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スコットランド旅行記 5/17 (初日)

東京は朝から土砂降りで、自他共に認める雨男の私らしい出発であった。

以前から親交のある銀座のバーテンダーさんと待ち合わせしてチェックインし、11:45羽田空港から雨の中離陸。ANAの便だった。

当然だが雲の上に出ると雨男がいても雨は止み、ここから約12時間の長いフライトである。
エコノミーで態度のデカイおっさんが隣だったのでかなり狭苦しい状態で、最初は肘掛けの取り合いなどをしていたが、直前まで睡眠時間を削って仕事をしていたので早々に眠りに落ちた。
常にソワソワと落ち着きがなく、異常にデカイ音でくしゃみと咳を繰り返す隣のおっさんには何度か起こされたのでハズレの席ではあったが、エコノミークラス症候群の予防だと思うことにして、負けじと眠り続けた。
睡眠不足が解消されたあとは、まとまった休みに読もうと思いつつためていた本を読んで過ごした。仕事を忘れて読書をするなんて本当に久しぶりで、そこでやっと長期休暇に入ったことを実感した。

現地時間で16時過ぎ、ロンドンのヒースロー空港に到着。天気は曇り。ちょっと肌寒かった。
ここでトラブル発生。乗り換え時間が結構タイトだったのに飛行機の到着が遅れ、しかも入国審査がめちゃくちゃ混んでいて待てども待てども列が進まず、直談判で早めに通してもらって二人でべらぼうに広いヒースロー空港をダッシュするもタッチの差でアウト。
BA(British Airways)のおばちゃんに、「Too late!!」と力強く言われてしまった。
異国の地でのっけからまさかの事態だ。

やむなく次の便に乗ろうとつたない英語で交渉するも、なんと当日便だと料金が約3倍で日本円で5万円近い!英語ができなくて勘違いしているのかと思ったが、どうもそうではないらしい。
痛い出費だったが、荷物も送っているしどうしても今日中に着きたかったので、高額の20:45発のフライトでアバディーンへ飛んだ。

22時過ぎにアバディーン到着。

久しぶりのスコットランド。そして初のスペイサイドはやはり雨だった。(笑)
夜ということもあるのか、さすがにシャツと薄手のトレンチコートでは寒かった。

レンタカーを借りて一路クレイゲラキへ。クレイゲラキホテルに宿泊予定なのだ。街灯もなく真っ暗闇、しかも雨の中だったので少々迷いつつも、24時頃に到着。


※真っ暗な中、車のライトだけのドライブ


※夜のクレイゲラキホテル。これは別日の写真で当日は深夜でもっと暗かったです。

すでに1週間前から現地入りしている、キャンベルのお二方を含めたウイスキーフープ幹事の方々が遅くまで待っていてくださり、ホテルで遅い夕食をとりながら再開の1杯。
日本で頻繁に会っている方々なのに、海外、それもスコットランドでの再会というのは格別なものだった。

クレイゲラキホテルはスコットランドにしてはかなり綺麗なホテルのようで、ベッドの寝心地もよく、一緒に来た相部屋のバーテンダーさんと共にそのまま倒れるように就寝。

 
※きれいなホテルでした。トイレもきれいでしたが、なぜ撮影したのかは不明。。。
 

#スコットランド旅行記2016

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