ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.02.17【日記】

ニューリリース:クライヌリッシュ 1997-2016 19年 モルトマン #6918 51.2%

意外と面白いマリアージュでした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1997-2016 19yo The maltman #6918 51.2%
one of 236 bottles, Lagavulin cask



香りから粘性あり、アプリコットジャム、オイルで炒めたナッツとワックス、樹液、シナモン、奥に潮風、リッチ。
飲んでも粘性がありとろりとしたテクスチャー、アプリコットジャム、ややもっさりしているがコクのある甘味、煮詰まった紅茶のタンニン、少し浮いているがじわじわと潮を伴うピート、長い余韻。

【Good/Very Good, Interesting】


メドウサイドブレンディング社のモルトマンからのニューリリース、クライヌリッシュ1997、19年熟成。
ラガヴーリンの樽で熟成させたという興味深い仕様で話題になり、早々に売り切れたと聞いています。

もともとクライヌリッシュとそこそこ以上熟成したラガヴーリンには共通点があると思っており、特に粘性を帯びたテクスチャーにアプリコットジャムや樹液っぽさが感じられるところなどはしばしば似ていると感じていました。

なので、今回のボトルでは無意識にそんなところに注目して飲んでしまいましたが、やはりそのあたりのニュアンスは強く感じられました。

それに加えてクライヌリッシュらしいワックスやオイルのニュアンスもあり、コクのある甘味とタンニン、そして少し浮いている感じもありますがピートもきちんと感じられました。

似た個性が強調されているように感じられ、マリアージュとしてはありな気がしました。
これからピートが溶け込んでくると、もっとナチュラルで美味しくなるように思います。


今回のような樽使いはボトラーズならではと思います。
飲みながらマスターとも話していたのですが、ディアジオさんがクライヌリッシュをラガヴーリンの空き樽に詰めたものがモルトマンに流れて詰めたというよりは、モルトマンの経営者がもともと所有していたハートブラザーズあたりのラガヴーリンを払い出した樽に、別に買ったクライヌリッシュの原酒を入れて熟成させた可能性が高いのではないかと思います。

空き樽をフィーチャーするのはちょっと禁じ手のような気もしますが、話題性だけで1樽売り切るのではなく、中身が美味しければ良い判断だと言いたいと思います。


 
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