土屋守のウイスキー日和

土屋守のウイスキー日和

 ウイスキーブームのお陰で、ウイスキー本の出版やウイスキーを特集した雑誌の発行が相次いでいます。このコーナーでは、さまざまな本を紹介致します。  また、1~2ヵ月おきにウイスキー評論家、土屋守がウイスキー本の著者にインタビューを行います。

2016.07.23【日記】

コニャックのテイスティングとは・・・


 このところ涼しくて助かっているのだが、夜寝る時に油断をしたのか、風邪ぎみである・・・。どうも気候の変化とかについてゆけないし、相変わらず冷房の冷気が体にこたえる。もっとも、この4~5日は使っていないが。

 『ウイスキー通信』の原稿、校正作業とアイリッシュの定義をまとめて、その後コニャックの資料さがしと、その資料を読み込む作業。この10月に『Whisky World』のタイアップ企画でコニャックの取材に行くので、コニャックの定義や、全体像を頭の中に入れておく必要があるからだ。

 そのコニャックの資料(英文)を読んでいて、面白いことを発見した。コニャックはスコッチと違ってテイスティングの仕方、アロマ・フレーバーの表現もわりと確立している。

 AOCコニャックがホームページなどで公表しているのがそれで、特にフルーティ、フローラル、ウッディ、スパイシーの4つについてコント0から10年物、20年物、そして30~40年物まで、特徴的な香りを表にして挙げている。コントというのは熟成年数のことで、コント0というのはコニャック独特の表現で、スコッチ(ウイスキー)でいえば熟成1年半未満のニュースピリッツのことをいう。

 コニャックはその年に収穫したブドウは翌年の3月31日までに蒸留してしまわないといけなく、この3月31日から起算して(実際には4月1日から起算して)、翌年の3月31日までがコント0となる。つまりコント1ということは少なくとも熟成2年が経っていることになるのだが、それはともかく熟成年数によって特徴的なアロマが出てくるというのは面白い。

 こんなことができるのは、コニャックが使っている樽がリムーザンやトロンセ産のフレンチオークに限定されているからで、他にもAOCで細かなスペックが決められていて、メーカーが違っても風味や個性にそれほどの違いが出ないからでもある。AOCコニャックが求めているのは、スコッチのそれとはかなり大きな違いがあるのだ。

 ということで(?)、夜は久しぶりに一人でコニャックをテイスティング・・・。改めて飲んでみると、やはりコニャックは美味しい。しかし、スコッチなどと違って熟成年の差はあまりにも大きい。

 スコッチでは必ずしも熟成年がすべてではないが(若いアイラモルトには美味しいものが沢山ある)、コニャックはある意味正直だ。VOよりはVSOP、10年物より20年物、30年物のほうがはるかに美味しい。つまり美味しさは熟成年と値段に比例しているということだ。今年は少し、コニャックについてもワールドなどで特集していきたいと思っている。もちろんジンもだが・・・。


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2016.07.22【日記】

私のテイスティングセミナーが始まる・・・


 昨夜はウイスキースクールでチョコレートのセミナーがあったが、このところの体調不良と今日のセミナー準備のため、6時半すぎにウイ文研を出て恵比寿の仕事場にもどる。

 今日は午前中、次号の『ウイスキー通信』の原稿を書いて、昼すぎにウイ文研。今週アタマに『Whisky World』の下版が終了したばかりだというのに、すぐに通信、そして『コニサー倶楽部』、さらにウイスキー検定合格者向けの『Whisky Life』の原稿、編集作業がひかえている。今回はお盆休みがあるため、いつもより前倒しにスケジュールを調整しなければならない。

 それらが一段落したところで、4時すぎからフェスや検定の件でミーティング。長和の2日間のコンテンツなどは決まっていたが、ウイ文研が企画する「一日バスツアー」の集客がイマイチなので、そのこともPRしないといけない。

 ウイ文研(スコ文研)としては国内バスツアーは久しぶりで、今回は長和までの足を確保する目的で新宿からチャーターバスを出すが、1,500円相当のオリジナルミニボトル(バスツアー参加者限定30本、非売品)が付いてくるし、長和町特産の美味しい高原野菜のセットも付いてくる。

 以前やった時には朝採れの高原キャベツやレタスが入っていて、参加者は両手に一杯、その野菜が入った袋をブラ下げていたものだ。私も実際もらって帰ったが、あんな美味しいキャベツは食べたことがなかった・・・。ましてや行きも帰りも寝ていけば良いのだから、これほど楽なことはない。他にも私からの差し入れとして(私が同行できないので)、数種類のウイスキーも出す予定だ。

 そんなことも話し合いながら、長和、琵琶湖、そして東京フェスとミーティングは続いていく。東京フェスは出展企業も続々と決まり、セミナーのテイスティングアイテムも方向性が見えつつある。フェス恒例のオリジナルボトルもすでにグレンマレイが決まり、それ以外にもGM、ベンローマックなどが具体的な検討に入っている。今年は3~4本のオリジナルボトルを出したいと思っている。

 ミーティングは6時に切り上げ、その後セミナーの準備をして、7時から私のテイスティングセミナー。これは平日夜の部で、同じことを24日の日曜日の午後にも行う。今日と日曜を合計して受講者は40名ジャストくらいだ。

 まずは第1回目ということもあり、テイスティングのやり方、その注意点などを解説し、40分すぎからいよいよテイスティング。オープンで用意したのは①グレンモーレンジィ10年、②マッカラン・シェリーカスク12年、③アードベッグ10年の3種類。どれもOBの定番ボトルだが、①から順番に色調、ストレートでのアロマ、ストレートでのフレーバー、そして加水後のアロマ、フレーバーと見ていく。

 このセミナーのために8系統に分けたアロマチェックリストを新しく製作し、それをテイスティング試料ごとに5セット用意したが、なかなか、これを使いこなすのは慣れないと安易ではないかもしれない・・・。全184項目のアロマを目で追いながらチェックするのは時間の問題もあり、なかなか難しい。

 そこでセミナーでは、それを横において、自由にノージング、フレーバーを感じる作業をやってもらった。今回のもう1つの試みはそれぞれのアイテムについて、世界的な評論家、つまりジム・マーレイ、デイブ・ブルーム、ギャビン・D・スミスらが、どう表現しているかを比較検討すること。もちろん公平を期すため私のも用意したが、4者4様、それぞれ表現の仕方が違っていて、これは私もやっていて面白かった。

 オープンボトル3種の後は、ブラインドを2種。これはノーヒントで参加者に考えてもらったが、それを探り当てるポイントは何かということについても言及した。日曜日に同じことをやるので、ここではその2種類のボトルが何かということが書けないが、非常に面白い経験になったのではないかと思う。このセミナーは月イチだが8月は休みをいただいて、次回は9月に行うことが決まっている。どんなテーマでやるかは、近日中に発表予定だ。


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2016.07.21【日記】

アイリッシュウイスキーの新定義について・・・


 ありがたいことに、私が書いたり、監修したりしている本の増刷が相次いでいる。本の売れないこの時代に、本当にありがたいことだと思っている。『シングルモルトウイスキー大全』も増刷になったし、『ウイスキー検定公式テキスト』『ウイスキー完全バイブル』も相次いで刷り増しとなった。これで検定テキストも完全バイブルも10,000部を超え、大全は15,000部近くとなった。

 そのウイスキー検定も、めでたく7月15日に「一般社団法人ウイスキー検定実行委員会」となった。運営と問題作成等はウイ文研が業務委託という形でやるが、電話も銀行講座もウイスキー検定実行委員会独自のものとなった。そのためのレターと、プレス発表の準備にこのところ追われている。できれば9月のアタマくらいまでに、その発表会を行いたいと思っている。

 ジャパニーズウイスキーの定義と、それを推進する組織についても、できればそれまでにタタキ台を作りたいと思っている。そんなこんなで、今週もやることが山積みである。

 一方で今週22日(金)、24日(日)にやる私の「テイスティングの真髄を語るセミナー」の準備も急ピッチで進めている。ほぼ1ヶ月近く準備してきたが、ようやく使用するアロマチェックリスト、アロマホイール、そしてテイスティングの資料が揃ってきた。ページ数にして、20~30ページはあるだろうか。

 もちろん、これはまだまだ序章にすぎず、資料についてはやりながら充実させていきたいと思っている。一年くらいかけてやった後は、これも一冊の本にまとめたいと思っている。つまり、私が考える「ウイスキーテイスティングの理論とその方法」だ。幸いセミナーの反応もよく、22・24日の両日で40名位の参加が決まっている。中には遠く富山や九州から来てくれる者もいる。ありがたいことである。

 さらに来週31日(日)に大阪で行われる「ウイスキーエキスパート集中対策講座」の資料作りもスタートさせた。どちらもアイリッシュが講義内容に含まれているが、そのアイリッシュの定義とそれに関わる法改正が2014年になされ、今までと大きく変わっているので、その原文の要約にも取り組んでいる。

 驚いたことに、アイリッシュ独特のピュアポットスチル、シングルポットスチルが2014年の法改正で「ポットスチル・アイリッシュウイスキー」、あるいは「アイリッシュ・ポットスチルウイスキー」と、呼称が改められている。

 今まで我々は略してピュアポット、シングルポットなどと言ってきたが、これからは「ポットスチルウイスキー」というべきなのだろう。それ以外にアイリッシュにはモルトウイスキーとグレーンウイスキーの2つがある。つまりスコッチの2つよりウイスキーの種類が多く、3つのカテゴリーのウイスキーがアイリッシュには存在することになるのだ。

 しかも、ポットスチルウイスキーと呼ぶためには大麦麦芽と未発芽大麦の両方を使い、それぞれが全体の30%以上を占めることが義務付けられている。この2つの穀物以外に、他の穀物、たとえばライ麦やオーツ麦を使うことは許されているが、その場合全体の5%未満であることも定められている。

 つまり全体の95%までは麦芽と未発芽大麦を使わなければならないということだ。その場合の比率は、例えばこういうことになる。大麦麦芽50%、未発芽大麦45%、ライ麦5%、あるいは麦芽30%、未発芽65%、オーツ麦5%・・・。当然、その混合比率によって味は変わってくるはずで、そこがアイリッシュのポットスチルウイスキーの面白いところかもしれない。

 蒸留方法はポットスチルによるバッチ蒸留。ただし2回蒸留でも、3回蒸留でも良しとしている。今まで我々はピュアポットスチルは3回蒸留と言ってきたが、今回の法改正で2回蒸留も許されたことになる。

 他にもいくつか興味深い変更点があるが、それはエキスパート、ブラッシュアップセミナーで詳しく語りたいと思っている・・・。とにかく今、ウイスキー世界では日々何かが起こっている。


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2016.07.19【日記】

『週刊大衆』と通信のテイスティング


 昨日は久しぶりに本屋をハシゴして雑誌や本を買い求める。眼の病気をして以来、この3~4年は本を読むのがシンドクて、単行本や文庫本はほとんど読んでいない。仕事で必要な資料や文献を読むのが精一杯で、他の本を読む気力も体力もないのだ。

 それでも定期的に本屋へ行って、そこで1~2時間過ごすのが、私の楽しみの1つでもある。電車の車内で本を読んでいる人をみたりすると、本当にうらやましいと思う。本は読めるうちに、読んでおいたほうがいい。年を取って痛切に思うことの1つだ。

 恵比寿の本屋に寄ったついで、PC用の眼鏡も購入。右眼の手術以来、やたらと眩しく、すぐに眼が疲れてしまうからだ。そういえば6月下旬に行った麻美ゆまさんとの対談インタビューが載った『週刊大衆』が店頭に並んでいる。2週連続の掲載なので、これはその前半部分。次号も楽しみだ。

 今日は午前中、『ウイスキー通信』の校正、編集作業をして昼前にウイ文研。3連休の間に作った諸々の原案をスタッフに渡し、ミーティングの資料づくり。『Whisky World』の校了日でもあるので、その最後のチェック。その後1時から『ウイスキー通信』恒例のテイスティング座談会。前回は手術で1週間ほど予定が遅れたが、今回はいつもより早い実施となった。

 テイスティングアイテムは、①美味しいウイスキー、②ウルフバーン、③グレンタレット・ピーテッド、④キルホーマン100%アイラ、⑤ラガヴーリン8年、⑥ザ・グレンリベット・サイファーの6種類。その後、話題のボトルとしてアランサークルのアラン2005、若鶴酒造の三郎丸1960・シングルモルト55年の2本も用意した。

 ①はクレイゲラキーのハイランダーインのオリジナルボトル。ブレンデッドの36年物で、たしかに美味しいウイスキーだ。②のウルフバーンは2013年1月に生産開始した蒸留所で、これが最初のウイスキー。樽はラフロイグのクオーターカスクだ。

 ③のグレンタレットはリニューアルになった新商品。同時に3種類がリリースされたが、今回選んだのはピーテッド麦芽を使った1本。タレットがオフィシャルでリリースされるのは、本当に久しぶりだろう。蒸留所は現存するスコットランド最古の蒸留所となっている。

 ④はアイラ産の大麦を蒸留所で製麦し、熟成、ボトリングもアイラでやったという、正真正銘のアイラ産100%のウイスキー。4月のツアーで蒸留所に行った時、試飲して美味しかったので取り上げることにした。次号の『ウイスキー通信』でも、蒸留所探訪記でキルホーマンを取り上げている。

 ⑤は200周年記念のラガヴーリンで、⑥はリベットの謎シリーズ第2弾。今回は発売前ということで、いただいたミニチュアボトルでのテイスティングとなったが、6月のイベントの時に試飲したものと、ずいぶん印象が違うという気がした。改めて飲んでみると、非常にフルーティで甘さもあり、通常のリベット以上に優美でもある。

 アラン・ウィンチェスターさんプロデュースということなので、少しヒネっていると思うが、それが何なのかは謎である。・・・ワイン樽、それも少し特殊なワイン樽でフィニッシュしたものが入っているような気もするのだが、改めていつものテイスティンググラスでやってみると、色も濃く、ワイン系の樽かと思うのだが分からない。

 イベントの時は色が分からない特殊なグラスだったせいか、よりアロマ・フレーバーがシャープに感じられたのだが・・・。テイスティングの時に、目から入る情報が相当に大きいことがよく分かる。

 いずれにしろ、通信を読んでのお楽しみである。その頃には中身がどんなウイスキーか分かっているハズだし・・・。

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2016.07.17【日記】


 久しぶりの3連休ということで、日常業務のなかではできなかった諸々の仕事を片づける。1つはウイスキー検定の新しい運営方法で、一般社団法人(ウイスキー検定実行委員会)に移行したことで、これから何が変わるのか、何をしていけばよいのかをじっくり考える。

 とりあえず今まで協力していただいた実行委員会の各企業、各団体にレターを出さなければならないが、早い段階でその説明会も開きたいと思っている。もうすでに第4回は来年の2月に東京と大阪、そして福岡の3都市でやることが決まっていて、その受験申込も9月には始まる。そのため、ウイ文研のミーティングでも対策講座等のスケジュールについて話し合っている。

 当初、シングルモルト級(SM級)については対策セミナーをやらない予定でいたが、コニサーのブラッシュアップセミナーと重なる点も多く、3回くらいのシリーズで対策講座を行うことにした。140近いスコッチの蒸留所について、とにかくおさらいも兼ねて過去から現在、そして未来について、あらゆる角度から分析していきたいと思っている。これはそのままブラッシュアップセミナーのテーマでもある。そういう意味では、SM級はウイスキーエキスパート、プロフェッショナルの方々に受けてもらいたいと思っているのだが。

 2つ目は、先日やった『コニサー倶楽部』の座談会のテーマでもある。ジャパニーズウイスキーの定義について。一応原案についてまとめ、それを先週金曜日に早川さんとも話し合う。このジャパニーズウイスキーの定義を実行に移す(?)ためにも業界全体、いや消費者も含めた何かの組織をつくるべきだろうということになり、それについても動き出すことにした。

 そして3つ目が、ジャパニーズの定義とも絡んでくるが、新しい蒸留所の建設の可能性である。これについてはすでに蒸留所名も決まり(?)、予算プランもアバウトに見積もっているが、どんな蒸留所にするのかという具体的な青写真を、この土・日を使って考えた。この新蒸留所については、東京オリンピックまでには実現したいと思っているのだが・・・。

 ということでウイ文研とは別に、新たな組織を3つもつくらないといけないことになったが、「そんな時間とカネがどこにあるのだ!!」という声が聞こえてきそうで、それが、私の目下の悩みである。

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2016.07.14【日記】

あのダンロビン城に蒸留所ができる!?


 このところ曜日の感覚もなくワールドや通信、コニサー倶楽部の原稿、校正に没頭していたが、スコットランドから驚くべき情報が飛び込んできた。それは北ハイランドのロス州にあるダンロビン城に蒸留所ができるというニュースである。

 ダンロビン城はサザーランド公爵の城で、インバネスからA9を北上して、ブローラの手前、北海を見おろす丘の上に建てられている。スコットランドは別名”城の王国”といわれるほど城が多いが(蒸留所よりはるかに多い)、その中でも美しさでは1、2を争うお城だろう。

 ウイスキーの世界ではハイランドクリアランスを断行した侯爵(当時は侯爵家だった)として知られ、一方でクライヌリッシュを創業したことでも知られている。アーガイル地方にあるキャンベル家の居城、インバレアリー城と建築様式が似ていて、東西を代表する城でもある。もっとも、どちらも(両家とも)スコットランド人からはあまり好かれていないが。

 これはまだ、まったくの計画段階だが、もし本当に蒸留所ができるとすれば、スペイサイドのバリンダルロッホ城とバリンダルロッホ蒸留所以上に、話題になるだろう。なにしろ本物の貴族で、しかもエリザベス女王に次いで土地持ちという大公爵家だからだ。

 そんなウイスキーニュースをホームページ上にアップする時間もなく、(そういえば最近まったくアップできていない)、毎日他の原稿や、そしてフェスやスクール、セミナー、検定のミーティングに明け暮れている。

 毎年恒例の講談社の『世界の名酒辞典』の作業もすでにスタートしているし、単行本の仕事もそろそろかからないといけない。11月の東京フェスでは、ジョン・キャッシュマン氏によるアイリッシュのセミナーも決まったし、これで6コマすべてのセミナーが揃ったことになる。

 あとはどんなセミナーをやって、どんな試飲ができるか具体的につめていく作業が待っているが、とにかく、これはというものを提案していければと思っている。今回前日セミナーも含めて7コマ(現時点)すべてのセミナーが、外国人講師ということになった。

 それもGMの現社長のマッキントッシュ氏、アーカート家4代目のリチャードさん、そしてグレンモーレンジィの総括責任者のビル・ラムズデンさん、カバランのイアン・チャン氏、アイリッシュウイスキーのグローバルアンバサダー、ジョン・キャッシュマン氏の5名だ。

 とにかく日本最大、アジア最大のウイスキーフェスティバルの名に恥じないものにしてゆきたいと思っている。


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2016.07.11【日記】

清里フェスとポール・ラッシュさん


 暑かったり、涼しかったり、そうかと思うとモーレツに暑かったりと、このところ目まぐるしいが、体調を崩しているヒマもないくらい忙しい。

 通信、ワールド、コニサー、そしてセミナーの資料準備やミーティングですっかり忘れていたが、先週『週刊大衆』の麻美ゆまさんとの対談原稿が上がってきていたので、それを午前中に校正。昼すぎにウイ文研に行き、2時から来年4月に開かれる『清里ウイスキーフェスティバル』のミーティング。

 萌木の村のF村長以下、スタッフ5人で来社してくれたので、フェスの具体的な内容、今後のスケジュール、準備の進め方などについて、2時間ほど話しあう。

 長和、琵琶湖、東京フェスもまだこれからだが、そろそろ清里フェスについても動き出さなければならない。まずは、そのコンテンツだが、いかに魅力的なコンテンツをつくれるのかが、この手のフェスのキモになる。人が行ってみたいと思える魅力的なものや、新しいものがなければ、人は来ないと思うからだ。

 第1回(2015年10月)の反省も踏まえつつアイデアを出し合うが、コンテンツについては、これからの双方の課題ということで、今後のスケジュール等を決めることにした。

 清里はもちろん、ケンタッキー出身の牧師、ポール・ラッシュ氏が開いた土地。日本でもアメリカでも、あまり知られていないが(私も知らなかった・・・)、バーボンをこよなく愛した牧師で、アメリカンフットボールを日本に普及させた立役者でもある。

 もちろん清里は山梨であり、山梨には白州蒸溜所もある。そんなことから清里でウイスキーフェスティバルを開くことになったのだが、来年はポール・ラッシュさんの生誕120周年。そんなところにも、新しいコンテンツのヒントがあるのかもしれない。

 長和、琵琶湖が終わったら、本格的に清里のコンテンツを考えないといけないと思っている。


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2016.07.10【日記】

『コニサー倶楽部』の座談会…


 5月の手術・退院後、土日も休みなく働いてきたせいか、このところ曜日の感覚がまったくない。もっとも、老化といえば老化かもしれないが。

 昨日も朝から『ウイスキー通信』の原稿を書き、3時すぎにウイ文研。誰もいないオフィスで『ウイスキーワールド』のテイスティング。今回私がやるのはジャパニーズ2種、カナディアン1種、アメリカン4種の7本なので、それを一気にやってしまう。

 なかでもミクターズのシングルバレル20年が断トツの出来だった。カスクストレングスの113本限定で、なかなかの値段だが、久しぶりにバーボンのすごいのを飲んだという気がした。今はケンタッキーのルイヴィルに新しい蒸留所もでき、さらに生産能力も近々倍増するというから、早い時期に取材に訪れたいと思っている。問題は時間があるかどうかだ・・・。

 今日も午前中は原稿を書き、2時からウイスキー文化研究所のスクールで、『コニサー倶楽部』の座談会。テーマは、いつかやらなければならないと思っていた、『ジャパニーズウイスキーの定義について』である。

 ジャパニーズウイスキーとは何なのか、どんな造りをして、どんな規定を満たしたら”ジャパニーズウイスキー(日本ウイスキー)”と呼べるのかを、ウイ文研の代表世話人3人と、特別技術顧問の早川さん、そして私の5名で話し合う。

 まずは、なぜこれを今話し合う必要があるのかを私と早川さんがそれぞれ述べ、その後ジャパニーズ以外の4大ウイスキー、スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアンのそれぞれの定義について5人で確認をする。そしてこれは我々のコニサーの教本にも出ていないことだが、EUのレギュレーションを検討することで、ジャパニーズの定義となるべきものを話し合っていく。

 座談会は2時間近く続いたが、これはあくまでも我々が考える試案である。詳細については8月25日に発行する『コニサー倶楽部』を見てほしいが、とにかく現時点では、「これがベスト」と思えるものを、結論として出したつもりでいる。

 もちろんこれをどうするかは、これからの課題であり、今後そのことについては我々だけでなく、広く他の意見も聞きながらまとめていきたいと思っている。とにかく今回の座談会が、ささやかなきっかけになればと思っているのだが。

 いずれにしろ一石を投じることが、今必要なのではないかということでは、5人全員が一致した。ウイ文研の日常の仕事の中で、どうやってその活動時間を捻出するかが問題だが、私にとって、これが最後の大仕事だと思っている。少なくとも、それくらいの覚悟がないと、できない仕事である。

 ということで座談会後、恵比寿の仕事場にもどって、一人その草案づくり。今年の夏は例年にも増してやることが山積みだ・・・。

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2016.07.06【日記】

東京フェスに向けてのミーティング


 『ウイスキー通信』が終わって、ここ1~2週間『Whisky World』、『コニサー倶楽部』の原稿を毎日書きまくっている。ワールドは巻頭のアイラ特集で、ボウモア、ラフロイグ、アードベッグ、ラガヴーリンの4蒸留所の原稿を書き、その後、この30年のアイラの今昔物語。

 『コニサー倶楽部』は、ブラッシュアップセミナーの関連で、今回は巻頭でアイリッシュ特集をやることにした。その原稿も書き上げ、さらにアイリッシュ38蒸留所のすべてを地図にアップした。既存の4蒸留所に加えて、現時点で生産開始が確認できている新規蒸留所が14、さらに計画中のものが20の、計38蒸留所(!)である。

 それをすべてマップに落としこむことができた。現時点では、これが世界一のアイリッシュマップだろう。7月31日の大阪のブラッシュアップセミナーからは、この地図も使っていこうと思っている。

 スクールの新規講座や、ブラッシュアップセミナー、エキスパートの集中対策、検定対策講座も含めて、セミナーやイベントが目白押しなので、今日は3時半から全体ミーティング。

 まずはそれらのスケジュール確認をし、その後、長和フェス、琵琶湖クルーズ、そして東京フェスのミーティング。もう東京フェスの具体的な進行を話し合うタイミングにきている。

 東京フェスのセミナーはGM、ベンローマック、グレンモーレンジィ、カバランなどがすでに決まっていて、GMの社長、そしてアーカート家の4代目の来日も決まっている。さらに嬉しいことにグレンモーレンジィのビル・ラムズデンさん、カバランのイアン・チャンさんも来日する。残りのセミナーはアイリッシュなどを打診していて、これが決まれば、6コマすべてが揃うことになる。

 さらに、GMについてはフェス前日にもスペシャルGMデー、GMセミナーを100人規模で行う予定だ。なんといっても今日のウイスキーブーム、シングルモルトブームをつくった一番の立役者はGMをおいて他にはないからだ。もしGMが60年代、70年代からシングルモルトを出してくれなかったら、特にコニッサーズチョイスがなかったら、私も27年前にシングルモルトを始めようとは思わなかったかもしれない。

 そうなれば『モルトウイスキー大全』もなく、スコ文研をつくることもなく、ウイスキーコニサーもウイスキー検定もなかっただろう。すべてはGMから始まったといっても良いくらいなのだ。

 と、東京フェスのミーティングをした後、ウイ文研のホームページのこともスタッフ全員で話し合う。「ウイスキー検定」も今年からウイ文研が実際の運営をやることになり(そのための一般社団法人を別につくる)、それもあってホームページをもっと分かりやすく、一新したいと思っていたからだ。

 まだまだ話し合わないといけないことが沢山あったがスタートして4時間、7時半近くになっていたので、今日のミーティングは終わりにすることにした。夏から秋にかけ、イベントが満載なので、これからもミーティングの時間が増えてくる・・・。

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2016.07.04【日記】

豊洲でBBQと釣り談義・・・


 さすがに日曜日の猛暑は体にこたえた。仕事場の温度が32℃近くまで上がり、今年初めてエアコンを入れる。ワールド等のテイスティングをしなければならなかったが、ウイ文研のオフィスまで歩く勇気がなく、一日中仕事場にこもりっきり・・・。

 そんな暑さが続く中、今日は4時から豊洲のBBQ場で『ウイスキーワールド』のバーベキュー&バーボン特集。”夏だバーベキューだ、バーボンだ”という安易な企画で、今まではどちらかというと高原のアウトドアでのBBQだったが、今回は最近サラリーマンやOLの間で流行っているという、都会の手ぶらで楽しめるバーベキューを特集することに。

 豊洲は築地の市場が移転する場所でもあり、海(?)のそばのBBQ場からは高層マンションと、遠くに東京タワー、スカイツリーも見える。3時半頃から準備をし、実際にバーベキューがスタートしたのは5時すぎ。

 ゆる~い企画だったので私以外にウイ文研特別顧問のFさん、カーニバル評論家のSさん、そして釣り仲間のIさんの3人に加わってもらった。4人の共通点は釣り好きということにつきる。

 カーニバル評論家のSさんは、関野吉晴さんの「グレートジャーニー」の全工程をサポートしたジャーナリスト、カメラマンでもあり、私とは40年来の付き合いだ。地球上をほぼくまなく旅していて、最近は主に南米を舞台にカーニバルを取材している。以前、よく一緒にフライをしに東京近郊の釣り場に行っていた。

 FさんとIさんは、ともに船主・・・。ボートで東京湾を釣っていて、Iさんは私のシーバス仲間でもある。といっても、今年は腰痛や眼の手術もあり、一度も出船していないが。

 ということで、ゆる~く始まったバーベキューであったが、最後はバーボンやワインなどをしこたまのんだせいか、すっかり酔っ払ってしまった。手術後、こんなに飲むのは初めてだったが、暑さのせいかいくら飲んでもすぐに汗になって出てしまう。結局9時すぎまで飲んで、その後電車で恵比寿までもどることに。たしかに手ぶらで、気軽にバーベキューを楽しめるというのは良いのだが、できれば食材は自分たちで持ち込んだほうがよいだろうという気がする・・・。


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2016.07.01【日記】

若鶴酒造の三郎丸55年物とスコ文研テイスティング


 先日富山の若鶴酒造のIさんがウイ文研の事務所に寄ってくれた。『Whisky World』の最新号で同社のウイスキーについて取り上げたことに対するお礼で、6月21日に開かれる55年物のウイスキーのお披露目の会の案内でもあった。ただ、あいにくその日は別の取材のため行けないと伝えると、「サンプルを送ります」とのことだった。

 その50mlのサンプル2本が昨日事務所に届いた。それは「三郎丸1960・シングルモルト55年、カスクストレングス」のサンプルで、その頃同社が導入したフランス・メル社のアロスパス式蒸留機で蒸留した珍しいモルトウイスキーだという。

 若鶴酒造はサンシャインウイスキーという地ウイスキーで有名だが、この三郎丸は55年物のシングルモルト。ニッカ式にいうならば、カフェモルトに近いものかもしれない。三郎丸というのは不思議なネーミングだと思ったが、それは酒造が所在する地名で、『丸』というのは水田・畑のことを意味するのだとか。二郎丸、三郎丸、そういえばラグビーの五郎丸もみんなそうだという。

 本物のボトルはパッケージも大変凝ったものになっていて、155本の限定。値段は55年にちなんで1本55万円だという。こんどの『ウイスキー通信』のテイスティング座談会で、テイスターと一緒に飲もうと思っている。

 33号の『ウイスキー通信』の発送を終えたばかりだというのに(今回は1週間遅れ)、もう次の通信である。テイスティングの6本もすでに決めているが、それ以外の”話題のボトル”として、三郎丸も入れようと思っている。

 そのテイスティングとは関係ないが、今日は夜7時から恒例のスコ文研テイスティング。通信やワールドで取り上げたものを中心に6種類を選び、それを簡単なおつまみと共にテイスティングしてゆく。モルトマラソンやブレンデッドマラソンと違って、あくまでもテーマはテイスティング(飲み会?)。説明はそこそこに、とにかく美味しいウイスキーを飲んでもらう会だ。

 予定していた6本は8時半頃に終了し、その後はこれも毎回の恒例となった参加者持ち込みのレアボトルのテイスティング。こちらのほうが楽しみという参加者もいるが、とにかく毎回、すごいのが出てくる。最後は私のほうからもカバランのソリスト・フィノシェリーカスクを飲んでもらって、9時にお開き。

 ソリスト・フィノだけでも、参加費の5000円くらいの価値があるのだが・・・。


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2016.06.30【日記】

三宅製作所と三田の飲み屋街・・・


 気がつけば、もう6月も最後である。これで1年の半分が終わったことになる。それにしても、この3ヶ月くらいは私にとっても激動の日々だった・・・。眼の手術から1ヶ月経つが、今も毎日不安との闘いである。

 といっても始まらないので、とにかく今週は取材にテイスティングセミナーにと、忙しい日々を送っている。火曜は昼すぎに高崎に行き、駅郊外にある三宅製作所を取材で訪れた。普段は見学は一切受け付けていないが、今回はスチルなどを発注している本坊酒造さんのはからいで、特別に見せてもらえることになったのだ。詳細は次号の『Whisky World』でレポートしたいと思っているが、非常に興味深い取材となった。スチルの製造現場を見るのは、アメリカ・ケンタッキーのヴェンドーム社以来である。

 昨日の水曜日は夜7時からスクールで、「究極のブレンデッドマラソン」。2年くらい前にスタートしたテイスティングだったが、一応今回でスコッチのブレンデッド90種類くらいを飲んだことになる。モルトマラソンも先日最終回を迎えたが、ブレンデッドのほうも、残りアイリッシュとジャパニーズを残すのみである。それに代わる新しいセミナーとして、今着々とスクールの講座を新しく準備している。

 今日は午前中、次号のワールドの巻頭の原稿を書き、午後3時に田町に新しくオープンする「日比谷バー・ウイスキーズⅢ」へ。三田(田町)の飲み屋街にオープンする路面店で、世界の5大ウイスキーに特化したバーだ。これもワールドの取材だが、店オリジナルのメニューが充実している。

 特にフライトといって何種類かのウイスキーがセットになっているのが面白い。もちろん世界5大ウイスキーのフライトもあるが、スモーキー4のフライトをカウンターで試してみる。アードモアレガシー、カネマラ、ボウモアスモールバッチ、ラフロイグセレクトの4種類で、どれもスモーキーだが、当然それぞれに違いがあり、比較テイスティングをすると、思わぬ新しい発見もある。

 どれもNASボトルで統一されているのも、こういう場合はありがたい。それぞれの蒸留所の造りのスタイルが、NASボトルのほうが分かりやすいからだ。日比谷バー・オリジナルのつまみも充実していて、実に使い勝手のよいバーだと感じた。欲を言えば三田ではなく、恵比寿あたりにもあるといいのだが・・・。
 
 三田の飲み屋街は大学時代の友人が近くに住んでいたこともあり、若い頃からよく行っていた。20代の頃は、その奥にあるフレンチレストラン「シェヴェリエ」にもよく行っていたし、そういえば『Whisky World』の編集部も一時期三田にあり(プラネットジアースの時代)、ミーティング後によくくり出したものだった。

 さらに一時期、藤原さんの芝浦の事務所に寝泊まりしていたことがあり、三田の駅の飲み屋街は駅をはさんで反対側だったが、足繁く通ったものだ。久しぶりにそんなことを思い出したが、相変わらずいい飲食街である。


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2016.06.26【日記】

EU離脱とブラッシュアップセミナー

 ようやく長和の日帰りバスツアーもプランがかたまった。8月28日の日曜日だけのツアーだが7時半に新宿を出て、長和で1日フェスを楽しみ、そして夜9時頃に新宿着というプランだ。スペシャルなお土産もつくし、参加したいけど足がないと思っていた人には朗報だろう。

 それらのチラシの校正を金曜は一日中やっていたが、まさかのイギリスのEU離脱の結果を受け、テレビや新聞の取材、問い合わせが相次ぐ。案の定、スコットランド独立の気運が再び動き出した。こんどやれば間違いなく、スコットランドは独立だろう。

 そんな問い合わせに対応しつつ、夜7時からは渋谷のレコール・デュ・ヴァンで「5大ウイスキーセミナー」。ワインスクールの生徒さんを対象に①響ジャパニーズハーモニー、②アルバータプレミアム、③ジェムソン・セレクトリザーブ、④ブッカーズ、⑤アードベッグ10年、⑥カバラン・ソリストシェリーの6種類をテイスティング。5大ウイスキーならぬ、6大ウイスキーだ。

 土曜は一日中恵比寿でコニサーのブラッシュアップセミナーの準備。作った資料をもう一度見なおし、話す内容を整理する。特にアイリッシュの蒸留所の資料はもう一度チェックし、さらにそれが地図上のどこにあるのかを、アイルランドの地図を使って調べていく。

 スコットランドと違って慣れない地名も多く、また何と発音していいのか分からないのも多い。役に立つかどうかは分からないが、ウイ文研の事務所から昔聴いていたダブリナーズのCD4枚くらいを持って帰り、ひたすらそれを聴く作業(?)。

 ダブリナーズは1990年にダブリンに行った時に初めて知り、その後ロンドンのライブ(パブでやっていた)なんかにも、よく行っていた。CDも7~8枚持っていて昔はよく聴いていたが、彼らの歌にはアイルランドの古い民謡も含まれ、やたらと地名や人名が出てくるのだ。もっとも一番多く登場するのはウイスキーだが…。

 今日は午前中までその作業を続け、12時半に飯田橋のレインボービルへ。1時15分から第2回目となるコニサーのブラッシュアップセミナーを行う。

 前回(4月)と同じでセミナーは90分、90分の2部構成。1部ではスコッチの輸出統計と最新の蒸留所リスト、そしてアイラ島の蒸留所について語る。ただ、今一番の話題であるEU離脱問題に触れないわけにもいかず、最初20分ほどはその話をする。

 2部はアイリッシュで、このセミナーのために作成した蒸留所のリストと統計資料、地図を使って、40近くといわれるアイリッシュの蒸留所について、90分ほど話をする。映像も使わず、テイスティングもしないで3時間強のセミナーは、さすがに聴くほうも疲れると思うが、激動の時代を迎えたウイスキーの現状を知るためにも、このてのセミナーは必要だと思っている。

 毎回膨大な資料を用意しなければならないのは大変だが、やっていて私自身がいい勉強になる。こんなセミナーでもなければ、ここまで真剣に調べることはないかもしれないからだ。7月31日には大阪でもやるが、さっそく東京の第3回目はどんなテーマでやるか、考えている最中だ。

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2016.06.23【日記】

最後となった”究極のモルトマラソン”…


 イギリスのEU離脱・残留を決める国民投票が今日行われる。2時にNHKの取材が入るということで、少しこの事についてもネット上で調べることにした。

 NHK側が聞きたいのはスコッチへの影響があるかないかということだったが、SWAのレポートを見るとスコッチの輸出の第1位はフランスで、EU全体では輸出量の約38%を占めている。3本に1本以上の割合でスコッチはEUで飲まれていることになるのだ。

 これを金額ベースで見た場合は第1位がアメリカで第2位がフランス。EU全体で28%を占めていて、やはりエリア別ではここでもEUが第1位。つまり輸出量でも輸出額でもEUが断トツで、イギリス(スコットランド)がEUを離脱したら、今まで無税だったスコッチに関税がかけられ(おそらく10%ほど)、その影響ははかり知れないものがある。

 一方で離脱したらポンドの価値が下落し、ユーロに対してポンド安となるため、その分価格が下がり輸出は伸びるという見方もある。つまり関税をかけられてもポンド安で、その分相殺されるという訳だ。

 どちらを選ぶかはイギリス国民の問題なので何とも言えないが、それにしてもさすがに民主主義の国だと感心させられる。日本だったら、こうはいかないだろう。

 ということで昼すぎにウイ文研に行き、2時にNHKの取材、インタビューに答える。3時すぎに収録は終了し、その後『ウイスキー通信』の入稿を確認し、その通信に同封するチラシ類の校正。毎回多くのチラシを同封しているが、今回は長和フェス、琵琶湖クルーズ、そしてスクールの講座のチラシも新しく作ることにした。この秋からは検定対策講座も含めて、スクールを充実させたいと思っている。

 そのスクールで夜7時から、久しぶりとなる『究極のモルトマラソン』。足かけ4年近くわたってやってきたもので、今回がその最終回。受講生の皆さんは本当に申し訳ないことをしたが、ここ1~2年はまともに開けていなく、その間にますますボトルの入手が困難になるという事態に直面してしまった。

 最後に残っていたのが閉鎖蒸留所シリーズだったが、27ある閉鎖蒸留所の中で、現在一般的に手に入るのは7~8種類。もちろん何10万という金を出せばポートエレンやブローラが入手できなくはないが(今はそれも無理か・・・)、それはこのモルトマラソンの主旨(?)に反する。

 ということで、現在手元にある①リトルミル、②グレンモール、③バンフ、④キャパドニック、⑤インペリアル、⑥ピティヴェアックの6種類について、それぞれ蒸留所やボトルの解説をしながらテイスティングを行う。

 資料は私の『改訂版モルトウイスキー大全』(2002年)からコピーしたが、思えばこの頃は1970年代、80年代のコニサーズチョイスなどが普通に手に入った。1995年発行の初版の『モルトウイスキー大全』では、今思うとトンデモナイようなオールドボトルで、普通にテイスティングしている・・・。

 スコッチの閉鎖蒸留所の多くは1980年代、83年、85年に閉鎖されている。もちろん、その主役はDCL社である。70年代後半を境にスコッチは長い不況時代に入っている。そのどん底時代は1990年代後半からミレニアムの頃まで、30年近く続くが、その歴史を象徴するのが、これらの閉鎖蒸留所なのだ。

 そんな話もしながら無事9時に会は終了。いずれにしろファイナルとなる『シングルモルト大全』の大改訂版は2017年秋に刊行予定だ。原点にもどって、スコッチのシングルモルトだけで作ろうと思っている。

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2016.06.22【日記】

EU離脱問題と『週刊大衆』の対談


 イリギスのEU離脱問題については今まであまり関心を持ってこなかったが、投票日を明日に控え、にわかに日本でも騒がしくなってきた。NHKの報道局から連絡があり、明日午後、ニュース番組の中で流す画像について取材に来たいという。

 2年前のスコットランド独立の是非を問う国民投票(この時はもちろんスコットランドだけだが)の際も、そういえばNHKの7時と9時のニュースでスコ文研が取り上げられた。といっても、わずか数秒の話だが。

 2ヶ月近く前にアイラ・ジュラ島に行っていたが、イマイチ現地では盛り上がりに欠けると感じた。EUを離脱したら当然スコッチウイスキーには関税がかけられることになる。現在EU加盟国27(イギリスを除く)の国と地域でスコッチは関税がかけられていないが、離脱後は分からない。

 経済を大きくスコッチの輸出にたよっているスコットランドにとっては大問題だ。もしそういうことになれば、再びスコットランド独立の是非を問う、国民投票が行われるだろう。あの後、それを訴えているSNP(スコットランド民族党)が大躍進をとげ、新しく党首となったニコラ・スタージョン女史も、そのことを表明しているからだ。

 もっとも”現実主義者”であるスコットランド人は、離脱をすればポンドの価値が下落し、対ユーロに対して 10%近く下がるだろうとも見ている。関税分は充分それで相殺できるだろうと、踏んでもいるのだ。果たして投票の結果はどうなるのか・・・。

 そんなことは関係なく、今週も『ウイスキー通信』の入稿、ワールドの画像選び、そして各種テイスティングの資料作り、さらに『コニサー倶楽部』の原稿に明け暮れている。

 相変わらず人の往来も多く、突然の訪問者やミーティング、そして取材が相次いでいる。ミーティングでは8月末に迫った長和フェスのスケジュール、トークショーやブラインドコンテストなどの2日間のコンテンツ、そして新宿発着の日帰り特別バスツアーも実施することを決めた。

 早朝新宿を出発して、フェス2日目(日曜日)を会場で満喫し、夕方会場を発って夜9時前後に再び新宿にもどるというもの。特典として、バスツアー参加者だけのためにつくる、オリジナルの100mlボトル、そして長和町の美味しい高原野菜などが、お土産としてついてくる(!)

 フェスのオリジナルボトルには、すでに「真田幸村」「猿飛佐助」「霧隠才蔵」の3種をつくっているので、非売品のこのお土産ボトルは「上田城」とした。「六文銭」でもよかったのだが、商標がややこしい・・・。ということで、まあシャレだが「上田城」で行くことにした。

 そんなことをやっている最中に、昨日(火曜日)事務所に、タレントで最近はCDも出している麻美ゆまさんが来て、2時間近く対談をする。『週刊大衆』の連載インタビューで、毎回麻美さんが”会いたい人”をたずねるというもの。

 最近ウイスキーにはまっているという彼女が選んだのが私ということで、ウイスキーの基礎知識やテイスティングのことを話し、せっかくだからということで、4種類ほどシングルモルトを飲んでもらう。

 ハイランドパークの25年とボウモアの12年、そしてラフロイグのカスクストレングス(PB)と、古いグレンモーレンジィの10年物の4種だ。「まだピートのものは苦手・・・」と聞いていたが、ボウモア12年はすっかり気に入った様子。結局2時間ほど対談し、夕方に終了。このインタビュー記事は2週(2回)に分けて『週刊大衆』に掲載されるというから、楽しみだ。


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2016.06.19【日記】

WP試験の判定会で合格者が決まる


 17日の金曜日は術後3週目の検診で横浜の病院へ朝イチで行く。病院が込んでいたのと電車の遅れもあり、恵比寿にもどったのは昼すぎ。急いで準備をして1時半にウイ文研。2時から先日行われたウイスキープロフェッショナル試験の判定会。

 第10回目となる今回は東京・大阪合わせて71名が受験した。採点が終わり、ようやくその結果が出たので、その成績表をもとに合否ラインを決定する。結局、今年の合格者は28名で、合格率は40%弱となった。10回のトータルでWPの合格者がようやく200名を超えたことになる。いずれにしろ合否通知は今月中に発送予定だ。合格者の氏名を載せる『ウイスキー通信』も、どうにか間に合いそうだ。

 合否判定会後は再びその通信の編集・校正作業にもどり、その後6時半から大阪フェスの反省会(?)と打上げ。ビールの季節ということもあり、恵比寿駅前のビアガーデンにくりだし総勢12名で打上げを行う。入院騒動もあって、本格的に酒を飲むのは1ヶ月ぶりだ。とにかく生ビールが旨い。

 土曜日は少々二日酔い気味だったが、一度ウイ文研に行き、午前中から『コニサー倶楽部』の原稿書き。ブラッシュアップセミナーで、アイリッシュの蒸留所についてまとめたこともあり、巻頭はアイリッシュの最新情報、新規蒸留所について書くことにした。

 結局、今日の午前中までかかって20枚ほどの原稿を書き終え、その後再び『ウイスキー通信』、『Whisky World』の原稿。梅雨だというのに暑い日が続き、日中はどこにも行く気がしないので(そうでなくても出かけられない・・・)、ひたすら恵比寿の仕事場にこもって原稿である。

 本来なら昨日、今日と福岡のウイスキートークに行く予定だったが、眼のこともあり、ドタン場でキャンセルさせてもらった。まだ長距離の移動、泊りがけの出張には不安があるからだ。代わりにスタッフのSさんに行ってもらったが、それもありこの土・日は一人仕事場にこもって原稿に明け暮れる。

 それでも今週からはいよいよセミナーやテイスティング会も再開させる。さっそく木曜に『モルトマラソン』、金曜日にレコール・ドゥ・ヴァン、そして26日の日曜日には飯田橋のレインボーホールで、2回目となるブラッシュアップセミナーが待っている。


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2016.06.16【日記】

セミナーの概要が決まりつつあり・・・


 この夏から秋にかけて行われるスクールのセミナーの概要が決まりつつある。とりあえず7月にチョコレートセミナー、そして私のテイスティングセミナーも始まるが、それ以外にもウイ文研特別顧問の早川さんのセミナーや、チーズのセミナーもスタート予定だ。

 このところ連日そのミーティングもやっているが、ウイ文研を訪れる人も多い。今日は今出ている『Whisky World』でも取り上げた富山県の若鶴酒造のIさんが訪ねてきた。若鶴酒造は1952年からウイスキーを造っているが、これからもっと本格的に始めたいという。現在あるスチルはステンレス製の焼酎用のスチルで、1基で初留・再留の2回の蒸留をやっているが、できれば銅製の本格的なスチルを入れたいという。

 日本酒の蔵がこのところ相次いでウイスキーの蒸留に参入しているが、ウイスキー造りはそう簡単なことではない。そうしたところは大概焼酎の免許も持っていて、焼酎も造ってきた。日本酒の杜氏がそのまま焼酎、ウイスキーを造ることが多いが、焼酎とウイスキーでは蒸留のやり方がまったく異なる。焼酎が造れるのだからウイスキーも簡単に造れると思ったら、大間違いだ。

 その点、若鶴酒造は熱心に勉強しているようだ。Iさんが20年物のサンプルをもってきてくれたが、悪くない。フェノール値50ppmの麦芽だというが、それほどスモーキーでもなく、樽選びと熟成環境は悪くないと感じた。今後、この手の『ウイスキー蔵』が出てくると思うが、そのためにも我々が現在進めているウイスキースクール、ウイスキーの製造を学べるセミナーが必要なのではないかと、改めて考えさせられた。

 ま、なにはともあれ、一歩一歩、できることからやっていくしかない。7月にスタートする私のテイスティングセミナーの第1回目のボトルも決まり、今日はその撮影。そういえば昨日は『ウイスキー通信』の燻製ページの撮影も行った。いずれ、スタッフ向けだがカメラと撮影の基礎についても教えていかなければならないと思っている。

 デジカメになって誰でも簡単に写真が撮れるようになったが、だからこそ、そもそもISO感度って何なのか、絞りとシャッター速度の関係、そして露出補正、ホワイトバランスについて知る必要があると思っている。

 私がカメラを始めた時代(天文少年だったので中学2年から一眼レフを使っていた)は、もちろんデジカメなんてものはなく、露出もすべてマニュアル。だからフィルムの感度と絞り、シャッター速度の関係は、それこそ経験を積んで覚えるしかなかった。

 もう半世紀近く前のことになるが、今でもあの頃の知識・体験が役に立っている。もっとも、アナログカメラで撮る機会はなくなってしまったが…。

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2016.06.14【日記】

東京フェスに向けて始動・・・


  『ウイスキー通信』『コニサー倶楽部』の執筆・編集作業が進んでいる。同時に『Whisky World』の画像選びも進行中だ。巻頭のアイラ特集のための画像で、2008年から2016年までの私と渋谷さんの画像、約1万カットの中から選ぶ作業に没頭している。最終的には1週間以上かかるだろう。非常に眼によくない作業が続く・・・。

 同時に6月26日のブラッシュアップセミナーの資料作りも着々と進んでいる。ここ3~4日、アイリッシュの蒸留所についてまとめていたが、最終的に40の蒸留所(!)をリストアップすることができた。

 かつてアルフレッド・バーナードがアイルランドを訪れた時(1885~86年)には、アイルランド全土に28の稼働蒸留所があったが、それをも遥かにしのぐ勢いだ。今アイルランドで何が起きているのか、輸出の統計資料や地図を使いながら、アイリッシュの最新事情について迫りたいと思っている。

 それらの資料作りや編集作業の合間に、東京フェスについても動き出している。もちろん、来年2月の第4回ウイスキー検定についてもだ。

 昨日午後はジャパンインポートシステムのT社長らが来社して、東京フェスのセミナーについてミーティング。GM、ベンローマックのセミナーをやりたいということで1時間半ほど話をする。とにかく、今年の東京フェスは面白いことになりそうだ。

 今日は午後からウイスキー検定のミーティング、さらに依頼を受けていた新潮社の講座について、担当者のUさんとYさん来てもらって、1時間ほど話をする。10月から3回シリーズで、テイスティングセミナーを実施させたいと思っている。

 来週からスクールで「究極のモルトマラソン」「ブレンデッドマラソン」、そして「スコ文研テイスティング」、さらにレコール・デュ・ヴァンの世界5大ウイスキーをテーマとしたセミナーなど、目白押しだ。


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2016.06.12【日記】

ブラッシュアップセミナーの資料づくり・・・


退院してちょうど2週間・・・。この間、遅れを取りもどすべく、『ウイスキー通信』の原稿執筆や、ウイスキープロフェッショナルの採点などをやってきた。それも目途がついてきたので、10日の金曜日は次号の『Whisky World』のミーティング。

次号はアイラ特集ということで、どんなコンテンツにするのか、大阪のF君を交えて1時間半ほど話し合う。併せてBBQとバーボンという夏らしい特集も考えている。その合間に、7月、8月、9月のウイスキースクールの講座内容についてもスタッフとミーティング。

7月にはチョコレートの講座も開講するが、同じ頃に私のテイスティングセミナーも開講予定だ。そのための準備も、このところ連日進めている。検定に向けた対策セミナーや、チーズのセミナーも秋からは目白押しだ。

土・日は次号ウイスキーワールドの画像選びの作業も行ったが、一番時間を割いたのが6月26日(日)、そして急遽開催が決まった7月31日(日・大阪)のウイスキーコニサー向けのブラッシュアップセミナーの資料作りだ。

特にアイリッシュウイスキーの現状と新しい蒸留所について、資料をまとめる作業にこの2日間を費やした。ブラッシュアップセミナーの際は地図とレジメを用意し説明したいと思うが、現時点でアイリッシュは12から13の新しい蒸留所が、すでに生産を開始している模様だ。既存のブッシュミルズ、クーリー、キルベガン、新ミドルトンの4蒸留所と合わせて、計16~17ということになる。

IWA(アイリッシュ・ウイスキー・アソシエーション)によると、現存プランとして挙がっているものが、この他に20近くあるという。つまり、それらがプラン通りに進めばトータル36~37蒸留所がアイルランドに存在するという状況になるのだ。1980年代後半まで、北のブッシュミルズと南のミドルトンの2つしかないと言われたことを思えば、今日の状況は目を瞠るものがある。僕らも含めて、誰が予想しただろうか。

いずれにしろ、東京と大阪のブラッシュアップセミナーでは、スコッチの現状、アイラの蒸留所の詳細、そしてアイリッシュの最新事情について、3時間ほど話をしたいと思っている。

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2016.06.10【日記】

長和、琵琶湖のミーティング


 3月下旬以降、椎間板ヘルニアと右眼の手術というダブルパンチの日々を送っていたが、それでもアイラ・ジュラツアー、大阪フェスの成功と嬉しい出来事も相次いだ。さらに嬉しいことに私の『シングルモルトウィスキー大全』、『ウイスキー完全バイブル』、そしてウイスキー検定の公式テキストが相次いで増刷となった。

 そのウイスキー検定は、第4回が来年2月に開催が決定しているが、東京、大阪の2会場にプラス福岡での開催が急遽決まった。これで3会場での実施ということになる。申込み受付けは9月予定。そろそろ検定に向けて対策講座もスタートさせなければならないと思っている。

 検定合格者特典は、大阪フェスでますます充実したが、7月30日(土)には合格者向けの「山崎蒸溜所ツアー」も企画している。嬉しいことに、これも予約が一杯で、現在キャンセル待ちという状況になっている。

 その翌日の31日(日)は大阪でウイスキーエキスパートの集中対策講座セミナーだが、私の担当部分(スコッチ、アメリカン、カナディアン)は午前中で終了するので、午後は会場を替えて大阪フェスの際に実現できなかった、コニサー向けの「ブラッシュアップセミナー」を急遽開催したいと思っている。つまり、6月4日のリベンジである・・・。

 今は海外取材とか遠くの出張、原稿執筆がなかなかできないが、幸い喋るのだけはいつでもOKだ。眼が見えなく原稿が書けないのなら、「音声を録音して、それを文字におこします」と、スタッフも変な激励を送ってくれる。ま、それもアリかもしれないと思っているのだが。

 今日は今後のフェス、イベントのミーティング。8月下旬に迫った長和フェスのミーティングには長和町のF君、Mさんが来社して1時間ほどコンテンツについて話し合う。ブラインドコンテスト、トークショーは例年どおり行うが、フェスの目玉の1つである100mlのお土産ボトルは、もちろんNHKの『真田丸』にひっかけて、真田幸村、猿飛佐助、霧隠才蔵の3種を用意することにした。

 本当は“真田十勇士”で10本のボトルをつくろうかとも思ったが、さすがに「それはやりすぎ」と、スタッフにも止められた。中味とラベルについてはどうするかだが、来週中にはそれも決めたいと思っている。

 琵琶湖のウイスキークルーズもミーティングを行い、コンテスツに私のスペシャルトークショーも入れることにした。船内でスコットランド料理をプロデュースすることもあり、「スコットランドの食と音楽」をテーマに、1時間ほど語りたいと思っている。もちろん、受講料は無料である。

 音楽ではロバート・バーンズの楽曲、それをオーケストラバックに唄ったエディ・リーダーのCD、『スカイボートソング』や『ロッホローモンド』といったスコットランドを代表する名曲についても解説をし、実際にCDを聴いてもらいたいと思っている。もちろん、クルーズ記念のオリジナルボトルも出す予定だ。夏から秋にかけてのイベントも、楽しみに待っていてもらいたい。

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土屋 守

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