ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2018.10.28【日記】

ローズバンク 1991-2007 16年 スペシャリティドリンクス シングルモルツオブスコットランド #3020/45 46.0%

この辺のローズバンクらしい綺麗な香味でした。

 

ローズバンク ROSEBANK 1991-2007 16yo SPECIALITY DRINKS The Single Malts of Scotland #3020/45 46.0%
one of 715 bottles, Barrel



華やかな香り立ち。青リンゴ、オレンジオイル、少し白ブドウや白い花、バニラ、軽やかなモルティ。
飲むと優しい口当たりから香り同様のフルーツ感、穏やかなコクのある甘味、しわじわと噛み応えを感じる麦芽の旨味、余韻は長くないが綺麗。

【Good/Very Good】


スペシャリティドリンクス(ウイスキーエクスチェンジ)のシングルモルツオブスコットランドとして2007年にボトリングされた、ローズバンク1991、16年熟成です。

エクスチェンジに限らず、バーボンカスクの1991ローズバンクはこの頃に結構たくさんリリースされていたと記憶しています。

どれもほどよくバーボンカスクが効いており、ローズバンクのイメージもあるためか綺麗な香味という印象を持っていますが、このボトルもそんなタイプでした。

樽も主張しますが露骨ではなく、少し軽やかで控えめな美しさを持っています。

加水ということもあってか優しさがあり、フルーティでフローラルで、モルティさもほどよく残った安定の美味しさでした。

でも、このあたりのローズバンクは個性的とはいいがたく、ブラインドではほぼ当たらないと思います・・。


 
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2018.08.26【日記】

ローズバンク 1981-2002 20年 UDレアモルトセレクション 62.3%

まさにレアモルト味のローズバンクでした。

 

ローズバンク ROSEBANK 1981-2002 20yo UD RARE MALTS SELECTION 62.3%


香りはナチュラルなフローラル、優しい青リンゴ、こなれたニュアンスもあるが強いモルティ、プレーンな樽感だが良い経年変化も感じる。
飲むとプレーンな味わいで徐々にヒリヒリとした刺激。クセはないがコクはある心地良い甘味、濃いめのモルティな旨味、輪郭がクッキリしておりキレがある美しい余韻。

【Very Good】


2002年にボトリングされた、UDレアモルトセレクションのローズバンク1981、20年熟成です。

ハイプルーフかつプレーン系の樽で熟成されたヒリヒリするような香味で、まさにレアモルト味という感じでした。
ボトリングから15年以上経過し、少しこなれたニュアンスも帯びてはいますが、プレーン系の樽は瓶内変化もゆるやかなようで、刺激的で輪郭のくっきりした香味でした。

ブラインドでローズバンクと当てるのは私には無理だと思いますが、レアモルトのローランドモルトだと言われれば納得できる味だとは思います。

味的にも経験値的にも楽しめる1杯でした。

 
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2017.12.08【日記】

ニューリリース:ローズバンク 1991-2017 25年 ケイデンヘッド175周年記念 50.5%

コクのあるバーボンカスクのローズバンクでした。

 

ローズバンク ROSEBANK 1991-2017 25yo CADENHEAD'S 175 ANNIVERSARY 50.5%
one of 192 bottles, Bourbon Barrel



香りはしっかりとバニラクリーム、りんご、心地良いオーク、しっかりめのモルティ。
飲むと滑らかな口当たりで粘性のあるテクスチャー、じわじわと広がる、濃縮感あり、蜂蜜のコクのある甘味、余韻は長め。

【Good/Very Good】


今年175周年を迎えたケイデンヘッドが出した記念ボトルのひとつ、ローズバンク1991、25年熟成です。

良いバーボンカスクの影響をうけたローズバンクで、リンゴ系のフルーツ感とバニラクリーム、リッチなオーク、そしてちょうど良く残ったモルティさ、これらが嫌味を含まず主張してきました。

濃縮感もあってニューリリースにしてはこなれた感じもあり、コクもあって美味しかったです。

正直ブラインドでローズバンクとわかるかと言われれば否ですが、ほどよい良質な樽感で美味しかったです。

ケイデンヘッドは好きなボトラーですが、今回の175周年記念ボトルはあまり飲むタイミングに恵まれず今のところこれしか飲めていません。機会があれば他のものも飲んでみたいと思います。


そしてケイデンヘッド175周年、おめでとうございます。
次の記念ボトルは200周年でしょうか。今ある良い樽は古いものも含めてかなり払い出されてしまっているイメージがありますが、スプリングバンクを要するボトラーですし、素晴らしいリリースに期待します。

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2017.06.16【日記】

ローズバンク 1974-1993 18年 ダンイーダン #5048 43%

もったりとしたテクスチャーのローズバンクでした。

 

ローズバンク ROSEBANK 1974-1993 18yo DUN EIDEANN #5048 43%
one of 600 bottles



香りはまったり甘やか、べっこう飴、アプリコットジャム、オイル、焦がした麦。
飲んでもまったりと滑らかな口当たり、べっこう飴のコクのある甘味としっとりとモルティな旨味、後半にはオイルと土っぽいピートが主張、余韻は長い。

【Good/Very Good】


ダンイーダンから1993年にボトリングされたローズバンク1974、18年熟成です。
70年代蒸留のローズバンクを飲む機会もだいぶ減ってきました。

古いものも含めれば、オイリー&ピーティなニュアンスを持つローズバンクには出会うことが結構ありますが、ここまでもったりとしたテクスチャーを持つものには出会った記憶がありません。
ブラインドでもまず予想しないと思います。

べっこう飴のようなまったりとした甘みがありコク深い美味しさがありました。
古いローズバンクに感じるようなオイリーでピーティなニュアンスに土っぽさも帯びており、加水ながら飲み応えも感じる1杯でした。

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2017.05.18【日記】

ローズバンク 8年 オフィシャル 43% 70年代流通

枯れたオールド感がありましたが滋味深い美味しさがありました。

 

ローズバンク ROSEBANK 8yo OB 43%
70年代流通



香りはしっかりめのオールド感、淡いオールドシェリー、萎びたオレンジやプラム、カラメル、厚さは感じないが滋味深い麦感、少し土っぽさを含む枯れたピート。
飲むとややサラリとした口当たり、スパイシーでキレあり、クセの無いさっぱりした甘味、淡く干し草っぽさもある植物感、素朴な麦感、最後に淡く土とオールドピート。

【Good/Very Good】


ローズバンクのオフィシャル8年、70年代終わりくらいのボトリングではないかということでした。

加水オールドでシェリー感があるためか、それなりに枯れたオールド感がありましたが、負けじと主張する滋味深い麦の旨味や、昔のローズバンクらしい土っぽさやピートが感じられたのが印象的でした。
キレもあり、品の良い植物感があったのはローランドスタイルでしょうか。

しみじみと美味しさを噛み締めるようにいただきました。

こういう大地を感じるようなニュアンスは、枯れ感が強くなっても変わらず感じられることが多く、今回のものよりもさらに抜けて劣化臭の少ないオールドボトルは、土やピートの染み込んだ水みたいに感じることもあります。


 
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2017.01.22【日記】

ローズバンク 1990-2008 18年 ダンベーガン #611 48%

やさしげなシェリーのローズバンクでした。

 

ローズバンク ROSEBANK 1990-2008 18yo DUN BHEAGAN #611 48%
one of 618 bottles, Sherry Butt



香りはほどよいシェリー感で甘やか、プラムジャム、ミルクチョコレート、強めのウエハース。
飲むと滑らかな口当たり、香り同様にジャムやミルクチョコレート、そのしっかりめの甘味、淡い渋味、長くはないが穏やかで温かな余韻。

【Good/Very Good】


ダンベーガンが2008年にリリースしたローズバンク1990、18年熟成です。

ほどよく優しいシェリー感が全体を覆っている印象で、香りでは甘やかなジャムやミルクチョコレートっぽいニュアンス、そしてウエハースっぽい麦感が印象的でした。

飲んでも香りと同様に優しく甘やかなシェリー感があり、実際甘みもしっかりありましたが渋味もうっすらと感じるために単調にはなりません。

決して多彩で深みのあるタイプではありませんが、温かい甘さで心地良い気持ちで飲めるモルトでした。


 
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2017.01.15【日記】

ニューリリース:ローズバンク 21年 スペシャリティドリンクス(ウイスキーエクスチェンジ) 55.1%

ローズバンクのボトラーからのリリースも少なくなってきました。

 

ローズバンク ROSEBANK 21yo Speciality Drinks (THE WHISKY EXCHANGE) 55.1%
one of 498 bottles



香りは青リンゴ、オレンジやバニラ、心なしかバラのフローラル、乾いたオークと麦感、淡く蜂蜜。
飲むとスパイシーな口当たり、青リンゴやバニラ、フローラル、少しコクも感じる甘味と淡い酸味、キレがあるエッジの効いた余韻。

【Good/Very Good】


スペシャリティドリンクス(ウイスキーエクスチェンジ)のリリースしたローズバンク21年です。
逆算すると1995年あたりの蒸留ということになるのですが、ローズバンクは1993年に閉鎖されています。
なので、あえてスコットランドでは特別な数字であろう21年表記にしたのだと思われます。
本数も多いのでバッティングでしょうか。
エクスチェンジのボトルはシリーズによって詳細にデータが記載されているものとそうでないものが混在しています。
このラベルは私は初めて見るもので、ローズバンクのイメージを重視した美しいものですね。

肝心の内容ですが、バーボン樽のローズバンクにしばしば感じる、青リンゴやバニラが強めに感じられる香味でした。
蒸留所とラベルのためか、ちょっとバラっぽいフローラル感も拾ってしまいました。

スパイシーな口当たりで甘味は強くなく、美しいキレのある味わいでした。

結構な高額ボトルですが、だいぶ希少になりリリースも少ないですから仕方ないところでしょうか。

寂しいですが、ニューリリースのローズバンクが飲めなくなる日は近いのかもしれませんね。


 
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2016.12.18【日記】

自宅テイスティング:ローズバンク 1990 23年 THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "25.68"

まだ樽を持っているのもすごいですが,内容も良かったです。

 

ローズバンク ROSEBANK 1990 23yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "25.68" 57.8%
one of 214 bottles, Refill Bourbon Hogshead



・香り:
熟したリンゴ,フレッシュオレンジや皮付きのグレープフルーツ,バニラ,カスタード,しっかりと白い花のフローラル,淡くココナッツと蜂蜜,心地良い麦,ショウガ,ほど良いオーク。

・味わい:
度数よりキツさのない口当たりから広がる,じわじわとヒリヒリと胡椒のようなスパイシー,リンゴ,オレンジ,バニラ,少し薔薇のようなフローラル,強めのコクを感じる蜂蜜の甘味,穏やかな麦の旨味,オークのタンニンが味を引き締める。

・余韻:
蜂蜜系のコクのある甘味と心地良いオークのタンニンがスパイシーさを伴い長めに残る。

・加水:
少量の加水でもよりフローラルでメローになる,タンニンが和らぎさらにスムーズに心地良い飲み心地になる。

・総評:
押しつけがましさの無いとても良いバーボンカスクの樽感と,強いフローラルがあり芯のある美しさを感じるローズバンク。
フローラルかつフルーティでコクのある甘味と,深みを演出するオークのタンニンがほど良く効いたモルトだが,加水後のタンニンが和らいだ形のほうがよりフローラルでローズバンクらしいようにも思う。

【Good/Very Good】


SMWSからニューリリース,25番=ローズバンクの1990,23年熟成です。
(※SMWSの蒸留所コード一覧はこちら

香りはフローラルでフルーティ,良いバーボンカスクの個性と同時にローズバンクらしい華やかさと気品を感じました。
飲むと最近のソサエティらしい度数を感じない口当たりからの広がりがあり,やはり気品のあるフローラルさも感じられ,麦の旨味もしっかりと主張してきてとても美味しかったです。
特に加水後のふんわりとしたテクスチャーや強まったフローラルも印象的で,芯が強く仕事のできる男勝りの女性がプライベートでふっと気を抜いてより女性的になったようなイメージを持ちました。

最近はめっきりローズバンクのリリースが無くなってしまい,オフィシャルくらいしか見ませんでしたが,ほぼ同スペックで同系統の香味なのにオフィシャルの半額程度でこのボトルをリリースしたソサエティには敬意を表したいです。

全然別の話ですが,ソサエティのテイスティングコメントってあんまり共感出来ないことが多くてBAR飲みでは見ないことも多いのですが,このボトルはテイスティングコメントの最初の一言(Ripe apple)が同じで,他も結構共通点を感じるコメントがあったのも印象的でした。


 
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2016.12.03【日記】

ローズバンク 1974-1992 17年 シグナトリー #5061-5063 43%

飲みやすいシェリーのローズバンクでした。

 

ローズバンク ROSEBANK 1974-1992 17yo SIGNATORY VINTAGE #5061-5063 43%
one of 1200 bottles



香りは優しいシェリー、プラムジャム、ミルクチョコレート、淡くミントなどのハーブ、シナモンケーキ、心地良い麦感。
飲むと優しい口当たりから広がる、全体を覆う優しいシェリー感、プラムジャムなどの濃縮フルーツの甘味、優しい麦の旨味、シナモン、余韻は心地良く長め。

【Good/Very Good】


1992年にボトリングされたシグナトリーのローズバンク1974、17年熟成です。
詳細な記載はありませんが3樽のヴァッティングの加水で、主にシェリーカスクだと思われます。

優しいシェリー感が全体を覆ったモルトで、香りは淡いジャムやミルクチョコレートのようなニュアンスがありました。

味わいも優しいシェリー感がメインですが、濃縮フルーツ系の甘味だけでなく麦の旨味が一体感を持って感じられたのは好印象でした。


 
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2015.11.29【日記】

ローズバンク 1967 25年 チーフテンズチョイス

まさに60年代ローズバンクの香味で,突き抜けた美味しさです。

ローズバンク ROSEBANK 1967 25yo CHIEFTAIN'S CHOICE ROSEBANK 1967 25yo CHIEFTAIN'S CHOICE

ローズバンク ROSEBANK 1967 25yo CHIEFTAIN'S CHOICE 50%

香りは心地良いオールド感、レモンピールやオレンジ、白い花、心地良い若草、燻した藁、タール、蝋燭の煙のようなオールドピート。
飲むと柔らかい口当たり、染み込むようなテクスチャー、こなれたシロップの甘味、穏やかな麦の旨味が広がる、優しくコクもあるテクスチャー、燻した藁のスモークとタール、少しオイリーで長い余韻には妖艶さも感じる。



【Very Good/Excellent】


チーフテンズチョイスからシングルローランドモルト表記の1967蒸留,25年熟成のボトルです。
中身はローズバンクだと言われています。

香りの第一印象から特徴的で,爽やかな柑橘やフローラルな要素,そしてグラッシーなニュアンスもあるのですが,そこに古いタールやスモークといったオールドピートのニュアンスが強く伴っています。

飲むと香りのフルーツや草っぽさよりも麦感が優位になり,その旨味がボトリングから20年以上経ったこなれて染み込むようなテクスチャーと一緒に感じられました。
やはりオールドピートもしっかりと感じ,オイリーさも伴う長い余韻には妖艶さを感じました。

表記はありませんが明らかに60年代のローズバンクで納得できる香味だと思います。
素晴しい味わいでドキドキしてしまいました。

そういえば,ローズバンクといえば最も有名かつハウススタイルを感じられると言われるゼニス向けのボトルとは少し違う系統に感じる味ですね。
後半に残るピートのニュアンスなんかはゼニス20年に近い印象ではありますが,こちらのほうが強いピート感ですし,何よりドライなキレの良さがこちらにはあまりなく,むしろトロリとしているような印象です。
加水で経年変化があるためにこうなっているようにも思いますが果たして・・・。
でもどちらも私にとってらしいと思う味なんですよね。
この辺の認識はなかなか難しく,いろんなヴィンテージや熟成期間のものをたくさん飲むことで認識できたりするものだと思うのですが,古いヴィンテージのローズバンクとなるとなかなか難しいですよね。。。
これからさらに意識して飲んでいこうと思います。


 
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2015.08.07【日記】

ローズバンク 20年 オフィシャル ゼニスインポート 57%

やはり最高峰のローズバンクでした。

ローズバンク ROSEBANK 20yo OB 57% (1) ローズバンク ROSEBANK 20yo OB 57% (2)

ローズバンク ROSEBANK 20yo OB 57%
ゼニスインポート 80年代流通



香りは妖艶さを伴う心地良いオールド感、フローラル、少し植物感、熟したオレンジやりんご、こなれた麦と生姜、淡い蜂蜜とバニラ、シナモン、心地良いオーク、奥にうっすらとオールドピート、飲むとじわじわとスパイシー、フローラル、熟したりんご、舌に染み込む麦の旨味、淡いコクのある甘味は心地良いが強くは無い、上品だがその奥にしっかりと裏打ちするオールドピートやうっすらとタール、ボディは意外なほど厚く、少しクリーミーで妖艶さを伴う余韻は長い。

【Very Good/Excellent】


伝説のボトルのひとつと言われる,ゼニスインポートのローズバンク20年,オフィシャル57%

香りの最初から,心地良いオールド感に妖艶さを帯びており,強いフローラルと淡いが主張のある植物感,そしてこなれた強い麦感も好印象でした。ほど良いオークと,奥にいる古いピートも香りをより妖艶にしているように思いました。

飲んでみるとやはり花のようなニュアンスがあり,濃い麦感が瓶内変化によって舌に染み込んでくるようなテクスチャーを伴って感じられました。繊細さや上品さを感じるものの,その奥には太い芯がある味わいで,麦感とオールドピートが芯を太くしているようでした。

うまく表現できていないのがもどかしいのですが,ローズバンクらしいフローラルさや上品さだけでなく,非常に存在感があり芯の強さを伴う妖艶さがあったのが心に残りました。



このボトルは,三越前のIANさんでいただきました。

この日は運良く,スペックの近いニューリリースのローズバンク21年との飲み比べが出来ました。
年代も瓶内変化の期間も違いますからフレーバーの深みや存在感が異なりましたが,どちらも素晴らしく,強いフローラルや繊細で輪郭のくっきりとした味わい,しつこくない甘み,そして全体に感じる女性的なニュアンスなど共通点もたくさん感じました。
素敵な時間をありがとうございました。


 

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2015.08.06【日記】

ニューリリース:ローズバンク 1992-2014 21年 オフィシャル リミテッドエディション

オフィシャルらしい完成形に近い表現を感じました。

ローズバンク ROSEBANK 1992-2014 21yo OB LIMITED EDITION (1) ローズバンク ROSEBANK 1992-2014 21yo OB LIMITED EDITION (2)

ローズバンク ROSEBANK 1992-2014 21yo OB LIMITED EDITION 55.3%
one of 4530 bottles



香りは強くフローラル、熟したシトラス、青りんご、少し青いバナナや植物感、バニラクリーム、こなれた麦感がしっかりあって旨そう、生姜、優しくプレーンなオーク、クリアで綺麗、飲むとじわじわとスパイシー、爽やかなフローラル、熟した青りんご、バニラ、噛みごたえもある麦の旨味、強くない上品な甘味と心地良い酸味、輪郭のくっきりした繊細な味わい、透明感のある美しい余韻。

【Very Good】


最近リリースされた,ローズバンク1992,オフィシャル21年熟成です。

ローズバンクらしいフローラルを強く感じる香りの第一印象から,シトラスや青リンゴといった爽やかなフルーツが感じられ,旨そうにこなれた麦感も非常に好印象で,これらはフレッシュですが決して若々しい未熟感を伴っていません。
ディアジオの特別なリリースらしいプレーンな心地良いオーク感があり,また,非常に透明感を感じる綺麗な香りです。

飲むとハイプルーフらしいスパイシーさが広がり,香り同様にフレッシュで爽やかなフルーツが出てきます。噛み応えを感じるような麦の旨味もあり,甘味は強くなく,良い酸味もあってとても上品で美しい味わいです。
繊細で透明感があり,輪郭のくっきりとした味わいで,余韻の最後まで女性的で美しいモルトでした。

ローズバンクは最近ではボトラーズから出ても非常に高額で,まだオフィシャルのリリースがあることにも驚きですが,こんなハイレベルで蒸留所の個性も感じられるモルトが出てきたことにはもっと驚きです。

 

このボトルは,三越前のIANさんでいただきました。

 
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2015.06.19【日記】

ローズバンク 1978 21年 ダグラスレイン オールドモルトカスク

とても良いシェリーのローズバンクでした。

 ROSEBANK 1978-2000 21yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask

ローズバンク ROSEBANK 1978-2000 21yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask 50%
one of 336 bottles



香りは心地良いシェリー、アプリコットジャム、プラム、ブドウ果汁、薄めたカラメルソース、滋味深い麦感、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、アプリコットジャム、プラム、良いブドウ感、紅茶、濃いめの甘味、ほどよい渋み、複雑で妖艶さもある長い余韻。

【Very Good】


ダグラスレインのOMCからローズバンクの1978,21年熟成。

記載はありませんが,香りの最初から70年代らしい良いシェリー感がしっかりと感じられ,その多彩なフルーツ感,特にブドウ果汁っぽさが好印象でした。

飲んでも加水オールドらしいというべきなのか滑らかな口当たりから芳醇な広がりがあり,香り同様の多彩なフルーツ感や果汁っぽさが魅力的でした。
濃いめの甘味とほど良い酸味のバランスも良く,瓶熟の影響と思われるこなれた妖艶さも伴っていて非常に美味しくいただきました。

同じOMCのウイスキーフェア向けもそうでしたが,個人的にはこういうしっかりシェリーの効いたローズバンクにはハウススタイルを見つけられず,ブラインドで当てることは絶対できないと思うのですが,かといって樽に負けているわけでは無い美味しさで,妖艶な陶酔感もあって突き抜けたモルトでした。

 
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2015.03.28【日記】

ローズバンク 1974 30年 ダグラスレイン オールドモルトカスク リンブルグウイスキーフェア向け

ハウススタイルはわかりませんが,何度飲んでも秀逸なシェリーのローズバンクです。

 

ローズバンク ROSEBANK 1974-2004 30yo Douglas Laing Old Malt Cask for The Whisky Fair 55.8%
one of 212 bottles, sherry cask



香りは強く心地良いシェリー、ブドウ果汁、ベリージャム、ブーケガルニ、クローブ、少しクリーミー、奥から麦感、リッチで複雑、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、深いコクのあるベリーやアプリコットジャムの濃い甘味、ほどよい渋味、奥に麦の旨味、ハーブ、リッチで複雑で長い余韻。

【Very Good】


ダグラスレインが2004年にリンブルグウイスキーフェア向けにボトリングしたOMCのローズバンク1974,30年熟成です。
当時も久しぶりに出てきた長熟ローズバンクでしかもシェリーカスクということで話題になりました。

ハウススタイルはそれほど感じられませんが,良質な70年代シェリーカスク熟成由来の多彩な香味が充実していました。
ブドウ果汁を感じるような香り,ジャム系の甘味が濃厚で良い渋味があり,深みもコクのある芳醇な味わい,非常に複雑でリッチなローズバンクでした。

今思い返しても,ダグラスレインはこんな樽をあのタイミングでよくドイツに提供したものだと思います。

 


 
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2014.07.19【日記】

ローズバンク 1983 11年 シグナトリー #1668-1669

スペックからの予想を良い意味で裏切られました。

 

ローズバンク ROSEBANK 1983-1995 11yo SIGNATORY #1668-1669 43%
one of 760 bottles, Sherry casks



香りはオールドシェリー、腐葉土っぽいアーシー、なめし革、チョコレートがけのオレンジ、ベリージャム、巨峰っぽいブドウ、煮た小豆や野菜、飲むと滑らかな口当たりから広がる、かすかな火薬もあるがリッチなシェリー、ドライフルーツ、ベリージャムの濃いめの甘味、ほどよいタンニンの渋味、オールドシェリーの心地良い余韻。

【Good/Very Good】


シグナトリーから加水トール瓶でリリースされた,ローズバンク1983,11年です。
シェリーの色が濃いローズバンクは結構珍しい気がしますが,しかも短熟加水というスペックです。

香りは良いオールドシェリーがしっかりと感じられ,腐葉土っぽさを感じるアーシーなニュアンスが結構強めです。シェリーカスクらしい濃いフルーツ感も充実していました。
飲んでみると加水オールドのためか短熟のわりに滑らかで優しい口当たりです。若干火薬っぽさも見え隠れしますがリッチなシェリー感で,香り同様にフルーツ感も充実していました。濃いめの甘味に加えてタンニンの渋味がが味を深めボディを出しており,余韻にも心地良いオールドシェリーのニュアンスがありました。

80年代シェリーはサルファリーなものが多く,しかも閉鎖年の蒸留ですからあまり良い樽を使っていないのではないかと思ってしまいますし,さらにシェリーの短熟加水というスペックですから,珍しいとはいえ中身にはそれほど期待していませんでした。
しかし,香りはもっと前のボトルに感じるような良いオールドシェリーとアーシーさが混ざったような好みの要素が充実しておりびっくりしてしまいました。
飲んでみると若干のサルファリー要素も無くはないのですが,リッチな方向にも作用しており,さらにそれを凌駕する良いシェリー感と甘味渋味のバランスがあり,とても美味しく楽しくいただきました。


 
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2014.06.23【日記】

ローズバンク 1990 15年 ロイヤルマイルウイスキーズ向け

期待通りの華やかなローズバンクでした。

 

ローズバンク ROSEBANK 1990 15yo Royal Mile Whiskies 46%
one of 304 bottles



香りは華やか、青りんご、レモン、バニラ、白い花のフローラル、淡い蜂蜜、ほどよい麦感、飲むとやわらかな口当たり、柑橘、蜂蜜とその甘味、コクあり、綺麗な余韻。

【Good/Very Good】


エジンバラにあるウイスキーショップ,ロイヤルマイルウイスキーズ向けのローズバンク1990,15年熟成。
このあたりのヴィンテージのローズバンクは,閉鎖後もいろんなボトラーから結構たくさん出ていたと記憶していますが,ここ数年は全然でなくなりましたね。

香りはバーボンカスク系の華やかな印象で,青りんごやレモンなどの柑橘,バニラ,そして白い花のようなフローラルがしっかりと感じられ,
飲んでみても柑橘や蜂蜜のようなコクのある甘味があって美味しかったです。
これまで飲んだ同様のスペックのものにもこういうタイプのものが多かったように思います。
この日の良いスターターになりました。

 
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2014.02.17【日記】

ローズバンク1980 11年 ケイデンヘッド 150周年記念

貴重なシェリーのローズバンクでした。

 

ローズバンク ROSEBANK 1980-1992 11yo CADENHEAD'S 150th Anniversary Bottling 60.1%


香りはしっとりしたシェリー、カラメル、ドライフルーツ、薄いコーヒー、ナッツ、飲んでもしっかりとシェリー、ややサルファリー寄りのミーティもある、飲むとコクのあるジャムの甘味、ほど良い渋味、良い麦感、スパイシーな良い。

【Good/Very Good】


ケイデンヘッドの150周年記念ボトリングからローズバンク1980、11年熟成。
表記はありませんがシェリーカスクと思われます。
この辺のヴィンテージのローズバンク、しかも短熟シェリーでかなりのハイプルーフという相当珍しいスペックですね。

香りはシェリーカスク由来のカラメルや薄いコーヒー、ドライフルーツのようなニュアンスがメインで、味わいには80年代シェリーカスクらしいちょっとサルファリー系のフレーバーも見え隠れしました。
とはいえ短熟ためか強くは感じられず、甘味と渋味が効いていて短熟のわりには深みが感じられるのは樽のおかげと思われます。
度数のためか後半はかなりスパイシーで、キレがあります。
樽が優位に出ているボトルで明確なローズバンクらしさは感じませんでしたが、シェリーのわりには輪郭がくっきりしておりキレが良いところなどは個性なのかもしれません。

 

このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。
ケイデン150周年ボトル5本を並べて飲める貴重な機会でした。
このシリーズ、ラベルが渋くてかなり好みです。


 
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2014.01.18【日記】

ローズバンク15年 オフィシャル ゼニスインポート 61%

洗練された深みのある素晴らしいボトルです。

 

ローズバンク ROSEBANK 15yo OB 61%
ゼニスインポート 80年代流通


刺激的な香り立ち、ドライでクリア、生き生きした麦感、白い花、紅茶、リンゴ、淡い桃、バニラ、若葉、飲んでもドライでクリアだが香りよりかなりフルーティ、強くスパイシー、リンゴ、淡く桃やパイナップル、上品なシロップの甘味、くっきりとした輪郭としっかりしたキレがあり、最後まで強くスパイシーだがフルーティで長めの余韻。

【Very Good】


80年代に流通していたローズバンクのオフィシャル15年、ゼニスインポートでこれは61%のボトルです。
同じラベルの15年には50%のものもあります。

ドライでクリアであり、輪郭もくっきりしています。フローラルで心地良い植物感もあり、キレ味も鋭いです。これらは何度飲んでもこのボトルに共通して感じる要素であり、今回も期待通りでした。

前にもどこかで書いた気がしますが、初めてこのボトルを飲んだ時には正直言ってあまりピンときませんでした。
伝説的ボトルを飲むと、大概強い個性とインパクトを感じるのですが、当初はとにかくドライでモルティでキレのあるモルトという印象しかありませんでした。
それから3年くらいたって改めて飲む機会があり、その時にはこのドライでキレ味鋭い個性の他に、しっかりとしたフローラルやフルーツがモルティと融合している素晴らしいモルトと感じ、上品で凛とした佇まいを感じました。
今回は、ボトルの状態もあるのか飲むとこれまで以上にフルーティに感じましたが、やはりブレない個性がありました。

有名ボトルの中では、真価を離解するのに経験値を要するモルトだと思います。

 
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2013.12.08【日記】

ローズバンク1966 37年 ダグラスレイン オールド&レア JIS向け

貴重な貴重な60年代ローズバンク。飲めて幸せでした。

 

ローズバンク ROSEBANK 1966-2003 37yo Douglas Laing Old & Rare for JIS 48.6%
one of 122 bottles



香りは鋭さを感じるピートがはっきり、金属感、消毒液、粘土っぽいアーシー、プラム、紅茶、少しオレンジ、飲んでもミネラルとピート、湿ったレザー、薄めたマーマレードと蜂蜜の甘味、くっきりした輪郭を感じるテクスチャー、後半はややオイリー、ピーティで非常に長い余韻。

【Very Good/Excellent,Interesting】


ダグラスレインのオールド&レアからジャパンインポートシステム向けに詰められたローズバンク1966、37年熟成。
貴重な60年代の蒸留の長熟です。

第一印象から非常にピーティで驚きました。
香り・味わいともに金属感や鋭いピート感、そして土のニュアンスなど70年代アードベッグとかなりの共通点があるように思いました。
表層はピート感で覆われていますがフルーツや紅茶、レザーのようなニュアンスも奥から出てきたのも好印象で、それらは長い熟成からきた要素にも思えました。

確かにこれまで飲んだ昔のローズバンクにはピーティなものもありましたが、ここまで強いものは初めてで、ブラインドで飲んだら自信を持って70年代アードベッグと答えますね。
本当に貴重な経験をさせていただきました。
独特なピート感からオイリーなニュアンスを伴う非常に長い余韻まで、飽きることなく楽しめるボトルでした。

 
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2013.07.25【日記】

非常に若いローズバンク1989 9年 ケイデンヘッド オーセンティックコレクション

こんな若いローズバンクは初めてかもしれません。

 

ローズバンク ROSEBANK 1989-1998 9yo CADENHEAD'S Authentic Collection 58.8%
one of 306 bottles


フレッシュシトラス、青リンゴ、青草の植物感、若い麦、強めで鋭い口当たり、ヒリヒリとハイプルーフのスパイシー、輪郭くっきりでキレあり、シロップの甘味、噛みごたえのある旨味を感じる麦。

【Very Good】


ケイデンヘッドのオーセンティックコレクション、グリーン瓶のローズバンク1989。
9年という、ハイプルーフのローズバンクでは今まで経験したことの無い短熟です。

若いハイプルーフならではの強い刺激も感じられますが、ローランドらしい植物感や爽やかな柑橘のニュアンスが強く感じられ、くっきりとした輪郭でキレもありました。
そして、瓶内変化もあったのかもしれませんが、そこまで若さを感じない麦の旨みが想像以上にあったのも好印象でした。

想像以上に美味しいボトルでした。


 
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