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これまでのテイスティングノート21:グレングラント 1969-1984 サマローリ 59%

 

グレングラント GLENGRANT 1969-1984 SAMAROLI 59%
Matured in:SHERRY WOOD CASKS
one of 720 bottles

・香り:
オールドシェリー、カラメル、コーヒー、レザー、アンティーク家具、プラムとレーズン、ややもっさりしているが高貴なニュアンスのシェリー、少しアーシー、焦がし麦、黒糖、ハーブ、濃くいれた紅茶、リッチで陶酔感あり。

・味わい:
飲んでも濃厚で厚みのあるオールドシェリー、古いレザーとウッディネス、ドライフルーツ、レーズンのブドウ感、セロリの入ったブーケガルニ、プルーンのような濃い甘味、タンニンの収斂性のある渋味、ほどよいスパイシー、焦がし麦、枯れたピート、非常にリッチで複雑、迫力がある。どんどん膨らむような複雑さと陶酔感はすごい。フルボディ。

・余韻:
高貴なシェリーのフルーツとタンニンの渋味が長く残る。渋味のため甘味がべたべたしない。ややスパイシー、長く心地良い。

・加水:
全体に優しくなるが、複雑さは変わらず。香りにも味わいにも、SAMAROLIのGLENGRANT1963のような乾いたモルティがでてくる。加水しても非常に旨い。タンニンも和らぎ、余韻の陶酔感は変わらずあり。

・総評:
オールドシェリーの複雑なフルーティやオールドレザーがあり、焦がし麦のモルティも十分に感じられる。渋味はあるがパワフルで迫力がある。ニートの厚みも捨てがたいが、加水後の陶酔感も素晴らしい。

【Very Good/Excellent】

某海外有名サイトで酷評されていたボトルで、何年も開封できずにいたボトルでした。 whiskylinkのメンバー数人が自宅に来てくれた際に、意見を聞きたいこともあり思い切って開封してみました。
飲んでみるともっさり感と若干強めの渋味はあるものの、上記のようにまさに80年代ボトリングのSAMAROLIという迫力ある1本でした。メンバーにも好評で安心しました。
開栓後時間が経つと、渋味ともっさり感がさらに和らぎ、より素晴らしい味わいになりました。
やはりこの時代のSAMAROLI氏は無敵です。

〈2012/1/1 whiskylinkで公開〉

2012/9/7  追記:
このボトルは安くなかったですし、前評判が悪かったので開けるときはドキドキしました。モルトラヴァー達が美味しそうに飲んでくれてホッとしたのを今でも思い出します。
やはり80年代詰めのサマローリのボトルは本当に素晴らしいものばかりです。


 

#グレングラント (GLENGRANT)

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