2014.01.02【日記】

2013年のベストボトル達・後編


前回に続き、BAR HAYAFUNEさんがやってらっしゃる「モルトウィスキー・オブ・ジ・イヤー2013」に私が投票させていただいた、マイベストボトル達の紹介です。



◎ボトラー部門(市価1万円未満)

・クレイゲラキ 1994-2013 18yo CADENHEAD'S SMALL BATCH 54.4%【VG】


 

この価格帯のボトラーズとなると、CPが高く家飲みにも良いものが選出される気がします。また、ボトラーだとシングルカスクが多く、オフィシャルのようにヴァッティングで調整できないことを踏まえるとアイラの短熟の独壇場かなという印象です。
しかしそんな中、最近飲んだこのケイデンのクレイゲラキは記事にも書きましたが8000円台の価格ながらVGを付けてしまったほど完成度の高いボトルで、とても好みでした。
こんなリリースが増えるとかなり嬉しいです。

 

◎ボトラー部門(市価1万円以上)

・ラフロイグ LAPHROAIG 1976 35yo SCOTIA ROYALE 43.4%【VG/E】




1万円以上のボトラーズという括りは非常に範囲が広く、よくよく考えるともっと高評価したものがあった気もしますが、まず思い浮かんだのはこのラフロイグでした。
もうお目にかかれないと思っていた70年代ラフロイグのニューリリースで、長熟でボディはやや軽くなっているものの、昔のラフロイグに期待するフルーティがしっかりと感じられるうえに、ボウモアのようなトロピカル感まで含まれており陶酔感がかなりありました。
こんなラフロイグ、私は好きに決まっています。
そういえば、スコシアロイヤルってこの時の4本以来出てきてないですね。
どれも素晴らしいものでしたから、あのクオリティが維持されつつまたリリースされることに期待しています。

 

◎オールド&アンティーク部門

・アードベッグ  1966-1987 MOON IMPORT “THE BIRDS” #348 46%【E】




この分野が一番飲んでいるため、これこそよくよく思い出すと他にもある気がしますが、今思い出せるなかではつい最近いただいたこのムーンのアードベッグ1966でした。
まだ記事をブログに載せていないのですが、非常に素晴らしいアードベッグで、もともとラフロイグやボウモアと比べるとそこまで好みでないハウススタイルということもあって、もしかすると今回初めてExcellentをつけたかもしれません。
オールドシェリーとピートが融合した本当に素晴らしいボトルでした。

 

◎ジャパニーズ部門

・白州18年【VG】




 

巷では軽井沢やイチローズモルトの価格が高騰しまくっているようですが、私は今年ジャパニーズをあまり飲まなかったようで候補は少なめでした。
面白かった秩父のウイスキートーク向け白州の2013シェリーカスクバーショー向けの山崎ミズナラなんかもとても美味しかったのですが、自分がずっと好きな白州18年には及ばず、ニューリリースではないのですがこれにしてしまいました。
クオリティは高いものが多いですし、今年は鉄板の白州18年を圧倒するものに出会えることを期待します。

 

◎各国ウィスキー部門

・カバラン SOLIST OB SHERRY CASK 57.8%【G/VG】




この分野はしっかりと味わって飲んだものが無く、該当なしにしようかとも思ったのですが、そうえいばウイスキーフェスで飲んだこのカバランは良かったです。
イベントでの試飲なのでしっかりとテイスティングできておらず、ちゃんと飲むとイマイチな部分が見えてくるのかもしれませんが、最近のシェリーと思えない良いシェリー感で、短熟なのに未熟感もほとんど感じなかったのが印象的でした。

 


こんな感じで投票させていただきました。

 

そしてオマケですが、昨年飲んだすべてのボトルのなかでベストだったのは、1998年詰めなのでオールド部門にも入れませんでしたが、勇気を出して自分で開けた、ハイランドパーク1958でした。




圧倒的な存在感で、一生忘れないボトルになりました。



今年も良いニューリリース、素晴らしいオールドボトルとの出会いに期待します。


 
この記事を評価するGood
  • チェック

COMMENT

コメントを投稿するにはログインするかアカウントを作成してください。
T.Matsuki

ディメンションズのカダムはまだ飲めていませんが、カダムの若いものにも結構ハウススタイルも感じる美味しいものはある印象なので、ミルロイのボウモアもそうですが、機会があれば飲んでみたいと思います。

トロピカル感のあるものは数あれど、ここまでボウモアよりのラフロイグというのはあまり経験がなかったので、私も驚きました。お金が貯まったら買いたいと思います。(笑)

  • Posted byT.Matsuki
  • at2014.01.03 23:56

僕は、一万円未満のボトラーズは、DTのピアレス(ディメンションズ)のグレンカダム1990でした。なかなか素晴らしい、桃とキャラメル感が良かったです。

一万円以上は、同じくラフロイグのスコシアロイヤルの1976です。ラフロイグにここまではっきり、黄色いフルーツ感を感じたのは驚きでした。
価格も驚きですが(;´∀`)

それ以外だと、ヘルムズデールのOMCのボウモア1990と、グレンドロナック1972 37年 #703の2つが印象的でした。

ミルロイのボウモア1994は、大島さんに教えていただいたのですが、南国フルーツ感がしっかりあって、コスパと全体的なバランスが素晴らしかったです。

  • Posted by-
  • at2014.01.03 11:43
T.Matsuki

ミルロイのボウモアは飲んでないと思います。
そういわれると飲んでみたいですね。

ボウモア1968の短熟は確かに美味しかったですね。
状態もあるのでしょうが、以前飲んだジャッコーネ向けの短熟と比べても、こちらのほうが好みでしたね。
結構90年代短熟との共通点もあったので90年代蒸留の長熟が楽しみになりました。

ジャパニーズは全然飲んでないのですが、特にマルスの特別に美味しいものというのはほぼ経験なしです。ジャパニーズは全体的にクオリティが高いものが多いので、もうちょっと飲まなくてはいけませんね。

  • Posted byT.Matsuki
  • at2014.01.02 22:56

クライゲラヒ楽しみです!
新しい黒ケイデンは、グレンアラヒやクラガンモアやアベラワーも好きでしたので、20年前後熟成のスペイサイドの樽選びに注目してます。
そういう意味ではど真ん中な気がしますね。

私はこのカテゴリーはジョン・ミルロイforエイコーンのボウモア1994 18年を選んだんですが飲まれましたか?
BBRの♯1713だったと思いますが、今まで出たBBRのこの近辺の樽とも少し趣が違って、かなりよかったです。
3Rのダイナソー4より価格も安く、味的にも私は好きなのですが、あまりそういう意見は聞きません(笑)

オールドはお察しかもしれませんが、イタリア向けの1968ー1977のボウモア♯222です。
味だけなら他に美味しいウイスキーもありそうですが、稲妻が落ちたような衝撃を受けたウイスキーとして、記憶に深く刻まれました。
60年代の短熟が初めてだったからかもしれませんが、直後に飲んだ同じようなスペックのバイセン角瓶にはこのボトルほどはトキメかなかったんですよね。
まさにミラクルを感じたボトルでした。

ジャパニーズは駒ヶ岳24年バーボンバレルを選びました。
2013年はマルスにもスポットがあたり、ジャパニーズの層の厚さを見せつけてくれましたよね!
サン、ニ、イチに比べると、クオリティに波があると思いますが、バーボンバレルはリンゴ感のある、カルヴァドスのような珠玉のウイスキーでした。

2014年のニューリリースは90年代のウイスキーが中心になりそうですが、良いのが増えているので楽しみですね!



  • Posted by-
  • at2014.01.02 21:33
T.Matsuki

クレイゲラキはかなり美味しいと思ったのですが、まだあまり他の人の感想を聞けてません。私が持ち込んだということもありますので、飲んだら教えてください。
投稿した後もう一度考えましたが、あの部門はスコシアロイヤルのラフで良いと再確認しました。もう70年代ラフはでてこないでしょうかね。

アードベッグは脳天に突き抜けるような美味しさで、感激でした。
なかなか飲めないスペックですが、60年代のシェリーじゃないほうの樽もじっくり飲んでみたいです。

ハイランドパークは飲んでいただけて良かったです。
実はよくよく考えると小瓶に移して密封した分は残っているので、いつかそっちを開けるときには付き合ってください。

  • Posted byT.Matsuki
  • at2014.01.02 20:33

またまた楽しませてもらいました。

松木さんとはだいたい同じものを飲んでいる中、唯一飲んでいないのがクライゲラヒです。
有楽町で飲んでみます!

ボトラー1万以上は私も同じものを選びました。
これは嫌いなはずがないですよね(笑)
トロピカルで素晴らしいオールド長熟のラフロイグでした。

オールド部門のアードベッグも素晴らしいボトルでしたね。
私は60年代の高貴なシェリーのアードベッグは初めての経験でしたが、ブラックアードベッグと言いたくなる味でしたね。

白州18年は禁じ手な気がしますが(笑)、私にとってもベスト・スタンダードの一つです。
白州18年の完成度の高さは凄まじいものがありますよね。
ネックだった価格も、周りが高くなったためか、普通に見えてきたのが怖いです(笑)

カバランも話題を集めた1年でしたね。
特にシェリー系は熟成期間が短いのが信じがたい熟成感でした。

ハイランドパークはため息が出るくらいおいしかったです!
人生でもう一回ぐらい飲める機会があればいいなあと思います。
今年もいいウイスキーがたくさん出てくるのが楽しみですね!

  • Posted by-
  • at2014.01.02 17:30

プロフィール

T.Matsuki

ブログ内記事検索

  • 2021年05月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

最新エントリー

カテゴリから探す

タグ一覧