
Tasting!Ting!Ting!
Barや自宅で飲んだボトルのテイスティングコメントを備忘用に記録していきます。 コメント欄は開放しています。 ウイスキーに関する事であれば、全て歓迎します。
2013.09.24【日記】
Glenkinchie 1996-2011 The Distillers Edition (グレンキンチー 1996-2011 ディスティラーズ・エディション)

Glenkinchie 1996-2011 The Distillers Edition
(グレンキンチー 1996-2011 ディスティラーズ・エディション)
43% 700ml
アモンティリャード樽後熟
【モルトマラソン第9回使用ボトル】
グレンキンチーのディスティラーズ・エディションは1998年より販売が開始されたそうです。
アモンティリャード樽後熟のニュアンスはあまり感じず、オフィシャルの12年と印象は似ています。
【アロマ】
トップノートのシェリー樽のニュアンスはわずか。しっかり嗅ぐと絵の具、花、生木、画用紙、コンクリート。ドライな印象。後からリンゴ、シトラスの爽やかな香りが出てくる。
加水で酸が強まり、さらに退屈に。
【フレーバー】
強い甘さをまず感じた後、樽の苦味が追いかけてくる。アロマとは違ってシェリー樽のニュアンスがハッキリ分かり、心地よい甘さ。ピリピリしたアルコール感と鉛筆の香味が口に残る。
加水でミルキーになり、甘みも強まる。
【総合評価】
オフィシャルのグレンキンチーは「退屈なドライさ」がある意味で魅力だと思っていますが、このボトルもシェリー樽後熟の影響は少なめで十分退屈(笑)。気持ちが落ち着く静かな香味で、就寝前にピッタリ。
加水すると味が良くなる。

裏ラベルにはデンマーク語で、
「Farven er justeret med karamel」(カラメル調整済み)の文字が。
シェリー樽後熟というのなら、もう少し濃く調整した方が良い気が…(笑)。
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2012.08.27【日記】
Glenkinchie 10y 特級(グレンキンチー 10年 特級)

Glenkinchie 10y 特級(グレンキンチー 10年 特級)
43° 700ml
東池袋のクエルクス バーにて。
ちょうど家で、現行の12年を飲んでいるところだったので、飲んでみました。
【アロマ】
革、やわらかなピーティさ、梨の皮、キュウリ。ジンの果実感。嗅げば嗅ぐほどキュウリが来る。香りが奥深い。アフターフレーバーはプールの手すりのような金属感。遠目に嗅ぐと、現行グレンキンチーの銅っぽさが感じられる。
加水で仏壇の香り。
【フレーバー】
味はやはりグレンキンチーらしい銅、粘土っぽさ。ただし、爽快感・シトラス感が現行にはない味。後から革っぽいカカオ。熟成年数としては若いので、ニューポット感もある。多少スパイシーで、味は濃い。
加水で、少し酸化した甘いコーヒーのニュアンス。
【総合評価】
現行12年と比べると軽い味わいで、全体的に華やか。新鮮なキュウリ、ジンのような爽快感が楽しい。別物と言っていいくらい、香味は異なる。飲んでいて楽しいモルト。
2012.08.14【日記】
GLENKINCHIE 12years (グレンキンチー 12ネン)

商品コード:u-G-245
GLENKINCHIE 12years
(グレンキンチー 12ネン)
ウイスキー>シングル・モルトウイスキー
スコットランド>グレンキンチー
MHDモエヘネシーディアジオ
ビンテージ:/度数:43%/容量:700ml/年数:12年

近所の酒屋さんでミニボトルを見つけたので買ってみました。
粘土っぽい、重い味なので苦手といえば苦手なのですが、何故かまた飲みたくなってしまう、不思議なウィスキーです。
【アロマ】
銅、醤油、絵の具。ニューポットの香りも。数日前に飲んだ時に感じた、フルーティさが今日は感じられない…。
加水で新聞紙、イチゴ、赤い花。さらに加水すると花の香りが強くなる。
【フレーバー】
粘土、草原。苦味と甘味が混ざった表現しにくい味。後味は絵の具。薄めのブラックコーヒー。
加水で甘みが出て、スーッとさわやかになる。コーヒー牛乳のような甘味。砂糖を入れた麦茶とも取れる。さらに加水すると甘味は弱まり、普通の麦茶になる。
【総合評価】
自分の中で、ドライなモルトの香味の指標としているモルト。美味しい、美味しくない云々ではなく、テイスティングを楽しむという観点から言えば、満足の行く味。
やっぱり自宅の方が、落ち着いてテイスティングができるなぁ。
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