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ニューリリース:トマーティン 2003 10年 オフィシャル 蒸留所限定 #1903

流行の方向性のトマーティンではなく,若いですが素朴で良い麦感でした。

 

トマーティン TOMATIN 2003-2014 10yo OB DISTILLERY EXCLUSIVE BOTTLE #1903 56%
EX-BOURBON CASK

香りは若く華やか、フレッシュシトラス、うっすらと桃の天然水、植物感、バニラ、強めの麦感、飲むとライムジュースとその甘味酸味、キウイ、オーク、淡い麦の旨味、未熟感がなく綺麗な余韻。

【Good/Very Good】

ちょうど今,トマーティン蒸留所限定で購入できる,2003年蒸留の10年,シングルカスクです。

トマーティンを地味蒸留所から一気に有名にしたトロピカルフルーツや桃のフレーバーはそれほど出ておらず,桃の天然水のようなニュアンスが淡く感じられる程度です。
そのかわりフレッシュな柑橘のニュアンスがあり,飲むとライムジュースのようでした。
複雑さは無く,植物感や麦感に若さを感じはしますが,明らかな未熟感やオフフレーバーを感じない綺麗な味わいでした。
丁度トロピカルが強く出たトマーティン1993と飲み比べが出来ましたが,そちらは強くフルーティで好まれそうなタイプですがケミカルなニュアンスもあり,個人的にはナチュラルな今回のボトルも甲乙つけがたい美味しさだと思いました。

余談ですが,最近蒸留所でたくさんのカスクサンプルをテイスティングした方々の情報によると,1976に限らず軒並みトロピカル&桃フレーバーがあったとのことです。
蒸留所の人も,ある程度熟成すると自然に出てくるフレーバーで今に始まったことではないとおっしゃっていたようで,やはりトマーティンのトロピカル感は特定の時期に限ったものでは無いハウススタイルのようです。
確かに,改めて昔のトマーティンを飲んでみると,そこそこ以上にトロピカルなものがあったりします。

とはいってもスコッチモルトサークルの1976あたりをきっかけに人気になるまで,なんでトロピカル感を前面に出したリリースがなかったのかが不思議ではありますが・・・。我々が気づかなかっただけなのでしょうか。

 

#トマーティン (TOMATIN)

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