ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2018.01.27【日記】

『ウイスキーの良さを知ってもらう本』のクラウドファンディングを支援しました

ウイスキー愛好家の間で噂になっているクラウドファンディング「お酒好きのあなたとつくる『ウイスキーの良さを知ってもらう本』刊行企画」に関して、諸事情があり遅くなってしまいましたが、私も支援させていだきました。


https://camp-fire.jp/projects/view/58650

何を隠そう私も、自分がモルトに興味を持ち始めた頃に欲しかったなと思えるような本を作りたいと常々思っており、数年前から具体的な構想もあったのですが、出版の専門の方にお話を伺うと、実際に作るには時間だけでなく資金面でかなりハードルが高いということがわかりました。
自費出版できるほどの余裕もなく断念したのですが、今回のクラウドファンディングには「その手があったか」という思いです。
こうなったら応援するしかありません。(笑)

監修される倉島さん、藤井さんとは、私と同年代ということもあり現在も交流があります。お二人ともしっかりとした見識があり、刊行のコンセプトにも共感する部分が多々あります。
きっと痒いところに手が届くステキな本になると思います。

私のマニアックなブログを読まれるような方は、すでに今回の企画をご存知で賛同されるかされないか決まっている方が大半かとは思いますが、モルト愛好家目線のこの企画、達成まであと少しのようですし、是非ご支援いただければと思います。

 
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2014.12.24【日記】

ポールジロー・スパークリンググレープジュース 2014年


今年もポールジローのスパークリンググレープジュースが届きました。

2007年から毎年買っており,2012年2013年と記事にしましたが、ポールジローというコニャックの原料であるユニブラン果汁100%のスパークリンググレープジュースが、毎年この時期に出てきます。

ジュースとしては決して安価なものではありませんが,家族で飲むほかにも意外と用途があり今年も例年通り1ケース購入しました。

 
 

ポールジロー・スパークリンググレープジュース 2014年


年々色が薄くなっていると昨年も書いていますが,今年のものはさらに色が薄めです。
そして肝心の味はというと,昨年のものに近い印象で,甘み・酸味ともに穏やかで飲みやすい印象でした。
異常なほど濃厚な味だった頃と比べると,炭酸も淡くなっているように思います。


今年のものも加えてヴィンテージ違いで並べてみました。



左から2010、2011、2012、2013、そして今年の2014です。
(※2011年ものまでは賞味期限切れで,少し滓もでています。)
やや画面右側のほうが明るい状態で撮影したので違いが極端に出すぎてしまいましたが,同じ条件で比べてみてもやはり色は年々薄くなっています。


甘味が濃厚すぎてキツさを感じていた頃が懐かしい気持ちもありますが,今年も美味しいジュースでした。

今年のクリスマスは,娘とこれで乾杯する予定です。

来年もこの傾向が続くのかどうかはわかりませんが,楽しみにしています。

それでは皆様,素敵なクリスマスをお過ごしください。

 
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2014.12.06【日記】

カバラン オフィシャル シェリーカスク

近年ものとは思えないシェリー感はすごいです。

 

カバラン KAVALAN OB SHERRY CASK 46%
Spanish oloroso sherry casks



香りはやや高貴な強いシェリー、ベリージャム、バルサミコ酢、ブラックコーヒー、紹興酒、ハーブ、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、ベリージャムの甘味、良い渋味、リッチ、ハーブ、やや青草を噛んだようなエグ味あり、リッチな余韻。

【Good/Very Good】


台湾のカヴァラン蒸留所からオフィシャルのシェリーカスクです。

昔のスコッチのシェリー樽に感じるような高貴なニュアンスのあるシェリー感が感じられ,ベリージャムやバルサミコ,コーヒー,ハーブといった多彩なシェリー感が充実しています。
飲んでみると口当たりも滑らかで,香り同様にベリージャムやハーブなどシェリー樽の個性が主張してきますが,青臭さも感じるようなエグ味があり,香りのイメージよりはちょっととってつけたような仕上がりの粗さが目立ちます。
気候のためか熟成が早いという話も聞きますが,ちょっと急激に熟成変化をしすぎたために熟成感と若さが混在するようなちぐはぐな印象を持ったのかもしれません。
とはいえ甘味と渋味のバランスも悪くなく,リッチで美味しいです。

スパニッシュオークのオロロソ樽を使用しているようですが,最近のスコッチからは出てこない往年のシェリー感との共通点が多く,どんなスペックのシェリー樽をどうやって確保しているのか気になるところです。


 
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2014.11.27【日記】

Whisky Festival 2014 in TOKYO に参加しました。~前編~


11月24日に開催された,今年の東京のウイスキーフェスに参加してきました。



仲間と楽しく過ごせたこともあり,そんなにストイックに飲んで回ったわけではないので軽くご報告です。




まず毎回恒例ウォーミングアップ(?)のブラインドテイスティングコンテスト。


前回までは予選はスコッチのシングルモルトだけの出題でしたが,今回はどういうわけかスコッチのモルトは入っておらず,ブレンデッド,アイリッシュ,ジャパニーズ,アメリカンのみの出題でした。
選択肢を見て,ここ数年で飲んだものがジャパニーズくらいしかないよ・・・という切ない展開だったのですが,ちゃんと真剣に取り組みました。

Aは少し焼酎っぽい若さの目立つスコッチのブレンデッド,Bはオイリーでトロピカル感もある熟したフルーツがありアイリッシュかグレーン(これは選択肢にナシ),Cはちょっと針葉樹っぽさのあるウッディネスとフレッシュなフルーツ感でジャパニーズの白州か宮城峡という印象,そしてDは明らかにバーボンの香味でした。
ジャンルくらいはすんなりとわかりましたが,さすがに一度も飲んでいないものも含め経験値が極端に少ないものばかりで,銘柄までは難しかったです。
結局,Aのバランタインファイネストを正解し,B~Dもジャンルは正解したものの銘柄は当たらず。。。予選敗退となりました。
Cで,迷った末スモーキーさをあまり感じなかったので白州を切って宮城峡にしたのが失敗で,正解は白州12年でした。正直,白州は去年もノンエイジが出たし,今年はマッサンもあるからニッカでしょ・・・って雑念も悪さをしましたね。(笑)
1問正解で残りも当たらずとも遠からずな回答だったので,例年の感じだと部分点で決勝行けるかなと期待していたのですが,残念でした。。。
ちょっとこの選択肢だと来年参加するかどうか迷ってしまうところですが,それでも十分に楽しめましたね。

さて,そこから遅れて会場入り。


モルト仲間や知り合いのメーカーさん,そして初めての方にも声を掛けていただき,楽しく話しながらの試飲でしたので,テイスティングはある程度ざっくりですがいろいろ美味しいものを飲めました。

 


まず今回楽しみにしていた信濃屋さんとBOW BARさんのコラボボトリングのグレンファークラス1979です。

これは前回の信濃屋さん向けのファークラス1979と同系統の北梶フレーバーがばっちりでたフルーティモルトで,洋ナシや桃,バナナ,パイナップルなど多彩なフルーツとクリームが感じられるフルーツケーキのようなモルトで,シェリー系でないためスペイサイドの長熟らしい華やかさが強く感じられるボトルでした。
さすがに高額ではありますが,オフィシャルボトルで1979-2014ですし,内容を鑑みれば十分に妥当な値付けだと思います。

 
 

他にも信濃屋さん向けに入ってくるというモルトマンのベンネヴィス1996やケイデンヘッドのダルユーイン1994をいただきましたが,どちらもフルーティなニュアンスが前面に出たタイプで信濃屋さんらしさを感じました。
ベンネヴィスには自分の苦手な紙っぽさやエグ味が少なく,ダルユーインもスペックのわりに無骨な麦々しさよりフルーティさが特徴的なタイプだったのも印象的でした。

 

BAR婆娑羅さんのブースには,かなりのレアモルトが並んでいました。
高額試飲が多かったですが,お店で飲むことを考えればかなり良心的な価格で出されていましたね。

 

そこで自分は大好きなラフロイグのキングスバリー1976,22年をいただきました。

凝縮して噛み応えを感じる柑橘やメロンなどのフルーティと落ち着きも感じましたがそれと強いピートが同居している美味なラフロイグでした。
この辺のヴィンテージだとボウモア系のトロピカル感もあるかなと思ったのですが,現時点では感じませんでした。これから出てくるのかもしれませんし,正直,今回の試飲ではポテンシャルを十分に感じてあげることができなかったように感じており,機会があればもう一度じっくり時間をかけていただきたいボトルでした。





ディアジオさんのブースでは,これも飲んでみたかったラガヴーリンのオフィシャル37年をいただきました。

力強いアプリコット系フルーツとどっしりとした迫力のあるピート,魚介ダシの旨味とこなれた麦の旨みも感じられ,熟成感を感じる複雑な香味もありましたがとにかくベースがビッグでリッチなラガヴーリンでした。
かなりの長熟ですが過熟感は全くなく,アイラモルトとしてはバランスもとれており,さすがオフィシャルのヴァッティングですね。
超高額ボトルでしたから試飲も高額でしたが原価割れするくらいの価格でしたし,飲めないと思っていたボトルでしたから飲めて嬉しかったです。





山岡さんのブースではOMCのオード1967,39年をいただきました。
後述するセミナーでのオード1970と比べるとやや軽さはありましたが,そのぶんとてもフルーティでかなり美味しかったです。

 



その後,サマローリの高額ボトル,グレングラント1973とトミントール1967の試飲もさせていただきました。
トミントールが人気とのことでしたが,非常に熟成感があり華やかでフルーティな反面,ボディが軽くなっている印象でした。
グラントはトミントールほど華やかではありませんが十分にフルーティであり,ボディもなかなか保たれているタイプで,個人的にはこちらが好みでした。
どちらもずっとうっとり飲み続けられるような熟成感があってとても美味でしたが,さすがに買うのに躊躇するような強気の値付けですね!

 



モルトではありませんが,スコッチモルト販売さんのブースで安価に出されていたコニャック,Borderie1970,これが非常に陶酔感がありすばらしい香りでした。
いわゆるランシオと言われる香りの中でも本命のような香りで,確かに昔の素晴らしいモルトにも共通点を感じることがあるように思いました。

 

こうして書いてみると意外に長くなってきたので,今回はブースでの試飲の話でおしまいにして,参加したセミナーのお話は次回の後編にします。



 

2014.08.18【日記】

プチSBT from naoskprs サンプル:D


モルト仲間のnaoskprsさんと以前から定期的にやっているプチSBT、次はDです。

 

 

(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)
 

・プチSBT from naoskprs サンプル:D

強い発香,レーズンなどブドウ感,ドライフルーツ,ミント,黒糖,強めのウッディネス,セメダイン系のエステリー,良いラムのような香り,アイリッシュに近いようなオイリー。
飲むと非常に穏やかで粘性のある口当たり,果汁を伴うブドウ感,黒糖など糖質そのものを感じる強い甘味とコクがある,度数は低そうだが濃厚でボディはある,ドロリとしたテクスチャー。

【Very Good】

濃縮感のある多彩なフルーツと,ねっとりとした濃厚な甘味が印象的。
まずラムと思われる。熟成感があり,飲んだことはないがレジェンドオフキューバンラムなんてこんな感じだろうか。
濃いアルマニャックにも似たようなニュアンスを感じたことがあり,またオイリーさなど一部の要素にアイリッシュウイスキーとの共通点も感じたが,それらにしては甘味が強すぎるように思う。

とても甘くデザートになりそうな1杯で,ウイスキーとは思えなかったが非常に美味しかった。

・予想
ラム(長熟)


以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
 
正解は・・・、
 

 

 





Ron Zacapa Centenario XO 40%
(ロン・サカパ XO センテナリオ ソレラ・グラン・レゼラヴァ・エスペシャル)



やっぱりラムでした。
コニャックを詰めたフレンチオーク樽でフィニッシュをかけた特殊なラムらしく,アルマニャックっぽいブドウ感を強く感じたのはそれが原因でしょうか。
明らかにモルトとは異なるのですが,先入観無く飲んだためか,モルトとの共通点も指摘できて面白かったです。

変則的な出題でしたが甘くてとても美味しかったです。
それほど高くないようですし,甘いものが飲みたいときのために買って家で開けておいても悪くないと思えるボトルでした。

 

naoskprsさん,いつも面白い出題をありがとうございます。
今回はひどい予想でしたが,90年代スプリングバンクについて考えさせられました。

 
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2014.01.16【日記】

タスマニア蒸留所 サリヴァンズ・コーヴ2000-2013 オフィシャル フレンチオークマチュアード #HH0525

初めてのタスマニア産シングルモルトでした。

 

タスマニア TASMANIA SULLIVANS COVE 2000-2013 OB FRENCH OAK CASK MATUERED #HH0525 47.5%
one of516 bottles



ねっとりしたプラムジャムのような甘い香りだがちょっと人工的、ナッツ、カラメル、チョコレート、飲むと強いジャムの甘味だがややケミカル、強めの渋味が味を深める、ちょっとオイリーで余韻は長い。

【Good】


オーストラリアのタスマニア島にあるタスマニア蒸留所から、サリヴァンズ・コーヴ2000-2013、およそ13年熟成。
フレンチオークマチュアードとされていますが、ポート樽ということでした。

樽の影響なのか濃縮したフルーツ感がしっかりと感じられますが、やや人工的なニュアンスを伴います。飲んでもケミカルな感じはありますが、濃厚なフルーツの甘味とわりとしっかりと渋味も感じられ、深みも感じます。

ニューワールド的なモルトですが正統派の造りのようです。
ちょっと樽由来と考えられるケミカルで人工的なニュアンスが個人的には引っかかりましたが、珍味感はなく完成度としてはなかなかのものでした。
ただし、このスペックで1万円オーバーと、やや高い印象はあります。

 
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2014.01.02【日記】

2013年のベストボトル達・後編


前回に続き、BAR HAYAFUNEさんがやってらっしゃる「モルトウィスキー・オブ・ジ・イヤー2013」に私が投票させていただいた、マイベストボトル達の紹介です。



◎ボトラー部門(市価1万円未満)

・クレイゲラキ 1994-2013 18yo CADENHEAD'S SMALL BATCH 54.4%【VG】


 

この価格帯のボトラーズとなると、CPが高く家飲みにも良いものが選出される気がします。また、ボトラーだとシングルカスクが多く、オフィシャルのようにヴァッティングで調整できないことを踏まえるとアイラの短熟の独壇場かなという印象です。
しかしそんな中、最近飲んだこのケイデンのクレイゲラキは記事にも書きましたが8000円台の価格ながらVGを付けてしまったほど完成度の高いボトルで、とても好みでした。
こんなリリースが増えるとかなり嬉しいです。

 

◎ボトラー部門(市価1万円以上)

・ラフロイグ LAPHROAIG 1976 35yo SCOTIA ROYALE 43.4%【VG/E】




1万円以上のボトラーズという括りは非常に範囲が広く、よくよく考えるともっと高評価したものがあった気もしますが、まず思い浮かんだのはこのラフロイグでした。
もうお目にかかれないと思っていた70年代ラフロイグのニューリリースで、長熟でボディはやや軽くなっているものの、昔のラフロイグに期待するフルーティがしっかりと感じられるうえに、ボウモアのようなトロピカル感まで含まれており陶酔感がかなりありました。
こんなラフロイグ、私は好きに決まっています。
そういえば、スコシアロイヤルってこの時の4本以来出てきてないですね。
どれも素晴らしいものでしたから、あのクオリティが維持されつつまたリリースされることに期待しています。

 

◎オールド&アンティーク部門

・アードベッグ  1966-1987 MOON IMPORT “THE BIRDS” #348 46%【E】




この分野が一番飲んでいるため、これこそよくよく思い出すと他にもある気がしますが、今思い出せるなかではつい最近いただいたこのムーンのアードベッグ1966でした。
まだ記事をブログに載せていないのですが、非常に素晴らしいアードベッグで、もともとラフロイグやボウモアと比べるとそこまで好みでないハウススタイルということもあって、もしかすると今回初めてExcellentをつけたかもしれません。
オールドシェリーとピートが融合した本当に素晴らしいボトルでした。

 

◎ジャパニーズ部門

・白州18年【VG】




 

巷では軽井沢やイチローズモルトの価格が高騰しまくっているようですが、私は今年ジャパニーズをあまり飲まなかったようで候補は少なめでした。
面白かった秩父のウイスキートーク向け白州の2013シェリーカスクバーショー向けの山崎ミズナラなんかもとても美味しかったのですが、自分がずっと好きな白州18年には及ばず、ニューリリースではないのですがこれにしてしまいました。
クオリティは高いものが多いですし、今年は鉄板の白州18年を圧倒するものに出会えることを期待します。

 

◎各国ウィスキー部門

・カバラン SOLIST OB SHERRY CASK 57.8%【G/VG】




この分野はしっかりと味わって飲んだものが無く、該当なしにしようかとも思ったのですが、そうえいばウイスキーフェスで飲んだこのカバランは良かったです。
イベントでの試飲なのでしっかりとテイスティングできておらず、ちゃんと飲むとイマイチな部分が見えてくるのかもしれませんが、最近のシェリーと思えない良いシェリー感で、短熟なのに未熟感もほとんど感じなかったのが印象的でした。

 


こんな感じで投票させていただきました。

 

そしてオマケですが、昨年飲んだすべてのボトルのなかでベストだったのは、1998年詰めなのでオールド部門にも入れませんでしたが、勇気を出して自分で開けた、ハイランドパーク1958でした。




圧倒的な存在感で、一生忘れないボトルになりました。



今年も良いニューリリース、素晴らしいオールドボトルとの出会いに期待します。


 

2013.12.30【日記】

ポールジロー・スパークリンググレープジュース 2013年

 
ポールジローの今年のスパークリンググレープジュースが届きました。

昨年も買って想い入れも含めて記事にしましたが、ポールジローというコニャックの原料であるユニブラン果汁100%のスパークリンググレープジュースが、毎年この時期に出てきます。

授乳中の妻も年末年始に喜んで飲んでくれそうですし、今年も例年通り1ケース購入しました。



ポールジロー・スパークリンググレープジュース 2013年


昨年のものはライトで色も味もやや薄めという感想でしたが、今年もその傾向が続いているようです。
飲んでみましたが、もしかすると去年よりライトかもしれません。



今年もヴィンテージ違いで並べてみました。
左から2010、2011、2012、2013です。
やはり色も昨年同様に薄いですね。
(撮影環境の為か、昨年の画像のほうがわかりやすいです。)

甘味が濃厚すぎてキツさを感じていた頃が若干懐かしくなってきましたが、昨年同様に飲みやすく清涼感がある今年のものも美味しくいただいています。
昨年も書きましたが、コニャックの原料としてのブドウの出来の良さと、ジュースとしての出来の良さは違う気がします。
ジュースとしての完成度は2011年のものが個人的にはベストでしたが、収穫年による違いに自然の恵みを感じられる面白いジュースで、来年も楽しみにしています。


 
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2013.11.18【日記】

第9回 Whisky Festival 2013 in 東京に参加しました! 前編


11月17日に東陽町で行われた第9回 Whisky Festival 2013 in 東京
これに参加してきました。




まず前回から始まったブラインドテイスティングコンテスト。
地域くらいはだいたい当たりましたが、見事に予選落ち。(笑)

普段オフィシャルスタンダードをほとんど飲まないと言い訳したいところではありますが、がっつり練習して臨んでもそれほど当たらない気がします。加水オフィシャル、特にスペイサイド系は鑑別が難しいですね。やはりテイスティングに比べると蒸留所当ては苦手です。(笑)
普段、目の前のボトルに対してその場のテイスティングに取り組む真剣さと比べると、蒸留所の個性やヴィンテージに対してはやや意識が薄い気がします。
蒸留所当てに関してはそのあたりが今後の課題でしょうか。

 

さて、気を取り直してテイスティングできたボトル達を簡単にご紹介。

 


ハイランドパーク ロキ 15年 オフィシャル 47.8%

近年詰め15年熟成とは思えないほど未熟感は感じられず、むしろ熟成感を感じる多彩なフルーツ感がある。単調さが無く展開していく中でトロピカル要素も感じられた。かなり好印象。

ヴァルハラコレクションの第2弾。
近年詰めの短熟ハイランドパークにはちょっと好みとは言えないものが多い印象だったのですが、これはかなり良かったです。
もっとじっくりテイスティングしたらさらに深く真価を評価できそうな1本でした。



 

カバラン ソリスト オフィシャル シェリーカスク 57.8%

果汁を感じるかなり良いシェリー感が全面に出ている、コーヒー、ドライフルーツ、香り・味わいとも非常に多彩、飲むと強い甘味と引き締める渋味、やや薬っぽいケミカルなニュアンスも感じるが複雑で良い仕上がり。

台湾のカバラン蒸留所からシングルカスクのソリスト、シェリーカスク。
かなりの短熟とのことですが、とても良いシェリー感と熟成感があり非常に美味。この値段で買えるモルトの味ではないと思いました。普通の熟成の感覚では想像できない仕上がりです。台湾は熟成がかなり早い環境とのことですが、納得です。カバランは以前山岡さんの会でいただいて美味しさに驚いた時以来でしたが、このシェリーカスクは前回同様に好印象でした。
きっと良い樽を持っているんでしょうね。


 


カバラン ソリスト オフィシャル EX-バーボンカスク 57.1%

バニラ、パイナップル、洋ナシなどフルーツ感は多彩で熟成感あり、ちょっと生の木とそのエグ味はあるが総合的には華やかで良い仕上がり。

台湾のカバラン蒸留所からシングルカスクのソリスト、EX-バーボンカスク。
シェリーカスクに続いてのバーボンカスクでしたが、やはり短熟にもかかわらず熟成感が出ていました。良い仕上がりながらちょっと木のエグ味が強く感じられたのが残念でしたが、このあたりは急速に熟成した影響で抽出されたものなのかもしれません。このあたりのオフフレーバーは、シェリーカスクでは強いシェリー感にマスクされていた可能性もありそうです。

 

続きは後編へ。



 
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2013.10.18【日記】

グレングラントテイスティングイベントに参加しました。


グレングラントのマスターディスティラーであるデニス・マルコム氏が来日され、関係者を中心としたイベントが銀座で行われました。
関係者ではありませんがありがたいことに私も招待していただき、奇跡的に仕事が早く終わったこともあり、喜んで参加させていただきました。

内容は、デニス氏とスコ文研の土屋守さんのトークイベント、そしてデニスさんのグラント勤続50周年を記念して作られた「ファイブディケーズ」の試飲、その後は現行グラントのテイスティングと食事をしながらデニス氏を中心とした懇親会、という流れでした。
高級感のある会場でのイベントで、テンションあがりましたね。



トークイベントではグラントの歴史やあまり語られない裏話がいろいろ聞けて予想以上に楽しかったです。
グラントといえば、オールドボトルや70年代前半くらいの蒸留までのものには非常に魅力的なものが多く、自分も大好きな蒸留所のひとつですが、イタリアでの圧倒的な人気と世界第5位の販売量を誇るものの、残念ながら最近のオフィシャルからのリリースには特別なものが無く面白味がない印象を持っていました。
しかしお話をうかがうと、2006年のカンパリ社の買収以降、いろいろ挑戦的な試みもなさっているようで、これからのリリースが楽しみになりました。

また、改めて飲んでみるとグラント10年、16年などのスタンダードボトルも、スペイサイドらしい華やかさとフルーティがあり、特別なテイストはないもののオフフレーバーも無く、どういう飲み方でも安心して飲めるものでした。値段を考えると普段飲みに悪くないボトルだと思います。

そして特別テイスティングの「ファイブディケーズ」、これはせっかくなのでしっかりテイスティングさせていただきました。



グレングラント GLENGRANT OB FIVE DECADES 46%
one of 12000 bottles



香りは強いフローラル、蜂蜜、やや熟したオレンジ、バニラ、若さの強くない麦感、ナッツ、時間とともにうっすらシェリー感とリッチなニュアンス。
飲むと蜂蜜の甘味、奥から淡くシェリー系のフルーツが顔を出し甘味に厚みを出している、麦の旨みあり、後半はスパイシーでナッツとかすかなピートも感じる。

【Good/Very Good】


デニス氏が15歳でグラントで働き始めて現在に至るまでの50年間、60年代、70年代、80年代、90年代、2000年代、それぞれの原酒がヴァッティングされている記念ボトルです。昔のシェリーカスクも使われているということでした。

ヴァッティングの詳細は不明ですが、基本的には90年代くらいの若いバーボン樽系の原酒がメインで使われているボトルだと思います。
ただし、奥からうっすらとシェリー感や昔のボトルにあるピーティな感じも顔を出し、時間が経つとシェリー感はより感じやすくなりました。これらが酒質に厚みや深みをだしているように思いました。スタンダードボトルと比べると明らかにリッチで深みのあるボトルで、美味しくいただきました。

なお、世界12000本限定とのことでしたが、日本に入ってくるのはたった120本で全体の1%。。。ちょっと残念な気持ちになりました。
市場として期待されていないということなんでしょうが、これから日本のグラントファンが増えるような魅力的なボトルが入ってくることに期待します。


食事をしながらの会食では、デニス氏とお話しすることもでき(すごく気さくで良い方でした!)、さらにグラントのニューポットをテイスティングする機会にも恵まれました。
かなりクリーンでフルーティなニューポットで、エグ味も少なくこれはこれでなかなか飲める味でした。スペイサイドらしい華やかなモルトになりそうな印象を持ちました。

お土産のボトルをありがたくいただいた後は、そのまま有楽町に流れ、そこでも美味しいモルトを飲んで大満足な一日でした。

参加者・関係者の皆様、楽しい時間をありがとうございました。

 
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2013.07.14【日記】

買ってしまいました

最近、スコ文研のハイランドパークを一気に開けて飲んでいたこともあり、以前から膨らんでいた好奇心がついに抑えられなくなりました。

何の話かというと、ハイランドパークの特徴と言われる「ヘザーハニー」です。
たまにこれかなという形でテイスティングノートにも書いてましたが、食べたことないなら単なる想像じゃないかという気持ちが日に日に強まり、ついに買ってしまいました。


 

スコットランド産のヘザーハニー


普通の蜂蜜に比べてかなり高額だったのでやや躊躇したのですが、好奇心が勝ちました。実は前にも蜜蝋がなんのこっちゃわからず買ったことがありましたが、我ながらストイックだと思います。(笑)

さて内容ですが、とりあえず香りも味も蜂蜜です。(笑)
ただ普通の蜂蜜との比較ではもちろん、今まで食べたことのある高級な蜂蜜と比べてみても特にフローラルです。ブーケを感じますね。
コクが強いのですがややさらりとしており、甘味も上品でふわっと溶けるようです。

確かにハイランドパークにしばしば感じられる蜂蜜感に近いものがあるように思いました。思いついたテイスターさんはすごいですね。

これはこれでゆっくり楽しもうと思います。


 
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2012.12.24【日記】

ポールジロー・スパークリンググレープジュース 2012年

今年もこの季節になりました。

 

ポールジロー・スパークリンググレープジュース 2012年


このマニアックなブログを見てくださっているような洋酒好きの方にはご存じの方も多いと思いますが、ポールジローというコニャックの原料であるユニブラン果汁100%のスパークリンググレープジュースが、毎年この時期に出てきます。
お酒が飲めない方でもシャンパンのような気分で楽しめることもあり、この時期にもってこいです。

私は確か2007年から毎年1ケース以上買っていて、実は、自分の結婚披露宴の際にも持ち込みでアルコールを飲めない方に提供させていただいた、思い入れのあるジュースでもあります。

味は非常に濃厚で、アルコール収量の高い品種だけあってかなり糖度が高いです。炭酸が抜けると粘性のある甘さがきつく感じられるほどです。ブドウ果汁100%ですが、ブドウジュースとして飲むと意外に感じる味で、個人的にはリンゴジュースに近い味だと思います。
飲み残して炭酸が抜けると果汁100%ジュースになり、シャンパンと違いそれはそれで十分に美味しいですが、甘味がかなり強く感じられるので、炭酸で割ったりレモンを入れたりしてさっぱりさせても美味しくいただけます。

さてさて、そんなジュースが今年も手元に届きました。
去年のものは例年より明らかに色が薄く、甘味がそこまで強くなく酸味が強いなと感じましたが、今年のものはさらに色が薄く、甘味も控えめに感じました。炭酸も気のせいか例年より弱い印象です。全体に濃厚さが影をひそめ、薄めの仕上がりだと思いました。

比較のため、2010年、2011年のものを出してきて比べてみましたが、下の画像のようにやはり薄かった去年よりさらに色は薄いです。





ただ、ジュースとしては濃ければ良いというわけではないとも思えます。
去年、甘味が弱めで酸味が強い仕上がりと思いましたが、個人的にはジュースとしては酸味があったほうが例年より美味しいと思ってしまいました。
もちろん個人の好みだとは思いますが、コニャックの原料として良質なのと、ジュースとして良質なのは別と考えることもできそうですね。

今年のものはやや全体に淡く弱い印象ですが、もちろん濃厚ですし美味しいことに間違いはありません。毎年違った味わいが楽しめるのも、自然の恵みを感じられ良いですよね。
まして今年は妻が妊娠していてアルコールが飲めないこともあり、大切な日には大変重宝しています。

今日のクリスマスイヴも妻とはこれで乾杯しました!
それとは別に私はモルトも飲みますが。(笑)

皆様も良いクリスマスを。


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2012.12.09【日記】

典型的モルティのサンプル「サマネ」

典型的なモルティを感じたい人にオススメ。



サマネ SAMANE 50%

私だけなのかもしれませんが、蒸留酒の麦感って飲み始めてしばらくはわかりづらくなかったですか?私の場合、フルーティとかピーティに比べてモルティって捕まえるのが苦手でした。
そんな時に、蒸留酒のモルティをしっかり認識させてくれたのがこのサマネでした。


漫画「レモンハート」にも出てきたリトアニア産のライ麦100%のウォッカで、アルコール感の中に、まさにライ麦パンや全粒粉のパンのような香りがします。
飲んでも全粒粉のパンをかじったような麦の甘味がしっかり感じられます。
ストレートで飲んでも結構美味しく、実は私はもうすでに2本消費しています。

ちなみにスコッチのニューポットにも同様の香りと味わいがありますが、なかなか手に入りませんし、アルコール感や刺激も強くサマネのほうがわかりやすいと思います。

いま自分がウイスキーに感じる麦感にも、焦げた感じやらショウガっぽいのやら乾いた印象のものやらいろいろあるので一概には言えませんが、このボトルに感じるような麦の風味が多少でもあれば、典型的モルティありと評価して良いのではないかと思っています。

 

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