
ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~
モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。
2017.08.08【日記】
ニューリリース:グレンドロナック 1994-2016 22年 オフィシャル ウイスキーフープ向け #320 54.1%
飲み進めるごとに深みが増してきます。

グレンドロナック GLENDRONACH 1994-2016 22yo OB for THE WHISKY HOOP #320 54.1%
one of 736 bottles, Oroloso Sherry Puncheon
香りは少し重さのある穏やかなシェリー感、ドライオレンジやドライフィグ、プラム、蜂蜜のかかったデニッシュ、べっこう飴、ミルクキャラメル、強めのモルティと生姜、ナッツの入ったシナモンクッキー、リッチ。
飲むとじわじわと胡椒のスパイシー、噛み応えのあるテクスチャー、香り同様のドライフルーツやデニッシュ、蜂蜜のコクのある甘味、滋味深いモルティとその旨味、リッチなオークとキャラメリゼしたナッツ、余韻は長めで心地良い。
【Good/Very Good】
今年6月にウイスキーフープのメンバーに案内されたグレンドロナックのオフィシャルボトル2種、1993と1994。
前回の1993と比べると色の薄めの1994のテイスティングです。
シェリーはそれほど前面にでておらず全体に優しく効いていました。
そのためか香味は非常に多彩で、いろいろなドライフルーツに蜂蜜やべっこう飴、ミルクキャラメル、そしてしっかり残った旨そうなモルティさと前記の甘やかなニュアンスが融合してデニッシュやクッキーのようなニュアンスがありました。
モルティさに伴う生姜っぽさも結構特徴的で、これは香りにも味わいにも結構はっきりと感じられました。
甘味にはコクがあり、モルティな旨味もあり、深みが感じられ満足感がありました。
実は第一印象は、シェリーもそれほど出ておらず、良い樽だけどそこまでの特別感はないかなと思いました。
凄さがわかりやすいのは圧倒的に1993です。
その後1993と一緒に2本とも家でも開けて飲んでいるのですが、少しずつ胡椒のようなスパイシーさが和らぎ、飲むほどに多彩で滋味深い旨みが心地良くなり、熟成感もほどよく、ハイレベルで飲み飽きしないタイプだと実感しました。
付き合いたいタイプと結婚したいタイプのような違いでしょうかね。
最初は1993のほうが圧倒的に減るのが早かったのですが、開栓後1か月が経過し、1994がだいぶ追いついてきました。
結局同じくらいのタイミングで1本なくなりそうです。
1993と併せて飲むと本当に昔のオリジナルのような立ち位置のボトルで、2本同時にリリースされた意味が感じられる素敵なリリースでした。
ちなみに往年のオリジナル&シェリーは、こんなやつです。

グレンドロナック GLENDRONACH 1994-2016 22yo OB for THE WHISKY HOOP #320 54.1%
one of 736 bottles, Oroloso Sherry Puncheon
香りは少し重さのある穏やかなシェリー感、ドライオレンジやドライフィグ、プラム、蜂蜜のかかったデニッシュ、べっこう飴、ミルクキャラメル、強めのモルティと生姜、ナッツの入ったシナモンクッキー、リッチ。
飲むとじわじわと胡椒のスパイシー、噛み応えのあるテクスチャー、香り同様のドライフルーツやデニッシュ、蜂蜜のコクのある甘味、滋味深いモルティとその旨味、リッチなオークとキャラメリゼしたナッツ、余韻は長めで心地良い。
【Good/Very Good】
今年6月にウイスキーフープのメンバーに案内されたグレンドロナックのオフィシャルボトル2種、1993と1994。
前回の1993と比べると色の薄めの1994のテイスティングです。
シェリーはそれほど前面にでておらず全体に優しく効いていました。
そのためか香味は非常に多彩で、いろいろなドライフルーツに蜂蜜やべっこう飴、ミルクキャラメル、そしてしっかり残った旨そうなモルティさと前記の甘やかなニュアンスが融合してデニッシュやクッキーのようなニュアンスがありました。
モルティさに伴う生姜っぽさも結構特徴的で、これは香りにも味わいにも結構はっきりと感じられました。
甘味にはコクがあり、モルティな旨味もあり、深みが感じられ満足感がありました。
実は第一印象は、シェリーもそれほど出ておらず、良い樽だけどそこまでの特別感はないかなと思いました。
凄さがわかりやすいのは圧倒的に1993です。
その後1993と一緒に2本とも家でも開けて飲んでいるのですが、少しずつ胡椒のようなスパイシーさが和らぎ、飲むほどに多彩で滋味深い旨みが心地良くなり、熟成感もほどよく、ハイレベルで飲み飽きしないタイプだと実感しました。
付き合いたいタイプと結婚したいタイプのような違いでしょうかね。
最初は1993のほうが圧倒的に減るのが早かったのですが、開栓後1か月が経過し、1994がだいぶ追いついてきました。
結局同じくらいのタイミングで1本なくなりそうです。
1993と併せて飲むと本当に昔のオリジナルのような立ち位置のボトルで、2本同時にリリースされた意味が感じられる素敵なリリースでした。
ちなみに往年のオリジナル&シェリーは、こんなやつです。
COMMENT
最初は、抱える在庫も多いのにバットとパンチョンをなぜ両方とも詰めたのか疑問でしたが、飲み比べをしてその意味がよくわかりました。
1993はその樽感が突き抜けており、1994は原酒の味の良いところが感じやすいですね。
もちろん色も含めて往年のオリジナル&シェリーとそれぞれ似ているというわけではなく、2本それぞれの立ち位置と、2本セットで飲む価値という意味で近いものがあると思っています!
Hoop向けの1993/1994は何度か飲ませていただける機会があったので、違うコンデションの中、飲みましたが安定感は両方とも良いな!と感じる出来でした☆これは飲み比べがマストな2本ですよね(*´꒳`*)
付き合いたいタイプと結婚したいタイプ、、、言い得て妙です(笑)(笑)
往年のオリジナルとシェリーの方が、色の違いがはっきり出てそうですね。