ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2018.09.07【日記】

フェッターケアン 30年 オフィシャル 43.3%

オフィシャル30年としてCPもかなり良いです。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 30yo OB 43.3%


香りはバターも入れてキャラメリゼしたナッツ、ドライアプリコット、マーマレード、少しブルーチーズ、リッチ。
飲むとねっとりと滑らかで優しい口当たり。エステリーな洋ナシや桃、マンゴーなどトロピカルフルーツ、まったりとしたジャム系の甘味とほどよい渋味と酸味、余韻は長く心地良い。

【Good/Very Good】


フェッターケアンのオフィシャル30年、現在まだ流通しているものです。

特に香りは、これぞフェッターケアンという独特のキャラメリゼしたナッツやバター系のオイリーなニュアンスが感じられ、リッチです。

飲むと、香りの独特なニュアンスを押しのけるほどに長熟モルトらしいエステリーなフルーツ感が主張してきました。マンゴーなどのトロピカルフルーツのニュアンスも帯びており、好きな人は相当好きな味だと思います。

フェッターケアンに期待するオイリーで厚いボディは熟成によってやや弱まっている印象ですが、そのぶん往年のダンカンテイラー的な突き抜けたフルーツ感を身に着けたフェッターケアンでした。

私はフェッターケアンには無骨さや厚みを期待してしまうので、レートはVGにするか迷ってG/VGにしましたが、好きな人は2段階くらい高評価しそうなモルトだと思います。

噂によるとフェッターケアンはラベルやラインナップを一新して、お約束のように価格も一気に高額化するようです。

オフィシャル30年としてはそこまで高額ではないこのボトルは、あるうちに買っておくべきではないかと思います。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood11

2017.02.23【日記】

ニューリリース:フェッターケアン 1988-2016 27年 シグナトリー ウイスキーフープ向け #1998 53.4%

どこから出てもハウススタイルが強い蒸留所です。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 1988-2016 27yo SIGNATORY VINTAGE for THE WHISKY HOOP #1998 53.4%
one of 137 bottles, Hogshead



香りは穏やかなパター系のオイル、アプリコットジャム、滋味深い麦感、ミント、少し干し草。
飲むと粘性があるが少しスパイシーになる、オレンジマーマレードやアプリコットジャムの甘味、ややオイリーでコクあり、バニラクリーム、麦の旨味も感じる、シナモンやオイルを伴う長めの余韻。

【Good/Very Good】


シグナトリーがウイスキーフープに向けてボトリングしたフェッターケアン1988、27年熟成。
2017年の1月に、会員の希望者に向けて頒布されました。

27年という熟成期間からくる露骨な熟成感はそこまで感じない樽でしたが、香りも味わいもオイリーでバターっぽいハウススタイルが出ていました。

コクがあり、滋味深い麦の旨みをしっかり感じる味わいも良かったです。

特徴的なハウススタイルが強調されたボトルも大好きですが、このボトルのようにキツ過ぎないハウススタイルで飲みやすいものも良いですね。

熟成感というか多彩さが、奥の方からゆっくり感じられる印象だったので、これから増していきそうです。
開栓後時間をかけて飲んだほうが楽しめるタイプかもしれません。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood5

2016.10.18【日記】

フェッターケアン 8年 オフィシャル 43% 70年代流通

らしい味と綺麗に出てきたフルーティさが印象的でした。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 8yo OB 43%
70年代流通



香りは心地良いオールド感、バタークリームと素朴な麦感、麦わら、淡くキャラメル、しっかりオイリー。
飲むと粘性あり、バタークリームとパイナップル、少しアプリコットジャムやキャラメル、蜂蜜っぽいコクのある甘味、素朴な麦の旨味、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


70年代に流通していたオフィシャルのフェッターケアン8年です。

ボトリング後の時間経過が長いですがオールド感は私にとってはほどよい程度で、香りからはハウススタイルであるバターっぽいオイリーさと、オールドスタンダードらしい素朴な麦感がしっかりと感じられました。

飲んでも香り同様にらしい要素があるのに加えて、おそらく経年変化で出てきたと思われるパイナップルっぽいニュアンスも印象的でした。
度数のわりに濃い味で、コクや旨み要素もあってとても美味しかったです。

このハウススタイルとフルーツの感じは、ちょっとだけですがカーステンが選んだとされるテイスターの1975に似た雰囲気のようにも思いました。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood8

2016.01.04【日記】

ニューリリース:フェッターケアン 1989-2015 26年 モルトマン #1369

ハウススタイルがあって美味しいフェッターケアンです。

フェッターケアン FETTERCAIRN 1989-2015 26yo The maltman #1369 FETTERCAIRN 1989-2015 26yo The maltman #1369

フェッターケアン FETTERCAIRN 1989-2015 26yo The maltman #1369 47.7%
one of 242 bottles, Refill Bourbon Cask



香りはオレンジの入ったバタークリーム、バナナ、ナッツ、オーク、バニラ、奥からイキイキした麦、かなりオイリー。
飲むとパイナップル、オレンジ、バタークリーム、こってりした甘味、心地良いオーク、ナッツ、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


モルトマンからニューリリースのフェッターケアン1989,26年熟成です。

独特のこってりとしたバター系のオイリーさとナッツやバナナのようなニュアンス,良い麦感とオーク感など,フェッターケアンらしいスタイルと良いバーボン感が共に感じられる良い香りでした。

飲むとちょっとパイナップルっぽいニュアンスがあったのが想定外でしたが,それ以外は期待通りで,香りから想像する通りのこってりオイリーな味わいで甘味も濃く,樽のニュアンスもほどよく効いており良かったです。

フェッターケアンは最近のリリースにも昔からのハウススタイルをしっかりと感じるものが多く,とても好きです。
良い意味でB級グルメ的なイメージを持っており,美味しいというより旨いモルトという感じです。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood9

2015.08.27【日記】

フェッターケアン 1975 33年 スコッチモルト販売 "ザ・テイスター"

改めて飲んでも,個性的かつ魅力的でした。

フェッターケアン FETTERCAIRN 1975 33yo Scotch Malt Sales "The TASTER" #2314 フェッターケアン FETTERCAIRN 1975 33yo Scotch Malt Sales "The TASTER" #2314

フェッターケアン FETTERCAIRN 1975 33yo Scotch Malt Sales "The TASTER" #2314 58.5%
one of 120 bottles



香りは特徴的なバター系のオイリー,キャラメリゼしたナッツ、煮詰めたオレンジ、バニラ、香りからも粘性を感じるような強い濃縮感があって非常にリッチ、飲むと濃厚で粘性のある口当たり、やはりバターとキャラメリゼしたナッツ、煮詰まったオレンジやアプリコットジャムの甘味、うっすらとトロピカル要素、ほど良いオークとそのタンニンが味を深める、リッチでオイリーな非常に長い余韻。

【Very Good】


スコッチモルト販売さんのリリースした"ザ・テイスター"のフェッターケアン1975,33年熟成です。
ウイスキーエージェンシーの樽で,選んだのもカーステンさんと記載されています。自分の好きなボトルで自宅も含めて何度も飲みましたが,今回ちょっと久しぶりにであいました。

以前も記事にした通り,一時期連続してボトリングされたフェッターケアン1975に共通するニュアンスがしっかりと感じられるボトルで,他に類を見ないほどオイリーな個性を持っていますが,これはエージェンシーらしいフルーツ感もうっすらと見え隠れして少し洗練させているところがひと味違うなと改めて思いました。

本当に,飲むたびにストックしておかなかったことを後悔しますね。(笑)
でもそのぶん,こうしてたまに出会えると嬉しくなります。

 

このボトルは,池袋のBar Nadurraさんでいただきました。
昨年オープンとのことでしたが,モルトにも熱心で見識もあるマスターのいらっしゃる素敵なBarでした。
モルト以外を楽しんでいるお客さんも多く,上品なのに敷居が高い感じもせず,居心地が良かったです。
飲んだことの無いモルトもあり,数年前に飲んだものを再確認する機会にも恵まれ,良い時間を過ごすことが出来ました。
またお伺いしたいと思います。



 
COMMENT(2)
この記事を評価するGood

2015.05.12【日記】

フェッターケアン オフィシャル 70年代流通

こんなオールドは初めてでしたが,フェッターケアンはスペックに関わらず個性的でした。

 FETTERCAIAN OB 70''s

フェッターケアン FETTERCAIAN OB 40%
70年代流通



香りはしっとりしたオールド感、オイル、バターピーナッツ、熟し過ぎたオレンジ、淡いレザー、リッチ、飲むと滑らかな口当たりからしっかりと広がる、トロリとした粘性あり、アプリコットジャム、蜂蜜も感じるコクのある甘味、ナッツ、オイリー、少しホコリっぽさとオールドピート、心地良い余韻。

【Good/Very Good】


70年代に流通していたという,フェッターケアンのオフィシャルボトル。ヴィンテージや年数表記はありません。

オールド感はしっかりとありましたが,フェッターケアンらしいオイリーさやナッティなニュアンス,ジャム系のフルーツ感や粘性を感じるテクスチャーなど,現行に近いボトルを飲んで認識していたハウススタイルがしっかりと感じられました。
それにオールドらしいこなれたニュアンスやレザー,淡いピートなども感じられて,未体験ボトルだったということもあってドキドキニヤニヤしながら飲みました。

VGと迷うくらいの美味しさだったのですが,惜しむらくはさすがに飲み頃を少し過ぎたようなボディの抜け感がそこそこ以上に感じられたことで,これは2回目に飲んだ時にはもっと顕著でした。
とはいえ自分にとってかなり美味しいモルトであることには疑う余地が無く,前述のとおり,昔から続くハウススタイルを認識できたボトルで,とても興味深かったです。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2015.03.17【日記】

フェッターケアン 10年 オフィシャル 90年代流通

穏やかでハウススタイルも感じられるスタンダードのフェッターケアンでした。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 10yo OB 43%
90年代流通



香りは淡い焦げ感のあるこなれた麦と梅ジャム、熟したオレンジ、オイル、全体を包むオールド感、飲むとアプリコットジャムの甘味と麦の旨味、淡いカラメル、コクがあり舌に染み込むようなテクスチャー、ややオイリーで心地良い余韻。

【Good/Very Good】


90年代流通と思われるフェッターケアンのオフィシャル,10年熟成。

香りは短熟オールドらしいこなれた麦感や柑橘,そしてフェッターケアンらしい持ったりしたオイリーなニュアンスがありました。
飲むとジャム系の甘味とオールドらしい舌にしみ込むような麦の旨味があり,オイリーで長い余韻にもハウススタイルを感じ好印象でした。

ボトラーの典型的なねっとりオイリーなものに比べるとやや主張は弱いですが,しっかりとらしいオイリーさも感じられる当時のスタンダードボトルでした。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood1

2014.03.24【日記】

ニューリリース:フェッターケアン 1990 23年 リキッドサン

やはりらしさの感じやすい蒸留所のひとつですね。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 1990-2013 23yo Liquid Sun 48.3%
Refill Hogshead



香りは強めのバター系オイル、淡くホワイトチョコ、爽やかなシトラスとフローラル、バニラ、麦感もしっかり、飲むと柑橘と麦の旨味、淡くパイナップル、シロップの甘味、ややオイリーでスパイシーな余韻。

【Good/Very Good】


リキッドサンからニューリリースのフェッターケアン1990,23年熟成。

ハウススタイルと思われる,オイリーで重たいニュアンスがしっかりと感じられますが,樽の影響か爽やかな柑橘やフローラルなニュアンスも感じられました。
飲んでも濃厚な麦の旨みと,想像以上にフルーツ感の主張もありました。飲んでからのオイリーな感じは思ったほど強くはありませんでした。
どろりと重たいフェッターケアンが飲みたくなる時もありますが,これは総合的にはそれほど重苦しくはないタイプでした。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2014.01.22【日記】

ニューリリース:フェッターケアン1989-2012 23年 モリソン&マッカイ セレブレーションオブザカスク #1376

らしさと華やかなが共存した優等生的なフェッターケアンでした。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 1989-2012 23yo CARN MOR CELEBRATION OF THE CASK #1376 53.0%
one of 187 bottles, HOGSHEAD



香りはバニラ、オレンジ、蜂蜜、少しオイル、ほど良く主張する麦、クリーム、飲むとオレンジと強いコクのある蜂蜜の甘味、少しピート、ややスパイシーでオイリーな長い余韻。

【Good/Very Good】


モリソン&マッカイのセレブレーションオブザカスクからフェッターケアン1989、23年熟成。
信濃屋さんが現地在庫を日本に引っ張ってきたボトルです。

クリーム系のオイリー、麦っぽい旨み、濃い甘味もあり、フェッターケアンらしさもしっかり感じられるボトルです。
この蒸留所のボトルにはもっと特徴的なバターっぽさを伴うような強いオイリーさを感じることが多く、野暮ったさも感じるのですが、このボトルにはらしさもありつつも洗練された印象があり重すぎません。
ほどほどにクセが抑えられておりハウススタイルもあるという飲みやすい優等生的なフェッターケアンだと思いました。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2013.10.22【日記】

ニューリリース:フェッターケアン1993 19年 ケイデンヘッド スモールバッチ

期待のシリーズ、若いものもかなり良いです。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 1993-2013 19yo CADENHEAD SMALL BATCH 54.1%
one of 462 bottles, Bourbon Hogsheads



刺々しくない強い麦感、生姜、バニラ、薄めた蜂蜜、レモン、奥に薄くパイナップルやオレンジ、オイル、飲むと旨味の濃い麦、パイナップルやオレンジマーマレード、蜂蜜のコクと深みのある甘味、後半はスパイシー、複雑さはないが、ボディがありコクや深みも感じられる。

【Good/Very Good】


ニューリリースのケイデンヘッド、スモールバッチからフェッターケアン1993、19年熟成。アウトターンを見ると2樽のヴァッティングのようですね。

旨味の濃い麦感の奥にフルーツも感じられ、ボディとコクがあります。
個人的にはすごく好きなタイプで、複雑さはなくとも説得力のある甘味と旨味が特徴的なモルトでした。
フェッターケアンはかなり強いハウススタイルを持つ蒸留所という認識で、このボトルにもオイリーさなどある程度の主張はありますが、しばしば感じるバターのようなどろっとした粘性やこってりした甘味はあまり感じませんでした。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2013.10.15【日記】

フェッターケアン2003-2013 オフィシャル 蒸留所限定 #0771717

独特のシェリー感で、若いのに仕上がっていました。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 2003-2013 OB DISTILLERLY EXCLUSIVE #0771717 55.7%
one of 250 bottles



キャラメリゼしたナッツ、オイル、カラメルソース、熟したオレンジ、少しグランマルニエ、少しケミカルな感じもある甘いシェリー感、飲んでもカラメルの濃い甘味、熟した濃厚なフルーツ感にはトロピカル要素も含む、ハーブ、ややオイリーで長い甘味、未熟感は意外なほどない。

【Good/Very Good】


フェッターケアン2003、オフィシャル蒸留所限定のシングルカスクで10年程度の短熟です。

以前ケミカルで甘すぎると思ったMoSのグレンゴイン1972に感じたような方向性の、ちょっとナチュラルでないシェリーを感じましたが、そういうシェリー樽があるのかもしれませんね。
これは長熟でないためかそれほど嫌な要素とは思いませんでした。
短熟ですがシェリー由来の熟したフルーツ感がマスクしているのかスペックのわりに未熟感が極端に少なく、よく仕上がっている印象を持ちました。
オイリーさもありハウススタイルも感じられるフェッターケアンで、この若い樽を蒸留所限定ボトルとして選んだのが納得できるものでした。

 
COMMENT(2)
この記事を評価するGood

2013.08.23【日記】

フェッターケアン8年 オフィシャル ‘875’ 70年代流通

らしさより良い若さとしっかりした味わいがありました。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 8yo OB ‘875’ 43%
70年代流通



レモン、乾いた麦しっかり、干し草、若干のオイル、飲むと凝縮感のある柑橘と麦の旨味、シロップの甘味、わりとくっきりした味わい、優しく心地よい余韻。

【Good/Very Good】


フェッターケアンの70年代流通と思われるオフィシャルボトル、「875」です。
「875」は、8年熟成、75プルーフという意味と言われています。

ハウススタイルのオイリーなニュアンスはありますがそこまでは強くなく、フレッシュなレモンや乾いた麦感が強めに感じられるボトルでした。
飲むとさっぱりした香りから想像するより凝縮した味わいで、麦の旨みもきちんと感じられ、加水オールドのぼやけた感じが無かったのも印象的でした。
素直に美味しいモルトです。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2013.08.01【日記】

フェッターケアン 1975 33年 スコッチモルト販売 ザ・テイスター

しっかりした個性に加えてエージェンシーらしさも見え隠れしました。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 1975 33yo Scotch Malt Sales The TASTER #2314 58.5%
one of 120 bottles



香りはバターで炒めたナッツ、キャラメル、濃く煮出した紅茶、熟したオレンジ、レーズン、バニラ、良いウッディネス、リッチ、飲んでも非常にオイリーでバターとナッツが強い、少しトロピカル要素を含む煮詰めたフルーツ感、濃いカラメルソースの甘味と味を深めるウッディネスとタンニン。独特の油っこい旨味が非常に濃く長い余韻。

【Very Good】


スコッチモルト販売さんのザ・テイスターシリーズからフェッターケアン1975。33年熟成。
これはエージェンシーのボトリングで、テイスターもエージェンシーのカーステンさんと記載されています。そういえば、このシリーズずいぶん出ていませんが、もうやらないのでしょうか。

フェッターケアン1975は、ダグラスレイン、エージェンシー、そしてこのボトルと、次々とリリースされましたが急に出てこなくなりました。
どれもフェッターケアンらしい独特のオイリーな個性が共通して感じられましたが、このボトルはオイリーな中にも少し洗練された印象もあり、若干ですがトロピカル感も感じられたのが印象的でした。
揺るがない個性の中に、ちょっとだけドイツっぽさが感じられたのでした。

フェッターケアン、あまり高くなかったダグラスレインの1975なんかは、しばらく売っていましたしもっと買っておけばよかったです。

私がお寿司のアナゴっぽい印象を持つモルトで、以前記事にしましたが、今回も同様にアナゴっぽく終盤にいただきました。
こってりしていてかなり美味しかったです。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2013.03.01【日記】

らしさが詰まったフェッターケアン 1973-2002 オフィシャル そしてモルトバーの魅力についてちょっぴり語ってみる

フェッターケアンらしさがしっかり感じられ、かなり美味しかったです。

 

フェッターケアン FETTERCAIRN 1973-2002 OB #1966 54.3%


香りはかなりオイリーなバター、キャラメリゼしたナッツ、アプリコットジャム、バナナ、カスタード、樹液、蜂蜜、少し焦がし麦。飲むとかなり粘性のある濃い甘味、ほどほどにスパイシー、かなりリッチ、舌にずっと残るように非常にオイリーで甘く長い余韻。

【Very Good】


オフィシャルシングルカスク、カスクストレングスのフェッターケアン1973。
フェッターケアンも非常に個性的な蒸留所で、私はバターやキャラメリゼしたナッツを感じることが多く、とにかく油っこいイメージです。この個性はここ数年でリリースされたエージェンシーやOMCのものにも同様に感じられ、ブラッカダーのものにも近いものがありました。クセがありますが旨みも非常に濃く、たまに猛烈に飲みたくなることがあります。

このボトルは複雑でリッチで旨みも濃く、何よりフェッターケアンらしい非常にオイリーなボトルでした。
何種類かモルトを飲む中で、お寿司で言うとアナゴ的な役割で楽しめることが多いのですが、今回もそんな風に楽しませていただきました。



余談ですが、私にとって、モルトバーのカウンターで飲むのとお寿司をカウンターで食べるのってかなり似ています。(お寿司はめったに食べられませんが。。。)
ちゃんとしたお寿司屋さんでお任せで握りを頼むと、お店の選んだその時の美味しいものを、それぞれのネタをより美味しく感じられるような順番で出してもらえますよね。
完全にお好みで注文したら頼まなかっただろうと思うものも入ってきて、それが美味しさや楽しさを倍増させてくれたりします。どんなにネタが良くとも、好きなネタだけ好きなように食べるのでは得られない感動があったりもします。
そういうのって良いモルトバーで複数杯飲むときにも共通していると思うんですよね。

つまり、ウイスキーそのものの質もさることながら、マスターのセンスがかなり重要だと思うわけです。
私が通う有楽町のバーはその部分がとにかく素晴らしく、度数やピートの有無も考慮しつつ、激ウマのオールドボトルばかりでなく、わりと緩めのオールドスタンダードや普通のニューリリースも上手に混ぜながら出してくれます。それが素晴らしいオールドボトルをより感動的なものにしてくれるだけでなく、ニューリリースの魅力を感じることにもしばしばつながります。嗜好の幅も広がり、いつの間にかモルトに対して優しくなっていることに気づきます。そこが最も素敵な点です。
その結果としてモルト好きが集まるようになり、ボトルの回転も質も良くなり、ますます我々は頻繁に通うようになるという素晴らしいサイクルが生まれているわけですが、その核にあるのはすごいボトルのストックではなく、マスターの人柄とセンスであると思うのです。

いろんなものが飲めるというのもモルトバーの魅力のひとつですが、マスターのセンスで同じボトルでもより美味しくいただけるというのが私にとって最も魅力的です。
これは私の通う有楽町のバーに限ったことではないと思います。
家に結構なストックとたくさんの開栓済みボトルがあるにもかかわらず、私が家飲みとは別にずっとバーに通い続けているのはそんな理由からです。
この記事を評価するGood1

2013.02.21【日記】

フェッターケアン 1989-2012 23年 ブラッカダー ロウカスク #1348

らしいオイリーさと度数の落ちたまろやかさが印象的でした。



フェッターケアン FETTERCAIRN 1989-2012 23yo BLACKADDER RAW CASK #1348 46.3%
one of 210 bottles



しっとりした麦、バタースコッチ、蜂蜜、飲むと意外に柔らかい、青リンゴ、白ワイン、まったりした甘味、香りと味わいにギャップあり。

【Good】


ブラッカダーのロウカスクからフェッターケアン1989。
麦とオイルを中心とした重厚な香りに淡いフルーティ、それとギャップのある比較的まろやかな口当たりと甘味が印象的でした。

そういえばブラッカダーでほぼ同じヴィンテージでもっとハイプルーフのものをちょっと前に飲みました。どちらにもフェッターケアンらしいオイリーさがありましたが、そちらは今回のボトルより迫力がありガツンとくるボトルでした。どちらかというとそっちが好みでしたが、今回のボトルもなかなか美味しいです。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

プロフィール

T.Matsuki

ブログ内記事検索

  • 2019年08月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最新エントリー

カテゴリから探す

タグ一覧