
Tasting!Ting!Ting!
Barや自宅で飲んだボトルのテイスティングコメントを備忘用に記録していきます。 コメント欄は開放しています。 ウイスキーに関する事であれば、全て歓迎します。
2013.02.03【日記】
Glenglassauch Revival(グレングラッサ リヴァイヴァル)

Glenglassauch Revival(グレングラッサ リヴァイヴァル)
46% 700ml
同様に朝霞の「Shot bar AYA」さんにて。
これから仕入れていこうか考え中のボトルとの事で、少量をテイスティングさせてもらいました。
グレングラッサ蒸留所は1875年操業。1890年代にハイランド・ディスティラリーズ社に買収され、1907〜1959年までは生産休止。1960年に蒸留所が建て替えられたが、1986年に再び休止と、激動の歴史があるようです。
2008年にロシアや東欧の投資家が中心となって蒸留所を買収した事により、操業再開。そして、スコッチと名乗れる3年の熟成期間が経ち、オフィシャル商品化となったようです。
2008年11月に蒸留が再開されて、今回のボトルが3年表記ということは、2008年蒸留の原酒と2009年蒸留の原酒のブレンドという事か、単純に2008年蒸留の原酒はボトリングせずさらなる熟成に回しているという事でしょうか。

「Revival」とは「復活」の意味で、造り手の力の入れようがわかります。
ラベルデザインもかっこいいです。
3年熟成とは知らずにテイスティングしたのに、
アロマ:スモーキーの後に、強烈にナッツ。酸味のあるチョコ。
フレーバー:優しいスパイシーさ。良い酸味。
という感想で、熟成がうまくいっているのが分かります。
全体的に荒々しく、酸味が目立つのが「若さ」の部分でしょうね。
今後に期待します。
COMMENT
>赤い酔星さん
あのボトルをバーで飲んで、しかもボトル買いされるとは…。羨ましい(笑)。
試飲はしましたが、自分にはもったいない味でした。グレングラッサの長熟自体をあまり飲んだ経験がないので、もっと経験値を積んでから楽しむべきだと思いました。
操業開始後のボトルとは比べられません…。
いきつけのバー サウスパークさんで
グレングラッサ シーク ザ アルティメットが素晴らしかったので
ウチでもその雰囲気だけでも、と買ったのがコレだったんですが
抜栓したてはあまりに荒々しいじゃじゃ馬で手を焼いたものの
いまでは上品なドライフルーツ香、クリーミーさ、
木香を含んだスパイシーな余韻がオモテに出てきて
2ヶ月たってもまだまだ変化しそうな雰囲気です。
ほんとうに期待できる蒸留所ですね。