気になるニューポットを試飲

 
 会場には家庭用のミニ樽もあり、ディスプレイかと思いきや何と事前にニューポットを12日間熟成させたのだそうです。その色は鮮やかな琥珀色。残念ながら試飲はできませんでしたが、とても滑らかなウイスキーに仕上がっているとのことで、数年後の長浜蒸溜所のウイスキーに期待が高まります。


 
 
 懇談会では、長濱浪漫ビール各種のほか、できたてのニューポットのハイボールやロックも提供されていました。というわけで、さっそくニューポットをストレートで試飲してみました。

 その香りは、もちろんアルコールの刺激はあるものの繊細で柔らかな麦汁の香りが優しく感じられます。味わいは、麦汁の風味とともに、どこか米粉を思わせるような丸みのある穀物の香味が口の中にゆったりと広がります。フィニッシュには決してスモーキーではありませんが、ピート由来の甘さとシトラス、麦わらのような香りが爽やかに感じられます。軽快ながら和風のニュアンスを感じさせる香りと味わいでした。

 
 

 長濱蒸溜所では、早ければ来年にはニューポットの一般販売を予定しており、思っていた以上に早くその味わいを体験できる日が来るのかもしれませんね。さらに、蒸溜所見学だけではなく体験教室の開催なども検討しており、もっとウイスキーを身近に感じられる取り組みも進めていくそうです。日本最小の蒸溜所となった長濱蒸溜所。今後の発展と熟成を経てリリースされるウイスキーへの期待が高まり、目が離せないジャパニーズ・クラフト・ディスティラリーへと成長していくことになるでしょう。

 

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