。パイナップル、ピーチ、グレープフルーツ、柔らかなトロピカル感、少しオイル、薄くショウガっぽいモルティ、ヴァニラ、少しセメダイン、カスタード。

・味わい:
ナチュラルなトロピカル感、甘酸っぱいフルーツ、軽く青草とモルト、ほど良くスパイシー、甘味は優しく、味はそれほど濃厚ではない。
フルーツがメインで他の成分をあまり強く感じないためか、複雑さや厚みはあまり感じない。後半広がってくる感じもほどほど。ミディアムボディ。

・余韻:
それほど長くはないがやさしいトロピカル感のあるフルーツ感と軽いスパイシーさがある余韻。

・加水:
よりやさしい味になるが崩れはしない。

・総評:
ロングモーンらしい自然なトロピカル感を含んだフルーティさが心地良い。
全体に大人しく優しい印象で、あまり厚みはなく複雑さと後半の広がりにはやや乏しい。フルーティが前面に出ており麦や複雑さがそれほど無いあたりはダンカンテイラーっぽさもあるロングモーン。

【Good/Very Good】

ダンカンテイラーの、通称ピアレスコレクションのロングモーン。
(すでにPEERLESS表記はないのですが。。。)
樽があまり出ておらず、1970年代のロングモーンの自然なトロピカル感がわかりやすい1本だと思います。バーで良くお会いする知人にブラインドでお出ししたら、見事に蒸留所を正解されました。
その方もトロピカルとおっしゃってましたが、トロピカル蒸留所が大流行の中でロングモーンを指摘できたということは、やはりこの蒸留所らしいトロピカル感というのはあるのだと思います。私はそれを他よりナチュラルな印象として認識しています。

 

#ロングモーン (LONGMORN)

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