2013.10.20【日記】
ニューリリース:キャパドニック1977 35年 ケイデンヘッド スモールバッチ
素晴らしいシェリーカスクのキャパドニックです。

キャパドニック CAPERDONICH 1977-2013 35yo CADENHEAD SMALL BATCH 50.2%
one of 384 bottles, Sherry Butt
しっかりとシェリー、皮付きブドウとアメリカンチェリー、わりと陶酔感のあるフルーティで果汁感あり、クローブ、シナモン、滑らかな口当たりから広がる芳醇な味わい、飲んでも良いシェリーと果汁感、ブランデーのブドウ感、濃いがべたつかない上品さのある甘味、深みを出すウッディネスと渋味、長く心地良い余韻。
【Very Good/Excellent】
ニューリリースのケイデンヘッド、スモールバッチからキャパドニック1977、35年熟成。
非常に素晴らしいシェリー感で、フルーツには果汁を感じます。なかなかの陶酔感も感じられ、この系統のフルーティは大好きですね。滑らかな口当たりから広がってくる芳醇な味わいも素晴らしく、ブランデーのようなブドウ系のフルーツ感を強く感じました。濃厚なのにべたつくようなところが無く、どこかさらりとした上品さを残した甘味も好印象でした。ウッディネスも深みを出すのみで、強すぎる渋味など過熟を感じる要素はありません。
もはや60年代の素晴らしいシェリーカスクは枯渇して高額なだけでなくウッディ過ぎたり渋すぎたりというものが多くなっているようですし、このあたりのヴィンテージの上質なシェリーカスクがまさに詰め時の美味しさを堪能できるものになっているように思います。
このボトルも含めて、今回のスモールバッチの70年代蒸留はとても良いものばかりで、内容を踏まえると強気の値付けにもある程度納得できるものでした。
かといって全部買えるかと言われれば否ですが。。。


キャパドニック CAPERDONICH 1977-2013 35yo CADENHEAD SMALL BATCH 50.2%
one of 384 bottles, Sherry Butt
しっかりとシェリー、皮付きブドウとアメリカンチェリー、わりと陶酔感のあるフルーティで果汁感あり、クローブ、シナモン、滑らかな口当たりから広がる芳醇な味わい、飲んでも良いシェリーと果汁感、ブランデーのブドウ感、濃いがべたつかない上品さのある甘味、深みを出すウッディネスと渋味、長く心地良い余韻。
【Very Good/Excellent】
ニューリリースのケイデンヘッド、スモールバッチからキャパドニック1977、35年熟成。
非常に素晴らしいシェリー感で、フルーツには果汁を感じます。なかなかの陶酔感も感じられ、この系統のフルーティは大好きですね。滑らかな口当たりから広がってくる芳醇な味わいも素晴らしく、ブランデーのようなブドウ系のフルーツ感を強く感じました。濃厚なのにべたつくようなところが無く、どこかさらりとした上品さを残した甘味も好印象でした。ウッディネスも深みを出すのみで、強すぎる渋味など過熟を感じる要素はありません。
もはや60年代の素晴らしいシェリーカスクは枯渇して高額なだけでなくウッディ過ぎたり渋すぎたりというものが多くなっているようですし、このあたりのヴィンテージの上質なシェリーカスクがまさに詰め時の美味しさを堪能できるものになっているように思います。
このボトルも含めて、今回のスモールバッチの70年代蒸留はとても良いものばかりで、内容を踏まえると強気の値付けにもある程度納得できるものでした。
かといって全部買えるかと言われれば否ですが。。。
COMMENT
コンバルモアとこのキャパがとても美味しく感じ、本来は先日のご指摘通りコンバルモアのほうが好みの方向性でした。
ただこのキャパには最近リリースのモルトの中では特に良いシェリー感だと感じ、そのためこちらを優位としてしまいました。
ここ数年間でいろいろリリースされたドイツ系やDTの72キャパドニックとも、それ以前に自分のイメージだったさらりとしたライトボディのスペイサイドモルトという感じとも違ったタイプで、樽がとにかく良いと感じました。酒質はそれの邪魔をしないようにうまくなじんでいるようなイメージでした。
こちらがVG/Eでしたか。
私も買おうかかなり迷ったボトルでした。
あと5,000円安ければいってるんですけどね(--;)
良い70年代のシェリーで、詰め時感がありきれいで厚みもある素晴らしいボトルですよね。
有楽町で飲んだときはバンフのあとだったので、より直球感を強く感じました。
DTの72とかだと、キャパドニックは『線の細いグレングラント』という印象を持つことがありますが、これはシェリーのグラントとはかなり違うと思いました。
今回のケイデンはかなりよかったですね。