2014.02.16【日記】

自宅テイスティング:コールバーン1983 26年 ウイスキーエージェンシー “THE FOSSILS”

80年代蒸留屈指の名作だと思います。

 

コールバーン COLEBURN 1983-2009 26yo THE WHISKY AGENCY “THE FOSSILS” 49.5%
one of 120 bottles, EX-BOURBON HOGSHEAD
 


・香り:
華やかで強い発香、エステリーでかなりフルーティ、白ワイン、グレープフルーツのわた、洋ナシ、桃ジュース、白い花のフローラル、乾いたモルティと淡くショウガ、鋭いミネラル、セメダイン、カスタード、奥に潜むようにオイル

・味わい:
やわらかな口当たりからじわじわ芳醇に広がる、エステリーでフルーティ、グレープフルーツとそのわた、オレンジ、バニラ、桃ジュースの上品な甘味、フレッシュな酸味、しっとりしており舌にしみ込むような麦の旨み、カスタード、やはり奥からオイル。味は濃いめだが美しく繊細さのある印象。
ミディアムボディ。

・余韻:
フルーティでしみ込むような旨味が長く残る。

・加水:
多めに加水しても驚くほど崩れない。そのままバランス良く伸びる。

・総評:
非常に多彩なエステリー&フルーティなコールバーンで、熟成期間以上に熟成感がある。
まるでボトリングから時間が経っているような一体感と、舌にしみ込むような麦の旨みがかなりの好印象だった。
個人的には80年代蒸留のスペイサイド屈指の素晴らしいボトル。

【Very Good/Excellent】


ウイスキーエージェンシーの化石シリーズから、コールバーン1983、26年熟成。
最近ちょっと低迷気味な気がしますが、この頃のエージェンシーは最盛期といっても良いくらい素晴らしいものを連発していました。
非常に熟成感があるフルーティには陶酔感も感じるのですが、同時に麦の旨みも十分に残っており、それらが一体となりしみ込むような美味しさを感じます。
この舌にしみ込むような旨みは比較的ボトリングから時間が経ったものに感じやすいように思うのですが、このボトルはまだ5年程度しか経っていませんし、最初からこんな感じで美味しかったと記憶しています。
全体的おだやかな印象で、これにもうちょっと迫力やボディを感じられれば文句なしでしたが、さすがにこのフルーティとボディは同居しづらいですね。

お気に入りで3本購入しましたが、今回ついに最後の1本を開けてしまいました。

 
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T.Matsuki

さすがによく御存じで。(笑)
これは独特の熟成感と、うまく表現できない染み込むような質感で高評価してますが、普段の私の高評価するボトルとは系統が違うかもしれません。

好みの幅が広いというよりは、スポットで特別に好みだったという感じかもしれません。最初に飲んだ時の衝撃に引っ張られている感もありますが、それも含めての好みですからね。

3本も飲んでまだ欲しいくらいですし、非常に好きなボトルなのは間違いないです。

  • Posted byT.Matsuki
  • at2014.02.19 12:28

レートをみて結構驚きました(笑)
ボディが比較的弱いタイプのモルトにVG/Eがつくのは、熟成感があるか、妖艶な感じの奴だけだと思ってました。
松木さんのテイスティングの巾を感じるボトルですね。
あまり飲んだことのない味の構成のボトルでしたが、確かにオールドのような落ち着きを感じました。

  • Posted by-
  • at2014.02.18 12:44

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