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自宅テイスティング:アバフェルディ21年 オフィシャル アバフェルディフェスティバル向け

やはり気持ちがうきうきポカポカする暖かいモルトです。

 

アバフェルディ ABERFELDY 21yo OB for ABERFELDY FESTIVAL 55.3%
bottling date 10th October 2012
one of 172 bottles

・香り:
ヘザーハニーに近いフローラルも感じる蜂蜜を強く感じる、オレンジ、リンゴ、強く心地良い麦、淡く若葉の植物感、バニラ、少しクリーム。

・味わい:
度数の割に穏やかな口当たりから広がってくる、やや粘性あり、オレンジクリーム、樹液、少し若い草や花、ヘザーハニーの心地良い甘味、旨みのある麦がしっかり、複雑ではないが厚みがあってリッチ、ボディも厚め、後半はややスパイシー。

・余韻:
蜂蜜の心地良い余韻、なかなか長い。

・加水:
多めに加水しても全く崩れない。

・総評:
顔がほころぶヘザーハニーを連想する蜂蜜の甘さが特徴的。
麦の旨味も好印象で、オフフレーバーもなくいくらでも飲めそう。

【Very Good】

2012年のアバフェルディフェス向けのオフィシャルボトル、21年熟成。
逆算すると1991年頃の蒸留ということになります。

以前に有楽町で飲んだ時にも書きましたが、素晴らしい90年代蒸留のモルトです。
ラベル通り、アバフェルディの特徴である蜂蜜感がしっかりとでています。
このボトル以外にも多くのアバフェルディを飲む機会に恵まれましたが、蜂蜜感はこのボトルが一番強かったです。
以前の記事では90年代蒸留として衝撃的に美味しかったため、VG/Eとしていましたが、じっくり飲んでみてさすがにやり過ぎだったかなとも思い、今回はVGにしました。とはいえ、このボトルが非常に美味しいことは間違いありません。
最近買って食べてみたヘザーハニーに近いニュアンスがしっかりと感じられ、何度飲んでも顔がほころぶモルトです。

 

#アバフェルディ (ABERFELDY)

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