ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.07.06【日記】

ベンネヴィス 1970-2014 43年 ACLA SELECTION 44.7%

やはり重たく個性的な香味です。

 

ベンネヴィス BEN NEVIS 1970-2014 43yo ACLA SELECTION 44.7%
one of 297 bottles, BOURBON HOGSHEAD



香りはオイリーで重さもあるが、熟成感もあり、煮詰めすぎたアプリコットティー、強いバニラとキャラメル、ミルクチョコレート、しっかりとウッディでリッチ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、強いバニラとウッディネス、アプリコットジャム、長熟グレーンやバーボンに近いニュアンス、雑穀や紙っぽさを伴うモルティ、濃い甘味とウッディな割には淡いタンニン、重いが不思議と余韻はすっと抜ける。

【Good/Very Good】


Acla da Fansというところがボトリングしたベンネヴィス1970、43年熟成の長熟ボトルです。
どうやらスイスのボトラーズのようですね。

一時期長熟ベンネヴィスが乱発されていた時期があり、そのころにあまり得意でない香味なのに飽きるくらい飲んでしまったのですが、そういえば久しぶりに出会った気がします。

今回も想像通りの熟成感を伴う濃厚で重い香味で、濃縮フルーツにバニラやキャラメル、ミルクチョコレートと、まるでシェリーカスクの長熟のような要素が次々と拾えるのですが、ざっくり表現するなら長熟のグレーンウイスキーやバーボンのような香味です。

それに加えてベンネヴィスらしい紙っぽいというか油っぽいというか、独特の(ちょっと私の苦手な)香味がよく出ています。

最近ブラインドテイスティングをちっともやれていないので、その辺のスキルはかなり落ちているようにも思うのですが、それでも確実にわかるくらいベンネヴィスは個性的ですね。

ウッディネスの主張が強い割にはあまり渋さはなく、重い香味の割には後半から余韻には重さが感じられなかったのが興味深く、その独特の香味が引っかからなければ飲み疲れしないタイプなのかもしれません。
 
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2016.08.10【日記】

ニューリリース:ベンネヴィス BENNEVIS 1996-2015 19yo HUNTER LAING #HL12148 50%

みずみずしい果肉を感じるようなベンネヴィス。雑味は控えめです。

 

ベンネヴィス BENNEVIS 1996-2015 19yo HUNTER LAING #HL12148 50%


香りはまったりと甘やかで濃厚、シェリーしっかり、果肉感も残ったレーズンなどドライフルーツ、ふすまっぽい穀物感、複雑だが野暮ったく雑味がありそう。
飲むと滑らかな口当たりで香り以上にフルーティ、良いシェリー感、レーズンなどドライフルーツとトロピカル感もあり、雑穀感など雑味もあるが意外に引っかかりはなくまとまっている、ジャム系のコクのある甘味と淡く引き締めるタンニンや植物感に伴うエグ味、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


ハンターレインから最近リリースされたOMCのベンネヴィス1996、19年熟成です。

少し重さも感じる濃厚でまったりとした甘やかな香りで、果肉と乾燥部分を同時に感じるような濃縮フルーツが強く主張してきました。
また、この蒸留所らしい雑穀感や野暮ったさも同時に感じられました。

飲むと香りで予想した以上にフルーツ感は強く、トロピカル感もありました。やはり雑味もありましたが紙っぽさはなく、多少のエグ味も深みと感じられる程度に収まっているように思いました。
濃厚な甘味とほどよい渋味があり、フルーティで少しオイリーな長い余韻も良かったです。

そういえば、これをさらに洗練したようなおいしいベンネヴィスのサンプルをスコットランドのボトラーで飲んだことを思い出しました。
オフィシャルにも突き抜けたものがありますが、ボトラーにもおいしいものがありますね。

ベンネヴィスはかなり樽ごとに振れ幅があるイメージで、雑味が少なくフルーツの際立った樽というのが一定確率で出てくるようですね。
スプリングバンクもそうですが、手作りのスコッチウイスキーらしい面白さだと思います。

昔はとにかく苦手な蒸留所でしたが、最近は飲むのが楽しみです。


 
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2016.03.14【日記】

ベンネヴィス 1975 34年 プレストンフィールド #7440

やはり個性的な蒸留所ですが、それほど苦手感はありませんでした。

ベンネヴィス BENNEVIS 1975 34yo The Prestonfield #7440 BENNEVIS 1975 34yo The Prestonfield #7440

ベンネヴィス BENNEVIS 1975 34yo The Prestonfield #7440 62.6%
one of 139 bottles



香りは濃縮したフルーツ、アプリコットジャム、リンゴジャム、シナモン、雑穀感と少し紙っぽさ、強いウッディネス、重厚でかなりオイリー。
飲むと滑らかで濃厚、粘性のあるテクスチャー、アプリコットジャムのコクのある甘味、シナモン、味を引き締めるウッディな渋味、雑穀感とエグ味あり、紙っぽさはそれほどなくリッチでオイリー、長い余韻。


【Good/Very Good】


プレストンフィールドホテルがボトリングしたベンネヴィス1975、34年熟成のシングルカスクです。

香りはのっけから特徴的で、濃縮感のあるジャム系の多彩なフルーツ、紙っぽさと強いウッディネス、特徴的なオイリーさがありました。

飲むとトロリとした口当たりで度数ほどのヒリヒリするようなアタックやスパイシーさはありません。非常にオイリーで粘性も強く、それがマスクしているのかもしれません。
濃厚なフルーツ感だけでなくやや樽が強く感じる部分はありますが、原酒の個性も相まって非常にリッチで複雑な香味でした。

紙っぽさがあまり得意でなく、ベンネヴィスには苦手なものが結構あるのですが、このボトルは味わいにおいてそこまでの紙っぽさを感じなかったせいか、個性を楽しみつつわりと美味しく飲めました。


 
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2015.09.16【日記】

ベンネヴィス 19年 ケイデンヘッド ブラックダンピーボトル 70年代流通

やはり個性的な蒸留所です。

ベンネヴィス BENNEVIS 19yo CADENHEAD Black Dumpy Bottle BENNEVIS 19yo CADENHEAD Black Dumpy Bottle

ベンネヴィス BENNEVIS 19yo CADENHEAD Black Dumpy Bottle 46%


香りはオールドシェリー、強くカラメルや黒糖、焦がした穀物感、ハーブ、シナモン、リッチ、飲んでもオールドシェリー、薬草のオールドリキュール、甘辛いおつまみ珍味,濃いめの甘味と引き締める良い渋味、度数よりボディのあるリッチな余韻は長い。

【Good/Very Good】


ケイデンヘッドのオールドボトル,黒ダンピーボトルからベンネヴィスの19年熟成です。
70年代流通と思われ,蒸留は60年代以前でしょう。

想定外のオールドシェリー感が全体を支配している香味で,香りからはカラメルっぽさと焦がした穀物感,ハーブやシナモンなどのスパイスが効いており加水ですがリッチです。

飲んでみても香り同様にオールドシェリー感と薬草系のオールドリキュールのような濃い甘味と渋味が感じられ,紙っぽさの手前で留まる穀物感も含めて珍味的要素が多いと思いました。
総合的にも美味しくいただけるモルトで,超オールド加水とは思えない活き活きとした香味だったのも好印象でした。

改めて飲んでも,やはり昔から個性的な蒸留所ですね。


 
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2015.08.15【日記】

ベンネヴィス 1967-2007 40年 オフィシャル アランビック向け #1278/1967

ひときわ重厚なベンネヴィス。すごいシェリー感に苦手要素はかき消されていました。

ベンネヴィス BENNEVIS 1967-2007 40yo OB for ALAMBIC CLASSIQUE #1278/1967 

ベンネヴィス BENNEVIS 1967-2007 40yo OB for ALAMBIC CLASSIQUE #1278/1967 43.4% 
one of 157 bottles, Sherry Hogshead



香りは妖艶で高貴なシェリー、ブルーベリージャム、ブドウ果汁、ブーケガルニや薬草リキュール、カレー粉のようなスパイシー、リッチ、奥から野暮ったい麦感、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、粘性がありかなり重さがあるテクスチャー、ベリージャム、カラメルソース、コーヒー、ジャム系の濃い甘味、引き締める強めのウッディネスと渋味、野暮ったさもあるが非常にリッチ、オイリーでかなり長い余韻。

【Very Good】


2007年にボトリングされた,ベンネヴィス1967,40年熟成のオフィシャルボトル。
ドイツのアランビック向けに詰められたカスクストレングスのシングルカスクです。

香りの最初から高貴なオールドシェリー感がかなり強く,ジャムと果汁が共に感じられる強いフルーツ感,多彩なハーブやカレー粉まで感じるようなスパイス,長熟なのに麦感もしっかり残っていました。
妖艶さとベンネヴィスらしい野暮ったさが伴に感じられたのも印象的でした。

飲んでも非常に重厚で粘性もあり,芳醇な広がりがありました。
濃い甘味と渋味のバランスも良く,ウッディネスもしっかりありますが過熟なオフフレーバーは前面にはでてきませんでした。
非常に良いシェリー感とベンネヴィスらしい野暮ったく重たいオイリーさが伴に感じられ,どちらも本来はボトルを支配してしまうような強いニュアンスなのですが,拮抗して仕上がっているのが特に興味深く素晴らしかったです。
今まで飲んだベンネヴィスで一番美味しかったように思います。

最近出会って長く続いたベンネヴィス嫌いが治るきっかけになったのもアランビックのベンネヴィス1996でしたし,アランビックのベンネヴィス選びは素晴らしいですね。

 ベンネヴィス BENNEVIS 1967-2007 40yo OB for ALAMBIC CLASSIQUE #1278/1967

このボトルは,三越前のIANさんでいただきました。

 
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2015.06.25【日記】

ニューリリース:ベンネヴィス 2001 13年 ウイスキーエージェンシー SAKE SHOP SATO向け

華やかな香り立ちと味わいのギャップが面白かったです。

 BENNEVIS 2001 13yo Whisky Agency for SAKE SHOP SATO

ベンネヴィス BENNEVIS 2001 13yo Whisky Agency for SAKE SHOP SATO 50.3%


香りはフレッシュな青リンゴ、ラムネ、バニラ、未熟ではないが若々しい麦と植物感、飲むと度数のわりにスムーズ、オレンジやパイナップル、そのほんのりした甘味、粘性はあるが控えめ、優しい麦の旨味とオイル、オーク、後半から余韻にかけて淡いエグ味。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシーが大阪のSAKE SHOP SATOさん向けにボトリングしたベンネヴィス2001,13年熟成。
「Vacation Whisky」「Always Christmas」と銘打たれたサンタクロースがラベルに描かれたシリーズです。

ベンネヴィスらしからぬ,どちらかというとエージェンシーらしいというべき華やかな香り立ちで,バーボン系の樽熟成と思われる青リンゴやラムネっぽいニュアンスが強く感じられました。麦感や植物感もしっかり主張してきますが,2000年以降蒸留にしては未熟感を伴っていませんでした。

飲んでみると,わりと軽やかだった香り立ちから想像するよりも重さがあり,ベンネヴィスらしいオイルや粘性,パイナップルっぽいフルーツ,淡いエグ味が感じられますが,そうはいってもやはり典型的なベンネヴィスと比べると野暮ったさや重さが控えめで,優しく飲みやすい味わいでした。
紙っぽさや雑穀っぽさ,機械油っぽさもほとんど無く,これが最近のスタイルなのかもしれません。

らしさもしっかりありますがほどほどに抑えられており,全体的に洗練されていて飲み心地の良いベンネヴィスでした。


 
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2015.06.22【日記】

自宅テイスティング:ベンネヴィス 1996 17年 オフィシャル アランビック向け #1420of1996

フルーティで突き抜けたベンネヴィス,私の苦手意識を吹き飛ばしてくれました。

 BENNEVIS 1996-2013 17yo OB for ALAMBIC #1420of1996

ベンネヴィス BENNEVIS 1996-2013 17yo OB for ALAMBIC #1420of1996 50.2%

 
・香り:
香りは非常に華やか,強くはっきりと桃の果汁,グレープフルーツとそのワタ,洋梨,ライチ,バニラ,奥からプラム,黄色い花,乾いた麦感しっかり,淡く干し草っぽさ。

・味わい:
度数のわりに優しい口当たり,やや軽やかに入るが芳醇に展開する,香り同様華やかで多彩なフルーティ,しっかりと桃の果汁と洋梨,凝縮したグレープフルーツ,強くパイナップル,やや胡椒のスパイシー,ちゃんと滋味深い麦の旨味もあり,甘味は果汁っぽさに加えて比重が重く沈んだ蜜のようなコクもある,結構しっかりとブリニー,後半にらしいオイルや雑穀っぽさ,紙とオークや草のエグ味もうっすらと感じるが味を深めている。

・余韻:
華やかなフルーティとオークのタンニンっぽさがオイリーさを伴って長く残る。

・加水:
華やかなフルーティが優位になり,重さが和らぐ。若い草っぽさは増すが紙っぽさはより感じにくくなる。

・総評:
ベンネヴィスらしいオイルや穀物感,そしてわずかな紙っぽいエグ味も感じるのだが,それを圧倒的に凌駕する素晴らしく華やかなフルーツ感が突き抜けている。

【Very Good】


ドイツのアランビック向けにボトリングされた,オフィシャルシングルカスクのベンネヴィス1996,17年熟成です。

以前有楽町で飲んで感激したものの,さすがに高額過ぎて購入を断念したボトルでしたが,比較的安く(といっても決して安価ではありませんが)購入する機会に恵まれたので思い切ってボトルでお付き合いすることにしました。
昔から苦手蒸留所ということもあり,実はベンネヴィスをボトルで購入したのは初めてでした。

さっそく開けていただきましたが,有楽町でいただいた通りの印象でホッとしました。
詳細な感想は以前に記事の通りなので割愛しますが,やはり華やかで多彩な突き抜けたフルーツ感が印象的でした。紙っぽさやエグ味など苦手要素も全然無くは無いのですが,完全に好きな要素に凌駕されており,全くと言っていいほど引っ掛かりません。

改めて飲んでみて思ったのですが,私はベンネヴィスは雑味があってオイリーで重たい中に濃厚なフルーツを感じる,やや下品な味として認識していたのですが,このボトルにはみずみずしさや上品さを感じました。

ここのところ,ベンネヴィスでも素直に美味しいと思って飲めるものが増えていますが,今回のボトルのような突き抜けて美味しいものと出会ってそれを飲み込んだ結果,良い部分に意識が集中するようになっているのかもしれません。モルトを真剣に飲み始めて10数年続いたこの蒸留所への苦手意識を吹き飛ばしたようです。

もともとほとんどなんでも美味しく飲めるタイプではあるのですが,嗜好の幅がさらに広がってモルトに優しくなれるのは嬉しいことです。

 
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2015.06.02【日記】

ニューリリース:ベンネヴィス 1995 19年 モルトマン #497

なんだかベンネヴィスが苦手蒸留所じゃなくなってきました。

 1995-2015 19yo maltman #497

ベンネヴィス 1995-2015 19yo maltman #497 53.1%
one of 544 bottles, Sherry Butt



香りは桃、熟したアプリコットジャム、プラム、雑穀の麦感、ややオイリーでリッチ、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、プラムと桃、キャラメリゼしたナッツ、濃い甘味、淡い紙っぽさ、オイリー、リッチで美味。

【Good/Very Good】


モルトマンからニューリリースのベンネヴィス1995,19年熟成です。

香りの最初から魅力的な桃やプラムなどの熟したフルーツ感がしっかりと感じられました。ベンネヴィスらしい雑穀っぽさやオイリーなニュアンスもありましたが嫌な香りではありませんでした。

飲んでもやはり魅力的なフルーツがしっかりと感じられ,香り同様にオイリーでりっちでした。紙っぽいと感じる要素も無くは無いのですが,かなり紙っぽさに敏感な私がこの程度しか感じず嫌でないということは,もうほとんど無いと言って良いのだと思います。

ベンネヴィスを飲み慣れたおかげで苦手要素にも慣れて気にならなくなった部分もあるのかもしれませんが,それはそれで悪いことではありませんし,今飲んで間違いなく美味しいと思えるボトルでした。

最近,オフィシャル・ボトラー問わずシェリーカスクの90年代ベンネヴィスを立て続けに何種類も飲んでいますが,どれも非常に魅力的なフルーティがあり,かつ苦手の紙っぽさはそれほど気にならず,どれも美味しく飲めています。

ベンネヴィスがリトルミルと並んで苦手蒸留所の代表のひとつだった時代は終わりを告げようとしているのかもしれません。

 
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2015.05.09【日記】

ニューリリース:ベンネヴィス 1996 18年 ウイスキーベース #2121

秀逸なベンネヴィス,最近苦手要素の無いものが連発されています。

 BENNEVIS 1996-2015 18yo WHIKSYBASE #2121

ベンネヴィス BENNEVIS 1996-2015 18yo WHIKSYBASE #2121 50.6%
one of 606 bottles, SHERRY BUTT



香りは良いシェリー、熟したプラムやオレンジ、チョコレート、キャラメリゼしたナッツ、バタースコッチ、リッチ、飲むとアプリコットジャム、プラム、キャラメリゼしたナッツ、リッチ、コクのある濃い甘味、ほどよいエグ味、オイリー、リッチ。

【Good/Very Good】


WHISKYBASEが最近ボトリングしたニューリリースのベンネヴィス1996,18年熟成です。

香りは悪くないシェリー感から始まり,熟したフルーツやチョコレート,少しオイリーでキャラメリゼしたナッツやバタースコッチのようなニュアンスも感じて,リッチで結構複雑です。

飲んでも香り同様に濃厚でオイリーでリッチでした。そして,私が苦手としている紙っぽさや雑穀っぽい感じもなく,甘く旨く飲み心地も悪くない味わいでした。

ここのところ,ベンネヴィスを飲む機会が妙に増え,そして以前会った苦手要素がほとんど感じられないものに頻繁に出会うようになりました。
1本も買ったことが無く,買うこともないと思っていた蒸留所でしたが,先日のアランビック向けを比較的安く買う機会があって購入してしまいましたし,私の中で,急激に見直している蒸留所です。

 
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2015.04.13【日記】

近年リリース:ベンネヴィス 1996 17年 オフィシャル アランビック向け #1420of1996

ベンネヴィスとしては驚きの正統派で,美味しくてびっくりしてしまいました。

 

ベンネヴィス BENNEVIS 1996-2013 17yo OB for ALAMBIC #1420of1996 50.2%


香りは驚きの華やかさ、グレープフルーツ、桃、紙やオイルや雑穀感はうっすら、リッチ、奥に素朴な麦感、飲むと穏やかな口当たりから力強く広がる、桃やパイナップル、オイル、濃いめの甘味、厚いボディ、淡く感じる草っぽいエグ味が厚みを出している、長く心地良い余韻。

【Very Good, Interesting】


ドイツのアランビック向けにボトリングされた,オフィシャルシングルカスクのベンネヴィス1996,17年熟成です。
スペックのわりに高額なのですが,飲む機会に恵まれました。

香りの第一印象から驚くほど華やかなフルーティで,グレープフルーツや桃がしっかりと感じられました。これらの一部はベンネヴィスにしばしば感じることもある要素なのですが,普段だと紙っぽさや雑穀感やオイリーさの裏から主張してくるのが,このボトルでは後者が控えめなために前面に感じられました。
飲んでも香り同様に非常にフルーティで,甘味も濃くボディも厚く,いつもなら引っかかるエグ味もわずかであるためにむしろポジティブに捉えられました。

ベンネヴィスは昔から自分の苦手な蒸留所で,余韻が心地良かったことなど今まであったでしょうか。(笑)
ベンネヴィスに魅力的な要素があるのには気づきつつも苦手要素とセットでしか出てこないものだと思っていました。
しかし今回,苦手要素だけを濾したように魅力的な成分だけがうまく解き放たれているようで,こんな樽もあるのかとかなり衝撃を受けました。

珍味も多いベンネヴィスとしては驚きの正統派で,ある意味正統派なのにInterestingといえるボトルでした。

確かにベンネヴィスにも最近いくつか紹介したように美味しいものが散見されるようになっていますが,これはその決定版ともいうべきボトルだと思います。
国内流通価格は25000円前後と高額ですしスペックだけ見て買うのには危険すぎますが,飲んでからであれば・・・,それでも高いなぁ。(笑)


 
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2015.01.21【日記】

ベンネヴィス 1973-1999 オフィシャル #755

こういうスペックのオフィシャルのベンネヴィスって,経験が無い気がします。

 

ベンネヴィス BENNEVIS 1973-1999 OB #755 55.2%
one of 247 bottles



香りはアプリコットジャム、淡いパイナップル、若干の新樽感やヒノキっぽさを含む強めのウッディネス、シナモン、クリーム、リッチ、飲むと滑らかな口当たり、シナモン、こなれた麦感、淡くソーピーだが華やか、アプリコットジャム、優しい甘味、ミント、クリーム、ゴマ油、植物感、余韻は長くはないが綺麗に切れる。

【Good/Very Good】


オフィシャルのベンネヴィス1973,シングルカスクでおよそ26年の熟成です。

70年代のオフィシャルベンネヴィスなんて,あまり経験がないように思いますが,私の苦手な紙っぽさや珍味っぽいニュアンスもなく,らしいパイナップルなどのトロピカル感は露骨な主張ではなく穏やかに感じられました。
シナモンのような香味はわりと強めに感じられ,ゴマ油っぽい不思議なオイリーさはありましたが重たいニュアンスがあまりなく,ボディはそれほど厚くなく穏やかな飲み心地でした。
若干ニッカ系の新樽感も感じられたのは,買収前の蒸留ですし詰め替えが無ければ偶然でしょうね。
そして,飲むと若干ソーピーなフレーバーがあるのですが,全体を華やかにしており決して悪いニュアンスには感じませんでした。

私がベンネヴィスにしばしば感じる,ネガティブなオイリーさや紙っぽさが控えめで,重さもない飲み心地の良いベンネヴィスでした。



 
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2015.01.06【日記】

ベンネヴィス 2002 10年 オフィシャル #334

独特の樽感と珍味っぽさが印象的でした。

 

ベンネヴィス BENNEVIS 2002-2013 10yo OB #334 56.4%
one of 710 bottles, PORT PIPE



もわっとこもった香り、プラムジャム、レーズンぽさがある強いブドウ、黒みつ、醤油とみりん、奥に無骨な麦感、少し乾物のしじみ珍味、飲むと粘性がありリッチ、ねっとりしたジャムの甘味、レーズンのブドウ感が強い、ほどよいタンニンの渋み、素朴な麦の旨味あり、淡く草っぽいエグ味もあるが味を深めてもいる。

【Good/Very Good, Interesting】


昨年ボトリングされたオフィシャルのベンネヴィス2002,10年熟成のシングルカスクです。
短熟ですがポートパイプで熟成された変わり種です。

まず独特の香りで不思議な第一印象でした。
もわっとこもったような香りで,強いレーズンを感じるブドウ感など濃縮したフルーツ感,黒蜜,そして醤油やみりんを感じる甘辛い珍味のようなニュアンスが独特でした。
飲んでみるとねっとりとした粘性があり,レーズンやジャムの甘味,タンニンの渋味がほど良く,麦の旨みも感じられました。

大きな樽で10年程度の熟成だと,それほど熟成は進まないはずなのですが,もとのポートパイプが相当良いものだったのか,強い主張に荒々しい未熟感はほぼ完全にマスクされています。
香りにおいては正直珍味っぽさが否めないと思ったのですが,飲んでみると非常にリッチで強い味で,ねっとりと濃厚な甘味ですがワイン樽にしばしば感じるべたべたした平坦なニュアンスでは無く,渋味も味を深めており,全体にリッチで深みもあって旨いと思えるモルトに仕上がっていました。

綺麗な香味ではなく樽の力技な感じも否めないところですが,この熟成期間でよくぞここまでと思えるほどよく仕上がったボトルで,しつこいですが相当良いポートワインの詰められた樽のなのではないかと思いました。



 
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2014.12.16【日記】

ニューリリース:ベンネヴィス オフィシャル CELEBRATED TRADITIONAL BENNEVIS

興味深い作りで,最近のベンネヴィスでは一番好きでした。

 

ベンネヴィス BENNEVIS OB CELEBRATED TRADITIONAL BENNEVIS 46%


香りは熟したアプリコット、桃、厚めの麦感、土っぽさ、スモーキーで重いピート、リッチ、飲むとパイナップル、ねっとりした粘性を感じる濃いめの甘味、良い麦感とその旨味、リッチ、暖かく重みがあり、スモーキーなピートがヨードを伴い最後までしっかり残る。

【Good/Very Good, Interesting】


CELEBRATED TRADITIONAL BENNEVISとしてリリースされた,オフィシャルのベンネヴィスですが,どうやら蒸留所の185周年を記念して,伝統的な作りをしたもののようです。

苦手蒸留所ということもあってできるだけ先入観をなくすよう意識して飲みましたが,良い意味で裏切られました。
もともとベンネヴィスには重厚で粘性のあるテクスチャーとトロピカルフルーツを含む熟したフルーツ感を感じることが多いのですが,それがよりナチュラルに感じられ,しばしば随伴してくる紙っぽさは感じませんでした。
また,恐らくは伝統的な作りということで意図的なものだと思いますが,ピートが香り・味わいともにしっかりと感じられました。
しっかりとした厚い麦やアーシーなニュアンスも感じられる暖かく重たいモルトで,かなり美味しく興味深かったです。

なお,ボトル3/4くらいで飲んだ時にはピートのほど良い主張があって深みを出しているなと思ったのですが,残り1/4くらいで飲んでみると,相当ピーティでした。上記のテイスティングノートはその2度目のものです。
1回目に比べると明らかにピーティの占める割合が大きくなりましたが,熟したフルーツや土っぽさなど他の成分も強い味なので,ピーティモルトとしてのバランスは保たれているように思いました。
どちらかといえば好みは初回でしたけどね。

これはちょっと変わり種ですが,最近,えげつない紙っぽさを感じないベンネヴィスが次々とリリースされているように思います。
以前は悪い意味で予想通りの味ということが多かったのですが,ここのところ苦手な味に構えて飲んでも肩すかしを食らうことが多くなってきました。

 
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2014.12.04【日記】

ニューリリース:ベンネヴィス 1995 18年 ウイスキーエージェンシー オールドタイムダイビング

トロピカル感がしっかりですが紙っぽさを感じないベンネヴィスで,苦手蒸留所ながら素直に良かったです。

 

ベンネヴィス BENNEVIS 1995-2013 18yo THE WHISKY AGENCY "Old Times Diving" 51.8%
one of 242 bottles, REFILL HOGSHEAD



香りは華やか、バニラ、オレンジ、パイナップル、ココナッツ、オーク、飲むと滑らかな口当たり、ケミカルだが強いトロピカルフルーツ、パイナップル、バニラ、粘性のあるテクスチャー、濃い甘味、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシーの最新シリーズ,オールドタイムダイビングから,ベンネヴィス1995,18年熟成です。

華やかでフルーティな香りで,良いオークのニュアンスがあり,飲んでみるとケミカルさを伴うものの強いトロピカルフルーツが感じられました。
粘性もありオイリーな味わいで,余韻もフルーティで長かったです。
良いアイリッシュウイスキーとの共通点も多く感じました。

ベンネヴィスには紙っぽさを感じることが多く,トロピカルフレーバーがしっかりあってもあまり得意でない蒸留所なのですが,このボトルは特に紙っぽさを感じないものでした。
トロピカルでオイリーで,素直に美味しいと思えるベンネヴィスでした。


 
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2014.11.27【日記】

Whisky Festival 2014 in TOKYO に参加しました。~前編~


11月24日に開催された,今年の東京のウイスキーフェスに参加してきました。



仲間と楽しく過ごせたこともあり,そんなにストイックに飲んで回ったわけではないので軽くご報告です。




まず毎回恒例ウォーミングアップ(?)のブラインドテイスティングコンテスト。


前回までは予選はスコッチのシングルモルトだけの出題でしたが,今回はどういうわけかスコッチのモルトは入っておらず,ブレンデッド,アイリッシュ,ジャパニーズ,アメリカンのみの出題でした。
選択肢を見て,ここ数年で飲んだものがジャパニーズくらいしかないよ・・・という切ない展開だったのですが,ちゃんと真剣に取り組みました。

Aは少し焼酎っぽい若さの目立つスコッチのブレンデッド,Bはオイリーでトロピカル感もある熟したフルーツがありアイリッシュかグレーン(これは選択肢にナシ),Cはちょっと針葉樹っぽさのあるウッディネスとフレッシュなフルーツ感でジャパニーズの白州か宮城峡という印象,そしてDは明らかにバーボンの香味でした。
ジャンルくらいはすんなりとわかりましたが,さすがに一度も飲んでいないものも含め経験値が極端に少ないものばかりで,銘柄までは難しかったです。
結局,Aのバランタインファイネストを正解し,B~Dもジャンルは正解したものの銘柄は当たらず。。。予選敗退となりました。
Cで,迷った末スモーキーさをあまり感じなかったので白州を切って宮城峡にしたのが失敗で,正解は白州12年でした。正直,白州は去年もノンエイジが出たし,今年はマッサンもあるからニッカでしょ・・・って雑念も悪さをしましたね。(笑)
1問正解で残りも当たらずとも遠からずな回答だったので,例年の感じだと部分点で決勝行けるかなと期待していたのですが,残念でした。。。
ちょっとこの選択肢だと来年参加するかどうか迷ってしまうところですが,それでも十分に楽しめましたね。

さて,そこから遅れて会場入り。


モルト仲間や知り合いのメーカーさん,そして初めての方にも声を掛けていただき,楽しく話しながらの試飲でしたので,テイスティングはある程度ざっくりですがいろいろ美味しいものを飲めました。

 


まず今回楽しみにしていた信濃屋さんとBOW BARさんのコラボボトリングのグレンファークラス1979です。

これは前回の信濃屋さん向けのファークラス1979と同系統の北梶フレーバーがばっちりでたフルーティモルトで,洋ナシや桃,バナナ,パイナップルなど多彩なフルーツとクリームが感じられるフルーツケーキのようなモルトで,シェリー系でないためスペイサイドの長熟らしい華やかさが強く感じられるボトルでした。
さすがに高額ではありますが,オフィシャルボトルで1979-2014ですし,内容を鑑みれば十分に妥当な値付けだと思います。

 
 

他にも信濃屋さん向けに入ってくるというモルトマンのベンネヴィス1996やケイデンヘッドのダルユーイン1994をいただきましたが,どちらもフルーティなニュアンスが前面に出たタイプで信濃屋さんらしさを感じました。
ベンネヴィスには自分の苦手な紙っぽさやエグ味が少なく,ダルユーインもスペックのわりに無骨な麦々しさよりフルーティさが特徴的なタイプだったのも印象的でした。

 

BAR婆娑羅さんのブースには,かなりのレアモルトが並んでいました。
高額試飲が多かったですが,お店で飲むことを考えればかなり良心的な価格で出されていましたね。

 

そこで自分は大好きなラフロイグのキングスバリー1976,22年をいただきました。

凝縮して噛み応えを感じる柑橘やメロンなどのフルーティと落ち着きも感じましたがそれと強いピートが同居している美味なラフロイグでした。
この辺のヴィンテージだとボウモア系のトロピカル感もあるかなと思ったのですが,現時点では感じませんでした。これから出てくるのかもしれませんし,正直,今回の試飲ではポテンシャルを十分に感じてあげることができなかったように感じており,機会があればもう一度じっくり時間をかけていただきたいボトルでした。





ディアジオさんのブースでは,これも飲んでみたかったラガヴーリンのオフィシャル37年をいただきました。

力強いアプリコット系フルーツとどっしりとした迫力のあるピート,魚介ダシの旨味とこなれた麦の旨みも感じられ,熟成感を感じる複雑な香味もありましたがとにかくベースがビッグでリッチなラガヴーリンでした。
かなりの長熟ですが過熟感は全くなく,アイラモルトとしてはバランスもとれており,さすがオフィシャルのヴァッティングですね。
超高額ボトルでしたから試飲も高額でしたが原価割れするくらいの価格でしたし,飲めないと思っていたボトルでしたから飲めて嬉しかったです。





山岡さんのブースではOMCのオード1967,39年をいただきました。
後述するセミナーでのオード1970と比べるとやや軽さはありましたが,そのぶんとてもフルーティでかなり美味しかったです。

 



その後,サマローリの高額ボトル,グレングラント1973とトミントール1967の試飲もさせていただきました。
トミントールが人気とのことでしたが,非常に熟成感があり華やかでフルーティな反面,ボディが軽くなっている印象でした。
グラントはトミントールほど華やかではありませんが十分にフルーティであり,ボディもなかなか保たれているタイプで,個人的にはこちらが好みでした。
どちらもずっとうっとり飲み続けられるような熟成感があってとても美味でしたが,さすがに買うのに躊躇するような強気の値付けですね!

 



モルトではありませんが,スコッチモルト販売さんのブースで安価に出されていたコニャック,Borderie1970,これが非常に陶酔感がありすばらしい香りでした。
いわゆるランシオと言われる香りの中でも本命のような香りで,確かに昔の素晴らしいモルトにも共通点を感じることがあるように思いました。

 

こうして書いてみると意外に長くなってきたので,今回はブースでの試飲の話でおしまいにして,参加したセミナーのお話は次回の後編にします。



 

2014.11.16【日記】

ベンネヴィス 1996 15年 オフィシャル #1653

苦手蒸留所でしたが,飲めるタイプでした。

 

ベンネヴィス BENNEVIS 1996-2012 15yo OB #1653 57.5%
one of 567 bottles, fresh sherry cask



香りは華やかだが重さも感じる、熟したオレンジやアプリコット、ドライフルーツ、バニラ、紙っぽさも伴うシリアル感、機械油、やや青草、飲むと滑らかな口当たりから広がる、淡くパイナップルなどのトロピカルフルーツ、アプリコットジャムの濃い甘味、紙っぽさとエグ味あり、オイリーでトロピカルな余韻。

【Good】


オフィシャルのベンネヴィス1996,15年熟成。シェリーのシングルカスクです。

香りはわりと華やかでフルーツ感も多彩ですが,やや紙っぽいニュアンスや機械油といったベンネヴィスに私がしばしば感じる苦手要素もあり,やや青草っぽさもありました。
飲んでみると度数のわりには刺激は少なく,香りで感じたフルーティに加えてトロピカルフルーツのニュアンスが感じられました。アプリコットジャムのような濃い甘味もあり,飲み応えは結構ありました。
紙っぽさとエグ味は感じてしまいましたが,トロピカルのあるフレーバーが余韻まで長く残りました。

ベンネヴィスらしい私の苦手要素もありましたが,かなりフルーティなタイプで,紙っぽさのあるアイリッシュやトロピカルなリトルミルなんかに似たタイプだと思いました。
ベンネヴィスはもともとやや苦手な蒸溜所ですが,その中ではだいぶ飲める方でした。

 
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2014.11.06【日記】

ニューリリース:ベンネヴィス 1996 18年 モルトマン #32

ラムフィニッシュのためか苦手成分が少なかったです。

 

ベンネヴィス BENNEVIS 1996-2014 18yo The maltman #32 46%
one of 298 bottles, Rum Finish



香りは華やかで強いフルーティ、パイナップル、オレンジ、バニラ、良い麦感とかすかな雑穀、うっすら紙っぽさ、飲むと滑らかな口当たり、パイナップル系のトロピカル感がしっかり、バニラ、少し紙っぽさ、粘性あり、濃いめの甘味、コクもある、ややオイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


モルトマンからのニューリリース,ベンネヴィス1996,18年熟成。ラムフィニッシュです。

香りも味わいも華やかでフルーティ,特にパイナップルなどのトロピカルフルーツのニュアンスが強く感じられました。
紙っぽさは淡く感じる程度で,苦手な私にとってもそれほど引っかからないくらいでした。
コクのある甘味やオイリーな余韻もあり,トロピカル感とも相まってアイリッシュウイスキーを彷彿とさせられるところもありました。

ベンネヴィスもリトルミルと並んで私の苦手蒸留所のひとつなのですが,その原因となっている紙っぽさがこのボトルにはあまり感じられず,美味しくいただけました。
最近飲んだベンネヴィスでは特に印象の良いものでしたね。
それにしても,リトルミルとベンネヴィスって,紙っぽさだけでなくフルーツの出方とかも含めてかなり共通点あると思います。



 
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2013.09.17【日記】

ベンネヴィス1963 40年 ダグラスレイン オールド&レア

個性的で、まさに長熟ベンネヴィスという感じです。

 

ベンネヴィス BENNEVIS 1963-2004 40yo DOUGLAS LAING Old&Rare 45.7%
one of 339 bottles, FINISHED IN SHERRY WOOD 6 months



香りはかなり濃縮感のあるベリーを含む赤いフルーツ、パイナップル、強めのウッディネスと樹液、紙っぽさを伴う麦、シナモンとかすかなミント、飲むとねっとりとした口当たりから濃厚でかなり強い味、パイナップルなどトロピカル感しっかり、オイリーでリッチ、少し紙、ジャムの甘味、味を引き締める渋味がある。

【Good/Very Good】


ダグラスレイン、オールド&レアからベンネヴィス1963、40年と長熟です。
最後にシェリーウッドで6カ月以上の後熟をしているようです。

非常に濃縮感のある完熟フルーツが香りにも味わいにも感じられます。フルーツにはトロピカル感も含まれていました。長熟らしくウッディネスは強めですが、渋味はそれほど強くありません。非常にリッチなボトルです。
紙っぽさとオイルを感じるのはベンネヴィスらしさだと思われ、これにトロピカル感もあいまって、アイリッシュのピュアポットスチルやグレーンウイスキーの長熟に似たニュアンスを感じるのも、この蒸留所の長熟モノらしいと思います。

個性的で好みの分かれる部分はあるとは思いますが、全体には非常に濃厚でリッチなモルトでした。

 
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T.Matsuki

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