Ardbeg Still Young 1998-2006 2nd Release(アードベッグスティルヤング 1998-2006 セカンドリリース)

Ardbeg Still Young 1998-2006 2nd Release
(アードベッグスティルヤング 1998-2006 セカンドリリース)
56.2%　700ml　ノンチル　U-D-319

数年ぶりに開栓。
初めて好きになったシングルモルトがアードベッグTENで、それが今から7年前。ちょうどその頃に買ったボトルです。

ロックで飲んで、知った気になっていたあの頃が懐かしい…。
初めはストレートで飲んでいましたが、ウイスキーを覚えたてのあの頃に56.2％は強すぎました…(笑)。

【アロマ】
乳酸系の酸から燻した草。革靴、畳、潮、いぶりがっこ、干し肉とピクルス。脂っぽさは感じない。スッキリしたピート香。うっすらとシナモン香。
加水で、全体の香りがカモミールのようなスパイスの香りに変化。もしくは川の草。

【フレーバー】
煙の酸味・苦味が支配していて、塩み、甘みはほぼない。火薬銃、縁日の煙の香味。後味で乾いた甘み、ビターチョコの苦味を感じる。だんだん、舌がしびれるような未熟成のアルコール感が出てくる。
加水でさらにアルコール感が増し、味だけ見るとニューポットのよう。

【総合評価】
完全に主観だが、シングルモルトを覚えたての頃に初めて飲んだアードベッグの感動的な味を思い出した。現行のTENには無い「力強さ」と「わざとらしいほどのスモーキーさ」。このボトルを初めて飲んだ時と感想はあまり変わらない。思わず笑みがこぼれる煙香。あぁ、美味しい！
アードベッグに加水は不要？