ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2014.02.15【日記】

ラフロイグ10年 オフィシャル 裏蒸留所ラベル 43%

やはりこのあたりは期待を裏切りませんね。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 10yo OB 裏蒸留所ラベル 43%
90年代前半流通



香りは強いヨードとスモーク、粉っぽく凝縮した柑橘、アプリコットジャム、潮、煮詰まった紅茶、生ハム、燻製のカキ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、凝縮してやや噛みごたえのあるテクスチャー、粘性もある、抹茶、ヨードと炭っぽいスモーキー、濃い甘味、ヨードの強いオイリーな余韻。

【Good/Very Good】


ラフロイグ10年、オフィシャルボトル。裏に蒸留所の描かれたラベルで90年代前半のボトリングと思われます。

80年代前半蒸留までのラフロイグに感じることの多い粉っぽく凝縮した柑橘や生ハムのようなニュアンスがしっかりと感じられました。
わりと炭っぽいピートも強く感じ、今まで裏蒸留所ラベルのものの中では今のものに近い要素を多く含んでいる印象でもありました。


 
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2014.01.31【日記】

ラフロイグ1969 19年 セスタンテ シップラベル

3本比較テイスティング、最後は1969の19年です。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1969 19yo SESTANTE Ship Label 40%


香りは熟したメロンやオレンジ、ヨードのしっかりしたピート、しっとりした土、パフューム手前のフローラルと金属感、飲んでも生ハムメロンや凝縮した柑橘、少し粉っぽい、ヨード優先のピート、長めの余韻。

【Very Good】


セスタンテ・ラフロイグシップラベルの3種テイスティング。
3つ目は1969蒸留の19年熟成です。

香り・味わいともに植物感やフルーツ感が全体に熟したようなニュアンスがあり、完熟メロンのように感じられました。
ラフロイグらしいヨードの効いたピートがあり、フルーツの凝縮感も感じられましたが、この1969にも1968と同様に若干の金属感が感じられました。
もしかすると60年代ラフロイグにはある要素なのかもしれません。次に飲むときには気を付けて拾ってみようと思います。


ラフロイグは結構飲み込んできたと自負していましたが、今回は普段飲めないスペックのものでしかも飲み比べでしたから、かなり得るものがありました。
ありがとうございました。

 

このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。

 
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2014.01.31【日記】

ラフロイグ1968 16年 セスタンテ シップラベル

3本比較テイスティング、次は1968の16年です。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1968 16yo SESTANTE Ship Label 40%


香りは土っぽいピート、しっかりヨード、グレープフルーツのわた、やや金属感と消毒液、少しプラムと青草の植物感、飲むとらしい凝縮して粉っぽい柑橘、生ハムメロン、魚介ダシ、淡くオレンジマーマレードの甘味、ヨードを感じる長い余韻。

【Very Good】


セスタンテ・ラフロイグシップラベルの3種テイスティング。
2つ目は1968蒸留の16年熟成です。
ラフロイグ好き好き言ってますが、良く考えると60年代蒸留ってそんなに飲んだことありません。

香りからラフロイグらしいヨードのしっかり感じられるピート感やグレープフルーツがあり、飲むと凝縮して粉っぽさを感じる柑橘や生ハムメロンのようなニュアンスもあり、自分の期待するオールドラフロイグらしい要素がいくつも感じられました。
土っぽさと金属感など、ちょっとアードベッグのような成分も感じられたのは印象的でした。
加水オールドのためこれもそこまでの迫力はありませんでしたが、自分の期待にかなり答えてくれるボトルでした。

 

このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。

 
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2014.01.30【日記】

ラフロイグ1973 13年 セスタンテ シップラベル

3本比較テイスティング、まず1973の13年です。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1973 13yo SESTANTE Ship Label 40%


香りは強くみずみずしい青草の植物感、オレンジ、バニラ、ナッツ、少し金属感、やわらかだか強いピート、さらりとした口当たり、フレッシュな植物感、熟していないメロン、淡いが凝縮した柑橘、やわらかなピート、シロップの甘味、ややブリニー、ドライで余韻はややスパイシー。

【Good/Very Good】


ラフロイグ好きとしていつかじっくり飲んでみたかったセスタンテのシップラベル。
三越前のIANさんで3本並べて飲む機会に恵まれました。
まずは1973蒸留の13年熟成です。

みずみずしくフレッシュさのある青草の植物感が強く感じられ、飲むと瓜っぽさの残るメロンのようなニュアンスがありました。70年代のラフロイグに私が期待する凝縮したようなフルーツのニュアンスは淡く感じられました。
加水のオールドということもあり、ピートもやわらかく、想像よりライトボディであまり迫力はありませんでした。
淡くやさしいオールドラフという感じです。

 

このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。

 
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2014.01.24【日記】

ラフロイグ25年 オフィシャル カスクストレングス 2008エディション

らしい迫力のあるピートとフルーツを感じるラフロイグです。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 25yo OB CASK STRENGTH 2008 EDITION 50.9%


香りは凝縮したオレンジ、プラム、アプリコットジャム、潮と海藻を感じる強いヨードのあるピート、奥に少しミーティなシェリー感、飲むとやや粉っぽい柑橘、粘性があり濃い甘味、ピートが強くヨードから炭へ展開、迫力あり。

【Very Good】


オフィシャルのラフロイグ25年、カスクストレングスの2008年エディションです。
このシリーズの2009エディションは非常に好みのボトルで以前に記事にもしましたが、これはその1年前の2008エディションです。

80年代前半くらいまでのラフロイグにしばしば認める凝縮して粉っぽいフルーツ感も含めて熟したフルーツがある程度感じられる一方、濃いヨードを伴うピートもかなり強く主張してきます。うっすらと感じられるシェリー感はサルファリーとまではいきませんが80年代のものらしいニュアンスでした。
飲んでも強いピートとフルーツのある濃厚で迫力のある味わいなのですが、ピート感が強いヨードから後半炭っぽいニュアンスに変わっていくような感覚がありました。
フルーティさに加えて、アイラのカスクストレングスらしさもある迫力のあるラフロイグでした。



このボトルは、銀座のbar beatle laneさんでいただきました。


 
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2014.01.14【日記】

ラフロイグ10年 オフィシャル ロングラベル初期 80年代流通

やはり素晴らしいボトルで、感激でした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 10yo OB long label 43%
80年代流通



香りは熟したメロン、オレンジとそのわた、プラム、ドライフルーツ、しっとりした土やヨードとタールも感じる強いピート、煮詰まった紅茶、薄めたコーヒー、潮と淡く魚介ダシ、湿った青草とレザー、やはり湿った麦、飲むと滑らかな口当たりから力強く広がる、凝縮して若干粉っぽさも感じるオレンジがあり噛みごたえがある、少し日本酒に似た旨味、土っぽい、しっとりした強めのタールとピート、マーマレードの甘味、引き締め深める少しのタンニン、かすかな金属感、ややオイリーでフルーツとピートが溶け合った心地良く長い余韻。

【Excellent】


ラフロイグ10年、ショートラベルの後の80年代に流通したロングラベルで、ラベルのGの右上に小さなRの商標登録マークが入っていない頃のものです。

のっけから熟したメロンのような香りがあり、やや凝縮感のあるオレンジや濃い紅茶、土やヨードやタールも感じる強いピート、そして強めのシェリーのニュアンスがしっとりと融合しています。
飲むと加水と思えないほどの迫力があり、凝縮して粉っぽいような旨み成分も淡く感じられます。香り同様のしっとりと融合したフルーツやピート、そしてシェリーのニュアンスも強く感じられ、多彩なフレーバーに一体感があります。この一体感に陶酔してしまいました。ボディもあり余韻も非常に長く素晴らしいです。
思い入れもあり、テイスティングはちょっと丁寧にやりすぎてかえってわかりにくくなってしまった気もしますが・・・。


このボトルはこれで2度目で、このあとの商法登録マークのあるいわゆるアンブレと言われるものも何度か飲む機会がありましたが、そちらはこれほどシェリーのニュアンスが強くなく、その代わりにもっと凝縮して粉っぽく噛み応えを強く感じるような柑橘や抹茶、そして純米酒のような濃い旨み成分が強い印象でした。どちらも評価はEでものすごく好みのボトルですが、後者の方がさらに好みだったと記憶しています。
ラフロイグ好きとして、いつか同時に飲み比べをしてみたいという野望がありますね。

今回、ひさしぶりにこのボトルを飲めてとっても幸せでした。

ちなみに、端っこなのでちょっとわかりにくいですが、商標登録マークのあるボトルはこんなやつです。もちろん現行品にもあります。
 


さて、そんな細かいことを書いていたら、サントリーがラフロイグを所有するアメリカのビーム社を買収するというでっかいニュースが入ってきました。
バイセンテナリーを間近に控えたこの時期に、大きな事件ですね。
サントリーの技術力は素晴らしいと思いますので、是非シングルモルトと日本市場に力を入れてほしいと思います。


 
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2014.01.12【日記】

ラフロイグ1986 23年 ウイスキーエージェンシー パーフェクトドラム

なんとなく過渡期のラフロイグという印象です。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1986-2009 23yo THE WHISKY AGENCY THE PERFECT DRAM 60.9%
one of 166 bottles



香りはやわらかなヨードとしっかりしたピート、グレープフルーツ、プラム、カスタードクリーム、紅茶、麦も主張、飲むと熟した柑橘、プラムジャムとべっこうあめの甘味、後半はやや強めのスパイシー、オイル、ピートとボディの迫力あり。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシーがパーフェクトドラムとして2009年にボトリングしたラフロイグ1986、23年熟成。

80年代半ばの蒸留ですが、80年代前半にしばしばある劇的にフルーティで粉っぽい凝縮感のあるボトルというわけではありませんでした。80年代後半になるとこういうボトルが多くなるイメージで、このボトルあたりのヴィンテージは過渡期なのでしょうか。
熟成がやや長めなためか、度数のわりにはピートやアルコール感のアタックは強すぎず、カスタードクリームの様なまろやかさも感じられました。まったりとした甘味があり、後半からはハイプルーフらしいスパイシーも感じ、アイラモルトらしい迫力も十分に残しています。

エージェンシーはボウモア以外のピーティ系モルトの樽選びがあまり得意じゃないのではないかなどと言った話も聞きますが、安心して飲めるラフロイグでした。

 
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2014.01.03【日記】

ニューリリース:ラフロイグ1998 15年 キングスバリー #700161

最近リリースのラフロイグの中でもなかなか良いボトリングでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1998 15yo KINGSBURY #700161 62.3%
one of 225 bottles, HOGSHEAD



香りは淡いグレープフルーツ、バニラ、薄くプラム、ややヨードもあるしっかりしたピート、ナッツとオイル、焦がした麦、飲むと凝縮感のあるオレンジが少々、濃い麦の旨味、迫力あるボディとピート、スパイシーで麦っぽい長い余韻。

【Good/Very Good】


キングスバリーのニューリリースからラフロイグ1998、15年熟成。

リフィルカスク系のフルーツ感が感じられ、ラフロイグとしてはヨードがそれほど強くないタイプのピーティでした。飲むと私の好きなラフロイグに感じられる凝縮感のある柑橘も奥の方から感じられ、加えて麦の旨みがしっかりと主張します。旨味においてだし汁っぽさより麦っぽさが勝るものであったのは印象的でした。
アイラモルトのカスクストレングスらしい迫力あるボディとピートも好印象で、マスターがおっしゃっていたように、瓶内で寝かせておくとさらに良くなっていくタイプにも思えました。

 
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2014.01.02【日記】

2013年のベストボトル達・後編


前回に続き、BAR HAYAFUNEさんがやってらっしゃる「モルトウィスキー・オブ・ジ・イヤー2013」に私が投票させていただいた、マイベストボトル達の紹介です。



◎ボトラー部門(市価1万円未満)

・クレイゲラキ 1994-2013 18yo CADENHEAD'S SMALL BATCH 54.4%【VG】


 

この価格帯のボトラーズとなると、CPが高く家飲みにも良いものが選出される気がします。また、ボトラーだとシングルカスクが多く、オフィシャルのようにヴァッティングで調整できないことを踏まえるとアイラの短熟の独壇場かなという印象です。
しかしそんな中、最近飲んだこのケイデンのクレイゲラキは記事にも書きましたが8000円台の価格ながらVGを付けてしまったほど完成度の高いボトルで、とても好みでした。
こんなリリースが増えるとかなり嬉しいです。

 

◎ボトラー部門(市価1万円以上)

・ラフロイグ LAPHROAIG 1976 35yo SCOTIA ROYALE 43.4%【VG/E】




1万円以上のボトラーズという括りは非常に範囲が広く、よくよく考えるともっと高評価したものがあった気もしますが、まず思い浮かんだのはこのラフロイグでした。
もうお目にかかれないと思っていた70年代ラフロイグのニューリリースで、長熟でボディはやや軽くなっているものの、昔のラフロイグに期待するフルーティがしっかりと感じられるうえに、ボウモアのようなトロピカル感まで含まれており陶酔感がかなりありました。
こんなラフロイグ、私は好きに決まっています。
そういえば、スコシアロイヤルってこの時の4本以来出てきてないですね。
どれも素晴らしいものでしたから、あのクオリティが維持されつつまたリリースされることに期待しています。

 

◎オールド&アンティーク部門

・アードベッグ  1966-1987 MOON IMPORT “THE BIRDS” #348 46%【E】




この分野が一番飲んでいるため、これこそよくよく思い出すと他にもある気がしますが、今思い出せるなかではつい最近いただいたこのムーンのアードベッグ1966でした。
まだ記事をブログに載せていないのですが、非常に素晴らしいアードベッグで、もともとラフロイグやボウモアと比べるとそこまで好みでないハウススタイルということもあって、もしかすると今回初めてExcellentをつけたかもしれません。
オールドシェリーとピートが融合した本当に素晴らしいボトルでした。

 

◎ジャパニーズ部門

・白州18年【VG】




 

巷では軽井沢やイチローズモルトの価格が高騰しまくっているようですが、私は今年ジャパニーズをあまり飲まなかったようで候補は少なめでした。
面白かった秩父のウイスキートーク向け白州の2013シェリーカスクバーショー向けの山崎ミズナラなんかもとても美味しかったのですが、自分がずっと好きな白州18年には及ばず、ニューリリースではないのですがこれにしてしまいました。
クオリティは高いものが多いですし、今年は鉄板の白州18年を圧倒するものに出会えることを期待します。

 

◎各国ウィスキー部門

・カバラン SOLIST OB SHERRY CASK 57.8%【G/VG】




この分野はしっかりと味わって飲んだものが無く、該当なしにしようかとも思ったのですが、そうえいばウイスキーフェスで飲んだこのカバランは良かったです。
イベントでの試飲なのでしっかりとテイスティングできておらず、ちゃんと飲むとイマイチな部分が見えてくるのかもしれませんが、最近のシェリーと思えない良いシェリー感で、短熟なのに未熟感もほとんど感じなかったのが印象的でした。

 


こんな感じで投票させていただきました。

 

そしてオマケですが、昨年飲んだすべてのボトルのなかでベストだったのは、1998年詰めなのでオールド部門にも入れませんでしたが、勇気を出して自分で開けた、ハイランドパーク1958でした。




圧倒的な存在感で、一生忘れないボトルになりました。



今年も良いニューリリース、素晴らしいオールドボトルとの出会いに期待します。


 

2013.12.21【日記】

ラフロイグ1990-2000 ムーンインポート “In The Pink”

少しこなれた印象の90ラフロイグでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1990-2000 MOON IMPOROT In The Pink #11684 46%
one of 320 bottles



華やかな香り立ち、グレープフルーツ、白い花、柔らかいが強めのピート、ヨードと魚介ダシ、少し乾いた麦、上品さのあるシロップの甘味、麦の旨味を感じる余韻。

【Good/Very Good】


ムーンインポートのインザピンクシリーズからラフロイグ1990-2000。
いつも通りのザ・イタリアンボトラーという感じの芸術的なラベルです。

1990年蒸留で10年程度の熟成と短熟のシングルカスクですが、加水とボトリングからの経年変化もあるのか、華やかな香り立ちとフルーツ感に加えて感じられる強いピートには軟らかさを伴うように思えました。
刺々しさのない短熟ラフロイグで、私好みのリフィルカスク系のフルーツも感じられて美味しくいただきました。

 
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2013.12.10【日記】

ニューリリース:ラフロイグ オフィシャル CUAN MOR 免税向け

シェリーも効いており完成度高いです。

 

ラフロイグ LAPHROAIG OB AN CUAN MOR TRAVEL RETAIL EXCLUSIVE 48%


ヨードの強い重厚なピート、スモーク、プルーン、ドライアプリコットなどのドライフルーツ、黒糖、カラメル、焦がし麦、海藻、飲むと炭とヨードを感じるピート、黒糖やドライフルーツの甘味、ほどよいタンニンとその渋味、酸味も良い、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


ラフロイグの免税向けオフィシャルボトル、AN CUAN MORです。
ヴィンテージや熟成年数の表記はありませんが、裏ラベルを見るとウェアハウスNo.1にあるファーストフィルバーボンバレルの原酒をヨーロピアンオークで後熟したもののようです。

ファーストフィルバーボンのラフロイグらしいヨードの強い炭っぽさも感じるピートと焦がしたような麦感を感じ、そこにシェリー系ヨーロピアンオークから来ていると思われる黒糖やカラメル、ドライフルーツなどの要素が上手く共存しているような印象でした。48度とやや高めで詰められていることもあってか全体に重厚で迫力があり、濃厚な甘味とタンニンの渋味のバランスも好印象でした。
いわゆるフルーティなラフロイグのフルーティではなく、シェリー系の樽で上手くフルーツ感を出したラフロイグという感じで、後熟した樽由来と思われる成分が想像以上に強く感じられましたが、どのくらい後熟したのか気になるところです。無理矢理味付けした不自然な感じではなく、ラフ好きの自分としても完成度の高いボトルだと思いました。



 
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2013.12.01【日記】

ニューリリース:ラフロイグ1992 21年 ハンターレイン OMC JIS向け

美味しいですがシェリー感は好みが分かれるかもしれません。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1992-2013 21yo HUNTER LAING OLD MALT CASK for JIS #HT REF 9845 57.8%
one of 115 bottles, REFILL HOGSHEAD



支配的ではないが強めのシェリー、キャラメリゼしたナッツ、オイル、プラム、オレンジ、腐葉土、湿ったピート、リッチ、飲むとねっとりしたテクスチャー、ジャムの甘味がありリッチ、やや硫黄があり中盤はややベタッと平坦な味わい、炭っぽいピート、ややスパイシーな余韻。

【Good】


ハンターレインがジャパンインポートシステム向けにボトリングしたカスクストレングスのOMCからラフロイグ1992、21年熟成。

記載はありませんがシェリーカスクで熟成されたようで、樽由来のフルーティでリッチな成分が多く感じられました。
この辺のヴィンテージでファーストフィルバーボンでないものから感じられる、好ましいフルーツ感も感じられ、ピートやアーシーなニュアンスも良かったです。ちょっとサルファリーが感じられたことと、中盤に平坦でベタッとした甘味を感じたのがやや残念ではありましたが、シェリー樽の影響をしっかり感じられる90年代前半のラフロイグでした。

 
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2013.11.16【日記】

ラフロイグ1994 オフィシャル ハイグローヴ

このシリーズのフルーツ感は素晴らしいですね。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1994 OB HIGHGROVE 40%


グレープフルーツのわた、少しパッションフルーツ、抹茶、白ワイン、粉っぽさ、乾いたピート、飲むと口当たりはかなり穏やか、加水のためかボディはそれほど感じない、凝縮感のある柑橘、おだやかなピート、純米酒のような旨味がある。

【Very Good】


ラフロイグのハイグローヴ、結構前にリリースされた1994ヴィンテージのものです。ハイグローヴシリーズは、チャールズ皇太子がラフロイグ蒸留所と共同でリリースするチャリティーボトルです。

ハイグローヴは、チャリティーのためかスペックの割にはかなり高額なことが多いのですが、ラフロイグのオフィシャルスタンダードのメインであるファーストフィルバーボン樽のものでは出てこないような、華やかでフルーティなものが多いシリーズというイメージです。
このボトルもまさにハイグローヴという印象で、グレープフルーツのわたやトロピカルフルーツなどがしっかりと出ており、40%調整のためかボディはあまりないものの、私が好きなラフロイグに感じる凝縮感のある粉っぽさや純米酒の旨み成分のようなものも感じられました。
最初に飲んだ時にはフルーティでかなりびっくりしたのを覚えています。
ダグラスレインからいくつか出てきた1993など、セカンドフィル以降の樽のものに感じられるようなニュアンスと近いものがありますね。

ただしハイグローヴでも2011ボトリングの一番最近のリリースは、バーボンバレルから小樽(クォーターカスク?)の後熟というタイプであったためか、美味しいのですが従来のフルーティ全開な感じとは違った印象でした。
次のボトリングがいつなのかはわかりませんが、今回紹介したハイグローヴのような系統を個人的には期待します。


 
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2013.11.13【日記】

ニューリリース:ラフロイグ1992-2013 21年 ダグラスレイン エグゼクティブディシジョン

貴重な良いシェリーのラフロイグでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1992-2013 21yo DOUGLAS LAING EXECUTIVE DECISION #DL9969 55.8%
one of 186 bottles, SHERRY BUTT



心地良いシェリー、粉っぽさのあるグレープフルーツ、ドライフルーツ、プラム、魚介ダシ、少し醤油、ヨードの強いピート、飲んでもやはり凝縮した粉っぽい柑橘、純米酒の旨み成分、強めのシェリーとそれに伴う濃いフルーツ感、魚介ダシ、迫力あるピート、ややオイリーで長い余韻。

【Very Good】


新体制になったダグラスレインからの新シリーズ、エグゼクティブディシジョンからラフロイグ1992、21年熟成。
このシリーズはオールドパティキュラーと比べると非常に高額で、このボトルも90年代蒸留で3万円オーバーです。なんとなく、今までのオールド&レアみたいな立ち位置のシリーズな気がします。

肝心の内容ですが、確かにかなり美味しいです。
私の好きなラフロイグの粉っぽく凝縮したようなグレープフルーツ感や純米酒の様な旨み成分が感じられますが、それになかなか良いシェリー感がしっかりとマッチしているように思いました。
それにアイラのカスクストレングスらしい強いピートとダシの旨み、迫力も十分に感じられ、オイリーで長い余韻も良かったです。現時点でもかなり仕上がっている印象ですが、瓶内もしくは開栓後しばらくするとさらに各成分が融合して一体感が増すような印象もありました。
高額ではありますが、かなりハイクオリティで貴重なラフロイグでした。

そういえばシェリーバット1樽のわりには186本とずいぶんアウトターンが少ないですね。どこかとのシェアなのか、天使がたくさん飲んだのかは不明です。量が少ないのは妙な仕上がりの良さと無関係ではないのかもしれません。

 
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2013.10.31【日記】

ニューリリース:ラフロイグ10年 カスクストレングス バッチ005

このバッチもかなり良いですね。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 10yo OB CASK STRENGTH BATCH 005 57.2%
BOTTLED FEB 2013



強いヨードとピート、スモーク、正露丸、濃厚なアプリコットジャム、濃く煮出した紅茶、焦がした麦、重厚、少し腐葉土、濃厚なジャムの甘味、粘性強め、濃い旨味、オイル、ボディは厚く長い余韻。

【Good/Very Good】


ラフロイグのオフィシャルカスクストレングスのバッチ5。
まだ日本に入っていませんが、スコットランドではもう流通しているようです。

ヨードの強いピートと熟したフルーツがともに強く感じられる美味しいボトルでした。リフィルカスク系のグレープフルーツのわたのようなニュアンスはほとんどありませんが、代わりに濃厚なジャムの様なニュアンスが充実しています。そして何より、アイラのカスクストレングスらしい迫力があり満足感がありました。

そういえば、このカスクストレングスのシリーズにはバッチ4もすでに流通しているはずなのですが、まだ飲んでいません。
以前記事にしましたが、バッチ3がかなり好みでしたし、このバッチ5も美味しかったですから、バッチ4も高確率で美味しいとは思うのですが。。。
是非飲んでみたいです。

 
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2013.10.28【日記】

ニューリリース:ラフロイグ25年 オフィシャル 2013カスクストレングスエディション

ちょっと緩いですが期待に応えてくれる80年代ラフでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 25yo OB 2013 CASK STRENGTH EDITION 45.1%


軽やかなグレープフルーツのわた、粉っぽい凝縮感、白い花、穏やかに主張するピート、穏やかな口当たりから炭っぽいピート、らしい凝縮感のある柑橘と旨味、抹茶、ボディはややライトですっと切れる。

【Very Good】


ラフロイグの25年カスクストレングス、2013ボトリングのもので、まだ日本には入っていないボトルのようです。
そうえいば、この25年カスクストレングスシリーズ、2011ボトリングはありましたが、2012はなかった気がします。ボトリングされなかったのでしょうか。
今回からラベルが変わって、黒地にゴールドの文字で妙に高級感のあるものになりました。立派な箱や付属する資料まであり、実際値段もかなり高くなったようです。

肝心の内容ですが、ラフ好きの私の期待に応えてくれるフルーツの凝縮感はあるものの、全体の濃厚さはそれほどなく非常に穏やかで、知らずに飲んだら加水と思いそうです。
ラフロイグの80年代前半までのものにはしばしばあり、後半のものには稀にあるかなり凝縮して粉っぽさを感じる旨み成分というものがあると思っているのですが、それはこのボトルにもしっかり感じられました。(最近気づいたのですが、日本酒のアミノ酸的な旨味成分にかなり似ています。)なお、これは2011年ボトリングのものにはうっすらとしか感じなかった要素でした。逆算して想像すると、今回のものは80年代後半の特にフルーティな樽を選んでヴァッティングしたのではないでしょうか。
その結果なのかどうかはわかりませんが、度数もカスクストレングスシリーズにしてはかなり低く、2011ボトリングよりは明らかにフルーティですが、アイラのカスクストレングスらしいボディや迫力には乏しい仕上がりになっているように思います。
無い物ねだりになりつつあるのかもしれませんが、このシリーズにはらしい凝縮感とアイラらしい迫力あるボディを両方感じたいものです。

 
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2013.10.01【日記】

ラフロイグ1993 14年 ダグラスオブドラムランリグ

1993ラフを代表するボトルのひとつだと思います。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1993 14yo Douglas Of Drumlanrig 51.1%


グレープフルーツ、パイナップル、少し抹茶、ヨードのあるピート、生のピーテッドモルト、飲むとグレープフルーツに加えて強いトロピカルフルーツ、粉っぽく凝縮したフルーツと旨味、シロップの濃い甘味、ややオイルを伴いフルーティでピーティな長い余韻。

【Very Good】


ダグラスオブドラムランリグからボトリングされたラフロイグ1993、14年熟成。

まさに1993らしさが全面に出たフルーティなラフロイグで、特に飲んでからのトロピカル感はこのヴィンテージの中でも特に秀でていると思います。
抹茶や凝縮した旨味を感じるフルーツ感が粉っぽいニュアンスとともに感じられるという、私が大好きなラフロイグに感じる成分がこのボトルには充実しています。
14年熟成だけあって麦感などには若さを感じる部分もありますが、それを凌駕する素晴らしい成分が強く感じられ、大満足でした。

リリースされたときに飲んで、今回同様非常に美味しかったのでボトル買いしようと探したのですが見つからず、代わりに同じドラムランリグ1993の加水タイプが見つかったのでそちらを数本買いました。
同じボトラーの同一スペックだから近い味わいを期待したのですが、開けてみると不味くはないものの凡庸なラフでがっかりしたのを覚えています。
今回飲んで、その時の愕然とした気持ちも思い出しました。(笑)

 
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2013.09.06【日記】

ラフロイグ1984 12年 ケインデンヘッド オーセンティックコレクション 緑瓶

期待通りの素晴らしい1980年代前半ラフロイグでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1984-1996 12yo CADENHEAD'S Authentic Collettion green bottle 59.4%


凝縮して粉っぽいグレープフルーツとそのわた、抹茶、やや鋭いピート、ヨード、バニラ、白い花のフローラル、飲んでも粉っぽく凝縮した柑橘と旨味、噛み応えあり、突き抜ける旨味はややチーズっぽい、濃い甘味、心地良いブリニー、リッチ。

【Very Good/Excellent】


ケイデンヘッドのグリーン瓶、ラフロイグ1984、12年熟成。

凝縮して粉っぽさを感じるような柑橘と抹茶のニュアンスがあり、飲んでもそれが噛み応えのある強い旨みとして感じられました。まさに80年代前半のラフロイグのカスクストレングスという感じで、非常に好みのボトルでした。

ケイデンのグリーン瓶には、同じスペックの度数違いもあり、そちらのほうが美味しいという前評判だったのですが、私は以前飲んだその度数違いよりも今回のボトルの方が好みでした。

ラフロイグのこういう好ましい要素は、90年代のものにもみられるようになっていますが、やはり80年代前半以前のものは圧倒的に濃厚です。

 
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2013.08.21【日記】

ラフロイグ19年 2013年詰め スコッチモルトウイスキーソサエティ 日本支部20周年記念

SMWS日本支部の記念ボトルでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 19yo SMWS 29.133 54%
2013 bottling, one of 292 bottles, EX-BOURBON HOGSHEAD



ダシとヨードの強いピート、バーベキューの木炭、バニラ、レモングラス、若葉、ナッツ、生の麦、オイル、グレープフルーツとシロップの甘味、パイナップルなどトロピカルはやさしく主張、魚介ダシの旨味はしっかり、木炭と甘味が長く残る。

【Good/Very Good】


スコッチモルトウイスキーソサエティから29番=ラフロイグの19年熟成。
日本支部の20周年記念ボトルで、逆算すると1993~1994蒸留ですが、1993という噂でした。

ヴィンテージのわりにはトロピカル感はそれほど強くなく、どちらかというとアイラモルトらしいピートや魚介ダシの旨み、迫力に秀でたボトルでした。
これはこれで美味しいラフロイグです。
もしかすると、これからフルーティに変化してくるかもしれませんので、無くなる前にまた飲んでみようと思います。


 
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2013.08.15【日記】

ラフロイグ1992 19年 ダグラスレイン OMC メゾン向け #6960

フルーティでなかなか良いラフでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1992-2011 19yo DOUGLAS LAING OMC for La Maison du Whisky #6960 54%
one of 300 bottles, REFILL BARREL



グレープフルーツ、しっかりピートがあり生のピーテッドモルトのニュアンス、飲むと濃いめのシロップの甘味、トロピカルフルーツ、少し度数のわりに緩い感じはあるが美味しい。

【Good/Very Good】


ダグラスレイン、OMCからメゾン向けのラフロイグ1992、19年熟成。カスクストレングスでボトリングされています。

セカンドフィル以降の1993に代表されるような、グレープフルーツやトロピカルフルーツを感じるフルーティがしっかりと出ており、若めのラフらしいピートも強く感じられます。
ちょびっと度数の割に緩い印象もあり特別すごいラフというわけではありませんが、1993の良いものとの共通点も感じられる美味しいボトルでした。

 
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T.Matsuki

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