ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.02.26【日記】

ストラスアイラ 1957-2007 GM 蒸留所ラベル 43%

さすがに過熟感もありますが、やはり50年代は独特の香味がありますね。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 1957-2007 GM Distillery Labels 43%


香りは心地良いオールド感、妖艶なニュアンス、アプリコットジャム、淡くベリージャム、アンティーク家具や香木やヒノキを感じるウッディネス、濃く出しすぎた紅茶、レザー、ハーブ、土っぽさ、オールドピート。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、コクのある多彩なジャムの甘味、引き締めるヒノキや香木っぽいウッディネスとそれに伴う渋味はやや強め、ハーブ、味を深める土っぽいオールドピート、余韻は渋みがあるが長め。

【Very Good】


GMが2007年にボトリングしたストラスアイラ1957、およそ50年というすさまじい長期熟成です。

ボトリングからは10年弱ですがヴィンテージが古いためか心地良いオールド感があり、こなれたジャム系のフルーツ感やアンティーク家具や独特のヒノキっぽいウッディネスがあり、50年代らしい土っぽさを伴うオールドピートもはっきりと感じました。
そして期待通りの妖艶なニュアンスが全体を覆っていました。

飲んでも香り同様のジャム感やその甘味があり、独特のヒノキっぽいウッディネスも健在です。
やや過熟なのか渋味は強めに感じますが、やはり大地を感じるようなピートのニュアンスもしっかりと感じ、時間を飲んでいるような気持ちになりました。

ややウッディネスがひっかかるためもっと早くボトリングしてほしかったと思ってしまいますが、50年代の魅力にあふれた1本です。


 
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2017.01.04【日記】

ストラスアイラ 1948&1961-1981 GM ロイヤルウェディング 40%

オールドシェリー感が全面にでた逸品です。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 1948&1961-1981 GM ROYAL WEDDING 40%


香りは古いニュアンスを伴う濃厚なオールドシェリー、ブドウの皮、はっきりと古いマール、クローブ、淡くバルサミコ酢やみりん、高級家具のウッディネス、奥にうっすらと土っぽいオールドピート。
飲むと度数以上に芳醇に広がる、香り同様にマールっぽいブドウの皮に少し果汁感、ジャム系のフルーティな甘味と淡い渋み、心地良いウッディネス、腐葉土っぽさもある土っぽいオールドピート、淡くブーケガルニやクローブなどのスパイス、リッチな余韻。

【Very Good】


1981年にチャールズ&ダイアナのロイヤルウェディングにGMがボトリングしたストラスアイラ。
お二人のバースデーヴィンテージである1948と1961のヴァッティングです。

明らかに古いシェリー感があり、濃厚なジャム系のフルーツやバルサミコやみりん、ハーブやスパイス、古びたウッディネスや古いヴィンテージのモルトらしい土っぽさがしっかりと感じられました。

古いニュアンスはありましたが、ボトリング後30年以上経っているわりには露骨な劣化要素はなく、オールドマールのようなニュアンスを帯びたブドウの皮っぽさがしっかりとあったのが印象的で魅力的でした。

前に飲んだ時に感じたような60年代のGMっぽい高貴で果汁っぽい感じが今回は少なく、代わりに滋味深い香味があるように感じました。

前回は1968、今回は1948っぽい個性が強いという感じでしょうか。
オールドボトルでもこういうスペックのものは珍しく、興味深いですね。


 
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2016.07.22【日記】

ストラスアイラ 1988-2014 25年 オフィシャル 蒸留所限定 バッチナンバーSI25001 53.2%

実際の熟成年数以上に熟成感のある素晴らしいスペイサイドモルトです。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 1988-2014 25yo OB BATCH No.SI25001 53.2%


香りは華やかに広がる、エステリーで熟成感のあるフルーティ、洋梨やパイナップル、オレンジオイル、旨そうで心地良い麦感、良いオーク、リッチ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、熟成感あり、オレンジオイルと洋梨、心地良い甘味と酸味、優しい麦の旨味、余韻は心地良く長い。

【Very Good】


蒸留所で購入できるというストラスアイラ1988、25年熟成です。
蒸留所限定というか、ペルノリカール系の蒸留所では系列蒸留所のこういう限定ボトルを買えたりするようです。

非常に熟成感のある香りで、ブラインドで飲んだら30年以上と言ってしまいそうなエステリーさを伴う多彩なフルーツの主張がありました。それでいて心地良い麦感は残っていたのも印象的で、過熟感のないリッチなオークも魅力的でした。

飲んでも度数から想像するよりも柔らかい口当たりですが、そこから芳醇な広がりがあります。
やはり香りにも感じた熟成感のあるフルーティさがあり、その甘味と酸味も優雅で心地よかったです。
抜け感と共に出てきそうなエステリー&フルーティなニュアンスがありつつもそれと同時に麦の旨味があったのが特に魅力的で、オフィシャルらしさと感じました。

ディアジオでは評価しなそうなというか、限定ボトルでは決して出してくることのない樽だと思われ、その辺がペルノリカールとの樽評価における大きな違いのひとつなのかもしれません。


 
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2015.10.04【日記】

ストラスアイラ 1965-2007 GM リザーブ ジャパンインポートシステム向け #2910

素晴しく突き抜けたフルーティストラスアイラです。

 ストラスアイラ STRATHISLA 1965-2007 GM "RESERVE" for JIS #2910

ストラスアイラ STRATHISLA 1965-2007 GM "RESERVE" for JIS #2910 49.1%
one of 148 bottles, Refill Hogshead



香りは強い熟成感、華やかでフルーティ、強い陶酔感、グレープフルーツのわた、パッションフルーツ、ライチ、うっすらとヒノキのウッディネスとオールドピート、複雑。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、香り同様のグレープフルーツのわたや爽やかなトロピカル感もある突き抜けたフルーティ、優しい甘味、香りより強いオールドピート、フルーツとピートが共に長く残る陶酔感のある余韻。


【Very Good/Excellent, Interesting】


GMが2007年にジャパンインポートシステム向けにボトリングした,リザーブラベルのストラスアイラ1965,およそ42年の長熟です。

香りの最初から強い熟成感と陶酔感を感じる華やかなフルーティが炸裂しており,60年代ボウモアと近いグレープフルーツのわたのようなニュアンスやトロピカル感まで感じました。60年代ストラスアイラらしいヒノキっぽいニュアンスも奥にありますが,フルーティに完全に支配されており強くは感じませんでした。

飲んでも芳醇な広がりがあり,香り同様の陶酔するようなフルーツ感もしっかりと感じられました。そして,香りでは顕著でなかったオールドピートが炸裂するフルーツの中でもしっかりと主張してきたのがとても印象的で,このコンビが余韻の最後まで陶酔感を伴って残りました。

特に香りは,自分にとって特別なボトルである,ウイスキーフェア向けのグレングラッサ1965に似ているフルーツ感でした。
こんなストラスアイラには他で出会ったことがありません。

発売当時にも非常に好みで,何度も飲んだボトルでしたが,今久しぶりに飲んでみて,どうして自分があんなに好きだったのかがよくわかりました。
麦感こそ感じにくくなっていますが,突き抜けたフルーティがありながらきつい樽の主張もなく度数が残っているためか飲み応えもあり,極めて美味しいです。





 
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2015.08.31【日記】

ストラスアイラ 1967-1986 サマローリ

サマローリらしさとストラスアイラらしさが共にしっかり感じられました。

ストラスアイラ 1967-1986 サマローリ ストラスアイラ STRATHISLA 1967-1986 SAMAROLI

ストラスアイラ STRATHISLA 1967-1986 SAMAROLI 57%
one of 360 bottles, SHERRY WOOD



香りはアプリコットやプラムのジャム、プルーンやベリージャムもある、ヒノキを感じる強めのウッディネス、カラメル、クローブ、ブーケガルニ、煮詰まった紅茶、紹興酒、淡くダシ汁、奥からオールドピート、複雑でリッチ、飲むと芳醇に力強く広がる、ヒリヒリとスパイシー、トロトロの粘性も感じるテクスチャー、香り同様のジャム感とその濃い甘味、ハーブやスパイス、ヒノキのあるウッディネスとタンニンが味を深める、フルボディ、ピートも感じる長い余韻。

【Very Good】


1986年にサマローリがダッシーの樽からボトリングした,ストラスアイラ1967のカスクストレングスです。

香りはのっけからベリーを含む多彩なジャム系のフルーツが主張し,オールドストラスアイラらしいヒノキっぽいウッディネスも十分に感じられました。高貴なニュアンスこそ強くないものの,ジャムの他にもハーブやスパイス,カラメルなどシェリーカスク熟成らしい多彩な要素が次々と出てきます。オールドピートのニュアンスもあり,非常に複雑です。

飲んでもさすがサマローリのハイプルーフという立体的でフルボディの味わいで,香り同様のジャムっぽさが強い粘性を感じる濃縮感のあるテクスチャーと共に感じられ,やはりヒノキっぽさもありました。

やや飲むのに体力がいるタイプではありますが,濃厚で突き抜けたストラスアイラで,蒸留所のスタイルとサマローリのハイプルーフらしい香味が見事にマッチしたモルトでした。

ストラスアイラ STRATHISLA 1967-1986 SAMAROLI 

このボトルは,有楽町キャンベルタウンロッホさんの16周年で開栓されたものをいただきました。
今年は10周年記念以来のサマローリ一斉開栓でしたが,やはり例年同様にすぐ無くなりました。

 
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2015.05.28【日記】

ストラスアイラ 35年 GM 80年代流通

くらくらするような陶酔感にすっかりやられてしまいました。

 STRATHISLA 35yo GM 80''S

ストラスアイラ STRATHISLA 35yo GM 40%
80年代流通



香りはのっけから陶酔感、非常に良いオールド感、熟したオレンジやアプリコット、古いブランデーのブドウ感、アンティーク家具のウッディネス、かすかなヒノキ、オールドピート、妖艶でうっとりする、飲むと滑らかな口当たりから度数のイメージより芳醇に広がる、アプリコットジャムや蜂蜜の甘味、淡くヒノキを伴う古いウッディネスとオールドピート、素晴らしく心地良い、セクシーで陶酔する余韻。

【Very Good/Excellent】


80年代に流通していたGMのストラスアイラ35年熟成。
仮に1985年ボトリングだとすると1950年くらいの蒸留ということになります。
加水オフィシャルの最高峰だと私が思っているストラスアイラ35年バイセンテナリーがやはり1950か1951の蒸留で,今回のボトルもそれに近い成分がかなり多いです。

深みがある多彩なフルーツの出方もそうですが,アンティーク家具っぽいウッディネスや淡いヒノキのニュアンス,そしてオールドピート,これらが全体を覆うオールド感の中でバランス良く主張した結果,妖艶で陶酔感のある香味に仕上がっています。

度数のわりに芳醇で深みがあるところも共通で,さすがにボディが厚いとまでは言えませんが,長めの余韻の最後まで陶酔感がありました。
まさにちょっとスケールダウンしたバイセンテナリーのようです。

このボトルを飲むのは初めてでは無く,今まで何度も飲んでいるのですが,ロットの問題なのかコンディションの問題なのかはわかりませんが,今回のものは特に美味しく感じました。

いやはや,私はこういうボトルが大好きなんだなと改めて思いました。


 
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2015.04.18【日記】

ストラスアイラ 1989 13年 キングスバリー #5240

良い加水タイプで引っ掛かりの無い心地良いモルトでした。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 1989-2002 13yo Kingsbury #5240 46%
Barrel



香りは爽やかで綺麗、レモングラス、強く白い花、若い麦感、青草、飲むと穏やかな口当たりからじわりと広がる、少しこなれているがフレッシュな柑橘や植物感、しみ込む麦の旨味、優しい甘味、心地良い余韻。

【Good/Very Good】


キングスバリーから2002年に加水でボトリングされたストラスアイラ1989,13年熟成。

短熟加水でそれほど強く味の出る樽というわけでもなさそうで,複雑さはありませんが,フレッシュな柑橘や花のニュアンスがあり,爽やかで綺麗な香味でした。
短熟らしく麦感豊富ですが,加水と瓶内変化で落ち着いたのか,しみ込むようなテクスチャーを身に着けておりひっかかりなく最後まで心地良く飲めました。
なお,スムーズですが瓶内でヘタレた感じもありませんでした。

これは1989-2002ですが,この辺のスペックの加水ボトルは,ボトリング後10年以上が経過して今が飲み頃なのかもしれませんね。

 
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2015.04.05【日記】

ストラスアイラ 8年 GM 80年前後流通

オールド感は強めでしたが楽しめました。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 8yo GM 40%
80年前後流通



香りはオールド感、古いシェリー、プラム、アプリコットティー、しっとりした麦とオールドピート、飲むと滑らかな口当たり、ヒネなどやや強めのオールド感、淡くアプリコットジャムの甘味、舌に染み込むテクスチャーのある麦の旨味、かすかなエグ味。

【Good/Very Good】


GMのストラスアイラ8年,加水ボトルで80年またぎくらいの流通ではないかとのことでした。

ヒネ感も含めてわりと強めのオールド感があって,少しボディが抜けている感じも否めませんでしたが,古いシェリー感や優しい甘味,しみ込むようなしっとりした麦の旨みもあって美味しくいただきました。

加水の短熟ボトルは,加水の割合がどうしても多くなるためか長熟と比べると不安定で,ボトリング後に時間が経つとオールド感が強く出やすく抜けて水っぽくなるものも多くなる印象です。

とはいえ今回のボトルは,もともとコンテンツが充実していたためなのか,抜けても美味しさがちゃんと残っていたのが印象的でした。

 
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2014.12.21【日記】

ストラスアイラ 25年 オフィシャル リミテッドエディション 1995年詰め

正統派のオフィシャルスペイサイド,素晴らしい。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 25yo OB LIMITED EDITION 43%
one of 600 bottles, bottled in 1995



香りはアプリコットジャム、アップルパイ、紅茶、こなれた麦感もしっかり、淡く樹液、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、リッチなアップルパイ、コクのある甘味、優しい麦の旨味、突出した成分は無いが高次元でバランスが取れている、余韻も心地良く長めの余韻。

【Very Good】


1995年にボトリングされたストラスアイラのオフィシャル25年,リミテッドエディション,600本の限定です。

落ち着いた佇まいでありながら,芳醇でリッチなボトルで,アップルパイのようなフルーティさと穀物の旨みを感じられました。

突出した成分があるわけではないのですが,度数以上に濃い味わいで,優しい麦の旨味をベースに高次元でバランスが取れており,まさにオフィシャルの傑作といえる旨いボトルでした。
こういうものは大好きで,ずっと飲んでいたいと思えますね。


 
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2014.11.29【日記】

ニューリリース:ストラスアイラ 14年 オフィシャル ハンドボトリング バッチNo.1

ストラスアイラでもハンドボトリングが始まりました。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 14yo OB HAND BOTTLING BATCH No.1 57.8%


香りはバニラ、オレンジ、りんご、オーク、花、若く強い麦感、飲むとオレンジ、バニラ、オークもしっかり、旨味の濃い麦感、蜂蜜のコクのある甘味、少しオイリーでオーキーな余韻。

【Good/Very Good】


ストラスアイラ蒸留所を訪問すると手詰めでボトリングできるもので,これはバッチ1ですから始まった最初のもののようです。
最近,こういう蒸留所を訪問して手詰めしないと手に入らないボトルが増えていますね。
恐らくは蒸留所でこうやってちまちま売っても大した利益にはならないとは思いますが,ファンにとってはとっても嬉しいですよね。

さて肝心の中身ですが,少し若さも感じますがバーボンカスク系の良いニュアンスが香り・味わいともに感じられ,旨味の濃い麦感とコクのある甘味,そして良いオークのニュアンスが好印象でした。
逆算すると2000年くらいの蒸留ですが,それほど未熟感もなく,特に良い樽を選んでくれたんだと思います。

やはり2000年以降のスペイサイドも樽を選べば美味しく飲めるものが増えてきていますね。


 
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2014.09.13【日記】

ストラスアイラ 1972-1994 GM CASK #7510-7512

妖艶さもある素晴らしいストラスアイラでした。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 1972-1994 21yo GM CASK #7510-7512 62.1%


香りは強く妖艶さがある、アプリコットジャム、熟したプラム、オレンジリキュール、紅茶、奥から旨そうな麦とオイル、ほどよいウッディネス,飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、じわじわと刺激、粘性があり濃縮感あり、アプリコットジャムの強いコクのある甘味、落ち着いた良い酸味、麦の旨味もじわじわと広がる、長い余韻。

【Very Good】


GMのカスクシリーズからストラスアイラ1972,21年熟成,3樽のヴァッティングのようです。

妖艶さも感じる強い香り立ちで,ジャムや熟したフルーツのニュアンス,オレンジリキュールや紅茶のようなニュアンスもあって深みを感じました。また,旨そうな麦感もありました。
飲んでみるとかなりのハイプルーフですが刺々しさが無く滑らかで,芳醇に広がります。粘性を伴うような濃縮感があり,フルーティで強いコクを感じる甘味と,麦の旨みもじわりと感じられかなり美味でした。

度数相当のボディの厚みがありましたがアルコール感は丸くなっており,ハイプルーフの良いところだけが残っているような印象でした。
詰め時に詰められたものを,飲み時に飲んだ感じがしました。

 
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2014.08.08【日記】

現行品:ストラスアイラ 12年 オフィシャル

新しい仕様になって初めて飲みました。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 12yo OB 40%


香りはなかなか華やか、青りんごキャンディ、オレンジ、やや若めの麦感、バニラ、やや生っぽいオーク、飲むと柔らかな口当たり、淡い粘性を感じるテクスチャー、オレンジ、シナモン、蜂蜜、やや濃いめの甘味、後半に生のオークとそのエグ味が少々。

【Good】


現行品のストラスアイラ12年,オフィシャルスタンダードボトルです。
いつの間にか独特の形状の緑のやや背の高い角瓶から,ダンピーボトルになってました。

バーボン系の華やかな香り立ちで,青リンゴキャンディや柑橘のフルーツ感がしっかりあります。やや若い麦感と生の木のニュアンスも伴って感じました。
飲んでみるとやや粘性があり,香り同様の生っぽい木のエグ味も感じましたが,なかなか濃い甘味も好印象で悪くないスタンダードボトルでした。

以前の仕様のボトルでは,もう少し素朴な印象で,リンゴ感もちょっと系統が違ったような記憶でした。
バーボン系の新樽のニュアンスが強まったのか,より華やかになって青リンゴっぽくなり,さらに生っぽい木のニュアンスが付加されたように思いました。

 
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2014.07.26【日記】

ストラスアイラ 1981-1996 サマローリ #3697

ややもっさりした素朴なモルトでした。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 1981-1996 SAMAROLI #3697 45%


少しもっさりした香り立ち、重めのオレンジオイル、しっとりと湿った旨そうな麦、バニラ、蜂蜜、飲むと滑らか、ややもっさり感、オレンジ、良い麦感、オイル、濃いめの甘味、後半にややオークのエグ味もあるが深みも出している。

【Good】


サマローリから1996にボトリングされたストラスアイラ1981,およそ15年の熟成です。

香りにはややもっさり感があって重く素朴なもので,柑橘としっとりした麦が強めに感じられました。それほど複雑さはありません。
飲むと滑らかな口当たりですがやはりもっさりと重い印象で,香り同様の柑橘と麦感がメインに感じられました。甘味は濃いめで厚みも感じますが,サマローリのラベルを見てしまうと,短熟でももう少し熟成感や複雑さが欲しいと思ってしまうのは無い物ねだりなのでしょうかね。

やはりこのボトルが出てきたころには,80年代詰めのサマローリにしばしばあるような,ボディと熟成感,複雑さが同居した樽というのはめったにないものになっていたのではないかと想像します。

 
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2014.03.18【日記】

ストラスアイラ1949-2006 GM 蒸留所ラベル

40年代蒸留の超長熟です。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 1949-2006 GM Distillery Labels 40%


香りはかなりエステリーで強い熟成感、ヒノキっぽいウッディネス、バニラクリーム、洋梨や桃、オレンジ、アプリコットティー、アーシーで奥から湿ったピート、飲むとやはりエステリーで華やかなフルーティ、心地良いヒノキを感じるウッディネス、アプリコットティージャムの甘味、長く陶酔感のある余韻。

【Very Good】


GMの蒸留所ラベルからストラスアイラ1949-2006、およそ57年の熟成。
先日記事にしたグラント1948と同様に超長熟です。

香りの最初からエステリーで強く多彩な熟成香があり、奥から40年代蒸留らしい土っぽさやオールドピートも感じられ、昔のストラスアイラの多くに感じられるヒノキのようなウッディネスもしっかりと主張します。
飲んでも同様の熟成感が強く感じられますが、ピートなどの溶け込み方、全体の一体感はグラントのほうがあったように思いました。
これだけのもの同士で比較するのも失礼な話かとは思いますが。

なお、ストラスアイラらしいヒノキっぽいウッディネスはしっかりと感じられますが、この熟成年数にも関わらず強い渋味が感じられないのはグラント1948と同様でした。
GMの大量のストックの中には、すごい樽があるんですね。

 

このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。

 
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2014.02.24【日記】

ストラスアイラ35年 GM 80年代ボトリング

GMならではの古い原酒の長熟でした。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 35yo GM 40%
80年代ボトリング



強い香りだち、高貴なオールドシェリーと強い香木のウッディネス、ベリージャム、アメリカンコーヒー、オリエンタルなニュアンス、リッチ、飲むと濃縮した果汁を感じるフルーティ、濃い甘味、タンニンも強めだが嫌味ではない、リッチ。

【Very Good】


GMのストラスアイラ35年。80年代のボトルのようですから逆算すると40年代の原酒の可能性もあります。

嫌なオールド感は無く、加水らしくとても良い香り立ちです。オールドシェリーからくる素晴らしいフルーツ感と、長熟らしいやや強めのウッディネスにはちょっとミズナラに近いような香木系の要素がありました。
飲んでも40%と思えないほど濃縮感があり、フルーツにみずみずしさを残していたのも印象的でした。
さすがにややタンニンは強めで舌の水分を奪われるような感じはしましたが、加水が幸いしてか嫌味には感じませんでした。

GMならではの古い原酒の長熟で、長熟は加水でも劣化しにくいという印象を裏付けるボトルにまた出会えました。

 
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2014.02.21【日記】

ストラスアイラ1973 33年 スコッチモルトウイスキーソサエティ 58.10

どこらへんがハリーポッターなのかは不明ですが、かなり美味しいです。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 1973-2006 33yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 58.10 51.0%


香りは良いシェリー、熟したプラム、皮つきブドウ、ドライフルーツ、クローブ、ヒノキのない心地良いウッディネス、リッチ、飲んでも穏やかな口当たりから芳醇に広がる、良いシェリー系のフルーティとウッディネス、少しミーティで飲みごたえあり、軽い粘性のあるジャムの濃い甘味、味を深める渋味、リッチで長い余韻。

【Very Good】


スコッチモルトウイスキーソサエティからストラスアイラ1973、33年熟成。

良いシェリー樽に由来するプラムやブドウ、ドライフルーツや各種スパイスが感じられ、ウッディネスもしっかり感じますがストラスアイラに良く感じるヒノキっぽさは感じませんでした。
やはり良いシェリー感とともに芳醇に広がる味わいにはボディがあり、過熟感もなく甘味と渋味のバランスもとても良かったです。
リッチで飲み応えのあるシェリーカスクのストラスアイラでした。

なお、ソサエティのボトルには簡単な味のイメージが記載されているのですが、このボトルには「Harry Potter's introduction of whisky」と記載されており、ハリーポッターのウイスキー入門という感じでしょうか?
飲んでも全くピンときませんでした。(笑)

 
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2014.01.21【日記】

ストラスミル1963 40年 ダグラスレイン オールドモルトカスク #617

ほど良いリッチなシェリー感が素敵でした。

 

ストラスミル STRATHMILL 1963-2003 40yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask #617 50%
one of 444 bottles



香りは多彩で複雑、ほど良いシェリー、熟したオレンジ果汁、ブドウ、チェリーパイ、アプリコットジャム、煮詰めた紅茶、やや妖艶なニュアンス、キャラメリゼしたナッツ、少し焦がした麦、シナモン、ヒノキっぽいウッディネス、奥にはピートあり、とてもリッチ、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、煮詰めたアプリコットティー、ヒノキのウッディネス、コクのあるアプリコットジャムの甘味、少しミーティ、良いタンニンの渋味、リッチでやや長い余韻。

【Very Good】


ダグラスレインのOMCから、ストラスミル1963、40年熟成。

同じダグラスレインの1962、39年熟成のバリシェリーのものが強く心に残っていたのですが、これはほど良くシェリーが効いたタイプです。
柑橘やちょっとコニャックを感じるブドウ、チェリー、紅茶感など、樽の主張がほど良いためか、マスクされることがなく多彩な構成成分が感じられます。

加水が少ないのか飲むと強く広がり、香り同様多彩なフレーバーが感じられ、ボディもあったのも良かったです。

 
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2014.01.15【日記】

ストラスアイラ8年 GM 蒸留所ラベル 70年代流通

さすがに素晴らしい陶酔感です。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 8yo GM Distillery Labels 40%
70年代流通



とても良い発香で陶酔感あり、熟したオレンジ、グランマルニエ、ダージリンティー、こなれたやわらかな麦、奥からヒノキのウッディネスと淡いピート、飲むと滑らかな口当たりから広がる、コクのある蜂蜜とオレンジジャムの甘味、度数のわりには厚みもある、余韻まで心地良いフルーツ。

【Very Good】


ラベルの周りにアザミがプリントされたボトルのGM、蒸留所ラベルのストラスアイラ8年。70年代流通のようです。

昔のGMの短熟ストラスアイラには、グラントと同様に素晴らしいものが多く飲む前から期待してしまうのですが、このボトルも8年と短熟表記にも関わらず陶酔感のある発香です。古いものも混ざったヴァッティングと思われますが、オールドシェリーのニュアンスはそれほどありません。代わりにオレンジリキュールや紅茶のニュアンス、そして昔のストラスアイラに共通して感じることの多いヒノキっぽいニュアンスも感じられました。ウッディな成分がしっかり抽出されていることからも、熟成の長いものが入っていることがうかがえます。
40%の加水ですがそれを感じないほど味わいの広がり、そして余韻の長さを感じたのも期待通りでした。

 
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2013.09.15【日記】

ストラスアイラ8年 GM 57%

昔の短熟の魅力がたっぷりでした。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 8yo GM 57%
80年代流通



バニラ、フレッシュレモンや植物感、シナモン、強い麦、プレーンで樽感は薄い、飲んでも強い麦とフレッシュな柑橘、アルコールの刺激、シロップの甘味。

【Good/Very Good】


80年代流通と思われるストラスアイラ8年、GMからのボトリングです。

ハイプルーフらしくパワフルで劣化要素がほとんど感じられないコンディションの良いボトルで、樽が強くないため、若々しいフレッシュな柑橘や植物感、そして原料の麦を強く感じられるボトルでした。

 
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2013.07.02【日記】

素晴らしい陶酔感のストラスアイラ30年 GM 80年代ボトリング

大好きなバイセンテナリーと近いニュアンスのボトルで陶酔しました。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 30yo GM 40%
80年代ボトリング



かなり妖艶な強い発香で陶酔感あり、非常に良いオールド感、ヒノキっぽさを伴うアンティーク家具のウッディネス、柔らかいオールドシェリー、カラメル、コニャック、アプリコット、プラム、濃い紅茶、うっすらコーヒーとオールドピート、非常に深みがある、コクのある甘味、良いウッディネスが味を引き締める。

【Very Good/Excellent】


80年代ボトリングと思われるGMのストラスアイラ30年。
50年代蒸留の原酒がメインと思われます。

のっけから非常に陶酔感のある香りでうっとりしてしまいます。
昔のストラスアイラらしいヒノキっぽさを伴うウッディネス、オールドピート、加水40度調整と思えない複雑で深みのある味わい。
大好きなバイセンテナリー35年を思わせる成分がかなり含まれており、迫力とボディ、果実感など全体的にちょっとずつ減らしたような感じです。
とはいえ40度加水としては飲みごたえも保たれており、素晴らしいボトルでした。

 
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T.Matsuki

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