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ニューリリース:ラフロイグ 2002-2014 12年 オフィシャル ハイグローブ #6076

らしい味のハイグローブが帰ってきてホッとしました。

 LAPHROAIG 2002-2014 12yo OB HIGHGROVE #6076

ラフロイグ LAPHROAIG 2002-2014 12yo OB HIGHGROVE #6076 46%

香りは華やか、フレッシュなグレープフルーツやシトラス、すもも、生ハムの乗った若いメロン、乾いた麦感、穏やかなヨード、強いスモーク、飲んでも華やか、グレープフルーツ、パッションフルーツ、強く梅酒、淡く桃の天然水、しっとりした麦、フルーツの甘味、良い酸味、ヨードもある強いスモーク、淡く炭っぽさ、ボディはないが心地良い余韻。

【Good/Very Good】

ラフロイグのオフィシャル,ハイグローブの最新リリース,2002年蒸留の12年熟成です。
シングルカスクで46%加水のボトリングです。

香りは華やかで,リフィルカスクのラフロイグにしばしば感じられるグレープフルーツ系の強い柑橘に加えて,すももやメロンっぽさも感じられました。スタンダードに比べるとやや穏やかですがヨードもありしっかりと煙も感じられました。
飲んでも香り同様に華やかさや軽やかさがあり,パッションフルーツ系のトロピカル感,そして梅酒っぽいニュアンスが強く感じられたのも印象的でした。ボディの厚さはラフロイグとしてはそれほどありませんでしたが,香り同様にピート由来の成分も強く,麦感もほど良く残っており,フルーティな甘味と酸味が心地良く残りました。
全体としては華やかなフルーティさを軸としたラフロイグでした。

ハイグローブというと,スペックは不明ですがスタンダードなファーストフィルバーボンカスクでの熟成のものに比べると,フルーティで軽やかさや華やかさが際立ったタイプというイメージでした。
ところが前回飲んだ2012年流通のものはクォーターカスク熟成で,結構バーボン感が強く出たタイプでした。ラベルも洗練された白ではなかったのも,今だから言えますがちょびっと残念でした。

それが今回のものは,香味もラベルも,従来のイメージ通りになっており安心しました。やっぱりハイグローブはこうでなくっちゃという感じです。


ちなみに前回飲んだものはこれです。

 

#ラフロイグ (LAPHROAIG)

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