ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2015.12.27【日記】

ハイランドパーク 1977-1988 サマローリ フラグメンツオブスコットランド "オークニー"

短熟50%加水の極みボトル。旨いです。

ハイランドパーク HIGHLAND PARK ORKNEY 1977-1988 SAMAROLI FRAGMENTS OF SCOTLAND HIGHLAND PARK ORKNEY 1977-1988 SAMAROLI FRAGMENTS OF SCOTLAND

ハイランドパーク HIGHLAND PARK "ORKNEY" 1977-1988 SAMAROLI FRAGMENTS OF SCOTLAND 50%
one of 648 bottles



香りは心地よいオールド感、熟しきったオレンジとドライアプリコット、こなれた強く素朴な麦感、淡いシナモン、蜂蜜、じわじわと強く主張するピート。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇かつ力強く広がる、アプリコットジャム、奥からパイナップル、コクのある甘味、染み込むような麦の旨味とアーシーさを伴うピート、ボディあり、陶酔感もある長く心地よい余韻。

【Very Good/Excellent】


サマローリが1988年にボトリングした,「フラグメンツオブスコットランド」シリーズから,オークニー表記のハイランドパーク1977,およそ11年の熟成です。

短熟ですが全然未熟感は無く,舌に染み込んでくるような麦の旨味とほど良い熟成感のあるフルーツやピート,アーシーな要素,そして非常に強いコクのある甘味が印象的で陶酔感がありました。

多彩なフレーバー構成ですが,スペックから察するにフルーツ感などは瓶内変化で出てきた部分が大きいようにも思われ,強い麦感やピート,土っぽい要素もほどよくこなれてバランスしています。
50%加水のうえでの瓶内変化が丁度良く作用している印象で,まさに今が飲み頃ではないかと思います。

さすがにこのタイミングで飲まれることを意図してボトリングしたわけはないと思いますが,ボディをしっかり残してボトリングするサマローリの加水だからこそ素晴らしい瓶内変化を遂げた完成形になったと感じました。


今回,フラグメントオブスコットランドから3本,このハイランドパーク(オークニー),グレンエルギン(スペイサイド),グレンギリー(イースタンハイランド)の3種類が有楽町で同時に開きました。



どうせなら,7月の周年記念にアードベッグ(アイラ),ロングロウ(キャンベルタウン),ほぼニューポッドのロングロウ(ニューフィリングモルト)もすべて開けて並べた方が壮観だったかなと思いましたが,こうして何もないときに突然伝説級のボトルが開くのが有楽町らしく,こういうほうが私も時間を掛けて何度も飲めるので嬉しかったりもします。

最初に飲んだのはスペイサイド表記のグレンエルギンで,これは以前に自宅でも開けて記事にもしたボトルです。

今回のものは,自宅で飲んだものよりより濃縮感があるように感じましたが,コンディションもほぼ同等で同じようなテイスティングノートだったので紹介文は割愛します。

残りのグレンギリーに関しては,次の機会にご紹介します。


 
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