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ミシェルクーブレー “ブロッサミングオールドシェリード”

こってりこてこてのシェリー感でした。

 Michel Couvreur Blossoming Auld Sherried

ミシェルクーブレー Michel Couvreur "Blossoming Auld Sherried" 45%
Sherry Casks

香りは全体を支配するまったりと強いシェリー、酸味もありそうなベリージャム、プルーン、レーズン、黒糖、カラメル、ビターチョコレート、少しみりん、鉛筆の削りかすのようなウッディネス、リッチ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、支配的なほど強いシェリー、プラムジャムのまったりと強い甘味、カラメルソース、ウッディネスは強めだが渋味は強すぎない、少しもっさりしている甘くウッディで長い余韻。

【Good/Very Good】

故ミシェルクーブレイ氏のボトリングした,ブロッサミングオールドシェリードです。
少なくとも5年以上は前のリリースだったと思われ,氏のリリースの中でも結構高額なほうだったと記憶しています。

「ウィスキー造りの95%は熟成による樽で決まる」というクーブレイ氏ですからもちろん蒸留所の記載は無く,熟成年数の記載もありません。

でもかなり濃いシェリーの樽で結構な期間熟成したと思われ,意図通りでしょうが蒸留所の個性はほとんど感じられません。

香りの最初からまったりとした粘性を感じるような濃いシェリー感が前面にでており,多彩なシェリー感とウッディネスが力強く感じられました。

飲んでも香り同様にシェリー感に支配されており,原酒はボディのみを提供したという感じでしょうか。
予想通り,まったりと甘い深みのある味わいなのですが,ウッディネスのわりに渋味はそこまで強くなかったのが印象的でした。
ボデガで長く使ったファーストフィルのシェリーカスクだったのかなと思われ,それゆえに樽の渋味はそれほど出ず,シェリー感とウッディネスだけが強く出ているということでしょう。

クーブレイ氏の主張とは逆に,私はあまり樽の強く出たタイプが好みではないのですが,ここまで突き抜けると別ジャンルの酒として楽しめます。

まさに食後酒といった甘やかなお酒でした。
 

#蒸留所不明

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