ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2012.09.16【日記】

自宅テイスティング:ノースポート 1976-2001 24年 マキロップチョイス #3901

君が好きな理由は最近わかりました。

 

ノースポート NORTH PORT 1976-2001 24yo Mackillop's Choice #3901 58.6%
1976/12/15-2001/1



・香り:
熟したオレンジ、杏のジャム、桃、プラム、ほど良く少し乾いたモルティ、枯れた草っぽい植物的要素、ソーテルヌワインのような甘いニュアンス、しっかりフルーティだが樽は出過ぎておらず丁度良い熟成感、アーシーで湿ったピート感。

・味わい:
最初濃く甘いフルーツ、徐々に植物感のあるインクやタールのようなしっとりしたピートが支配的に。昔のアードモアに感じたようなピート感、じわじわしみ込んでくるような旨みやコクというべき成分。甘味は蜂蜜様、少し樽の木からくるような渋味があり味を深める、ピート感には潮や海のミネラル的要素がない。モルティはあるがほとんどピートに覆われている。ミディアム~フルボディ。

・余韻:
蜂蜜の甘さとタールのピート感、特にタバコを吸ったあとのような感じはずっと残る。この感じが好きな人にはたまらない余韻。

・加水
柑橘が強まり少しのっぺりする。ピート感はそのままで大崩れはしないが加水前の方が良い。

・総評:
前半の濃いフルーティも良いが、アイラとは明らかに異なるインクやタールのような独特な感じが蜂蜜の甘さとあわさり非常に良い。

【Very Good】


マキロップチョイスのノースポート、確か何年か前に大安売りしていたものを購入したと記憶しています。それを1年以上前に開封し、なんとなく好みの味と思いつつ飲み進め、しばらく忘れていたのですが、最近改めてしっかりテイスティングしてみて何が好みだったのかわかりました。
James MacArtherのスコッチ生誕500周年のアードモアを飲んで以降に強く認識するようになったインクやタールのようなニュアンスが、このボトルにもはっきりと感じられます。普段タバコは吸わないのですが、非常に好みの要素です。熟したフルーツや蜂蜜などの甘さとこのピート感があわさって、独特な美味しさになっています。

このタールのような感じをピート感のひとつとして良いのかどうかははっきりしませんが、自分としてはアイラ以外の特にハイランドのモルトや、かなりオールドのモルトに感じることのあるピート感として認識しています。
魅力を認識して以降すぐに飲みきってしまいましたが、非常に旨いボトルでした。
私の未熟さゆえに長いこと棚の後方で放置されていましたが、もっと早く魅力に気付いてあげられれば良かったです。

 

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