ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2012.10.26【日記】

第3回SBTボトルE:アードモア1992-2011 19年 ウイスキーエクスチェンジ #9464

第3回SBTボトルE、テイスティング時には知りませんでしたが、出題者はガースーさんでした。



アードモア ARDMORE 1992-2011 19yo #9464 49.3%
The Whisky Exchange The Single Malts of Scotland
Bourbon Barrel one of 203 bottles


(完全なブラインドテイスティングで評価しています。)

・香り
香りは最初はややくぐもっている。
グレープフルーツ、アルコール感強め、生のピーテッドモルトのようなモルティ&ピーティがしっかり、ハイプルーフの若いモルトの印象。ヴァニラ、薄く蜂蜜、白い花、青葉のような植物感、時間とともにパイナップルなどトロピカル要素も出てくる。


・味わい
グレープフルーツ、キレのある上品な甘さ、やはり生のピーテッドモルト、パイナップルや桃、爽やかさのあるトロピカルフルーツ、セメダイン、ハイプルーフだが飲むとそこまでアルコール感は強くない、潮のニュアンスの無いピート感でスモークがメイン、少し紙っぽいモルティ、植物感、シロップの甘味、やや若い酸味、余韻はスッと切れて長くない。ボディは軽め。

・総評
比較的若いピーテッドモルトのウイスキー。フルーティにはトロピカル感を含む。ヨードを感じないスモーキーなピート感でボディはやや軽い。飲むと香りからの想像より仕上がりが良くオフフレーバーはあまりない。


ピートがありトロピカルというとボウモアが出てくるが、アイラをはじめ島モノのピーテッドモルトにしてはボディが軽く潮のニュアンスにも乏しい。他の地域のピーテッドモルトを第一に考える。
フルーティの方向性も踏まえてまず出てくるのはアードモアだが、飲んだことのあるいくつかの1992に比べるとややフルーツが弱くアルコールが強い印象。
それでも飲んだことがある中では一番アードモアが近い。
この軽さはボウモアではないと思うが、切り捨てる勇気がないため抑えの第3候補に。
あとは、島モノだがブナハーブンやジュラのピーテッドは飲んだことがほとんどないのでなんとも言えず、ありえるかもしれない。。。
他に島モノ以外でピーテッドモルトを仕込んでるところってどこがあっただろうか?こないだリンクウッドのピーテッドなんていうのもあったし。。。
エドラダワーではないだろうし、ベンリアックの若いピーテッドってどんなだろう?若いものでトロピカルのイメージはないが。。。
ピートや植物感からは意外と白州なんかもありな気がする。いろいろ仕込んでいそうだが。。。
第2予想はこんな感じでいろいろ悩んで決めました。


【Good】

予想蒸留所:①アードモア、②ベンリアック、③ボウモア
蒸留年:1992年
熟成年数:20年前後
度数:54%
点数:82
カスクタイプ:バーボンホグスヘッド
妥当な価格:8000円


このボトルに対するSBTでの評価、正解発表はこちら
⇒  ボトルE評価  ボトルE正解発表


ボトルEの正解はアードモア1992でした。
とりあえず、妥当なテイスティングと予想が出来たようでホッとしました。
アードモア1992(ピーテッドタイプ)に90年代ボウモアと似た特徴があることは、以前このブログでも書きました。

ボウモアに似たフルーティだけど、潮が無い、ヨードが無い、ボディが軽いなど、いろいろ鑑別点を挙げてきましたが、実際にラベルを見ないで評価したことはなく、指摘できるのか心配だった部分もあったので、今回は貴重な機会になりました。

テイスティング内容と予想に至る過程を重視するというSBTのコンセプトではありますが、やはりまったく誰も蒸留所にかすりもしないというのはつまらない部分もあり、そういう意味でも良い出題をしてもらえたと思います。


 

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