2016.09.29【日記】

キャメロンブリッジ 1954-1985 30年 ケイデンヘッド 46%

こんなスペックのグレーン、初めて飲みました。

 

キャメロンブリッジ CAMERONBRIDGE 1954-1985 30yo CADENHEAD 46%
Sherry Wood Matured



香りはオールドシェリー、皮付きのブドウ果汁、ベリージャム、カラメルと黒糖、淡くバルサミコ酢、グレーン感しっかり、少し腐葉土のようなアーシー、強いウッディネス、リッチ。
飲むとベルベットの滑らかな口当たり、オールドシェリー、皮付きのブドウ果汁やベリージャムの強い甘味、グレーンの雑穀感、強めのウッディネスだが心地良い程度の渋味、長い余韻。

【Very Good, Interesting】


1985年にケイデンヘッドからボトリングされたキャメロンブリッジ1964、30年熟成のグレーンウイスキーです。
シェリーカスク熟成で加水ボトリングです。

50年代蒸留で80年代ボトリングの長熟グレーンウイスキーというだけでも珍しいスペックですが、なんといっても特筆すべきはシェリーカスクのグレーンだということです。

それも淡い影響しかない名前ばかりのシェリーカスクではなく、香りの第一印象から素晴らしいオールドシェリー感が強く主張してきます。
果汁感のあるブドウ感、ベリージャム、カラメルやバルサミコ、腐葉土っぽさや強いウッディネスなど多彩なオールドシェリーカスク熟成らしい要素が感じられ、それにグレーンウイスキーの香りが負けじと強く主張してきました。
かぎ分けることは簡単にできるのですが、こんな香りは経験がなく非常に興味深く、早く飲んでみたいという気持ちが抑えられません。

飲むと長熟でそこそこ度数が落ちたのか加水感はそれほどなく濃厚な味わいで、口当たりはベルベッドのように滑らかで、やはり香り同様に高貴とも思える多彩なオールドシェリー要素がしっかりと感じられました。
フルーティな甘味が強く、これはモルトに限った味わいではないということがわかりました。ウッディネスは強いですが渋味はきつくなく、グレーン特有の味わいは健在でしたがそれも含めて一体感もあって飲み心地も良かったです。

しつこいですが、このシェリー感がこてこてのグレーン感と一緒に感じられたことは初めてで、非常に貴重な経験になりました。
今ではグレーンといえば影響力のほとんどないプレーンカスクで熟成させるというイメージですが、当時はそれだけ良い樽が豊富にあったということでしょう。
加水シェリーでボトリング後30年も経過しているにもかかわらず、ヒネなどのネガティブな要素が出ていなかったのも驚きで、グレーンとの関りは不明ですが、非常に印象深かったです。
似たスペックのものと出会う機会があれば、飲んで検証してみたいです。


 
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