2014.08.25【日記】

プチSBT from 大島さん


モルト仲間の大島さんと以前から定期的にやっているプチSBT、今回もブラインドサンプルが届きました。

ありがたく挑戦させていただきました。





(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)
 

・プチSBT from 大島さん

香りは軽やかな麦感,白ワイン,ちょっと井草のような植物感,フレッシュシトラス,マスカット,少しチーズなど酪酸要素,フレッシュだが若い刺々しさはない。
飲むと最初さらりとしているが,じわじわと広がり舌にしみ込む旨み,グレープフルーツのわた,白ブドウ,淡いピート,凝縮感がありやや粉っぽい旨味もある。

【Very Good】

白ブドウっぽさや柑橘のようなフルーツ感があり,フレッシュなのだが若い未熟感は感じなかった。
飲んでみると凝縮感がある好ましいフルーティに加えて舌にしみ込むような旨味があったのも印象的で,非常に美味しかった。

ボトリングからそこそこ経っているような質感で,好ましいフルーティだがそこまでの熟成感があるわけではなく,オフィシャルの短熟オールドではないかと思った。
予想はこの凝縮感のあるフルーツから考えてみた。
チーズや淡いピートも感じたところからスプリングバンクが第一予想,あとはドロナックのダンピーボトルが第2予想とした。


・予想
1、スプリングバンク
2、グレンドロナック
3、グレンロッシー
あとはロングモーンやグレングラッサなんかを考えた。ピートはそこまで強くなかったがフルーティさはラフロイグにも近かった。

 

以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
 
正解は・・・、
 




 


バンフ BANFF 1975-2007 31yo Signatory Vintage #3339 43.7%


シグナトリーのバンフ1975,31年熟成でした。
そういわれてみれば,こういうタイプのフルーティなバンフって,今まで何度か飲んだことがあるようにも思いました。
出題者の大島さんは1975バンフのこういうフルーツ感がお好きなようで,注目して買っていたということでした。
確かにこのフルーツ感は私もツボでしたね。

非常にフルーティであり,素直に長期熟成と考えても良かったのですが,短熟加水でも瓶熟したオールドボトルにはこういうフルーティがしばしばあり,短熟のとげとげしさも全くなくなって丸みがあることもあって最近しばしば予想で迷うことがあります。
特に今回予想に入れたスプリングバンクやドロナックのオールド短熟なんて,非常にうっとりするようなフルーティが前面に出ており,長熟ものがそこまで大量にブレンドされているとも思えず,どんな熟成をすればこんな味になるんだろうと不思議に思います。
長熟ボトルと加水短熟でもフルーティなオールドボトルの鑑別を意識してやるのは,今後の課題のひとつになりそうです。

大島さん,美味しく考えさせられる出題をありがとうございました。

 
COMMENT(3)
この記事を評価するGood
  • チェック

COMMENT

コメントを投稿するにはログインするかアカウントを作成してください。
T.Matsuki

このフルーツ感は好みでしたね。
こんなにバンフをしっかり飲んだことは無かったですし,あまり明確な蒸留所のイメージが無かったです。
75どころか,バンフ自体持っていないかもしれません。
これからいろいろ飲んでみたいですね。
閉鎖蒸留所であまり飲む機会もなさそうですから,開けたら是非味見させてください。

認識不足のところを突いていただけると良い成長になります。
素敵な出題ありがとうございました。

  • Posted byT.Matsuki
  • at2014.08.26 14:18

補足ですが、
長熟の度数落ちとオールドの加水は私も判断が難しいと思ってます。
複雑な熟成感が強いて言えばKeyなんでしょうが、オールドはバッティングの妙やヴィンテージがいいのか短くてもそれが出てくるものもあり、迷いますね。
その辺りの判別と、スペイサイドの蒸留所の判別が私のテーマなので、またお付き合い下さい(^^)

  • Posted by-
  • at2014.08.26 11:49

お好きだろうなと思いましたし、松木さんがブラインドだと、スプリングバンクとかグレンロッシーというやつだと思ったので、ある意味狙い通りでした(笑)。

バンフは70年代半ばは淡い白のフルーティーさがあるボトルが多いですよね。
度数が落ちてるものも多く、私が持ってる75はDTレアレスト、JWホモラベル、DLプラチナム、そしてこのシグナトリーと全て45%を切ってたはずです。

私は個人的に75バンフは、70年代クライヌリッシュと70年代エルギンを足した味だと思っているのですが、予想通りそんな味でした。
派手さはないものの、白ブドウ、少しのワックス(松木さんがチーズと書いてるものと同じだと思います)、アフターには少し枯れ草のようなフレーバー、これが特徴かな、と思います。

まさにワクシーなクライヌリッシュ+グラッシーなエルギン、そして共通する白ワインのような葡萄感が予想通りのボトルでした。

閉鎖系でメジャーでもないため、今買わないと手に入らなくなるだろうなと思い、出てきたら買ってます。
ケイデンヘッドの76やMOSの75を買わなかったのが悔やまれますね(^^;

的確なテイスティングありがとうございました。

  • Posted by-
  • at2014.08.26 11:44

プロフィール

T.Matsuki

ブログ内記事検索

  • 2020年02月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

最新エントリー

カテゴリから探す

タグ一覧