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Glenugie 1977 32y Signatory (グレンアギー 1977-2010 32年 シグナトリー)


Glenugie 1977-2010 32y Signatory
(グレンアギー 1977 32年 シグナトリー)
ホグスヘッド25年熟成→オロロソ・シェリーバット7年半後熟
カスクNo.1
58.6% 700ml

地方BAR探索者さん企画の【東日本大震災チャリティー企画】に参加し、送って頂いたボトル。
詳しくはコチラ→http://chibatan.usukeba.com/b4n7c5t6mmbzmt.html

グレンアギー蒸留所は1983年に閉鎖されており、現在は北海油田のプラント会社に売却され、蒸留設備も全て取り外されてしまったそうです。
今後もなかなか飲む機会は無さそうなので、しっかり味わいたいと思います。
 


【アロマ】
トップノートは「時間が経って気が抜けたビール」と朽ちた木、ドライフルーツとチョコレート。しっかり嗅いでもあまり印象は変わらず、苦みの強いオーク香が目立つ。時間が経つとドライフルーツの香りは弱まる。全体的にドライ。
加水すると一気に単純になり、オーク香ばかりが目立つようになる。

【フレーバー】
苦さと甘さのバランスがちょうど良い。口に含んでいる間は溶かしたチョコレートを舐めているようで、さらにフルーティさもあるので、オランジェットを食べているよう。とても、ウイスキーを飲んでいるようには思えない。飲み込んだ後に鼻に抜けるオレンジ、イチゴのようなフルーティな香りが心地よい。ただ、ほんのりと甲類焼酎のようなアルコール香も感じる。余韻は長く、シェリー樽の影響かコーラのような苦・甘の香りが残る。
加水で苦みと、アルコールの酸味が強まり、悪くなる。

【総合評価】
香りはまずまずだが、フレーバーが素晴らしい!
濃厚で苦み・甘みが濃く、(誇張ではなく)チョコレートを舐めているような錯覚に陥る。ただ、トップノートからしばらく感じる「時間が経って気が抜けたビール」の香りは、決して良い香りではない。
後で見返して驚いたくらいだが、58.6%のアルコール感は全く感じない。
 
 
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#ハイランド #シグナトリー #ボトラーズ #グレンアギー

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