ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2019.02.28【日記】

ニューリリース:トミントール 1997-2018 20年 オフィシャル ウイスキーフープ向け #3207 54.2%

これも美味しいですが、今後にも期待です。

 

トミントール TOMINTOUL 1997-2018 20yo OB for THE WHISKY HOOP #3207 54.2%
one of 288 bottles, BOURBON HOGSHEAD



香りはオレンジとリンゴジュース、バニラクリーム、穏やかなオークと心地良いモルティ。
飲むとヒリヒリとスパイシー、薄めた蜂蜜の甘味、オレンジと淡い洋梨、優しいモルティな旨味、淡く引き締めるオーク、クセのない余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーフープが年末に頒布した、オフィシャルのトミントール1997、20年熟成。
以前にボトリングされたグレンカダムに続いて、アンガスダンディ社からフープへの貴重なオフィシャルシングルカスクです。

特別な個性や複雑さを感じるボトルではありませんが、樽感と原酒の個性、フルーティさとモルティさ、優しいコクのある甘味とそれを引き締めるオーク感など、バランスの良い香味で非常に詰め頃感のあるボトルでした。

良質なバーボンホグスヘッドでの20年熟成、ちょうど仕上がった頃なのだと思います。

オフィシャルですから当然ストックはたくさんあるでしょうし、これからもっと素晴らしいものを詰めさせてもらえる可能性があります。

今回は当たり障りのない感じもありましたが、間違いのないものを選び、作り手とも飲み手の会員ともこれからの関係性を築いていくうえで良いチョイスだったと思います。


 
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2017.04.14【日記】

トミントール 12年 オフィシャル 43% 70年代流通

これは初めてのボトルでした。濃厚でびっくりしました。

 

トミントール TOMINTOUL 12yo OB 43%
70年代流通



香りは穏やかで少しこもっている、こなれているがオールド感は意外なほどない、滋味深い麦感、オレンジピール、紅茶、うっすらビターチョコレート。
飲むと滑らかな口当たりから広がる、意外なほど濃厚で芳醇、アプリコットやオレンジのジャム、コクのある甘味、旨味のある心地良い麦感、淡い噛み応え、抜け感がなくボディあり、心地良い膨らみを感じる余韻。

【Very Good】


70年代に流通していたらしい、オフィシャルのトミントール12年です。
ややマイナーな蒸留所ですが、化粧品のような容器に入ったオールドボトルなどは目を引くためかよく知られています。
今回のトール瓶は初めてでした。

香りの第一印象は少しこもっている様子でしたが、加水の70年代流通とは思えないオールド感のなさに驚きました。
昔のスタンダードらしい滋味深い麦感が強く感じられ、オレンジピールやしっとりした紅茶のニュアンスがありました。

飲んでも劣化要素は皆無で、滑らかな口当たりから濃厚に芳醇に広がってきました。加水と思えないふくらみを感じたのでした。
香りよりも明確なジャム感のあるフルーティがあり、コクのある甘味に噛み応えを感じるような旨みのある濃い麦感がかなり好印象でした。

かなりのオールドボトルですが箱入りで動かされず保存されており、かなり状態が良かったんだと思います。
こなれた一体感があるのに劣化要素はなく、オールドの良いとこどりという感じでかなり美味しかったです。


 
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2014.11.27【日記】

Whisky Festival 2014 in TOKYO に参加しました。~前編~


11月24日に開催された,今年の東京のウイスキーフェスに参加してきました。



仲間と楽しく過ごせたこともあり,そんなにストイックに飲んで回ったわけではないので軽くご報告です。




まず毎回恒例ウォーミングアップ(?)のブラインドテイスティングコンテスト。


前回までは予選はスコッチのシングルモルトだけの出題でしたが,今回はどういうわけかスコッチのモルトは入っておらず,ブレンデッド,アイリッシュ,ジャパニーズ,アメリカンのみの出題でした。
選択肢を見て,ここ数年で飲んだものがジャパニーズくらいしかないよ・・・という切ない展開だったのですが,ちゃんと真剣に取り組みました。

Aは少し焼酎っぽい若さの目立つスコッチのブレンデッド,Bはオイリーでトロピカル感もある熟したフルーツがありアイリッシュかグレーン(これは選択肢にナシ),Cはちょっと針葉樹っぽさのあるウッディネスとフレッシュなフルーツ感でジャパニーズの白州か宮城峡という印象,そしてDは明らかにバーボンの香味でした。
ジャンルくらいはすんなりとわかりましたが,さすがに一度も飲んでいないものも含め経験値が極端に少ないものばかりで,銘柄までは難しかったです。
結局,Aのバランタインファイネストを正解し,B~Dもジャンルは正解したものの銘柄は当たらず。。。予選敗退となりました。
Cで,迷った末スモーキーさをあまり感じなかったので白州を切って宮城峡にしたのが失敗で,正解は白州12年でした。正直,白州は去年もノンエイジが出たし,今年はマッサンもあるからニッカでしょ・・・って雑念も悪さをしましたね。(笑)
1問正解で残りも当たらずとも遠からずな回答だったので,例年の感じだと部分点で決勝行けるかなと期待していたのですが,残念でした。。。
ちょっとこの選択肢だと来年参加するかどうか迷ってしまうところですが,それでも十分に楽しめましたね。

さて,そこから遅れて会場入り。


モルト仲間や知り合いのメーカーさん,そして初めての方にも声を掛けていただき,楽しく話しながらの試飲でしたので,テイスティングはある程度ざっくりですがいろいろ美味しいものを飲めました。

 


まず今回楽しみにしていた信濃屋さんとBOW BARさんのコラボボトリングのグレンファークラス1979です。

これは前回の信濃屋さん向けのファークラス1979と同系統の北梶フレーバーがばっちりでたフルーティモルトで,洋ナシや桃,バナナ,パイナップルなど多彩なフルーツとクリームが感じられるフルーツケーキのようなモルトで,シェリー系でないためスペイサイドの長熟らしい華やかさが強く感じられるボトルでした。
さすがに高額ではありますが,オフィシャルボトルで1979-2014ですし,内容を鑑みれば十分に妥当な値付けだと思います。

 
 

他にも信濃屋さん向けに入ってくるというモルトマンのベンネヴィス1996やケイデンヘッドのダルユーイン1994をいただきましたが,どちらもフルーティなニュアンスが前面に出たタイプで信濃屋さんらしさを感じました。
ベンネヴィスには自分の苦手な紙っぽさやエグ味が少なく,ダルユーインもスペックのわりに無骨な麦々しさよりフルーティさが特徴的なタイプだったのも印象的でした。

 

BAR婆娑羅さんのブースには,かなりのレアモルトが並んでいました。
高額試飲が多かったですが,お店で飲むことを考えればかなり良心的な価格で出されていましたね。

 

そこで自分は大好きなラフロイグのキングスバリー1976,22年をいただきました。

凝縮して噛み応えを感じる柑橘やメロンなどのフルーティと落ち着きも感じましたがそれと強いピートが同居している美味なラフロイグでした。
この辺のヴィンテージだとボウモア系のトロピカル感もあるかなと思ったのですが,現時点では感じませんでした。これから出てくるのかもしれませんし,正直,今回の試飲ではポテンシャルを十分に感じてあげることができなかったように感じており,機会があればもう一度じっくり時間をかけていただきたいボトルでした。





ディアジオさんのブースでは,これも飲んでみたかったラガヴーリンのオフィシャル37年をいただきました。

力強いアプリコット系フルーツとどっしりとした迫力のあるピート,魚介ダシの旨味とこなれた麦の旨みも感じられ,熟成感を感じる複雑な香味もありましたがとにかくベースがビッグでリッチなラガヴーリンでした。
かなりの長熟ですが過熟感は全くなく,アイラモルトとしてはバランスもとれており,さすがオフィシャルのヴァッティングですね。
超高額ボトルでしたから試飲も高額でしたが原価割れするくらいの価格でしたし,飲めないと思っていたボトルでしたから飲めて嬉しかったです。





山岡さんのブースではOMCのオード1967,39年をいただきました。
後述するセミナーでのオード1970と比べるとやや軽さはありましたが,そのぶんとてもフルーティでかなり美味しかったです。

 



その後,サマローリの高額ボトル,グレングラント1973とトミントール1967の試飲もさせていただきました。
トミントールが人気とのことでしたが,非常に熟成感があり華やかでフルーティな反面,ボディが軽くなっている印象でした。
グラントはトミントールほど華やかではありませんが十分にフルーティであり,ボディもなかなか保たれているタイプで,個人的にはこちらが好みでした。
どちらもずっとうっとり飲み続けられるような熟成感があってとても美味でしたが,さすがに買うのに躊躇するような強気の値付けですね!

 



モルトではありませんが,スコッチモルト販売さんのブースで安価に出されていたコニャック,Borderie1970,これが非常に陶酔感がありすばらしい香りでした。
いわゆるランシオと言われる香りの中でも本命のような香りで,確かに昔の素晴らしいモルトにも共通点を感じることがあるように思いました。

 

こうして書いてみると意外に長くなってきたので,今回はブースでの試飲の話でおしまいにして,参加したセミナーのお話は次回の後編にします。



 

2014.10.23【日記】

最近のリリース:トミントール 1967 46年 ウイスキーエージェンシー リフレクションズ

超長熟のトミントール,飲んだ時の熟成感は相当でした。

 

トミントール TOMINTOUL 1967-2013 46yo THE WHISKY AGENCY "Reflections" 47.6%
one of 215 bottles, Refill Hogshead



香りは濃く煮出した紅茶、ミント、カモミール、アプリコットジャム、オレンジ、淡いエステリー、バニラクリーム、
飲むと柔らか、香り以上の熟成感、エステリー、洋梨、上品な甘味、良い酸味、ややクリーミーでオイリー、心地良い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシーから最近リリースされたリフレクションズというシリーズから,トミントール1967,46年の超長熟です。

香りからはアプリコットジャムやオレンジのようなフルーティさに加えてカモミールティーのような独特のニュアンスも感じられました。
正直,香りは良かったのですがエージェンシーの長熟らしさはそれほど感じないなと思いながら飲んでみると,香りから想像する以上の強い熟成感を感じるエステリー&フルーティがありました。
超長熟ですが過熟感はそれほど感じず,上品な甘味と酸味が心地良かったです。

60年代のニューリリースというと,トミントールがかなりの割合を占めるようになりましたね。
でも,苦かったり樽がきつかったりすることはなく,しっかり長熟感を感じさせてくれる良いニューリリースだと思います。

 
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2013.09.15【日記】

トミントール8年 オフィシャル 70年代流通

化粧品っぽい独特のボトルですが、中身の化粧香は許容範囲でした。

 

トミントール TOMINTOUL 8yo OB 43%
70年代流通 



甘酸っぱいプラム、少しエステリーで桃っぽさ、熟したオレンジ、穏やかな麦、やわらかな口当たり、薄めたフルーツの甘味、うっすらパフュームありだが残らない、ライトボディでスッと切れる。

【Good】


70年代に流通していたという、化粧品風の独特の筒状のボトルに入ったトミントール8年オフィシャルボトルです。

8年熟成のオフィシャルスタンダードとしては、熟成感を感じるフルーティが感じられたのが印象的でした。口に含むとかすかにパフューム要素もありますが、後味にも残らずほとんど気にならないレベルです。

オフィシャルスタンダードとしては麦感に乏しいイメージで、ボディの軽さもありますが、その代わり熟成感を感じるフルーツ感がありました。
 
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2013.08.22【日記】

トミントール1969 43年 ザ・ウイスキーマン

はじめて見るボトラーズでした。

 

トミントール TOMINTOUL 1969-2012 43yo THE WHISKYMAN 44.1%
one of 138 bottles



バニラ、薄い蜂蜜や紅茶、ややエステリーな熟したオレンジ、強めの植物感、ちょっと井草、クリーム、飲むとやわらかな口当たりから、しっかりコクのある蜂蜜の甘味、クリーミーで長い余韻。

【Good/Very Good】


ベルギーの新しいボトラー、ザ・ウイスキーマンからトミントール1969、43年熟成。

ドイツ系のボトラーから最近高頻度にリリースされる長熟のトミントールですが、ベルギーのボトラーからもリリースされました。
樽の出所は近いのではないかと思います。

度数がやや下がっておりカスクストレングスらしい迫力はありませんが、味わいは濃いめでボディはそれなりに保たれています。
長熟らしくエステリーなフルーティがしっかり感じられるなか、井草っぽい強めの植物感やクリーミーさが特徴的でした。

 
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2013.06.12【日記】

ニューリリース:トミントール1968 45年 ウイスキーエージェンシー パーフェクトドラム

長熟のエージェンシー、やはり熟成感ありました。

 

トミントール TOMINTOUL 1968-2013 45yo THE WHISKY AGENCY PERFECT DRAM 48.0%
one of 143 bottles, Ex-Bourbon Hogshead



華やかな香り立ち、バニラ、オレンジ、アプリコット、紅茶、井草のような植物感、かすかなピート、スムーズだがコクあり、やや上品な濃いめのシロップの甘味。やわらかなウッディネス。

【Good/Very Good】


ニューラベルになったエージェンシーのパーフェクトドラムから、トミントール1969。45年の長熟です。

エージェンシーの長熟モノらしい華やかでフルーティな香りに、ちょっと井草のような植物感がアクセントになっていました。
かなりの長熟ですが苦味や強いウッディネスはなく、全体に上品ですが、度数の自然に落ちたモルトらしい濃い味わいも楽しめました。


 
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2013.03.07【日記】

ニューリリース:トミントール 1969-2012 43年 リキッドサン

過熟感のない長熟トミントールです。

 

トミントール TOMINTOUL 1969-2012 43yo Liquid Sun 47.6%
one of 122 bottles, Refill Hogshead



強くバニラとココナッツ、青リンゴ、オレンジ、飲むと桃がしっかり、やはりココナッツ、心地良い香木のウッディネス、過熟感はない。

【Good/Very Good】


リキッドサンのニューリリース、トミントール1969。43年熟成。
かなりの長熟ですが過熟感はなくボディも保たれています。
長熟らしい熟成香と香木のようなウッディネスがしっかりでており、かなり美味しいボトルでした。熟したフルーツに加えてココナッツを強く感じ、トロピカルフルーツとは違った意味で南国感を感じるモルトでした。



くだらない余談ですが、「リキッドサン」って変換すると、毎回「リキッドさん」って出てきます。そんな外人の友達はいないのですが、なかなかパソコンが覚えてくれません。(笑)
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2013.02.22【日記】

現行の長熟:トミントール 27年 オフィシャル

現行の長熟オフィシャルボトル。とても美味しいです。

 

トミントール TOMINTOUL 27yo OB 40%


香り立ちがとても良い、非常に華やかな熟成香、オレンジ、ブドウの皮、少しブランデー感、バニラ、青リンゴ、良いウッディネス、バーボン感とシェリー感がともに感じられる、やや粘性のある甘味と引き締める渋味、余韻も心地良い。

【Good/Very Good】


現在流通しているらしいトミントールの長熟オフィシャルボトル。
華やかな熟成香があり、バーボンとシェリーの両方のニュアンスがあり、なかなかに複雑でバランスも良く、良いボトルでした。
43度調整だったらもう少しボディが出て良かった気もしますが、さすがのオフィシャル長熟品です。
オフィシャル27年で1万円台前半の流通価格も素敵です。
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2012.12.27【日記】

ニューリリース:トミントール 1967-2012 45年 ウイスキーエージェンシー ファイトシリーズ

”FIGHT”シリーズ連投です。

 

トミントール TOMINTOUL 1967-2012 45yo THE WHISKY AGENCY FIGHT 44.6%
one of 177 bottles, EX-BOURBON HOGSHEAD



青リンゴ、シャルドネの白ワイン、乾いた麦、白い花、全体に爽やかでフレッシュ、発香は華やかで強い。やや軽いが優しい甘さ、エージェンシーらしいフルーティ全面タイプ。

【Good/Very Good】


前回に引き続き、ウイスキーエージェンシーの新シリーズ、”ファイト”から、トミントール1967。
華やかな発香がありフルーティさが前面に出ているがボディがやや軽い、エージェンシーらしい樽選びを感じるボトルでした。
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T.Matsuki

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