ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2018.09.11【日記】

ニューリリース:プルトニー 1998-2018 19年 ゴードン&マクファイル コニッサーズチョイス バッチ18/001 46%

新ラベルになっていろいろ一新されたようです。

 

プルトニー PULTENEY 1998-2018 19yo GORDON & MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE BATCH 18/001 46%
one of 528 bottles, First Fill Bourbon Barrels, A VATTING OF 2 CASKS



香りは華やかでフルーティ。バターで風味づけした桃やオレンジ、少し青リンゴ、バニラ、ほどよいオーク。
飲むと優しい口当たりからじわりと刺激、香り同様に華やか、柑橘やバニラなどのバーボン樽系の個性、オイル、穏やかなコクのある蜂蜜系の甘味と強めの塩気、余韻は心地良い。

【Good/Very Good】


GMのコニッサーズチョイスが新ラベルになりました。
明らかに以前のものよりも高級感を感じるラベルですね。

コニッサーズチョイスは、シングルモルトが珍しかった時代にGMがその走りとしてボトリングしていましたが、加水が当たり前だった時代からカスクストレングスのリリースがより"コニッサー"に好まれる時代になり、気が付けば安価なシリーズになっていたという感じだと推測します。
ここにきて、改めて現代のコニッサーに向けたコニッサーズチョイスとしてリニューアルしたようで、加水だけでなくカスクストレングスでのボトリングも多いようです。
いくつか飲みましたが総じて中身も良いもので、その代わり値段も一気に上がりました。

このプルトニーは、今回飲んだ中では唯一の加水でしたが従来のコニッサーズチョイスよりも高めの46%です。

華やかで良いバーボンバレルの影響をほどよく受けたボトルで、柑橘や桃など多彩なフルーティさやバニラを強く感じます。
それに加えてプルトニーのオイリーでブリニーでコクのあるハウススタイルもしっかりと感じられました。

わりと重いものが多いプルトニーの中では華やかさが強いタイプで、オフィシャルの特別に良質なヴァリンチを思い起こさせられました。
ヴァリンチと比べるとボディこそ軽いですが、同系統のフルーティさがあるのに飲み心地はより良くよりスムーズです。
これを出すためにヴァッティング+加水したのだとしたら、手がけたGMの方は相当な手腕だと思います。

どちらかというとプルトニーにはボディのあるタイプを期待する私は悩んだ末にG/VGとしましたが、見事と唸らされるボトルでした。
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2018.08.04【日記】

ニューリリース:プルトニー 2004-2018 オフィシャル モダンモルトマーケット向け #220 50.2%

今年は日本向けが2本!続いて2本目です。

 

プルトニー PULTENEY 2004-2018 OB for MODERN MALT WHISKY MARKET #220 50.2%
one of 290 bottles



香りはオレンジオイル、ワックス、蜂蜜、少しキャラメル、キツさはないがしっかりと太さのあるモルティ。
飲むと粘性がありじわじわと刺激、アプリコットジャムや蜂蜜のコクの強い甘味とオークの引き締め感、強い塩気、若干の若さはあるが旨味もあるモルティ、オイリーで長めの余韻。

【Good/Very Good】


前回のご紹介に続いて、日本の正規代理店の三陽物産向けにボトリングされたオフィシャルシングルカスのプルトニーです。

続いては2004ヴィンテージです。こちらも樽の種類の記載はありませんが、色的にはバーボン系かと思ったのですが香味的にはリフィルのシェリー樽のようです。

やはり、ハウススタイルであるオイルやワックス、蜂蜜のコク深い甘味や強い塩気がしっかりと感じられるボトルでした。
そしてその強いスタイルの奥から、シェリーカスク由来と思われるキャラメルっぽさやジャムっぽいニュアンスが強くはないものの主張してきました。

前回の2002年と比べると、度数がこちらの方が低いにもかかわらずやや若さと刺激が感じられる香味でしたが、少し時間を置くとシェリー感と一緒にこなれて一体化してくるのではないかと思います。
酒としての太さがあり、長期の瓶内変化にも開栓後変化にも耐えそうです。

現時点でも2本比べて飲むのは楽しいですし香味も決して悪くないのですが、少し時間をかけてあげたほうが真価を味わえるタイプだと思いました。

来年もぜひ日本向けのボトリングを続けてほしいと思います。

 
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2018.08.02【日記】

ニューリリース:プルトニー 2002-2018 オフィシャル モダンモルトマーケット向け #722 54.2%

今年は日本向けが2本!まず1本目です。

 

プルトニー PULTENEY 2002-2018 OB for MODERN MALT WHISKY MARKET #722 54.2%
one of 171 bottles



香りはオレンジオイル、ワックス、バニラ、少しバターを塗ったトースト、しっかりめのモルティ、淡くフレッシュハーブ。
飲むと粘性があるがじわじわと刺激、柑橘と少しマールっぽさ、噛み応えも感じる旨味のあるモルティ、コクのある蜂蜜の甘味、しっかりと塩気、ボディは厚めで余韻もオイリーで長め。

【Good/Very Good】


毎年9月に行われる、三陽物産さんのモダンモルトマーケットに向けてボトリングされたオフィシャルシングルカスクのプルトニーです。
2015年にも1997ヴィンテージのものがリリースされましたが、以降は日本向けがリリースされた記憶がありません。

ハウススタイルがはっきりしており現行品も美味しい蒸留所ですので、是非日本向けをやってほしいと思っていましたが、今年は一度に2本ボトリングされました。
プルトニーの正規代理店は三陽物産さんですから、面目躍如という感じですね。

まずはこの2002ヴィンテージです。樽の種類の記載はありませんが、柑橘系のフルーティが強くバニラっぽさもあり、バーボン系の樽だと思います。

オイリーでワクシー、粘性がありコクのある蜂蜜のような甘味と塩気がしっかりと効いているという、ハウススタイルが強く感じられる1本でした。

旨味のあるモルティさもあって樽も効きすぎておらずプルトニーとして王道ですが、ちょっと独特のマールっぽさがあったのが面白かったです。

16年程度の熟成ですが、ボディが厚いわりに熟成感もそれなりにあるタイプで、アウトターンがやや少ないことと関連しているのかもしれません。

 
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2018.06.10【日記】

ニューリリース:プルトニー 2004-2018 オフィシャル #128 62.1%

よくできた甘口プルトニーでした。

 

プルトニー PULTENEY 2004-2018 OB for THE WHISKY EXCHANGE #128 62.1%
one of 612 bottles



香りはまったりと甘やかなシェリー、カラメルとミルクチョコレート、ハーブ、重さのあるオイル。
飲むと粘性あり。滑らかな口当たりから力強く広がる。プルーンなどの濃縮感のある甘味、引き締める良い渋味、淡い塩気あり、余韻はまったりと甘く長い。

【Good/Very Good】


最近、ウイスキーエクスチェンジ向けにボトリングされたプルトニー2004、およそ14年熟成です。
シングルカスクでこの色でこの本数ですから、記載はありませんがシェリーバット熟成でしょう。

色から想像する通りの濃い目のシェリー味で、カラメルやチョコレート、濃縮フルーツといった甘やかな香味がしっかりと感じられます。

その一方でプルトニーのスタイルであるオイリーでブリニーなニュアンスも感じられます。

とはいえ、バーボン系の樽と比べると原酒由来のニュアンスはややマスクされているようにも感じられました。

前にも書いたかもしれませんが、プルトニーのスタイルはシェリーよりもバーボン系の樽で感じやすく、しかも相乗効果の香味がさらに乗ってくることもあるイメージです。

とはいえ今回のボトルは、この熟成期間で甘やかなプルトニーとしてしっかり仕上がっていて、甘ったるいだけでない渋味もあり、嫌味もなく素直に美味しかったです。

同ヴィンテージのメゾン向けのシェリーカスクも樽が強いタイプでしたが、今回のボトルのほうが開けたてでは明らかに仕上がっているように思いました。

さすがはエクスチェンジ、このあいだのキルホーマンの時も思いましたが、ちょっと珍しいタイプも良いタイミングで詰めてきますね。

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2018.03.29【日記】

ニューリリース:プルトニー 2006-2017 11年 オフィシャル ハンドボトリング #730 64.2%

やはりヴァリンチクオリティです。

 

プルトニー PULTENEY 2006-2017 11yo OB HAND BOTTLING #730 64.2%
Bourbon Cask



香りはしっかりフルーティ、オレンジやパイナップル、少し洋梨、カスタードクリーム、しっかりオイリー、キツさのないモルティ、良いオーク感。
飲むと力強くスパイシーなアタック、やや粘性もありオイリー、蜂蜜漬けのレモン、蜂蜜っぽさもあるコクのある甘味、海のミネラルや塩気、旨味のあるモルティ、ボディは厚めで余韻は長い。

【Very Good】


蒸留所で手詰めできるいわゆるヴァリンチのプルトニー2006、最近有楽町のお客さんがボトリングしてきてくれた11年熟成の1本です。

スペックだけ見ると若くハイプルーフで刺激的なモルトを想像してしまいます。

しかし飲んでみると、短熟で決して複雑ではありませんが、昔からプルトニーのヴァリンチにしばしばみられる妙にフルーティで艶っぽいタイプでした。

ここ数年だとロイヤルマイル向けのオフィシャル1997に近いフルーティですね。

もちろん特別なものと言っても、個性的な塩気があってオイリーでコクがある味わいもしっかりと感じられました。

シェリーカスクのプルトニーにも美味しいものがありますが、プルトニーの個性にはバーボンカスクが合っているように思います。

プルトニーの個性の強い酒質が良質なバーボン樽の影響を受けると、こういうスペックでもフルーティで仕上がったものが出てくるのでしょうか。

改めて考えさせられました。

 
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2017.10.16【日記】

プルトニー 1991-2007 オフィシャル #0029 57.9%

やはり近年のプルトニーは美味しいものが多いですね。

 

プルトニー PULTENEY 1991-2007 OB #0029 57.9%
one of 210 bottles



香りはカスタード、オレンジやリンゴ、バニラ、オイル、オークやナッツ、淡くカモミールティーと潮風。
飲むとじわじわとスパイシー、やや粘性あり、オレンジオイル、心地良いオーク、蜂蜜、コクのある甘味と強い塩気、オイリーで長い余韻。

【Very Good】


2007年にボトリングされた、オフィシャルシングルカスク(#29)のプルトニー1991、およそ16年の熟成です。

オイリーで粘性があり、強いコクと甘味があり、塩気もしっかりと感じられるプルトニーらしい香味でしたが、それに加えてベースの樽感も非常に良く効いていて過剰な味付け感もありませんでした。
さらに、特別なプルトニーに感じられることの多いカモミールのような華やかなニュアンスもわずかながら確実に伴っていたのも印象的でした。

近年プルトニーに欲しい味がすべて入っているタイプで、非常に美味しかったです。

プルトニーは古いものより90年代以降のものが美味しい蒸留所の典型のひとつだと思います。


 
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2017.01.13【日記】

ニューリリース:プルトニー 2004-2016 12年 オフィシャル メゾンドウイスキー60周年記念 #127 61.3%

割と強引な酒ですが、時間がかなり良くしてくれそうです。

 

プルトニー PULTENEY 2004-2016 12yo OB for La Maison du Whisky 60th ANNIVERSARY #127 61.3%
one of 594 bottles, Spanish Oak ex-sherry cask 



香りは強い近年シェリー感、プラムジャム、ビターチョコレートやアメリカンコーヒー、黒糖、ハーブ。
飲んでも強いシェリー感、ビリビリとスパイシー、強いジャム系の甘味があるが引き締めるコーヒー系の渋味もしっかり、コクあり、余韻は苦めのハーブ感があり長め。

【Good/Very Good】


フランスのメゾンドウイスキーが60周年記念にボトリングした、オフィシャルのプルトニー2004、12年熟成です。
色も濃く、スパニッシュオークのシェリーカスクで熟成されています。
最近は2000年代蒸留のシェリーカスクもだいぶ増えてきましたが、メゾンクラスでもこういうスペックの良いものを選ぶようになってきているんだなと改めて感じました。

近年らしいヨーロピアンオークシェリーカスクのニュアンスがかなり強く、ほぼそれに支配されていると言えそうな香味ですが、樽は良いものを使っているようでスペックの割にはかなり多彩です。

濃い甘味と強めの苦味渋味があって、ややちぐはぐなかんじもありますが、これは時間と共に一体化しそうです。

こんなに極端なバリシェリーのプルトニーは初めてかもしれません。
プルトニーですし、ハイランドモルトらしい原酒の個性も強いはずです。経年変化でシェリー感が落ち着いてきたときに不死鳥のように原酒の個性が蘇ってきて、それがこの酒を高みに導くような予感もあり、興味深く見守りたいと思います。


 
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2016.12.04【日記】

自宅テイスティング:プルトニー 1997-2015 オフィシャル ロイヤルマイルウイスキーズ向け #774

やはりヴァリンチ味の突き抜けたプルトニーです。

 

プルトニー PULTENEY 1997-2015 OB for Royal Mile Whiskies #774 55.7%
one of 210 bottles



・香り:
プルトニーにしては非常に華やかな香り立ちで多彩なフルーティ,リンゴ果汁,桃の天然水,マスカット,フレッシュオレンジ,パイナップルジュース,若葉,カモミールティ、バニラ,少しクリーム,蜂蜜,心地良い麦感と強くオレンジオイル。

・味わい:
滑らかで粘性のあるテクスチャーだが徐々に胡椒のようなヒリヒリとスパイシーさがでてくる,リンゴや桃のミックスジュース,オレンジ,カモミールティ,こなれた感じもある強い麦の旨味,蜂蜜のコクのある甘味,柑橘系の酸味とらしい強い塩気,オイリーさもある長い余韻。飲み心地が良い。

・加水:
多めに加水するとシードルのようなニュアンスを帯びるが,やはり飲み応えは残されており旨い。

・総評:
今までヴァリンチにしかないと思っていた,ハウルスタイルと華やかなフルーティを同時に感じられるシングルカスク。
非常に美味しく、ニューリリースの90年代プルトニーとして文句のつけようがない。

【Very Good】


エジンバラにあるウイスキーショップ,ロイヤルマイルウイスキーズ向けに最近ボトリングされた,プルトニー1997,およそ18年の熟成です。
有楽町で飲んだ時にも記事にしましたが、通称ヴァリンチやハンドフィルといわれるボトルで出てくることの多い突き抜けたフルーティさを持ったボトルでした。

同時期に日本の正規代理店である三洋物産さんがボトリングしたものは正統派で良くも悪くもハウススタイルそのものというタイプだったのに対して、同スペックなのにあからさまなプラスアルファがあったのが今回のボトルで、正直嫉妬してしまいました。
こればボトリングできるなんて、さすが地元の実績あるウイスキーショップです。

きっとスタンダードボトルの売り上げが増えればこういうものも日本向けに出てくると思います。
ハウススタイルがわかりやすく、スタンダードも美味しいという珍しい蒸留所ですから、もっとその美味しさがメジャーになるよう応援していきたいです。


 
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2016.08.04【日記】

ニューリリース:プルトニー 1997-2016 18年 オフィシャル ハンドボトリング #1232 61.3%

やはりプルトニーのハンドボトリングはクオリティ高いものが多いですね。

 

プルトニー PULTENEY 1997-2016 18yo OB HAND BOTTLING #1232 61.3%
Bourbon Cask



香りは華やか、オレンジと洋梨、アップルパイ、バニラ、うっすらココナッツ、奥から麦感、オイル、リッチ。
飲むとオレンジオイル、アップルパイ、旨味のある良い麦感、蜂蜜のコクのある甘味、しっかりブリニー、オイリーて長い余韻。

【Good/Very Good】


今回のスコットランドツアーで先発隊が遠いウィックの蒸留所まで行って買っておいてくれたプルトニー1997、18年熟成の蒸留所限定シングルカスクです。

香りからは良いバーボンカスクらしいオレンジやバニラやココナッツに加えてアップルパイのような風合いもあったのが印象的で、らしいオイリーさも感じられました。

飲んでも香りと近いニュアンスが多くあり、麦の旨味もたっぷりあってコクのある蜂蜜の甘味もあり、ブリニーでオイリーなプルトニーらしい美味しさだと思いました。

エグ味もなく、詰め時に詰めたボトルという感じもあって、特別な樽っぽさがありました。


 
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2016.01.27【日記】

ニューリリース:プルトニー 1997-2015 オフィシャル モダンモルトウイスキーマーケット向け #1641

やっとやってくれた三陽物産さんの日本向けプルトニーです。

プルトニー PULTENEY 1997-2015 OB for MODERN MALT WHISKY MARKET #1641 PULTENEY 1997-2015 OB for MODERN MALT WHISKY MARKET #1641

プルトニー PULTENEY 1997-2015 OB for MODERN MALT WHISKY MARKET #1641 54.8%
one of 210 bottles

 

香りはフレッシュオレンジ、バニラ、少しクリーム、若さもある強い麦感、潮風、強めのオーク。
飲むとオレンジオイル、バニラクリーム、強めの麦感、強いコクのある蜂蜜の甘味、しっかりめの塩気、引き締める強めのオーク、長くオイリーな余韻。

【Good/Very Good】


2015年のモダンモルトウイスキーマーケットの開催に合わせてボトリングされたプルトニー1997です。
このイベントは輸入元の三陽物産さんが毎年主催しているもので,それに向けてついにやってくれた日本向けのシングルカスクでした。

記載はありませんがリフィルのバーボンバレルかホグスヘッドでしょうか,そこそこの主張はあるもののキツさや味つけ感の無いバーボンカスクのニュアンスがあり,オイリーさやコクのある甘味に強めの塩気など,プルトニーらしさがしっかりと感じられるボトルでした。
正統派のバーボンカスクのプルトニーという感じです。

なお,先日ご紹介したロイヤルマイル向けと同スペックなのですが,華やかで多彩なフルーティがあり特徴的だったそちらと比べると素朴で荒々しさも残したタイプなのですが,ハウススタイルを重視したとも思えるタイプであり,日本の正規輸入代理店への最初のシングルカスクとしては妥当な香味だと思います。
これからいろんなタイプがボトリングされるのを楽しみにしています。


 
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2016.01.03【日記】

ニューリリース:プルトニー 1997-2015 オフィシャル ロイヤルマイルウイスキーズ向け #774

これは嫉妬してしまう良カスクです。

 PULTENEY 1997-2015 OB for Royal Mile Whiskies #774

プルトニー PULTENEY 1997-2015 OB for Royal Mile Whiskies #774 55.7%
one of 210 bottles



香りは華やか、フレッシュなレモンやリンゴ、桃の天然水、パイナップルジュース、バニラ、薄めた蜂蜜、若葉っぽいイキイキした植物感、心地良い麦とオイル。
飲むとパイナップルや桃の果汁、バニラクリームとオイル、リンゴ果汁、カモミール、麦の優しい旨味、優しくコクのある甘味と良い酸味と塩気、フルーティで長い余韻。

【Very Good】


エジンバラにあるウイスキーショップ,ロイヤルマイルウイスキーズ向けに最近ボトリングされた,プルトニー1997,およそ18年の熟成です。
樽の記載はありませんがリフィルのバーボンホグスヘッドでしょうか?

ずしんとオイリーで重いものが多いプルトニーですが,こういう華やかで軽やかさもある多彩なフルーツ感を併せ持つシングルカスクとたまに出会います。
私の経験上は,蒸留所限定のヴァリンチの樽にしばしばあるイメージなのですが,今回のものはそいうタイプでした。

軽やかと言ってもプルトニーにしてはというだけで,良い麦感やオイリーなニュアンスもしっかりと残っていて,コクと深みもあって非常に美味しいです。
私が好きな近年プルトニーの典型例のひとつです。

こういう樽が日本向けにリリースされたらなぁと,すごくうらやましく思いました。


 
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2015.12.16【日記】

ニューリリース:プルトニー 1989-2015 オフィシャル リミテッドエディション "LIGHTLY PEATED"

プルトニーの酒質はピートとも合いそうですけどね。

プルトニー PULTENEY 1989-2015 OB LIMITED EDITION LIGHTLY PEATED プルトニー PULTENEY 1989-2015 OB LIMITED EDITION LIGHTLY PEATED

プルトニー PULTENEY 1989-2015 OB LIMITED EDITION "LIGHTLY PEATED" 46%


香りはオレンジ、リンゴ、バニラ、不思議に若さも感じる強めの麦感、ナッツ、奥から潮とピート、
飲むとオレンジと蜂蜜系のコクのある甘味、スパイシーさと強めの塩気、強く銀杏、オーク、スモーク優位のピート、少しオイリーさもある余韻。
 
【Good/Very Good】


プルトニーのオフィシャルからニューリリースの限定品,1989ヴィンテージの"LIGHTLY PEATED"です。

"LIGHTLY PEATED"の表記通り,通常のプルトニーのオイリーでブリニーな個性にピートの個性が付加されている感じです。
バーボンカスク系の風味もほど良く効いており,確かに旨いのですが,不思議に麦感に若さを感じたのと,ちょっと全体にちぐはぐな感じがしました。
ピートの強いタイプに違和感を感じているのでしょうか。
とりあえず力技で美味しく感じたモルトという感じです。

プルトニーはハウススタイルが感じやすいため,自分の中でかくあるべしというものが決まってしまっているのかもしれません。
それでは面白くないので,こういう慣れていないタイプは積極的に何度も飲んでみようと思います。


 
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2015.09.13【日記】

自宅テイスティング:プルトニー1990 23年 ケイデンヘッド スモールバッチ キャンベルタウンロッホ向け

まさに美味しいプルトニーという香味でした。やはりオフィシャルとボトラーが近い蒸留所です。

 プルトニー PULTENEY 1990-2013 23yo CADENHEAD SMALL BATCH for Campbeltoun Loch

プルトニー PULTENEY 1990-2013 23yo CADENHEAD SMALL BATCH for Campbeltoun Loch 55.8%
one of 228 bottles, Bourbon Barrel



・香り:
まったりしたレモンパイ,強くオレンジオイル,高級な蜂蜜,バニラクリーム,ココナッツミルクやシナモン,淡くショウガ,旨そうな麦感がしっかり,リッチ。


・味わい~余韻
粘性のある口当たりからヒリヒリとスパイシーに力強く広がる,ドライオレンジやマーマレード,香り同様にレモンパイ,パイナップル,ココナッツ,バニラ,強いコクのある蜂蜜の濃い甘味,長めに残る強めのブリニー,こなれた麦の旨味が濃厚で少し噛み応えもある,樹液とリッチなオークが味を深める,オイリーで長い余韻。


・加水:
多めに加水しても崩れない。


・総評:
オフィシャルからもリリースされることの多い,バーボンカスクのプルトニー。
バーボン系のプルトニーらしいニュアンスが充実しており,ボトラーズモルトだが,オフィシャルと言われても全く違和感の無い仕上がりだった。
期待通りのボトルで,味が濃いのに飲み飽きせず,たくさん飲める素敵なモルト。


【Good/Very Good】


私の第2のマイホームである,有楽町キャンベルタウンロッホさんがボトリングした,ケイデンヘッドのスモールバッチシリーズのプルトニー1990,23年熟成です。
すでにボトリングからそこそこ時間が経っており,自宅で飲むのも2本目,しかもその終盤に突入していますが,ふとこのブログに載せていないことに気づきました。
BARで何度も飲んで満足のいくテイスティングノートを書けたという自負があったために忘れていたんだと思いますが,改めて自宅テイスティングとして記事にしてみました。


いろいろ書きましたが,結局基本は以前記事にした通りで,今の認識も変わっていないということがわかりました。
改めてじっくり飲んで,それを確認できました。


やはりニューリリースの安定感という意味ではプルトニーは突き抜けていますね。

 

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2015.06.23【日記】

最新ハンドボトリング:プルトニー 2000 14年 オフィシャル ハンドボトリング #1408

さすがプルトニー,太く飲み応えもありさすがの仕上がりです。

 PULTENEY 2000-2015 14yo OB HAND BOTTLING #1408

プルトニー PULTENEY 2000-2015 14yo OB HAND BOTTLING #1408 58.1%
Bourbon Cask



香りは強い、強い蜂蜜、オレンジオイル、力強い麦感、ココナッツ、カスタード、良いオーク、飲むと滑らかな口当たり、香り同様の強いオレンジオイル、蜂蜜のコクのある甘味、強い塩気、オークが味を引き締める、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


プルトニー蒸留所で手詰めできるシングルカスク,最新の#1408です。

蜂蜜感,オレンジオイル,麦感,ココナッツ,カスタードなど,決して複雑ではありませんがそれぞれの要素が強く主張する香りでした。

飲んでみても香り同様に強い味わいで,しっかりとコクのある甘味や引き締めるオークのタンニンがあり,らしい塩気もあり,余韻も長く完成度の高いモルトでした。

もはや珍しいことではありませんが,嫌みの無い良いバーボンカスク+プルトニーのスタイルを感じました。

2000年蒸留で14年熟成というまさに近年のモルトですが,しっかり仕上がっていました。
さすがプルトニーの特別な樽です。

 
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2015.06.09【日記】

プルトニー 1991 15年 オフィシャル カスクストレングス

以前愛飲していたボトル,やはり美味しいです。

 PULTENEY 1991 15yo OB CASK STRENGTH

プルトニー PULTENEY 1991 15yo OB CASK STRENGTH 54.9%


香りは蜂蜜、オレンジ、バニラ、無骨な麦感、オイル、潮風、飲むと強めのアタック、熟したオレンジ、粘性がありコクのある蜂蜜の甘味、オークの淡いタンニン、強めの塩気、長い余韻。

【Good/Very Good】


オフィシャルのプルトニー1991,15年熟成のカスクストレングスです。

5年くらい前に有楽町で飲んで気に入ったので,自分でも購入してずいぶん飲んだボトルでした。
その当時すでにリリースから何年も経っていましたが市場には豊富に残っており,あんまり人気が無かったと記憶しています。

オレンジや無骨な麦感,オイル,潮っぽさ,コクのある甘味と強めの塩気,そして嫌味の無い長い余韻と,まさにバーボンカスクのプルトニーのカスクストレングスという感じでした。

これを飲んでプルトニーらしさを認識したと言っても過言ではないボトルでしたが,やはり今飲んでもらしさが全開で美味しかったです。


 
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2015.02.27【日記】

プルトニー 1997 14年 蒸留所限定ハンドボトリング #1079

やはり素晴らしいボトルで今後の変化も楽しみです。

 

プルトニー PULTENEY 1997-2012 14yo #1079 57.3%
蒸留所限定ハンドボトリング



香りは華やか、フレッシュシトラス、青りんご、シードル、オレンジオイル、白い花、蜂蜜、カモミールティー、若々しい麦感、飲むと穏やかな口当たりから徐々にヒリヒリとスパイシーな刺激、青りんご、シトラス、バニラ、蜂蜜の甘味、強い麦感とその旨味、オークのタンニンが味を深める、強くブリニー、ややオイリーで長い余韻。

【Very Good】


蒸留所を訪問すると手詰めでボトリングして販売してくれるというプルトニーのいわゆるハンドボトリング。
2012年にボトリングされた1997ヴィンテージのシングルカスクで,以前も飲んで掲載したことのあるボトルです。

プルトニーのハンドボトリングに共通する,ハウススタイルの重い感じに非常に華やかな香味が追加されたようなボトルで,約2年のボトリング後変化を経て,さらに複雑になっているような印象でした。
これからもっと良くなっていきそうですね。
90年代蒸留の近年詰めのものに強い希望を感じるボトルのひとつです。


 
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2015.02.17【日記】

近年リリース:プルトニー 1980 33年 モルツオブスコットランド エンジェルズチョイス #Mos13066

90年代とはひと味違う80プルトニーで興味深かったです。

 

プルトニー PULTENEY 1980-2013 33yo Malts of Scotland Angel's choice #Mos13066 45.8%
35cl, one of 98 bottles, Bourbon Barrel



香りは熟したオレンジ、オイル、樹液、こなれた良いオーク、蜂蜜、バタースコッチ、奥から優しい麦感、リッチ、飲むと滑らかな口当たり、マーマレードのコクのある甘味、ややブリニー、オイル、穏やかな麦の旨味あり、余韻は長め。

【Good/Very Good】


モルツオブスコットランドのエンジェルズチョイスシリーズから,ハーフ瓶のプルトニー1980,33年熟成です。

プルトニーらしいオイリーでややブリニーな香味があるリッチなボトルです。
プロトニーといえば90年代以降のものでも美味しいものがたくさんある蒸留所で,それらと比べてみると極端にフルーティということはありませんが麦感は穏やかで口当たりも滑らかでした。
そうえいばプルトニーはもともとヘタレにくく,長期熟成を経ても極端にエステリーな熟成香は纏わないことが多い印象です。

似た系統でもパワフルさは90年代のものに譲り,そのぶん穏やかなテクスチャーが楽しめるプルトニーですね。
どちらが優れているということも無いように思いますが,CPにおいては90年代でしょうね。(笑)


 
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2015.02.05【日記】

プルトニー 2000-2012 ジャンボワイエ ベストカスクオブスコットランド

複雑さはありませんがハウスタイルもあり飲みやすいプルトニーでした。

 

プルトニー PULTENEY  2000-2012 Jean Boyer BEST CASKS of SCOTLAND 43%


香りはオレンジ、バニラ、オイル、若々しい麦感、飲むと柔らかい、オレンジ、蜂蜜の優しい甘味、麦の旨味、塩気あり、オイリーな余韻、飲み飽きしない。

【Good】


フランスのジャンボワイエ社のベストカスクオブスコットランドから,プルトニー2000,加水ボトルでおよそ12年の熟成です。

さすがに複雑さは無く麦感には若さを残していましたが,飲むと旨みも濃く,フルーツ,蜂蜜の甘味,らしいオイリーなニュアンスなど,2000年蒸留という若さにもかかわらず,ハウススタイルを感じさせつつも結構しっかりと仕上がっている印象でした。

なお,カスクストレングスで詰めていたらもっと荒々しく,さらに複雑さを感じない単調な仕上がりになっていたと思われ,加水がポジティブに作用していると思いました。

 
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2014.11.28【日記】

Whisky Festival 2014 in TOKYO に参加しました。~後編~


11月24日に開催された,今年のウイスキーフェスの記録ですが,前編に続いて後編です。



今回はセミナーの話です。

土屋守さんの
「“幻のシングルカスクコレクション”一気飲み―第2弾」

そして山岡秀雄さんの
「北ハイランドモルトを飲む」

この2つに参加できました。

 

まずは土屋さんの「“幻のシングルカスクコレクション”一気飲み―第2弾」です。

 

これは1998年頃から土屋さんが選んでアラン・ジャパン(現ウイスク・イー)さんがボトリングしたシリーズです。
自分もスコ文研のイベントに参加するようになってそこそこ経ちますので,このシリーズは結構前にたくさん飲んだのですが,わりと若いものも多く昔は正直あんまり美味しくないなと思ったものもあったのですが,前回の第1弾,今回の第2弾と飲んでみて,その多くを以前よりも美味しく感じました。

今回のボトルは,
・ダンバートン1987,12年
・クライヌリッシュ1989,9年
・ブナハーブン1979,19年
・スプリングバンク1967,31年
・ダルモア1989,11年
・ボウモア1989,11年
この6種類でした。

ダンバートン1987は昔,グレーンのこんな短熟のものなんてなんで詰めたんだろうと思ったものですが,今となっては結構こなれて刺激も少なくなり,もともとのライトな酒質も影響してかオイリーながら品の良い甘さとバニラっぽさが心地良い1杯でした。

クライヌリッシュ1989は若さもありましたが,それでもぬるっとしたテクスチャーとオイリーなニュアンス,そしてアプリコットやオレンジのようなフルーティもある期待以上に正統派クライヌリッシュの美味しさでした。

ブナハーブン1979は,前にも家で1本飲んだボトルで,青リンゴやグレープフルーツ,そして草っぽさなど爽やかなニュアンスが強い軽やかなタイプですが,樽感があまりないためか後半から余韻にかけては自分がブナにしばしば感じる独特のエグ味のようなものが特にわかりやすく感じられ,蒸留所の個性も感じられる1杯でした。

スプリングバンク1967も以前家で1本お付き合いしましたが,当時と比べても衰えを感じない素晴らしいボトルでした。やや強めのウッディネスにも負けずしっかりとイチゴジャムなどのフルーツが主張し,思わずうっとりと陶酔してしまうような素敵な60年代バンクでした。

ダルモア1989はわりと最近家で開けて投稿もしたので割愛しますが,変わらずなかなか美味しかったです。

そして最後のボウモア1989は,ボウモア暗黒の80年代最後の年の蒸留ですが,このボトルにはパフュームは探すと味わいにうっすらあるかどうかというくらいで,ほとんど主張しません。その代わりボウモアらしいトロピカルフルーツのニュアンスも影をひそめており,シェリーのニュアンスをベースにやさしいジャムっぽいフルーツ感とその甘味,強めのピートが特徴的なリッチなボトルでした。またトロピカル感は,きっともう少し時間が経つとでてきそうな気がしました。

そこそこ長いお付き合いですし今さらですが,土屋さんはお話が上手いですね。
それほどでもないウイスキーも,お話を伺いながらだと楽しく飲めますし,時には実際以上に美味しく感じるときがあります。(笑)

今回はウイスキー考証として参加されているNHKドラマ,「マッサン」の話などもしていただき,とても楽しい時間でした。

 


続いては山岡さんのセミナー「北ハイランドモルトを飲む」です。



今回は北ハイランドをテーマにしたテイスティングでしたが,個人的に好きな地域ということもあり,とても楽しみにしていました。

テイスティングボトルは,
・バルブレア1965 OB
・プルトニー1997 17年 Hand bottled at the distillery OB
・ティーニニック1972 27年 The rare malt selection OB
・ダルモア1979 23年 for Japan OB
・グレンオード1970 33年 Douglas Laing OMC
・グレンモーレンジ 12年 Port Wood Finish OB
という,今回も豪華なラインナップでした。


これがブラインド形式で出題され,参加者が順番に感想を述べて最後に山岡さんがまとめるというスタイルでセミナーは進行しました。
最近の山岡さんのセミナーはこの形式が多いですね。
凄いボトルばかりなのでラベルで評価してしまいそうですから,ブラインドで飲んだ方がフラットなテイスティングができるという意図なのかもしれませんね。
これだけのボトルですからブラインドでなくラベルオープンで出した方が,みんな凄い凄いと言って飲んでくれそうなものなのに,そうしないあたりが山岡さんらしいなと思いました。そういえば北ハイランドでクライヌリッシュやブローラを入れてこないあたりも山岡さんっぽかったです。(笑)


発表・解説は,モーレンジ,ダルモア,オード,ティーニニック,プルトニー,バルブレアという順でした。

モーレンジのポートは,明らかなワインカスク系の後熟感があり,さらに度数も低かったですから予想通りという感じでした。

ダルモア1979はトロピカル感も含む熟成感のあるフルーティさが効いており,あまりシェリー感は感じず,全然わかりませんでした。ただ,正解発表後によくよく思い出してみれば飲んだことのあるボトルで,調べてみると前に飲んだ時にもそんなテイスティングノートを書いていました。(笑)

ティーニニック1972とオードの1970は,それぞれ非常に美味しいボトルで,この日もっとも心に残ったボトル達でした。共にスペイサイドとは異なる熟成感があり,熟した濃厚なフルーツと下支えする無骨な麦感とその旨味,淡いピート,それらが高次元でバランスのとれているボトルでした。なお,ティーニニックには,奥の方からハウススタイルと認識しているシナモンっぽさがでてきましたね。
どちらもはっと目が覚めるような旨さでした。

そしてプルトニーのハンドボトリングは以前も記事に書いたとおり北ハイランドを代表するようなプルトニーらしさと華やかさが同居しているボトルが多く,これもそんなタイプでした。若いモルトでしたが他のボトルに見劣りしない魅力がありました。

最後がバルブレア1965で,20万円以上したという山岡さんの秘蔵ボトルでした。ここで開けてしまうなんてさすが太っ腹ですね。
非常に熟成感があってフルーティ,多彩で華やかな香りですが,飲んでみると度数のわりにややボディが枯れ始めているような印象もありました。とはいえ長熟の魅力のひとつをしっかりと感じられる貴重なオフィシャルボトルで,飲めたことに感謝です。

そんな感じで,陶酔感のあるものをたくさん飲ませていただきました。
だいぶ酔った状態で始まった終盤のセミナーだったのですが,しっかり全部飲んで帰ったのは言うまでもありません。(笑)


しかしこのあたりで美味しくテイスティングできる限界を感じたため,これ以降はほとんど飲まずにブースを回り知人たちと話し,ほど良いところで帰宅しました。

帰宅後に子供と上機嫌で遊んだはずなのですが,あまり覚えていません。(笑)


ブースでの試飲も,セミナーでも,濃厚で良い時間を過ごさせていただきました。
関わってくださった皆様に感謝いたします。


 

2014.11.18【日記】

プルトニー 1977 28yo ダンカンテイラー ピアレスコレクション #3077

以前家飲みしたボトルのシスターカスクですが,やはり姉妹でした。

 

プルトニー PULTENEY 1977-2005 29yo DUNCAN TAYLOR PEERLESS COLLECTION #3076 58.6%
one of 204 bottles


香りは華やか、バニラクリーム、グレープフルーツやオレンジ、淡い桃、オイル、奥から麦感、飲むと粘性を感じる滑らかな口当たり、バタースコッチ、熟したオレンジ、淡い洋梨、バニラ、蜂蜜系の濃いめの甘味、しっかりと麦の旨味、ややオイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


ダンカンテイラーのピアレスコレクションからプルトニー1977,28年熟成でカスクナンバー3077です。
2012年に自宅で開けてテイスティングノートを公開した#3076の隣の樽ですね。
確かピアレスにはもうひとつくらい同ヴィンテージのシスターカスクがあったような気がします。

プルトニーらしいというよりピアレスらしいというべき華やかな香り立ちで,フルーツには柑橘系だけでなく桃っぽいニュアンスも淡く感じました。
オイルやクリーム,そして麦感も感じるあたりはプルトニーらしいというべきでしょうか。
飲んでみるとやはり香り同様にプルトニーらしい重厚さと熟成感を併せ持ったイメージでしたが,やはりハウススタイルが勝つのか,濃い甘味や麦の旨み,そして最後まで主張するオイリーさのほうが印象に残りました。

以前に家で飲んだシスターカスクと似たニュアンスも多かったですが,やや#3076の方がダンカンテイラー色が強めに出ていたかもしれません。




 

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