2013.08.26【日記】

スコ文研テイスティング会「ウイスキー楽」 8/23 前編


8月23日にスコッチ文化研究所で行われたテイスティングイベントに参加してきました。
「スコ文研テイスティング」から「ウイスキー楽」というイベント名に代わっており、いつもの事務所ではなくセミナー用の部屋で行われましたが、内容はざっくばらんないつもの定例テイスティング会でした。(笑)

テイスティングボトルはこちら。


※画像は許可を得てスコ文研のHPからお借りしています。

①アベラワー 12年 スクエアボトル 40% 1.13ℓ
②ブルイックラディ 1972 ジム・マッキュワン氏サイン入り 49.3% 700mℓ
③ハイランドパーク カスクストレングス 蒸留所限定ハーフボトル 56% 350mℓ
④グレングラント 20年 蒸留所限定ボトル 55.7% 500mℓ
⑤グレンドロナック 1996-2012 16年 シングルカスク 韓国限定 59.2% 700mℓ
⑥グレンファークラス 105 20年 60% 700mℓ


 
以下に簡単なコメントなど。


①アベラワー 12年 スクエアボトル 40% 1.13ℓ

深みのあるオレンジとそのわた、良いオールド感、紅茶、軟らかい麦感、飲むとなかなか凝縮感のあるフルーツ感で、少しスミレの様なフローラル、上品な甘味、麦の旨みが濃厚で、それが余韻にも続く。

【G/VG】

80年代初頭にボトリングされたらしいパブ向けのアベラワー。
サイズもデカく、パブでさかさまに設置するためラベルは逆になっています。
蒸留所の片隅で木箱のまま眠っていたものがたまたま8本だけ発見され、それが蒸留所で売られていたそうです。
ボトリングからは30年ほどたっていますが、さすがに蒸留所から一度も外に出されず眠っていただけあってか、良いコンディションでした。
ヒネも少なく、私には良いオールド感と感じられました。またパフュームを指摘する声もあったのですが、自分のなかではパフュよりもフローラルに分類される要素でした。
麦の旨みもしっかり感じられる、オールドスタンダードらしい美味しいボトルでした。


②ブルイックラディ 1972-2001 ジム・マッキュワン氏サイン入り 49.3%

熟成感のあるエステリーなフルーティ、プラム、オレンジ、リンゴ、少しヘザーハニー、心地良いモルティ、飲むと蜂蜜やオレンジマーマレードの甘味、良い酸味、麦の旨みあり、なかなかボディもある、後半から余韻に意外とピートの主張あり。

【VG】

ブルイックラディが再開して、日本で行われたイベント向けに詰められたオフィシャル1972です。以前にフィンガルさんで飲んだボトルでしたが、前回とほぼ同様のテイスティングコメントで、この辺のオフィシャルブルイックラディの中でもボディがあり、やはりとても美味しかったです。


③ハイランドパーク カスクストレングス 蒸留所限定ハーフボトル 56% 350mℓ

バニラと蜂蜜が強い、オレンジ、最近の良いシェリー感、少しオイルとスモーク、リッチ、コクのある蜂蜜の甘味があり、飲んでもリッチでスパイシー、ボディもあり、余韻はややスモーキー。

【G/VG】

蒸留所限定で売られているハイランドパークのノンヴィンテージ、ハーフボトル。
このスペックで約8000円とやや高額ですが、なかなか美味しくハウススタイルも感じられるハイランドパークでした。リフィルも含めたシェリー樽のヴァッティングと思われますが、最近の良い樽感が感じられたのも印象的でした。


④グレングラント 1992-2012 20年 蒸留所限定ボトル #17165 55.7% 500mℓ

香りは強くバニラエッセンス、爽やかなレモン、良い麦感、少しアルコール感、やわらかくピート、飲むと麦の甘味旨み、柔らかなピート、中盤からしっかりパフューム、80年代ボウモアに近い印象だがそれほど余韻には残らない。

【G】

蒸留所限定で売られている、ピーティなグレングラント20年。
アクシデントでアイラモルトの空き樽で熟成してしまったものとのこと。
ピーティなグラントと聞いて、てっきりブレンデッド用のピーティな原酒不足に対応して作り始めたものかと思っていましたが、違いましたね。
香りはややピーティですがそこまで特徴的ではないかなと思いました。しかし飲むと穏やかなピートに加えてかなり強いパフュームが感じられ、それも80年代ボウモアとそっくりなニュアンスのパフュでした。それを指摘すると、スコ文研の座談会でもボウモア樽ではないかという話になっていたと土屋さんがおっしゃってました。味的には間違いないのではないかと思います。
でも、樽だけでこんなにパフュームって付くもんなんですね・・・。
そして、ボトリングされて20年経ち、ボトリングの段階で初めてアクシデントに気づいたらしいのですが、そんなもんなんですね。
もっとまめにチェックとかしてるのかと思ってました。(笑)
いろんな意味で話題に事欠かないボトルでした。

 


続きはまた次回。

 
この記事を評価するGood
  • チェック

COMMENT

コメントを投稿するにはログインするかアカウントを作成してください。

プロフィール

T.Matsuki

ブログ内記事検索

  • 2020年12月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

最新エントリー

カテゴリから探す

タグ一覧