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第5回SBTボトルC:プルトニー オフィシャル ISABELLA FORTUNA WK499 2nd RELEASE

 
先日、Whiskylinkで行った第5回SBT(ストイックブラインドテイスティング)
テイスティング時には知りませんでしたが、ボトルCの出題者はりゅうたに@射命丸さんでした。

プルトニー PULTENEY OB ISABELLA FORTUNA WK499 2nd RELEASE 46%

(以下は完全なブラインドテイスティングで評価しています。)
 
・香り
フレッシュな青リンゴ、キウイ、レモン、ジャスミンティー、入浴剤のようなフローラル、若葉の様な植物感、若い麦、ショウガ、薄く蜂蜜とバニラ。

・味わい
シロップの甘味、キウイ、若い麦、ジャスミンティー、薄めた蜂蜜の甘味、後半はややスパイシーでヒリヒリする、若さが強いが不思議と麦感はそこまで強くない。

・総評
非常に若さを感じるモルトだが、フレッシュでさっぱりしたフルーツを強く感じ、優しい蜂蜜の甘味も好印象だった。ただ、強く感じた若さのわりには刺すほどアルコール感は感じず、麦感も強すぎないところが不思議な感じで、なんとなくちぐはぐした印象を受けた。
どういう熟成をするとこういう仕上がりになるのか、とても興味深い。

2000年以降に蒸留された若いモルトと思われ、最近飲んだものだと、秩父のウイスキートーク2013向けのものがかなり近い印象だった。
 他には、甘さの方向性からはアバフェルディの若いものとも共通点があるように思った。
 他にこういうものをボトリングするところってどこがあるだろうか。

【Good】

予想蒸留所:①秩父、②アバフェルディ、③グレングラッサ
蒸留年:2000年以降
熟成年数:10年未満
度数:50~55%
点数:80
カスクタイプ:リフィルバーボンホグスヘッド
妥当な価格:5000円

このボトルに対するSBTでの評価、正解発表はこちら
ボトルC評価     ボトルC正解発表

正解はプルトニーの免税店向けのオフィシャルボトル‘ISABELLA FORTUNA WK499 2nd RELEASE’でした。
46%に加水調整されています。
記載はありませんが、香り・味わいに加えてオフィシャル限定ボトルで約26ユーロということを踏まえても、かなり若いモルトと思われます。

若すぎて蒸留所の個性がつかみにくいように思いましたが、ハウススタイルは別にして最近飲んだ中では秩父とアバフェルディにかなり近い印象のものがあったので、今回挑戦した4種類の中では一番ピンときた出題でした。
予想蒸留所が被っている人もいて、もしかしたらと思っていましたが、残念ながら想像もしなかったプルトニーでした。プルトニーなら加水でももうちょっとオイリーで重みがありそうなイメージだったので、ちょっと意外な結果でした。

若さを感じるわりにアルコールの刺激をあまり感じないことを不思議に思ったのですが、あまり経験の無い短熟の加水ボトルでした。ここは正解を聞いてかなり納得です。
未熟感はありますが刺すような刺激はなく、加水で上手にまとめられているためか、Badと評価するような美味しくないモルトというわけではありませんでした。フェインティな感じやエグ味なども強くは感じられず、酒質そのものも良いのだと思います。

出題意図通り、未来への期待を感じる若いモルトでした。

興味深い出題をありがとうございました。

 

#プルトニー (PULTENEY) #SBT

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