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117. ブリュードッグ(ローンウルフ) / Brewdog(Lone Wolf)

2017.5.20

 グレンギリーを後にした私が向かうは、そこから西へ15キロほどいった場所にあるエロンという町です。

 アバディーン、エロンといえば皆さんにはもうお分かりでしょう。そう、今度の目的地は、現在まで続く世界的なクラフトビール旋風のまさに旗手、ブリュードッグ醸造所です。

 グレンギリーのあるオールドメルドラムーエロン間は、週2ほどでバスが出ているのだけれど、それ以外は一旦アバディーンまで出て折り返すようにしてエロンに向かわないといけません。しかし、そこに行くと私なんかは慣れたもの。きちっとタイムテーブルを確認した上で、エロン行きのバスが出ている日程で移動しております(ホントはたまたまラッキーなだけでしたけど)。悠々とバスでエロンまで向かいます。
 無事エロンまで到着したのはいいのですが、ブリュードッグは町でもかなり外れの方にあるため、バス停からでもかなり歩かないといけませんでした。そして15分かそこらも歩いたでしょうか。ようやく今日二つ目の目的地に到着です。

(目の前に現れたでかいタンク群)

(どどーん。はいきましたー、ブリュードッグでーす)


(WELCOME TO PLANET BREWDOG!)

 ブリュードッグのお送りするツアー「The Dog Walk」は完全予約制。1日2回(週末は3回)開催で、完全時間指定のため、事前にきちんと調べてから行くようにしましょう。
 私はこの日最後の16時の回を予約。到着したのは14時半ごろ。これくらい時間に余裕を持って移動するのが、できる旅慣れテーラーってなもんですね。

 さて。ツアーまではまだ時間がある。そしてここはパブ併設の工場。となったらすることはもう一つですよね。

(はいきたー)

(はい知ってたー。それ知ってたー)

(この「DOG TOP」でしか飲めないビールもあったのに、なぜか「いや、ここはあえてド定番をつくのが通でしょ?」みたいな変な意地で注文はパンク。ここまできて、結局パンクとピザをSNSにあげているのだから、やっていることは六本木とたいして変わらない)

(ショップも充実しております。ここでしか買えないようなボトルないかなー、と思っておりましたが、取り扱いはスタンダードレンジのみだった)

(アート)


(カウンターを背に逆側にはタンクが)

 パンクを一杯ゆっくりやって、ショップやら何やら眺めていたら、ほどなくツアーの時間、バカでかい荷物を倉庫の片隅に置いてもらい、いざ90分の充実ツアーの始まりです。

(最初に案内されたオフィスに貼られていた社訓?)

(オフィスでもらった最初の一杯「ジェットブラックハート」をちびちびやりながら、壁に貼られている、創業2007年からのブリュードッグの成長の歴史の解説を聞きます)


(そしてタンクルームへ)


(ZIEMANN社製の製麦タンク。こいつで麦を焙煎したりします)

 
(下に降りてみると、パイプがそこら中に張り巡らされている)

(タンクルームのあとは社食へ。ここでこの日二杯目の試飲。これがなんだったか。確か黒いやつで。。スパイシーだったような。。)

 完全に私事で恐縮ですが、この時私、すっかり眠気と酔いがピーク。そりゃそうだ。前日から、さよならダブリンパーティで泥になるまで飲んで、そのまま一睡もせずに空港へ。機内で多少仮眠をとったとはいえ、そこから一軒、すでにウイスキー蒸留所なんかも挟んでいるし、ツアーの待ち時間ではパンクなんかも入れてしまっている。もうすっかり脳みそが働いていない状態で、せっかくのガイドさんの説明なんかにも、ただひたすら首を上下させるだけ、ライク赤べこ。試飲でもらう小さなプラコップに入っている30mlかそこらのビールさえ入っていかない状態で、もうダメだ。眠い。私に今一番必要なのはビールではなく寝床。
 そんな気分で、長くなってしまったので続きは次回!果たして、無事にツアーを完遂することはできるのか!?

#Lone Wolf

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