ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2016.09.30【日記】

ニューリリース:ティーリング 1991 23年 スリーリバーズ向け #6821 54%

良いシェリー感がしっかり効いたティーリングでした。

 

ティーリング TEELING 1991 23yo for THREE RIVERS #6821 54%
one of 250 bottles, Sherry Hogshead



香りは心地良いシェリー、みずみずしいブドウ果汁、ブドウの皮、少しケミカルなニュアンスとパイナップルなどトロピカル感、クローブ、オイルと淡い雑穀感、リッチ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、香り同様に皮付きのブドウ果汁とケミカルを伴うパイナップルやマンゴー、濃い甘味と良い渋味、スムーズでオイリー、ボディは余韻は長め。

【Good/Very Good, Interesting】


スリーリバーズ向けにボトリングされたティーリング1991、23年熟成で最近のリリースです。

香りも味わいもフルーティさが突き抜けているのですが、良いシェリーカスク由来と思われるみずみずしいブドウ果汁を感じるフルーツ感がしっかりと感じられるのと同時に、ティーリングらしいケミカル要素を伴う強いトロピカルフルーツが同時に感じられたのが印象的でした。
アイリッシュらしいオイリーなニュアンスや雑穀感も感じられ、一言でいうと「良いシェリーカスクのティーリング」という感じです。

この年代でよくこんな良いシェリーカスクがあったなぁと思うようなシェリー感と、らしさ全開の強いトロピカル感が同時に感じられるボトルは私にとって初めてで、さらにおいておくと一体感も出てきて素晴らしい仕上がりになるのではないかと思います。

さすがスリーリバーズさん、素晴らしいチョイスですね。


 
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2015.09.12【日記】

ニューリリース:アイリッシュウイスキー 1991-2014 22年 ネクター&メゾンドウイスキー

やや洗練されていないタイプだと思いました。

アイリッシュウイスキー IRISH WHISKEY 1991-2014 22yo NECTER with La Maison du Whisky IRISH WHISKEY 1991-2014 22yo NECTER with La Maison du Whisky

アイリッシュウイスキー IRISH WHISKEY 1991-2014 22yo NECTER with La Maison du Whisky 46.6%
 

香りは強くフルーツ、洋梨、パイナップル、オレンジ、ややケミカル感あり、奥から麦感とオーク、オイル、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、粘性を感じるテクスチャー、香り同様の多彩なフルーツとケミカル感、バニラクリーム、淡く紙っぽさを含む雑穀感、濃いめの甘味と引き締めるオーク、オイリーな余韻。

【Good】


ベルギーのネクターがフランスのメゾンドウイスキーとジョイントで詰めたアイリッシュウイスキーです。

スコッチでこういうトロピカル感のあるものが少なくなっているのか,最近こういうアイリッシュウイスキーが盛んにボトリングされていますね。
らしいケミカル感を伴うフルーツと強いオイルが香り・味わいともに強く感じられ,とろりとした粘性も感じるテクスチャーで美味しいのですが,他のリリースと比べると,紙っぽさにつながるような雑穀のようなニュアンスがやや強めに感じられてそれがひっかかりました。

ちょっとこの方向性があまり得意でないため過剰反応している感も否めませんから,あまり気にならない人には独特のフルーティさを堪能できるボトルだと思います。

 
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2015.07.11【日記】

クーリー 1988-2012 24年 アデルフィ "LIMERICH SLANEY" 台湾向け #10506

台湾向けのクーリー,トロピカルで完成度の高いアイリッシュでした。

 COOLEY 1988-2012 24yo ADELPHI "LIMERICH SLANEY" for TAIWAN #10506

クーリー COOLEY 1988-2012 24yo ADELPHI "LIMERICH SLANEY" for TAIWAN #10506 56.8%
one of 188 bottles

  

香りはのっけからトロピカル,パイナップルやパパイヤ、オレンジクリーム、強くココナッツ、バニラ、オーク、ややケミカルなニュアンス、しっかりアイリッシュらしいオイリーがありリッチ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、香り同様のトロピカルで強いフルーティ、小児用シロップ薬のケミカル感、クリーム系の強いオイリー、フルーティで濃い甘味、ほどよく引き締めるオーク、長めの余韻。

【Good/Very Good】


アデルフィが台湾向けにボトリングしたらしいアイリッシュのクーリー1988,24年熟成のシングルカスクです。

香りの最初から,パイナップルやパパイヤなどの強いトロピカルフルーツが主張してきます。らしいケミカル感も伴っていましたが嫌な感じではなく,アイリッシュらしいオイリーさもありました。
ココナッツやバニラ,オークのニュアンスはバーボンカスクを感じさせるもので,表記はありませんがわりと成分の出るバーボンのホグスヘッドでしょうか。キツさはありませんがもしかしたらファーストフィルかもしれません。

飲んでも香り同様にトロピカルフルーツを含んだ多彩なフルーティがあり,ケミカル感もあり,やはりオイリーさもしっかりと感じました。
甘味と渋味のバランスも良好で,アイリッシュにしては度数なりのボディもちゃんとあるように思いました。

バーボンカスクのニュアンスもしっかりでオークの主張はあるものの,香りで若干懸念したエグ味や生木っぽさは全然無く,非常に美味しくいただきました。

 

このボトルは,神戸三宮のMain Maltさんでいただきました。

 
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2015.07.02【日記】

ニューリリース:アイリッシュウイスキー 1988-2015 26年 ウイスキーエージェンシー パーフェクトドラム

フルーティアイリッシュの決定版。突き抜けた滴るようなフルーツを感じました。

 

アイリッシュウイスキー IRISH WHISKY 1988-2015 26yo THE WHISKY AGENCY THE PERFECT DRAM 50.7%
one of 201 bottles, Barrel



香りは非常に強いフルーツ、はっきりと桃やグァバ、マンゴー、パイナップル、強い果汁感あり、ほど良い麦感、オイル、飲むと滑らかな口当たり、粘性あり、ケミカルさもあるがパイナップル、桃、果汁感あり、濃い甘味とほどよいオーク、ややオイリーだが余韻は不思議と長くない。

【Very Good】


ウイスキーエージェンシーからのニューリリース,パーフェクトドラムのアイリッシュウイスキー1988,26年熟成です。
中身はブッシュミルズではないかという噂ですが,記載はありません。
パーフェクトドラムというと絵の無い淡白なラベルのイメージでしたが,これは一変してアニメっぽいラベルです。

香りの最初から非常に強いトロピカル感のある多彩なフルーツが感じられ,飲む前なのに強い果汁を感じました。麦感やアイリッシュらしいオイルも遅れて出てきました。

飲んでも香りから期待する通りの突き抜けた果汁感のあるフルーツがあり,アイリッシュらしいオイリーさも露骨でない程度に感じましたが,意外に余韻は長くありませんでした。
フルーティなアイリッシュに伴うことの多いケミカルなニュアンスもあるのですが,完全にフルーツに凌駕されており,度数も残っていてボディもあるためか,同じくらいの度数が残った60年代ベンリアックに近い味だと思いました。

陶酔感や余韻の長さではベンリアックに譲りますが,果汁感では決して劣らないと思います。
ここまで突き抜けていると手元に欲しいと思ってしまいますが,今さらながらアイリッシュも高くなりました。。。

CPの高いフルーティなウイスキーとは全く言えない価格帯が当たり前になってしまいましたね。


 
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2015.03.27【日記】

ブッシュミルズ 1989 オフィシャル 日本向けシングルカスク #7438

驚愕のシェリー感で,どうしてこんなものが出てきたのか考え込んでしまいました。

 

ブッシュミルズ BUSHMILLS 1989-2003 OB for Japanese Connoisseurs #7438 52.6%
SHERRY HOGSHEAD



香りはオールド感を伴う濃いシェリー、紹興酒、プルーン、ドライフルーツ、みたらし、みりん、ブーケガルニ、リッチ、ミーティ、干し椎茸、飲むと滑らかで濃厚な味わい、粘性あり、赤いジャムのまったりした濃い甘味、コクあり、甘辛く旨味の濃いみたらしのたれ、良い渋味、ミーティで強い味わい、リッチで長い余韻。

【Very Good,Interesting】


ブッシュミルズが2003年に日本向けにボトリングしたシングルカスクで,1989年蒸留のシェリーホグスヘッドです。

日本向けでカスクストレングスのオフィシャルシングルカスクのアイリッシュなんて珍しいなとはおもいましたが,スペックも普通ですし何の気なしに飲んだのですが,のっけから衝撃を受けました。
紹興酒っぽさも伴う濃厚なシェリー感は70年代前半蒸留のシェリーカスクを彷彿とさせる濃厚なもので,実際は1989蒸留ですしボトリングからも10年そこそこなのですが,ヒネっぽさも含めてオールド感も伴っているように感じました。
ミーティさもあって非常にリッチで多彩な香りでした。

飲んでもとろりとした濃厚なテクスチャーを伴うシェリー感が充実しており,ジャム系の濃い甘味とほど良い渋味のバランスも良く,濃い甘味がべたべたしません。
ミーティでリッチなのは香味とも同様で,迫力を感じました。

明らかにこのヴィンテージのシェリーカスクでは今までに経験のない香味であり,もしかするとイレギュラーな状態で70年代前半の樽でまだ原酒に大きな影響を与えるだけのものが残っていたのではないかと思ってしまいます。
その樽が置かれていた環境のために,このスペックにしては不思議なヒネ感を伴うようなオールド感もあるのではないかと推察しました。
いくら興奮して考察してみても真相はわかりませんが,非常にリッチで旨味の濃い稀有なシェリー系モルトであることには疑う余地がありません。

あまり話題にならなかったアイリッシュのようで,最近普通に購入されたボトルということでしたので探してみましたが見つかりませんでした。
見つけるまでブログに上げるのを躊躇してしまいそうになるくらい衝撃的なブッシュミルズでした。
誰か見つけたら教えてください。(笑)


 
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2015.03.15【日記】

カネマラ 1992 16年 Whisky Live Tokyo 2009 #4328

思いの外リッチで旨いピーテッドモルトで驚きました。

 

カネマラ CONNEMARA 1992-2008 16yo Whisky Live Tokyo 2009 #4328 58.6%
one of 250 bottles



香りはアプリコットジャム、ヨードも感じる強いピート、魚介ダシ、ナッツ、オイル、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから力強く広がる、アプリコットジャム、ヨード、魚介ダシと麦の旨味が共にしっかり、蜂蜜のコクのある強い甘味、心地良いオーク、長めの余韻。

【Good/Very Good】


2009年のWhisky Live Tokyoの際にボトリングされたカネマラ1992,16年熟成。
カネマラはクーリー蒸留所で作られるピーテッドタイプのアイリッシュモルトウイスキーです。

香りはアプリコットジャムのような濃いフルーツ感と,島モノのピーテッドモルトに共通するようなヨードもある強いピートと魚介ダシのニュアンスがオイリーさとともに感じられ,リッチな印象でした。
飲むと力強い広がりがあり,香りから期待する通りの濃いフルーツや魚介ダシとピート,そして麦の旨みもありました。コクのある蜂蜜の様な甘味も好印象で,レートをVGにするかどうか迷うほど美味しくいただきました。

きっと詰めたてはもう少し荒々しいピーテッドモルトだったのではないでしょうか。今は飲み心地も上々です。

 
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2014.10.28【日記】

ニューリリース:アイリッシュシングルモルトウイスキー 1988 25年 ウイスキーエージェンシー オールドタイムダイビング

かなり強いトロピカル感で大トロ系のアイリッシュという感じでした。

 

アイリッシュシングルモルトウイスキー IRISH SINGLE MALT WHISKY 1988-2013 25yo THE WHISKY AGENCY "Old Time Diving" 51.1%
one of 212 bottles

 

香りは下品なほど強いトロピカルフルーツ、ライチ、パッションフルーツ、パイナップル、オイル、アイリッシュらしい穀物感、飲むと柔らかい口当たりから広がる、粘性のあるテクスチャー、香り同様の強いトロピカルフルーツ、ケミカルなニュアンスも強い、ねっとりした甘味、リッチ、オイリーでトロピカルな長い余韻。

【Very Good】


ウイスキーエージェンシーが最近ボトリングしたオールドタイムダイビングシリーズから,アイリッシュのシングルモルトウイスキー,1988年蒸留,25年熟成です。
アイリッシュのシングルモルトというからには,未発芽大麦など他の穀物を使っていないブッシュミルズということでしょうか。
私の知る限り,エージェンシーがアイリッシュを詰めたのは初めてだと思います。

のっけからライチやパッションフルーツ,パイナップルなどのえげつないほど強いトロピカルフルーツが主張します。オイリーさや穀物感もあり,ピュアポットスチルっぽい香りでした。
飲んでみるとオイリーで粘性を感じ,香り同様に強いトロピカル感がありますが,薬っぽいケミカルなニュアンスも伴っていました。
リッチでオイリー,そしてトロピカルという個性が余韻の最後まで残りました。

スコッチならトロピカル感の強いヴィンテージのベンリアック1976,トマーティン1976,ロッホサイド1981,リトルミルの1990前後あたりと共通点の多いボトルで,総合的にはベンリアックが一番近いでしょうか。
ただオイリーさにおいてはこれらの蒸留所のものとは思えないほど強かったですね。

しつこいですが,このオイリーでトロピカルな個性は,最近だとレッドブレストなどに代表されるアイリッシュのピュアポットスチルウイスキー(原料に麦芽以外の未発芽大麦なども含め3回蒸留したアイリッシュ伝統のウイスキー)の個性だとばかり思っていたのですが,ブッシュミルズのシングルモルト(麦芽100%)でも出てくることがティーリングのボトルなどを飲んではっきりしました。
ポットスチルで3回蒸留のシングルモルトというと,製造工程だけなら軽やかなローランドスタイルそのもののような気がするのですが,実際にこうして飲むウイスキーは全く逆の極めてオイリーで重いスタイルです。
全部が全部このスタイルではないのかもしれませんが,どうしてこの作り方でピュアポットスチルのアイリッシュのような味になるのか,理由が気になって仕方がないです。

ともあれ突き抜けたフルーティ&オイリーで旨いウイスキーであることには疑う余地がありません。



このボトルは,江古田のKEITHさんでいただきました。
マスターの天野さんとはかなり前から面識があったのですが,今回初めてお店に伺いました。
地域に根付いた非常に居心地の良いBARでした。


 

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2014.09.24【日記】

ミドルトン オフィシャル バリークロケットレガシー

さすがのレガシー,非常にフルーティなアイリッシュでした。

 

ミドルトン MIDLETON OB BARRY CROCKETT LEGACY 46%


香りはアプリコットジャム、熟した桃や洋梨、強くオイル、シリアル、バニラ、しっかりとオークのウッディネス、リッチ、飲むと滑らかな口当たり、強い粘性のあるテクスチャー、マーマレードやパイナップルなどのトロピカル感のある濃い甘味、オークとタンニン、かなりオイリー、こってりした長い余韻。

【Good/Very Good】


ミドルトンのオフィシャルボトル,バリークロケットレガシーです。
ヴィンテージ表記はありませんが,マスターディスティラーのバリークロケットさんが特別に選んだ樽を詰めたもののようです。

香りは濃厚なアプリコットジャムや熟した桃などのフルーツ感が非常に強く感じられ,アイリッシュらしいオイリーさもしっかりと主張します。シリアルっぽさはありますが,紙っぽさは感じませんでした。
飲んでみるとねっとりと滑らかなテクスチャーで,トロピカル感を含んだ濃厚なフルーツとその甘味も強く感じられます。タンニンを伴うオークのニュアンスも味に深みを出しており,オイリーでこってりした余韻が長く続きます。

トロピカルでオイリーな,アイリッシュの特にピュアポットスティルウイスキーに感じる要素が強く感じられるモルトで,加水ですが飲み応えも十分に感じられました。
同様のフルーティ&オイリーがあっても,ジェイムソン18年あたりに感じるような紙っぽさがなかったのも個人的には好印象でした。
一緒に飲ませていただいたミドルトンヴェリーレアと比べると,明らかに濃厚でこってりしていましたが,ヴェリーレアの方が洗練されていて上品なタイプでした。
ちょうど,さらにこってりしたレッドブレストとミドルトンヴェリーレアの間くらいに位置するボトルだと思いました。

 

このボトルは,神楽坂のフィンガルさんでいただきました。

 
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2014.07.05【日記】

ニューリリース:ブッシュミルズ 21年 ティーリング 46%

加水タイプもらしさがたっぷりでした。

 

ブッシュミルズ BUSHMILLS 21yo TEELING WHISKEY Co. 46%


香りはしっかり桃、ライチ、プラム、オイル、飲むと滑らかな口当たりから広がる、桃、パイナップルなどのトロピカルフルーツ、やや小児用シロップ薬のようなケミカルさ、粘性のあるテクスチャー、濃いフルーツジャムの甘味、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


ティーリングウイスキーカンパニーから,蒸留所の記載はありませんが前回同様ブッシュミルズの21年です。
今回のものは加水タイプです。

香りからはアイリッシュウイスキーらしい桃を中心とした熟したフルーツ,そしてオイルのニュアンスがしっかりと感じられました。
そして飲んでみると,香り通りの熟した桃やパイナップルなどのトロピカルフルーツも強く主張してきます。ややケミカルなニュアンスも伴っていますが,フルーティな甘味とオイリーさを伴った余韻も長めで,美味しかったです。
価格は以前ボトリングされた同スペックのカスクストレングスと比べてむしろ高いくらいですが,売れているみたいですね。

世界的にもアイリッシュの人気がどんどん高まっているという話ですし,味も価格も高めで安定しそうな気がします。

 
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2014.04.20【日記】

プチSBT 2014/3月 from 大島さん


モルト仲間の大島さんと以前から定期的にやっているプチSBT、また次の挑戦状が届きました。

いつも通り張り切って取り組ませていただきました。

 

 


以下はブラインドでテイスティングした内容です。 


・プチSBT 2014/3月 from 大島さん
 
香りはフルーティ,桃やトロピカルフルーツ,プラム,少し熟したメロン,カラメル,ブランデーっぽいブドウ感,小児用シロップ薬やビタミン剤のようなケミカルなニュアンス。
飲んでもフルーティで,桃やパイナップルなどのトロピカル感とその甘味,少し果汁感,少し植物のエグ味,やはりケミカルさは強めで,PXシェリーのようなニュアンスが余韻にある。

【Good/Very Good】


非常にフルーティで,トロピカルフルーツのニュアンスがしっかり感じられるが,ややケミカルな薬っぽいニュアンスがひっかかった。
シェリー樽熟成と考えられるニュアンスも奥からしっかりと主張してきて,最初に飲んだ時にはどういうわけかトロピカルやケミカルよりそっちの味が気になった。
改めて飲んでみると典型的なトロピカル&ケミカルなボトルで,このニュアンスから予想した。

70年代半ば,特に1976蒸留のトマーティンがまず思い浮かんだ。
あとはシェリー樽熟成のベンリアック,そしてたまにあるケミカルなニュアンスのあるベンリアックっぽいロングモーンが考えられた。
あとはロッホサイドやアイリッシュウイスキーなどにも似た系統のボトルがたくさんあると思われる。

・予想
1、トマーティン
2、ベンリアック
3、ロングモーン
あとはロッホサイドやアイリッシュを考えた。


以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
 
正解は・・・、
 

 






ブッシュミルズ モルト 21年 スリーウッドマチュアード 40%
マディラウッドフィニッシュ,2000年ボトリング



アイリッシュウイスキーである,ブッシュミルズの21年マディラウッドフィニッシュでした。
強いトロピカルフルーツ&ケミカルなニュアンスといえば,やはりトマーティンやベンリアック,ロッホサイドあたりを考えてしまいますが,以前からしばしば書いている通り,アイリッシュも同系統の魅力を持っています。
ただし今回アイリッシュを候補には挙げつつも第3予想までに入れなかったのは,シェリーっぽさがあったのと紙っぽさやオイリーさがさほどなかったからです。実際はオフフレーバーの少ないアイリッシュでしたね。

そして自分が今回感じたPXのような甘いシェリー感は,どうやらマディラウッドフィニッシュから来たもののようですね。

シェリーカスク熟成のトマーティン1976に酷似していると思ってしまいましたが,一時期乱発されたトマーティン1976のリリースも最近はありませんし,これも十分代役になれるボトルだと思います。
安いところだと1万円を切る価格らしいですし,この人気ののフレーバー構成でこの価格なら,文句ないですね。


大島さん,興味深く美味しい挑戦状をありがとうございました。

 


 
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2014.04.07【日記】

ブッシュミルズ 1975 オフィシャル ミレニアム #164

やはりアイリッシュのトロピカル感ってすごいです。

 

ブッシュミルズ BUSHMILLS 1975 OB MILLENNIUM #164 49.1%


香りはフルーティが前面、強く桃とライチ、トロピカル感しっかり、麦感と淡く紙っぽさ、飲んでもしっかり桃とトロピカル、刺激は強くない、オイル、リッチでオイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


ブッシュミルズのオフィシャル,ミレニアムにボトリングされたシングルバレルです。熟成は25年程度でしょう。

香り,味わいともに桃やライチ,トロピカル要素が強く感じられ,若干の紙っぽさはあるもののオイリーでアイリッシュらしさが強く感じられました。
先日飲んだニューリリースのブッシュミルズとも共通点が多く,ピュアポットスチルウイスキーでなくともアイリッシュらしさは出るんだなと改めて思いました。
ケミカルな感じも少なく,フルーティさが際立ったとても美味しいボトルでした。


そういえば,アイリッシュといえばレッドブレストの21年って出てましたね。日本にはまだ入ってないのでしょうかね?是非飲んでみたいボトルです。


 
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2014.02.03【日記】

ニューリリース:ブッシュミルズ1991 21年 ウイスキーマガジンセレクション Main Malt & Campbeltoun Loch 向け #SA-4-91

こちらの方がナチュラルで優しい印象でした。

 

ブッシュミルズ BUSHMILLS 1991 21yo WHISKY Magazine Selection for Main Malt $ Campbeltoun Loch #SA-4-91 57.1%


香りはアプリコットジャム、紅茶、バニラ、わりときれいな印象、良い麦感、飲むと少しケミカルなニュアンスも見え隠れするがしっかりとトロピカル、アプリコットジャムの甘味、ややオイリーで粘性あり、淡いピート、長い余韻。

【Good/Very Good】


三宮のメインモルトさんと有楽町のキャンベルタウンロッホさん向けに最近ボトリングされた2種類のブッシュミルズ1991、21年熟成。
続いては#SA-4-91です。

こちらの方も前回の#SA-5-91と同じ方向性ではあるのですが、比較するとパンチは強くなくきれいで優しい印象です。
アイリッシュらしいトロピカル感や桃感、オイリーさもあるのですが、ケミカルな感じはこちらのほうが少ないと思いました。

自分的には総合的に#SA-5-91のほうが各成分がしっかりと主張する強い味で、#SA-4-91のほうは同系統ながら穏やかでナチュラルな味という感想になりました。
甲乙つけがたいですが、私としては#SA-4-91の方が好みだったのでこちらを購入することにしました。

 
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2014.02.03【日記】

ニューリリース:ブッシュミルズ1991 21年 ウイスキーマガジンセレクション Main Malt & Campbeltoun Loch 向け #SA-5-91

熟したトロピカル感がかなり充実していました。

 

ブッシュミルズ BUSHMILLS 1991 21yo WHISKY Magazine Selection for Main Malt & Campbeltoun Loch #SA-5-91 57.1%


香りは濃縮感のあるアプリコットジャム、オレンジ、桃、煮詰まった紅茶、オイル、淡くしっとりした麦感、飲むとややケミカルだが強く熟したトロピカルフルーツや桃、オイリーで粘性あり、コクのある強い甘味、少しピーティ、フルーティでオイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


三宮のメインモルトさんと有楽町のキャンベルタウンロッホさん向けに最近ボトリングされた2種類のアイリッシュウイスキー1991、21年熟成。
記載はありませんがブッシュミルズのシングルモルトということです。
まずは#SA-5-91の方からいただきました。

香りからは濃縮されたフルーツやアイリッシュらしいオイル、しっとりした麦が感じられ、飲むとややケミカルなニュアンスも伴いますが強いトロピカルフルーツと桃を感じます。これはベンリアックやトマーティンの1976なんかによく感じるものとかなり近い印象でした。
やはりアイリッシュらしい粘性のあるオイリーさがあり、紙っぽさはほとんど感じません。そしてややピーティさも感じました。
濃いフルーツの甘味とオイリーさが口内にまとわりつくように残り、余韻は長いです。

以前にミドルトンを記事にした時にも書きましたが、アイリッシュのトロピカル感ってベンリアックなどのフルーティさと近いものがあります。紙っぽいものも散見されるのですが、このボトルにはフルーツは強く紙っぽさはほとんどありませんでした。
このニュアンスは、アイリッシュ伝統のピュアポットスチルウイスキーのフレーバーだと思っており、原料に使っている未発芽麦芽などの影響でできるものだと思っていたのですが、ブッシュミルズといえば麦芽100%でポットスチル3回蒸留をする蒸留所ですよね?ローズバンクやオーヘントッシャンなんかと同じようなつくりなんですよね。
なぜこの蒸留所でもアイリッシュらしいオイリーでトロピカルなニュアンスが出るのか非常に不思議です。


 
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2013.11.07【日記】

第5回SBTボトルB:ブッシュミルズ1985 オフィシャル メゾンドウイスキー向け


先日、Whiskylinkで行った第5回SBT(ストイックブラインドテイスティング)
テイスティング時には知りませんでしたが、
ボトルBの出題者はgoblinさんでした。

 


ブッシュミルズ Bushmills 1985 OB for La Maison du Whisky #15183 56.5%


(完全なブラインドテイスティングで評価しています。)
 
・香り
 ヒネもあるわりと古いニュアンス、ホコリっぽさ、オレンジ、濃く煮出した紅茶、甘酸っぱそうなアプリコットジャムや梅ジャム、トロピカルが見え隠れ、少しカラメルと淡いオールドピート、アンティーク家具のウッディネス、焦がし麦、土、少し機械油、奥に紙と植物感。

・味わい
 オールド感しっかり、アプリコットジャム、濃い紅茶、カスタードと少しトロピカルフルーツ、少し紙やグレーン感、強めのオイル、少しもっさりしたニュアンス、ボディがありややスパイシー、ジャムの甘味と少し酸味、悪くないウッディな渋味もある、後半に少しピート、余韻に紙っぽさが残る。

・総評
ちょっと苦手な紙のニュアンスはあるものの、トロピカル感を含む熟したフルーツが充実しており、オイリーで熟成が長そうなわりには厚みもある。わりとオールドブレンデッドのようなオールド感もあり、グレーンっぽさも含まれているのだが、ブレンデッドにしては個性が非常に強くボディもあり、バランスを調整されている感じもない。
 強いオイル、紙やグレーンっぽさ、それにトロピカル感を含むフルーツ、これらをもとに予想してみた。

これらすべてを感じるモルトとして、ベンネヴィスをまず思い浮かべたが、もっと個性的で珍味感が強いものが多い気もする。あとはもっさりした独特のニュアンスからグレンスコシアを、トロピカル感からはベンリアックやロッホサイド、ボウモアあたりも思い浮かんだ。その他には、アイリッシュとやや長熟のシングルグレーンなんかも考えたのだが、どれも決め手に欠き悩ましい。

苦手な紙っぽさを過大評価して最近何度もミスしているが、今回も懲りずに紙っぽさをキーワードのひとつとして選んでしまったのが大きな不安材料。。。

【Good/Very Good】

予想蒸留所:①ベンネヴィス、②グレンスコシア、③シングルグレーン
蒸留年:1960年代
 熟成年数:25~30年
 度数:50~55%
点数:85
カスクタイプ:リフィルシェリーホグスヘッド
妥当な価格:12000円



このボトルに対するSBTでの評価、正解発表はこちら
ボトルB評価        ボトルB正解発表


正解はアイリッシュのブッシュミルズ1985、15年程度の熟成とのことでした。

熟したフルーツ感が多彩で、オイルと紙っぽさを感じるのが特徴的だと思ったサンプルでした。
そのあたりはアイリッシュやシングルグレーンなんかと共通点のある味わいだと思ったのですが、ボディとピートなどその他の多彩な要素の主張を感じスコッチ予想をメインにしてしまいました。
そして長熟グレーンとアイリッシュ、最後の第3予想にどちらを回答に入れるかでかなり迷ったのですが後者でしたね。
ある程度特徴を捉えながらあと一歩正解に届かなかった悔しい問題でした。

他のテイスターさんもおっしゃっていましたが、テイスティングするたびに印象が大きく変わったボトルだったのも印象的でした。
最後に飲んだ時の印象を特にじっくり掘り下げて評価し、テイスティングもそれなりにしっかりできたと思っていましたが、年代が全然違いましたね。。。
蒸留所を外したことなどより、こちらのほうがよっぽど残念な気持ちです。
慣れ親しんだスコッチでなかったからと言い訳したいところですが、それにしてもボトリング後もっと経過しているような印象を持ちました。
他のテイスターさんにはそれほどオールド予想の方はいなかったようですし、これは私のテイスティングが純粋にイマイチだったということでしょうね。
そんなあたりも含めて、機会があればまたじっくりと飲んでみたいボトルです。


アイリッシュは苦手な紙っぽさが強くないボトル(レッドブレストやミドルトンヴェリーレアなど)に関しては結構好きなので、もっといろいろ試してみたくなりました。
そうえいばブッシュミルズはほぼ飲んだことが無かったですね。今までピュアポットスチルウイスキーだけの個性だと思っていたアイリッシュらしさがしっかりあるボトルだということをしっかり認識させていただきました。


今回も興味深い出題をありがとうございました。


 
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2013.09.13【日記】

タラモア1948 42年 ケイデンヘッド 150周年記念

非常に独特で非常に強い味です。

 

タラモア TULLAMORE 1948-1991 42yo CADENHEAD'S AUTHENTIC COLLECTION 150th anniversary 66.4%


個性的な強い香り、強い樽のウッディネス、カラメルソース、ミント、ブラックカラント、クローブ、パフューム系の要素もあり芳香剤や入浴剤のようなフローラルがしっかり、熟した赤い果実、飲んでも非常に強い味、ヒリヒリとスパイシーな口当たり、強いミント、濃縮したフルーツ、強いウッディネスと味を深める渋味、アイリッシュらしいオイリーさとグレーン感、ジャムやカラメルのような濃い甘味はあるが全体にはドライで締まりのある味わい、フローラルとウッディネスとオイルを伴う長い余韻。

【Very Good】


ケイデンヘッドからアイリッシュのタラモア1948、42年熟成。
150周年記念にボトリングされたうちの1本で、40年代蒸留で非常に長熟なボトルです。


のっけから非常に個性的な香りが強く広がります。
長熟らしくウッディネスはかなり強く感じられ、各種スパイスやまるで芳香剤や入浴剤を連想するようなフローラル要素があります。これはパフュームとも紙一重な要素な気がします。
アイリッシュのピュアポットスチルに良く感じるようなオイリーさと濃縮感のあるフルーツのニュアンスもしっかり感じます。
香り、味わいともに強いウッディネスがあり過熟とも思えるのですが、渋味はそこまで強くはありません。そして過熟感には不釣り合いなほどの66.4%のハイプルーフのスパイシーな刺激があり、普段無意識に作っている自分の常識の枠を超えて不思議な感じがします。
また、オイリーさや濃縮感のあるフルーツのニュアンスがしっかり主張しますが、樽の渋味とスパイシーさによってねっとりしたテクスチャーとはちょっと違う感じです。
独特のフローラル感は余韻までしっかりと残ります。

本当に独特かつ強い味わいで、特に私がフローラルに分類しているこの独特の要素に関しては好き嫌いが分かれるかもしれません。やや人工的なニュアンスとも取れる味わいで、本来だと私の好みからも外れそうな方向性ではあるのですが、この独特の個性と強い味わいがたまに欲しくなってしまうのでした。なんだかんだで10回くらい飲んだかもしれませんが、なかなか減りません。(笑)
今も有楽町のバックバーの奥にひっそりとたたずんでいます。

開栓したてを初めて飲んで衝撃を受けてからもうそこそこ経ちますが、まだ全くへたれた要素は感じられません。
今回も最後に1杯飲んで、ガツンと頭をなぐられたような感覚をもらって気持ちよく帰りました。

 
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2013.06.23【日記】

自宅テイスティング:ミドルトン ヴェリーレア 1994ボトリング

洗練されたトロピカル感で、とても魅力的なボトルです。

 

ミドルトン ヴェリーレア MIDLETON VERY RARE 40%
bottled in 1994



・香り:
強い発香、強く多彩なフルーツ感、マンゴー系のトロピカルフルーツ、ライチやマンゴスチン、オイル、プラム、桃、バニラ、クリーム、濃厚だが上品さを保っている。

・味わい:
やわらかな口当たり、マンゴスチン、ライチ、しっかりトロピカルフルーツと桃、バニラとウッディネス、しっかりオイリー、上品な甘味は薄い蜂蜜様だがすっと切れ和三盆を彷彿とさせる。少し酸味あり、引き締めるような軽やかなタンニン。

・余韻:
オイリーで濃厚なフルーツが、度数のわりに長く残る。

・加水:
そのまま薄まる。

・総評:
ピュアポットスチルらしいオイルとフルーツがしっかりと感じられるが、全体に洗
されており上品さのあるアイリッシュ。
トロピカルなシングルモルトスコッチとの共通点も多い。

【Good/Very Good】


ミドルトン蒸留所で作られるピュアポットスチルウイスキーの厳選された樽に、少量のグレーンウイスキーを加えて40度調整してリリースされるミドルトン・ヴェリーレア。これは1994ボトリングで結構前のボトルです。
同じピュアポットスチルのレッドブレストとの共通点も多いのですが、比べてみるとこちらのボトルは調整が効いているのか全体に洗練されている印象ですね。
結構好きなボトルで、今までいろんなヴィンテージを飲みましたが、大きな違いはなく安定してこのクオリティを保っています。


先日行われたブラインドテイスティングのイベントで私が出題したボトルですが、アイリッシュ予想をした方はおらず、ベンリアックという予想の方が一番多かったです。かなり高得点を付けてくださった方が多かったのも印象的でした。確かにベンリアックとは、トロピカル感と桃っぽさにかなり共通点があると思います。中身を知っている状態で比べてみると、こちらの方がライチやマンゴスチンのようなフルーツ感と、オイルのニュアンスが強いように思います。

私が以前から思っていた、トロピカルなスコッチを追いかけるならアイリッシュも良いのではないかというテーマで出題したのですが、かなり多くの回答者がスコッチのトロピカル系シングルモルト予想だったようですから、やはり似た個性があるのだと思います。


 
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2013.03.20【日記】

洗練されたトロピカル ミドルトンべリーレア 1997ボトリング

グレーンと水で調整する意味も感じられます。

 

ミドルトン MIDLETON VERY RARE 40%
bottled in 1997



強い発香、かなり強く熟したトロピカル、桃、バニラ、オイル、アプリコットティー。
飲むと加水のためかやや香りの割には粘性がなく上品でスムーズ、濃厚なトロピカルフルーツと甘味。

【Good/Very Good】


アイリッシュからミドルトンベリーレア、1997年のボトリングです。
ピュアポットスチルウイスキーに少量のグレーンウイスキーが入った限定品で、マスターディスティラーのバリークロケットさんの直筆サイン入り。アイリッシュの中ではなかなかの高額ボトルだったと思います。

ピュアポットスチルらしくオイリーでかなりトロピカルなボトルで、人気のレッドブレストともかなり共通のニュアンスがありますが、比べるとこちらは度数が低くグレーンも入っているためか粘性が強くなく、全体にスムーズで上品な仕上がりです。
レッドブレスト含めオイリーでガツンとくるピュアポットスチルの原酒は、非常に旨いですが万人受けするとは言い難く、飲み疲れするようにも思います。このミドルトンベリーレアは、グレーンウイスキーや加水で調整し、トロピカル感はそのままに軽快で上品に仕上がっているボトルだと感じました。
CPが良いとは言い難いですが、やはり美味しいです。


このボトルは、神楽坂のフィンガルさんでいただきました。

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2012.09.06【日記】

これまでのテイスティングノート20:ジェムソン 18年 オフィシャル リミテッドリザーブ


 

ジェムソン JAMESON 18yo OB LIMITED RESERVE 40%
MIDDLETON DISTILLERY
one of 8000 bottles



・香り:
パイナップルやピーチなどの熟したフルーツが非常に充実しておりまったり甘い香り、紅茶、カラメル、コニャック、奥に紙のようでグレーンっぽさもある穀物感がありスコッチだと1990リトルミルに近いフルーティ


・味わい:
最初はオイリーでまったり甘くかなりトロピカル、だんだんと紙っぽいエグ味を伴う穀物感、強烈にフルーティにしたリトルミルという印象。ライト~ミディアムボディ。


・余韻:
トロピカルでオイリーで甘いが紙とエグ味を伴う余韻で、心地良さにはやや欠ける。


・加水:
まったりした甘味とフルーティさが感じられなくなり、紙が目立つ。加水は良くない。


・総評:
前半は非常にフルーティで良いが、後半の紙っぽいエグ味が少し気になる。


【Good】


アイリッシュらしいオイリーさがありかなりトロピカル。
フルーティという意味では非常にコストパフォーマンスも良い逸品です。
個人的には後半の紙っぽいエグ味を伴う穀物感が苦手で、同じアイリッシュならレッドブレストの方が好みでしたが、こういうアイリッシュのトロピカル感は最近流行の方向性に近いものがあると思われます。
レッドブレストを飲んで、ピュアポットスチルだから出るトロピカルだとばかり思っていたのですが、これを飲んでみたらそうでもないみたいですね。
アイリッシュも奥が深そうです。


ちなみに、確認のため結構フルーティだったリトルミル1990を飲んでみましたが、リトルミルのが全然紙っぽかったです。
それを飲んでからだとジェムソンの紙っぽさは薄れてしまいました。
やはり苦手なフレーバーは強めに認識してしまうようですね。


〈2011/11/24 whiskylinkで公開〉


2012/9/6  追記:
トロピカルだけを追うならアイリッシュでもいいんじゃないかと思ってしまいます。
このボトルは、紙っぽさが苦手な人にはイマイチかもしれませんが、レッドブレストやミドルトンベリーレアなんかは純粋にトロピカルでオイリーな旨い酒でした。
人気もありますし、これからはこういうアイリッシュは増えていくのではないかと思います。




 

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