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その子は来た Glengoyne 1969 Vintage Reserve

 5月には、お家に犬の子が来た。
 まさか、自分の家で犬を飼う日が来るとは、考えてもいなかったけれども、
 その子はやってきた。

 妻1号は、ショッピングモールに入っているペットショップで子犬を見ては、
  「飼えないよなぁ~。無理だよなぁ~。」
 といいつつ、また見に行く。
 実家では犬を飼っていたことがあるためか、
 ずっと前からこうだった。

 ついには、独立した専門店まで見に行って、
  「飼うのは無理だよね~」
 と、飼いたいオーラをバリバリ出しているので、
  「他の人が手伝わなくても飼いきれるなら、いいんじゃない?」
 と言ったら、その子はやってきた。

 まぁ、娘3号も近所の犬をとってもかわいがっていたから、
 いいんだけどね・・・、でも驚きだ。

 さて、今日のボトルは前回に負けず劣らずの、
 GlengoyneのVintage Reserve、1969年蒸留です。

 Glengoyne 1969 47% 70cl Vintage Reserve
  67と比較して、高めのアルコールに載せて、高い香りと強い樽木。
  その香り強さは、心地よいパフュームなレベル。
  口内に貼りついて揮発と共に広がる。
  バニラ、ホワイトチョコ、ミルクに対抗して締める香木を連れた木材。
  一杯の満足感はこちらが高いが、じわりとした厚みや混和感には欠ける。
  主観的な好みを除けば、勝ち負けのない味わい。

 高い香りが最初にピューッと来て、印象づけます。
 硬質な輪郭を持つ味わいを、高貴にプラスと取るか、
 複雑に混ざり合った味わいにかけると取るかで、
 1967年蒸留との好みの差がでるのではないでしょうか。
 いや、どっちも美味しいから、
 好みの差とか勝敗・優劣を付けるものでもないでしょうけれど。

 では、ごきげんよう。

※誤字修正 買うのは=>飼うのは 買いたい=>飼いたい

#Glengoyne

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