ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2019.06.28【日記】

ラフロイグ 30年 オフィシャル 43% 90年代流通

やはり美味しくてため息が出ますね。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 30yo OB 43%
90年代流通



香りはピートとレザー、皮付きのブドウ、焼きリンゴ、しっとりした海藻のヨードとスモーク、腐葉土、強烈に陶酔感あり。
飲むと粘性と濃縮感あり。穏やかなオールドシェリー、しっとり舌に染み込む旨味、香り同様にアーシーでヨードのあるピートもしっかり。長く陶酔感のある余韻。

【Very Good/Excellent】


1990年代後半くらいに流通していた、ラフロイグ30年オフィシャルボトル。

逆算すると60年代以前の原酒ということになりますが、その時代のシェリー感があり、長い熟成を経ていますがオフィシャルのラフロイグらしいヨードの効いたピートもしっかり残っていました。

これまでの経験ではもう少しシェリー感が強いイメージでしたが、私の記憶違いか、もしくはシェリー感がやや少なめのロットなのかもしれません。

いずれにしても陶酔感のある素晴らしいボトルで、美味しさにため息が出てしまいました。

願わくば、現行品のラフロイグにも30年後に飲んでこういうため息が出るようなものがありますように。。。

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2019.05.23【日記】

ラフロイグ 1983-1999 16年 マキロップチョイス #1849 52.5%

何度飲んでも大好きな香味です。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1983-1999 16yo Mackillop's Choice #1849 52.5%


香りは妖艶で陶酔感がありうっとりする。加熱したプラムやグレープフルーツの綿、少しコニャックのようなブドウ感、乾いたモルティ、しっとりしたアーシーさと強いピート。
飲むと滑らかな口当たりから広がる。香り同様のフルーツに加えパイナップル、粉っぽい凝縮感のあるテクスチャーで舌に染み込む、良い甘味と酸味と塩気、強いピート、フルーティでピーティな長い余韻。

【Very Good/Excellent】


マキロップチョイスが1999年にボトリングしたラフロイグ1983で16年熟成のシングルカスクです。
マキロップからは同じラベルとヴィンテージでいくつかボトリングされていましたが、これは#1849です。

80年代前半のラフロイグらしい凝縮して粉っぽいテクスチャーと突き抜けたフルーティさが堪能できるボトルで、フルーティですが抜け感は全くなく、ボディやピートも十分に保たれていました。

ボトリングから約20年が経過しており、より滑らかで妖艶なニュアンスを帯びたようにも感じます。

陶酔感があっていくらでも飲みたい大好きな香味でした。

このボトルは私のストックには無く、あと何回飲めるでしょうか。

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2019.04.29【日記】

ニューリリース:ラフロイグ 1999-2018 19年 スリーリバーズ 貴婦人と一角獣 #26 56.0%

フレッシュフルーツが印象的なラフロイグでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1999-2018 19yo THREE RIVERS The LADY & The UNICORN #26 56.0%
one of 204 bottles, Hogshead



香りは華やか。レモンなど強い柑橘と強いスモーク、海藻っぽいヨードもしっかり、フレッシュなモルティ。
飲むと意外に刺々しさがなく舌に染み込んでくる。やはりフレッシュレモン系の柑橘の甘味と酸味、後半はフルーツを追いかけるように強い磯感とピート、余韻は長め。

【Good/Very Good】


スリーリーズさんの貴婦人と一角獣シリーズから、1999ヴィンテージで19年熟成の蒸留所記載の無いアイラモルトがリリースされました。
裏ラベルのイニシャルLのヒントから中身はラフロイグかラガヴーリンということになりますが、香味的にはまずラフロイグでしょうね。

それほど樽が効いているタイプではないためか、オフィシャルとは異なるフルーティ寄りの香味で、柑橘を中心としたフレッシュ系のフルーツ感を強く感じました。

ボトラーのラフロイグはヨードがあまり強くないものもありますが、まだフレッシュなためか磯っぽい海藻系のヨードも強めに感じられました。

恐らくこういう影響がそれほど強く出ない樽は、このままさらに熟成した場合には突き抜けたフルーツ感のあるボトラーらしいラフロイグになっていくのではないかと思います。

その過程を見たようで、そういう意味でも楽しめるボトルでした。


このボトルは、相模大野のオードヴィーさんでいただきました。

 
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2019.02.16【日記】

ニューリリース:ラフロイグ 2006-2018 12年 ハンターレイン オールドモルトカスク20周年記念 #HL17094 50%

飾り気のないラフロイグでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 2006-2018 12yo HUNTER LAING THE 20th ANNIVERSARY OF THE OLD MALT CASK SERIES #HL17094 50%
one of 485 bottles



香りはまだ少し荒々しく若々しい。ライムや生の麦芽っぽいモルティと少しフェインツっぽさ、潮と強いスモーク。
飲んでも若く未熟感があるがパワフルで噛み応えあり。シロップの甘味と柑橘の酸味、塩気がしっかり、ニガリのようなミネラリーさがあり、強く刺すようなピート、オイリーでピーティな余韻。

【Good】


OMCが昨年リリースした20周年記念ボトルのうちの1つ、ラフロイグ2006、12年熟成です。

ラフロイグはスタンダードが10年で、バーボンバレル主体で結構仕上がっている印象です。
しかし今回のボトルは12年熟成にも関わらず、まだ若さと荒々しさが残っていました。
あまり樽感も強くなくアウトターンも多いので、シングルカスクであればバット、もしくは
それなりに使われた後のホグスヘッドのヴァッティングでしょうか。
いずれにしてもあまり樽感や熟成感が出ない仕様だと思います。

50%加水にも関わらずかなり荒々しく刺々しさも残るボトルでしたが、これを記念ボトルに選んだコンセプトとしては、若いラフロイグのすっぴんに近い香味を楽しんでほしいということでしょうか。

原料の旨味はダイレクトに感じられ、まだほとんど抜けていない強いピートやミネラル感が強く感じられ、決して飲み心地の良いタイプではありませんが、楽しめる1杯でした。

 
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2019.01.03【日記】

ニューリリース:ラフロイグ 25年 オフィシャル 2018エディション 52%

今年の25年はとても良かったです。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 25yo OB 2018 EDITION 52%


香りは華やか。凝縮したグレープフルーツや桃っぽさ、旨そうなモルティ、白い花、バニラ、強めのヨード、少しタールも伴う強いスモーク。
飲むとやや凝縮して噛み応えがある。グレープフルーツ、桃、モルティな旨味、果汁感のある甘味と柑橘の酸味、強い塩気、スモーキーで強いピート、少しタールとしっかりめのオイル、しっかりとオーキーで長い余韻。

【Very Good】


ラフロイグ25年は毎年バッチが異なり、加水だったりカスクだったり、黒ラベルだったり白ラベルだったりといろいろですが、今年の25年はカスクストレングスの白ラベルでした。
逆算するとフルーティで美味しいものが多かった1993年頃のヴィンテージの可能性が高く、カスクストレングスというスペック的にも期待が高まっていました。

実際にテイスティングしてみると、期待通りのフルーティさが強いタイプで、それでもそこはオフィシャル、ボトラーの1993に多かったフルーティ一辺倒なタイプではなく、ヨードの効いたピートやモルティさも強く感じました。

また、オフィシャルらしい味の出るバーボン樽が主体と思われ、それでやや熟成が長いことが影響しているのか、オーキーな樽感は渋味を伴ってやや強めに感じられました。

私がラフロイグに求めがちな凝縮感も結構感じられ、とても美味しくいただきました。

さすがに同じ25年オフィシャルの傑作と思っている2009年エディションのような凝縮して結晶化したような粉っぽいフルーティさとまではいきませんでしたが、近年の25年の中では特に美味しいものだと感じました。

価格は5万円台と決して安くはありませんが、ボトラーズのアイラモルトの高騰やディアジオさんのスペシャルリリースあたりの価格設定を考えると、オフィシャルで長熟の王道アイラモルトの値段としては決して高くはないと思います。


 
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2018.12.18【日記】

ニューリリース:ラフロイグ 2001-2018 17年 シグナトリー ウイスキーフープ向け #318 55.7%

高まりすぎた期待にも応えてくれる美味しさでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 2001-2018 17yo SIGNATORY for THE WHISKY HOOP #318 55.7%
Refill Sherry Butt



香りはパワフルで迫力がある。リッチなシェリーとヨードのある強いピート。ビターチョコレートがけのオレンジ、レーズン、焦げた麦芽、海藻、じわりと腐葉土やレザー、キャラメリゼしたナッツ。
飲むと刺激はほどほどで芳醇に力強く広がる。レーズンやビターチョコレートのコクのある甘味と引き締める心地良いウッディネスとその渋味、ハーブや多彩なスパイス、海を感じるヨードと炭っぽさもあるスモーク、それにレザーやアーシーさのある長い余韻。

【Very Good】


シグナトリーが日本のウイスキーフープに向けてボトリングした、ラフロイグ2001、リフィルシェリーバットで17年熟成です。

以前ご紹介したハイランドパークと同時にリリースされたものですが、どちらも素晴らしいモルトだという前評判だったので、こちらも楽しみにしていました。

かなり期待値の高い状態で飲みましたが、結果的にその期待にも応えてくれる仕上がりでした。

17年と熟成が長すぎないがゆえの迫力がありますが未熟感は全くなく、往年のシェリーカスクの傑作のように詰め時に詰められた感があります。

ラフロイグらしいヨードを伴う強いスモーキーさや海のニュアンスがしっかりと主張してくる一方で、当然シーズニングだとは思いますが良質なシェリーカスクらしいドライフルーツやビターチョコレート、ハーブやスパイスといった要素もしっかりと感じられました。

そして、レザーやアーシーさといった突き抜けたシェリーカスクに出てくることの多い要素も含んでおり、探せばあるというレベルではなく、それぞれが高いレベルで主張しあっていました。

全体としては、驚くほど突き抜けたニューリリースとしてご紹介した2016年詰めのエディションスピリッツの同ヴィンテージのものに近いタイプだと感じました。
共にリフィルシェリーですがファーストフィルと言われても納得するような香味で、良質な樽が使用されブローカーに流れた時期だったのだと思います。

比較するとエディションスピリッツのほうが力強く、こちらのほうがやや熟成が長くなって落ち着いた風格を帯びているように感じました。

わずかに仕上がりの異なるこの2本、このまま長期間置いてどちらが美味しくなるのか、今後の楽しみになりました。

苦労して日本に1樽入れてくれたシグナトリーとウイスキーフープの方々に感謝したいと思います。


さて、ハイランドパーク1990とこのラフロイグの2樽は高額ながらひときわ素晴らしいものとして、ウイスキーフープが良好な関係を築いてきたシグナトリーが出してくれたもので、このボトルも会員向けで4万円とスペックのわりに高額です。
ここ数年、良質な樽、特にアイラの人気蒸留所の樽は高騰が著しく、そもそもボトラーに流れる樽も少なく、私が買い付けに同行したときにはラフロイグやボウモアのサンプルは1回も出てきませんでした。

今年リリースされた他のボトラーのラフやボウモアも、やはり急激に高額化しています。
需要と供給の問題からそうなってしまうのはやむを得ず、愛好家として理解しないといけないとは思いますが、普通に一般人が飲めるものから離れていってしまうようで寂しいところです。
また、ニューリリースに見切りをつけて安く買ったストックばかりを飲んでいくというのも、過去から未来への時間を飲む酒であるウイスキーを楽しむ姿勢としては寂しい気がします。

そんな厳しい環境の中、それでも頑張って買うなら中身が伴っているもののほうが良いに決まっていますし、大枚をはたいて大したことのないものを掴むのは切ないです。
食べ物の場合、高いものは美味しいという構図がある程度は出来上がっていますが、モルトの場合にはスペックや希少性などに引っ張られてしまうためかそうでないこともしばしばだと感じます。

そういう意味でも、中身の伴ったこのラフロイグは高くても購入するに値するものだと感じました。

※投稿前の追記
この記事を書いた少し後に、ハイランドパークに続いてこのラフロイグも完売したとの連絡がきました。スペックのわりに高額なので会員向けはもう少し長く残っていると予想していたのですが、もはや私の感覚は遅れているのかもしれません・・・。

似たタイプだった数年前のエディションスピリッツに比べると急激な値上がりを感じてしまい、そちらを多めに買っていた自分は今回のラフの複数本の追加購入を躊躇してしまいましたが、今は少し後悔しています。

今回のシグナトリー2本は美味しいだけでなく、いろいろ考えさせられるリリースでした。

 
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2018.11.17【日記】

近年リリース:ラフロイグ 2001-2017 16年 アーカイヴス 台湾向け #364 53.9%

完成度の高い2001ラフロイグでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 2001-2017 16yo ARCHIVES for 
ARen Trading Co. #364 53.9%
one of 286 bottles, Hogshead



香りはやや熟しすぎたグレープフルーツ、淡く桃やパイナップル、少しレザーや獣っぽさ、それなりにこなれたモルティ、ヨードもスモークもある強いモルティ。
飲むと粉っぽい凝縮感のあるグレープフルーツ系の柑橘、フルーティな心地良い甘味としっかりめの柑橘の酸味、王道のピートもしっかり効いておりオイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーベースのブランド、アーカイヴスから台湾向けにボトリングされたラフロイグ2001、16年熟成です。
台湾向けはバーズ・フロム・ジ・オリエントとして鳥のラベルが採用されています。

凝縮感のあるグレープフルーツ系に桃やパイナップルなどの南国フルーツのニュアンスも伴うような、バーボン系のラフロイグの良いものに出てくる要素が香りにも味わいにも感じられたのが魅力的でした。

モルティさもこなれてきており、王道のヨードもある強いピートも残っていて、カスクストレングスながら味わいに強すぎるところが無くバランスも良いと感じました。

カスクストレングスとして完成度の高いラフロイグで、良いものの多いラフロイグでなければレートももっと高くしたであろう美味しさでした。

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2018.10.05【日記】

ラフロイグ 30年 オフィシャル カーチェス 43%

ずっと飲んでみたかったボトルがやっと飲めました。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 30yo OB CAIRDEAS 43%
Bottled in 2008, one of 1536 bottles



香りはオールド感を帯びたシェリーとヨードや炭の煙が効いた強いピート、チョコレートをかけた桃、奥から焦げた麦とバーベキューの肉。
飲むと穏やかだがじわじわと力強くなる。巨峰の果汁、コクのあるチョコレートの甘味と渋味、磯っぽい塩気、炭っぽさのある強いピート、余韻はフルーツとピートが残る。

【Good/Very Good】


2008年にボトリングされたオフィシャルのラフロイグ30年。
数少ないブラックラベルが採用されており、カーチェス表記のボトルの中では最長熟だと思います。
60%がシェリー樽、40%がバーボン樽で、それらをさらにバーボン樽でマリッジしています。

香りにはスペックよりも強めのシェリー感があり、バーベキューの肉のようなミーティさがありました。
熟成が長い割にしっかり残っているラフロイグらしいヨードやスモークが濃厚だったのも印象的でした。

飲むと加水らしく穏やかですが厚みはあり、やはりブドウ果汁やチョコレートのようなシェリー樽由来の要素がしっかり主張してきました。
甘味と長熟らしいウッディな渋味、そして磯っぽいブリニーさ、これらが感じられるシェリーカスクのアイラモルトでした。

長熟アイラはもっと軽くフルーティになりがちですが、これには意外にそういうニュアンスが控えめで香りの桃っぽさくらいでした。

ボトリング後に約10年が経過していますが、まだ樽感と原酒が少しチグハグな感じなのが不思議でした。

長熟加水でそんなに置いておくべきボトルではないと思いますし、だからこそ今回開栓されたんだと思いますが、もしかしてもしかすると飲み頃はもっと先なのかもしれないと思うラフロイグでした。


 
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2018.09.29【日記】

ニューリリース:ラフロイグ オフィシャル カーチェス フレンズオブラフロイグ向け 2018 51.8%

最近のカーチェスの中ではかなり好みでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG OB CAIRDEAS for FRIENDS OF LAPHROAIG and FEIS ILE 2018 51.8%


香りはフレッシュシトラス、白ブドウ、少し軽いがヨードのある強いピート、タール、ドライナッツとほどよいモルティ。
飲むと丸みはあるがじわじわとスパイシー、薄めた蜂蜜やバニラのコクのある甘味と柑橘のさっぱりした酸味、塩気と魚介のダシ、少し木材感のあるウッディネス、ヨードもある強いピート、余韻は長め。

【Good/Very Good】


毎年アイラフェスの時期にフェスボトルもかねてリリースされる、フレンズオブラフロイグ向けのカーチェスですが、今年はファーストフィルバーボンカスクのあとでフィノシェリーカスクでフィニッシュしたものでした。
個人的には最近のカーチェスにはすごく美味しいと思うものが無く、定番が美味しいだけになんとなく残念なイメージでした。
そんな中で今回のはフィノカスクフィニッシュで、珍しいこともあって興味深くいただきました。

フルーティとピーティのバランスが良いタイプで、甘味と酸味と塩味、そしてアイラモルトらしい旨味のバランスも良かったと思います。

カスクストレングスのわりにそれほど厚みは感じないものの、ここ数年のカーチェスの中では一番飲み心地の良いタイプで、おいしくいただきました。


 
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2018.03.09【日記】

ラフロイグ 1988-2005 17年 ダグラスレイン オールドモルトカスク #DL1675 50%

フィニッシュの効果もあり美味しかったです。

  

ラフロイグ LAPHROAIG 1988-2005 17yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask #DL1675 50%
one of 332 bottles, Finished in Rum Cask



香りはプラムや熟したオレンジ、バニラ、カスタードクリーム、干し草とそれを燃やしたスモーク。
飲むと優しい口当たりから噛み応えのある粉っぽい凝縮した旨味、グレープフルーツのわた、淡く桃、心地良い甘味と酸味、ブリニー、しっかりピートの主張もある。

【Good/Very Good】


ダグラスレインのOMCからラフロイグ1988、15年熟成です。

ラムカスクで後熟しているためか、香りはスペックから想像する柑橘系フルーティタイプとは異なり、プラムなどの熟したフルーツのニュアンスが感じられました。

飲んでみると期待したような柑橘系を中心とした魅力的なフルーツの主張があり、粉っぽい凝縮感と噛み応えのあるテクスチャーを帯びた旨みもありました。
50%で飲み応えも残しつつ、甘味、酸味、塩気といった味わいのバランスは非常によく、もちろんラフロイグらしいピーティさも十分に感じられました。

好きで飲みなれたスペックですが、それにカスクフィニッシュの要素が追加で感じられて面白いモルトでした。

 
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2018.02.05【日記】

ラフロイグ 15年 オフィシャル 40% 80年代後半流通

妖艶で大好きな香味でした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 15yo OB 40%
80年代後半流通



香りは強く妖艶。非常にフルーティ、グレープフルーツとそのわた、桃、白ブドウ、しっかりとヨードのあるピート感、魚介ダシ。
飲むと香りよりオールド感あり、噛み応えのあるテクスチャー、グレープフルーツと古いシェリー感、少し抜け感もあるが優しい甘味、余韻フルーツと土っぽいピート。

【Very Good】


80年代後半に流通していたと思われる、ラフロイグ15年オフィシャルボトルです。

70年代前半の蒸留と思われますが、その年代のラフロイグにしばしば感じる突き抜けた多彩なフルーツとヨードのあるピートを共に感じる期待通りの香りでした。
うっすらと古いシェリー感もあり土っぽさもあり、妖艶さを感じました。

ただし、若干ですがボディの枯れ感や抜け感を帯び始めているようにも思いました。

このあたりの年代にボトリングされた加水ボトルに関しては、そろそろ飲み頃のピークを過ぎるか過ぎないかというところに差し掛かったものも少なくないと思います。
私のストックにもそのあたりのものがあり、迷わず開栓して飲むべきかなと考えさせられました。

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2018.01.20【日記】

ニューリリース:ラフロイグ 15年 オフィシャル カーチェス フレンズオブラフロイグ向け 2017年ボトリング 43%

今年2本目のカーチェスはバイセンテナリーと同スペックでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 15yo OB CAIRDEAS for FRIENDS OF LAPHROAIG 43%
First fill ex-bourbon barrels



香りはオレンジピールとアプリコットジャム、淡い桃、炭を炊いたような煙と魚介の燻製、バニラクリームとオーク。
飲むとやや粘性あり。オレンジクリーム、コクのある甘味、魚介の旨味、オークのタンニン、塩気あり、強い燻煙、余韻まで力強い。

【Good/Very Good】


毎年恒例でアイラフェスの時期にフェスボトルもかねてリリースされる、フレンズオブラフロイグ向け(といいつつ最終的には全世界向け)のオフィシャルボトル"カーチェス"ですが、今回フェスの時期に出たものとは別にリリースされました。
今回のものは15年熟成の43%加水で、裏ラベルによると2001年前後の蒸留とのことです。

バイセンテナリーにボトリングされた15年と同スペックでしたが、味は結構違うように感じました。

やや濃縮感のあるフルーツやバニラやクリームといった要素、そして魚介の燻製や炭っぽさのある強いスモークなど、主張の強い香味成分が多異様に感じました。

比較すると、ややボトラーズのラフロイグに多いフルーティさだったバイセン15年より全体に重くパワフルでコクがあり、樽が効いていてオークの主張が強いというイメージでした。

バーボンバレルの特徴が強く、今のオフィシャルスタンダードの系統の15年熟成として興味深いリリースでした。

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2018.01.02【日記】

ニューリリース:ラフロイグ 20年 エリクサーディスティラーズ シングルモルツオブスコットランド ディレクターズスペシャル 53.8%

突き抜けたシェリーカスクのラフロイグ。高額ですが納得の味です。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 20yo ELIXIR DISTILLERS The Single Malts of Scotland DIRECTOR'S SPECIAL 53.8%
one of 493 bottles, Oloroso Sherry Butt



香りは心地良いシェリー、ベリーやプラムのジャム、紅茶、高級なビターチョコレート、奥から魚介ダシと焦がしたモルティ、少し腐葉土のアーシーやレザー、ハーブ、ヨードもある強いピート。
飲むと濃い味だが滑らかなテクスチャー、じわじわと広がり染み込むような旨味、プラムジャム、淡くパイナップルなどトロピカル要素、強いコクのある甘味と心地良い渋味、ボディは厚く濃縮フルーツと強いピートが残る余韻は長い。

【Very Good】


シングルモルツオブスコットランドのディレクターズスペシャルとしてボトリングされたラフロイグ20年です。
ヴィンテージ表記はありませんが、ボトリングしておいたものをリリースしたのでなければ、逆算すると1997年頃の蒸留です。
エリクサーディスティラーズ社のボトリングとなっていますが、これはウイスキーエクスチェンジの一部門を担うスペシャリティドリンクス社が名前を変えたもののようです。

シェリーバットの熟成ですが、樽自体も良いものなのでしょう、その良さがしっかりとでています。
ジャムや紅茶、高級なチョコレートといった要素に加え、素晴らしいラフロイグにしばしば感じる腐葉土っぽさやレザー感も淡く感じました。
アイラモルトの雄であるラフロイグのカスクストレングスらしい迫力があり、魚介ダシやヨードのあるピートもしっかり主張してきました。

ニューリリースですが荒々しさはなく、もしかしたらボトリング後少しあけてリリースしたのかなと思うような染み込むようなテクスチャーがあったのも印象的で、ボディが厚く旨味も濃く、余韻まで心地良かったです。

現時点でもかなり旨いモルトですが、時間経過でさらに良くなるであろう風格があり、将来が楽しみなボトルのひとつになりました。

ウイスキーエクスチェンジのスキンダー氏はラフロイグの目利きに優れているイメージで、今までも名品を多数ボトリングしてきましたが、今回のボトリングはその中でも特に良いものだと思いました。

今年1発目のご紹介は未来を感じるこのボトルと決めていました。

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2017.12.31【日記】

ラフロイグ 1974 31年 オフィシャル メゾンドウイスキー向け 49.7%

久しぶりに飲みましたが自分がとろけそうになる美味しさでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1974 31yo OB for La Maison du Whiksy 49.7%
one of 910 bottles, Sherry Wood Casks



香りは妖艶で濃厚、濃縮ブドウ果汁やプルーン、マンゴーを含む熟したトロピカルフルーツ、高級チョコレート、腐葉土やなめし皮、煮詰まった魚介のダシ、ヨードのある強く重いピート、極めてリッチ。
飲むとトロリとした口当たりから強烈に芳醇に広がる、香りよりしっかりとトロピカルフルーツ、皮ごと絞った濃縮ブドウ果汁、ジューシーで強い甘味とそれを引き締め深めるしっかりめの渋味、滋味深い腐葉土、ヨードのある強いピート、セクシーさを伴う陶酔感のある長い余韻。

【Excellent】


メゾンドウイスキー向けにボトリングされたオフィシャルのラフロイグ1974、31年熟成。
お目にかかれるラフロイグのオフィシャルボトルの中で、最も評価が高く高額で取引されているものです。
前回有楽町で開栓されたときには3日で終わってしまい飲みそこなったため、私もずいぶん久しぶりに飲みました。

濃厚かつジューシーな陶酔感のあるシェリー感とアイラモルトの雄たるラフロイグの個性が高い次元で融合したすごいボトルで、しかも長期熟成の枯れ感に伴って出てくるものとは異質のトロピカルフルーツの要素が強く感じられます。

旨いシェリーカスクのアイラモルトに欲しい要素をすべて持っているだけでなく、獣っぽいなめし皮
やアーシーな要素など妖艶で深みを感じる要素、そして露骨に感じるほどのトロピカルフルーツなどプラスアルファ要素を多く含んでいます。
余韻の陶酔感も素晴らしく、ボディもあるためいつまでも続くようです。

ラフロイグでこういうシェリーカスクのオフィシャルボトルは他になく、元々は個人で持ち込んだ特別なシェリーカスクで長期熟成したものを、蒸留所が買い取ったという話を聞いたことがあります。
真偽のほどはわかりませんが、そのエピソードに納得できる内容です。

文句のつけるところがない完璧な1本で、奇跡的に自分でも1本持っているのですが宝物です。いつ開けるのかは本当に悩みますね。

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2017.12.28【日記】

「ウィスキーラバーズ名古屋2018先行テイスティング」 簡易テイスティング

三越前のIANさんで行われた「ウィスキーラバーズ名古屋2018先行テイスティング」 でたくさんのモルトをいただき、これまでいくつかご紹介してきましたが、最後にざっくりテイスティングさせていただいたものもいくつかご紹介します。



オーヘントッシャン 1966 31年 オフィシャル #511 43.5%

 

非常に熟成感あり、パイナップルなどの多彩な濃縮フルーツ、雑穀や紙っぽさを伴うモルティ、オイリーさもある。

長熟のローランドモルトらしい味でした。



タムナヴーリン 22年 オフィシャル 45% 80年代流通

 

アプリコットジャムと香ばしさを伴うモルティがしっかり。麦芽由来の旨味が濃く、飲み飽きしない美味。

麦々しいモルトのハイレベルなタイプで、個人的にはかなり好みのタイプで期待以上に美味しかったです。



スプリングバンク 15年 オフィシャル 46% 80年代流通

 

妖艶さのあるオールドシェリーのスプリングバンク、ジャム感しっかり、ブリニーさもありリッチ。

ジャム系と言われそうな、昔のシェリーカスクらしいスプリングバンクで、樽に負けない原酒の個性もあって期待を裏切らない美味しさでした。



スキャパ 1989-1997 ジョンミルロイセレクション #1890 59.5%

 

パワフルだが意外なとろみがある。樽感も心地良く、アプリコットジャムのまったりした甘味とモルティな旨味が融合している。

ハイプルーフで8年程度の熟成ですから、恐らくはボトリング直後はかなり荒々しかったのではないかと思いますが、今は粘性を帯びていて濃厚な美味しさです。
きっとボトリングから約20年で旨くなり、飲み頃になったボトルでした。



グレングラント 30yo BBR #8239 46% 2003年詰め

 

心地良い濃厚なオールドシェリー、濃縮フルーツの甘味としっかりしたハーブやウッディネスの渋味、リッチ。

シェリーカスクが支配的なグレングラント。逆算すると1973あたりの蒸留ですが、当時の良いシェリーカスクを感じる香味です。



ラフロイグ 1988 キングスバリー ケルティック 59.9%

 

少し凝縮したテクスチャー。オレンジの入ったバニラクリーム、蜂蜜っぽさもありコクのある甘味、淡く炭っぽさを伴う力強いピート。

これも荒々しさが穏やかになりとろみを帯び始めた感のあるハイプルーフのラフロイグ。このスペックに期待する香味がありました。



グレンファークラス 1978-1998 20年 オフィシャル 58.1%

 

穏やかなシェリー感。アプリコットやプラムのジャムのコクのある甘味があり、モルティな要素も残っている。意外にスパイシー。

強すぎないシェリー感が全体を優しく包むファークラス。そのぶん麦芽の旨味を含めてたくさんの香味がありました。



これらのボトルは、三越前のIANさんで行われた「ウィスキーラバーズ名古屋2018先行テイスティング」でいただきました。

2017.12.18【日記】

プライムモルト3種+ラフロイグ10年アンブレ表記 アメリカ向け 80年代流通

来年1月21日に名古屋で行われる、ウィスキーラバーズ名古屋2018にブースを出すIANさんで、先行テイスティング会が行われました。
今回、幸いなことに都内で仕事のある日に時間が併せられましたので参加させていただきました。

限られた時間内で20種類もありましたから、さすがにすべてに詳細なテイスティングは出来ませんでしたが、今回から数回に分けてご報告させていただきます。
まずはメインとされている80年代流通のプライムモルト3種+ラフロイグ10年アンブレ表記です。


プライムモルト3種+ラフロイグ10年アンブレ表記 アメリカ向け 80年代流通



プライムモルト表記 12年 ファイネストアイラシングルウイスキー表記
プライムモルト表記 12年 ラフロイグ表記

プライムモルト表記 15年 ファイネストアイラシングルウイスキー表記
10年 オフィシャル アンブレンデッド表記 アメリカ向け

上記4種を次々とテイスティングできました。
今回のプライムモルトはアメリカ向けにボトリングされたラフロイグという噂でした。

その中で印象的だった3種に関して。

まずプライムモルト12年のファイネスト表記ですが、香りはもろにオフィシャル10年の同時期のアンブレンデッド表記に期待するような凝縮感のあるタイプで、味わいの第一印象もその期待通りなのですが、中盤から後半にボウモアっぽい化粧香がありました。
この系統のパフューミーはラフロイグではあまり感じない要素であり、経年変化ででてきたものかもしれませんが興味深くいただきました。
昔のラフロイグに感じる粉っぽいグレープフルーツやメロンのようなフルーティな風味は、パフュームと紙一重のような部分もあるので、たまたまこのボトルでは経年変化でパフューム寄りに振れたんでしょうか。
とはいえ飲んだ後に強く残るようなパフュームではなく、ちゃんとらしさもあり、非常に興味深く美味しくいただきました。

一方で、同じプライムモルトの12年でもラフロイグ表記のあるものですが、こちらは香りも味わいもモロにアンブレのラフロイグに期待する粉っぽい凝縮感のあるタイプで、度数が少し高いこともあってかボディもあり、私の好みのど真ん中でした。思わず陶酔してしまいました。

この12年2本の飲み比べは、贅沢ですが非常に楽しかったです。

最後に、アメリカ向けのラフロイグ10年のアンブレ表記ですが、逆にこちらはアンブレの中ではシェリーが効いたタイプで、粘性もあってまったりしたテクスチャーだったのが印象的でした。
こういうロットもたまにあるという認識はありましたが、特にそっち寄りの香味でした。これはこれで素晴らしく美味しかったです。


今回の4種はアメリカ向けでなかなか手に入らないということもあり、どれも現在ではかなり希少なモルトで、驚くほど高額で取引されています。
大好きなラフロイグのこの年代を飲み比べできたのは非常に貴重な体験でした。
感謝です。



 
SELECTION No.1の下の表記が異なります。

※12/25 追記:
必ずしもプライムモルト=ラフロイグというわけではないようです。失礼しました。
確かに今回の15年に関しては個性的で面白い香味ですが、独特のエグ味もあってラフロイグではない別の蒸留所の味を連想させるものでした。
 
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2017.12.06【日記】

ラフロイグ1984 9年 ケインデンヘッド オリジナルコレクション 46%

かなりフルーティに振れたラフロイグでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1984-1993 9yo CADENHEAD'S Original Collettion green bottle 46%


香りは突き抜けてフルーティ、グレープフルーツのわた、白ワイン、淡く桃、乾いたモルティ、スモーキーなピート。
飲んでもグレープフルーツのわた、しっかりスモーク、ほどよい甘味と酸味、塩気も強め、少し粉っぽく噛み応えもある旨味あり。

【Very Good】


ケイデンヘッドの加水シリーズであるオリジナルコレクションから、ラフロイグ1984、9年熟成です。

このヴィンテージのラフロイグはケイデンヘッドからいくつも出されており、どれも樽感が強すぎずフルーティで美味しいイメージでした。

このオリジナルコレクションの9年は、加水ということも相まってか特に柑橘系のわたが入ったようなフルーツ感が突き抜けて感じられました。

それでいて、私がラフロイグに期待する噛み応えがあって凝縮感のある旨みは健在で、フルーツから少し遅れてピートもしっかりと主張してきましたし、塩をつけたフルーツのような余韻まで満足感も十分でした。

このタイミングで詰めるなら加水でという判断だと思いますが、ボトリング後25年近く経ってもそれが正解と思える仕上がりでした。


 
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2017.11.28【日記】

ニューリリース:ラフロイグ 1988/1989-2017 27年 オフィシャル リミテッドエディション 41.7%

度数が下がっていることから想像するのとは少し違う香味でした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1988/1989-2017 27yo OB LIMITED EDITION 41.7%


香りは強くフルーティ、グレープフルーツと桃、魚介ダシ、バニラ、シナモン、強めのオーク、少し松ヤニ、オイルで炒めたナッツ、ヨードのある強いピート。
飲むとスムーズだが度数のわりには力強く広がる、香り同様に強いグレープフルーツのわた、フルーティな甘味と酸味、塩気とピートがしっかり、松ヤニを伴うウッディネスは強めで余韻は長め。

【Very Good】


今年蒸留所からボトリングされた、ニューリリースのラフロイグ27年リミテッドエディションです。
蒸留は1988から1989とのことです。

結構長い熟成期間で度数がギリギリ近くまで下がっていることから、リリース当時はそのスペックからトロピカル要素も含み強烈にフルーティな代わりにボディがヘタレたタイプを想像していました。

しかし実際に飲んでみると、フルーティさはしっかりありますがトロピカル要素はあまりなく、その一方で枯れ感やヘタレた要素もあまり感じないタイプでした。

松ヤニっぽさを伴うウッディネスが強めに感じられるためか度数の割にはパワーも残しており、オフィシャルらしいヨードを伴うピートの主張も枯れておらずしっかりと感じられました。

典型的にはスコシアロイヤルのラフロイグのような、フルーティでライトなボトラーズ系の長熟ラフの香味を想像していましたが、そういうタイプではなくこれはこれで美味しくいただきました。


 
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2017.09.24【日記】

近年リリース:ラフロイグ 1999-2016 モルツオブスコットランド WHISKY&CO,ウイスキーアンティーク向け #16025 57.2%

樽感と原酒の個性が良いバランスでした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1999-2016 MALTS OF SCOTLAND for WHISKY&CO AND WHISKY ANTIQUE #16025 57.2%
one of 235 bottles, Refill Sherry Hogshead



香りはアプリコットやプラムのジャム、ヨードのある強いピート、じわじわと旨そうなモルティ、魚介ダシ、オイル。
飲むと滑らかな口当たりから広がる、ジャム系の濃縮フルーツとその甘味、引き締めるほどよいタンニン、魚介ダシの旨味、スモークとヨードのしっかり効いた強いピート、長めの余韻。

【Good/Very Good】


ドイツのモルツオブスコットランドからラフロイグ1999、およそ17年の熟成です。
WHISKY&COとウイスキーアンティークの2社に向けてボトリングされたシングルカスクという記載ですが、よく見るとウイスキーアンティークの綴りが間違ってますね。

中身には間違いが無く、リフィルらしく全体に淡く効いたシェリー感とラフロイグらしいピートやダシっぽさが共に無理なく感じられました。

樽感のおかげで適度に乗ったフルーツの甘味とタンニンのバランスも良く、詰めたてから十分に美味しいラフロイグでした。

こういうものはオフィシャルではあまり見ないタイプですね。


 
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2017.09.12【日記】

ラフロイグ 1983-1999 16年 マキロップチョイス #1849 52.5%

さすが80年代前半蒸留。素晴らしいです。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1983-1999 16yo Mackillop's Choice #1849 52.5%


香りは独特の陶酔感あり、熟したグレープフルーツのわた、凝縮感あり、プラム、淡く桃、バニラ、乾いた強いモルティ、淡くムスク、しっかりスモーキーなピート。
飲むと凝縮感のある粉っぽい柑橘とじわじわと舌に染み込むテクスチャー、噛み応えのあるモルティな旨味、品のある魚介ダシ、さっぱりした甘味と強めの柑橘の酸味、スモーキーなピートもフルーツと共にしっかり感じられる余韻。

【Very Good】


マキロップチョイスから1999年にボトリングされたラフロイグ1983、16年熟成です。

80年代前半までに蒸留されたラフロイグに感じることが多い独特の粉っぽいような濃縮感を伴う強い柑橘感があり、桃のようなニュアンスも淡く伴っており非常にフルーティでした。
モルティさにも凝縮感があり旨味も濃く、舌に染み込むようなテクスチャーもあり、ヨードはほどほどにスモーキー優位なピートの主張もしっかりと感じられました。

この個性は替えがきかないですね。

そういえばこのボトル、以前に飲んだものと同じだと思ってテイスティングし、飲んだ時にも何の違和感もなかったのですが、よく見ると以前とは樽番号が2つ異なり度数もわずかに異なりました。
ボトリングも含めてほぼ同じスペックのシスターカスクだったようです。
どちらも似た個性で非常に美味しかったです。


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