ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.05.24【日記】

グレンバーギー 1994-2012 17年 GM エクスクルーシブ ウイスキーキャッスル向け #10053 59.8%

良い近年シェリーのボトルでした。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1994-2012 17yo GM EXCLUSIVE for WHISKY CASTLE #10053 59.8%
one of 352 bottles, 1st Fill Sherry Butt



香りはプラムや薄めたカラメルソース、チョコレートがけのオレンジ、焦げ感もあるしっかりめの麦感。
飲むとじわじわとスパイシー、プラム、チョコレート、フルーティな甘味だが強くない、優しい渋味、生姜、シナモン、しっかりめの麦感とその旨味。

【Good/Very Good】


GMがウイスキーキャッスル向けにボトリングしたグレンバーギー1994、17年熟成です。

近年のシーズニングシェリーらしい香味ですが、ファーストフィルシェリーカスクだけあってその味が強く付いています。

バットのためかそこまでの熟成感はなく、生姜っぽさを伴う旨みのあるモルティさが強く残っていますが、それとシェリー感が同時に感じられるタイプでした。

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2017.01.20【日記】

グレンバーギー 1978-1990 11年 スコッチモルトウイスキーソサエティ 71.3 58.7%

美味しい短熟ソサエティモルトでしたが、味わいには意外に樽が効いていました。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1978-1990 11yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 71.3 58.7%


香りはクリアで心地良い麦感がしっかり、滋味深い、淡く生姜やシナモン、バニラとオーク。
飲むとスパイシーでヒリヒリもするがこなれたテクスチャーもあり少し粘性も感じる、滋味深く濃い麦感、香りよりもしっかりとオーク、優しいコクを感じる甘味、少し引き締めるオークの渋味、余韻は長め。

【Good/Very Good】


スコッチモルトウイスキーソサエティから71番=グレンバーギー1978、1990ボトリングの11年熟成です。

香りの段階ではソサエティの短熟モルトらしく滋味深い麦感をベースにしたタイプでしたが、ややバーボン系の樽感が感じられました。

飲んでもやはり滋味深い旨みのある麦感がベースにありますが、香りよりもオーク感がしっかりと効いていて味わい深さがありました。
瓶内変化と思われるテクスチャーも好印象で、飲み頃に入った感じでした。


 
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2016.12.22【日記】

ニューリリース:グレンバーギー 1992-2016 24年 アベイヒル モルトヤマ3周年記念ボトル #3441 57.8%

第二弾もなかなかの仕上がりでした。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1992-2016 24yo Abeyhill for MALTOYAMA THE 3rd ANNIVERSARY PRIVATE BOTTLE #3441 57.8%


香りは華やかさもあるバーボン樽のニュアンス、バニラとオレンジ、うっすらと桃やパイナップル、青さもあるメロン、時間と共にりんごジュース、熟成泡盛、ほどよい麦感、薄めた蜂蜜。
飲むとパンチはないが徐々にヒリヒリとスパイシーになる、オレンジやりんご、蜂蜜っぽい淡いコクもある甘味、穏やかな酸味と旨味のある麦感、少し生木っぽさもあるが味付け感はなく、オークが味を引き締める。

【Good/Very Good】


富山の酒屋さんであるモルトヤマさんの3周年記念でボトリングされたグレンバーギー1992、24年熟成です。
アスタモリスのマクダフに続いて2本目のリリースですね。
店主の下野君から、有楽町で開栓される前にテイスティングしてほしいという要望を受け、いつもの小瓶交換の形でいただきました。
なので今回の写真は下野君からいただいてます。

前回のマクダフは、良いバーボン感の華やかなニュアンスが生かされていて、短熟ながら非常にうまく仕上げてきたという印象でしたが、今回のバーギーはちょっと異なるタイプでした。

リフィルバーボンホグスヘッドでしょうか?うっすらと生木っぽさも感じるものの樽の素朴な良いニュアンスが出ていて、そこはかとないナチュラルな熟成を感じる多彩なフルーツに麦の旨味もあり、味付け感はあまり感じませんでした。
香りには露骨ではありませんが桃やメロンなども含む多彩なフルーツがあり、飲んでもひっかかり要素より明らかに素朴な旨味が優っていて、飲み飽きしないで楽しめるタイプといえるかもしれません。

小瓶の中に残しておいたものを1週間くらいして飲んでみたら、最初少し引っかかった生木っぽさも結構抜けていて、よりストレスなく次々と飲めるようになりました。

マクダフに比べると個性や良さがわかりにくいのでやや玄人向けの酒かもしれませんが、ナチュラルな熟成感で良いボトルだと思います。


 
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2016.03.18【日記】

ニューリリース:グレンバーギー 1997-2015 17年 GM RESERVE ウイスキーフープ向け #8577

驚きのフルーツ感でした。

 

※写真撮り忘れのため、写真は自宅のボトルです。

グレンバーギー GLENBURGIE 1997-2015 17yo GM RESERVE for THE WHISKY HOOP #8577 56.2%
one of 189 bottles, Refill Bourbon Barrel



香りは華やかでフルーティ、桃や洋梨、オレンジ、バニラ、強めのオーク、ココナッツ、クリーム、奥からフレッシュな麦感。
飲むと最初滑らかでジワジワとスパイシー、やはり強くフルーティ、桃とパイナップル、熟したオレンジ、フルーツのほどよい甘味と酸味、強めのオークと引き締めるタンニン、口内にまとわりつくオイリーさのあるフルーティな長い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーフープから2月に頒布されたGMリザーブラベルのグレンバーギー1997、17年熟成です。

香りの最初からかなり華やかで、桃や洋ナシなどのフルーツ感がかなりしっかり主張してきました。オレンジやバニラ、オーク、そしてココナッツなどバーボンバレル熟成らしい要素もしっかりと感じられました。

飲んでみるとじわじわとハイプルーフらしい刺激も感じますが、やはり香り同様に桃系のフルーツ感がかなり強く感じられ、パイナップルっぽさが追加されたような印象でした。
フルーティな甘味と酸味も心地よく、オーク感は強めですが生木っぽいエグ味はなくタンニンが味を引き締める程度に感じられました。フルーティさに少しオイリーさも伴う長い余韻も良かったです。

スペックから想像しなかった、華やかなフルーティさを持つグレンバーギーで、バーボンバレルのニュアンスが強めにある一方で、そういうタイプに多い生木っぽいニュアンスはセカンドフィルのためかほとんど感じず飲み心地が良かったです。

また、近年のフルーティさが強調されたモルトにはケミカルなニュアンスが伴うことが多いのですが、それもなく、とてもよい仕上がりでした。

どちらかというとウイスキーフープよりも信濃屋さんで出てきそうなタイプだと思いましたが、こういうものもたまに頒布してくれると楽しいですね。


 
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2015.09.06【日記】

近年リリース:グレンバーギー 1984-2014 GM 蒸留所ラベル 46%

珍しいパフュームのあるバーギーでした。

グレンバーギー GLENBURGIE 1984-2014 GM Distillery Lebels GLENBURGIE 1984-2014 GM Distillery Lebels

グレンバーギー GLENBURGIE 1984-2014 GM Distillery Lebels 46%


香りはオレンジクリーム、バニラ、こなれた旨そうな麦感、ナッツ、穏やかなオーク、リッチ、飲むと滑らかな口当たり、やや粘性あり、洋梨とオレンジ、クリーム、キツさの無いパフュームがしっかり、まったりした粘性のある甘み、やわらかなオーク、パフュームの無いフルーティでクリーミーな余韻。

【Good/Very Good】


GMが昨年ボトリングした,グレンバーギー1984,およそ30年の熟成です。

以前にご紹介した同ラベルのバーギー35年と同様に,よく熟れたフルーツととろっとしたクリームのコラボレーションが香り,味わいともに感じられましたが,特に印象的だったのは,味わいにフローラルな香水のようなパフュームが結構しっかりとあったことでした。
今までパフューミーなバーギーというのは飲んだ記憶が無く,どちらかというと原酒よりも樽やボトリング過程で付いたフレーバーなのかなと感じました。
味わいで一度しっかり主張してくるものの,後半にはスッと消えて余韻はフルーティでクリーミーなものに戻って心地良かったです。

 

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2015.01.14【日記】

グレンバーギー 1966 GM “CASK” 61.2%

やはりリッチで美味なバーギーでした。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1966 GM“CASK”61.2%


香りはプラムやアプリコットのジャム、カラメルソース、ハーブ、焦がした麦、強いウッディネスと淡いヒノキ、松ヤニ、樹液、リッチ、飲むと濃いアプリコットジャムと強いコクのある甘味、煮詰まった紅茶、キツくはないが強めのウッディネスと味を深める収斂性もあるタンニン、リッチで非常に長い余韻。

【Very Good】


GMのCASKラベルからグレンバーギー1966,61.2%です。
有楽町では昨年開いたボトルで,当時テイスティングノートを公開していましたが,コンディションが心配だったとのことで,早くも同一ボトルがまた開きました。

昨年のテイスティングノートと比べても著変なく,幸いボトルコンディションには問題なかったようです。
重厚で複雑なフルーツと麦,そしてウッディネスもしっかりと感じられる香味で,リッチで重くパワフルですがウッディネスがギリギリ嫌味にならない程度に味を深めているという,前回の印象通りのテイスティングノートでした。

美味しいボトルを楽しめただけでなく,自分の感覚を確かめられたという意味でも有意義でした。


 
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2014.05.13【日記】

グレンバーギー 1974 32年 オフィシャル マスターブレンダーズセレクション

まさに麦から作られた旨いウイスキーです。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1974 32yo OB MASTER BLENDER'S SELECTION 55.9%
one of 324 bottles



香りは力強い、強い蜂蜜とバニラ、オレンジマーマレード、アプリコットティー、奥から洋ナシやエステリーな熟成香、しっかり華やかなフローラル、旨そうなしっとりした強い麦感、滋味深くリッチ、シナモン、淡いピート、飲むとトロリと滑らかな口当たりから芳醇にそして力強く刺激的に広がる、コクのある蜂蜜の甘味、濃厚な麦の旨味、奥から熟成感のある洋ナシなどのフルーツ、オークとほどよいタンニンが味を深める、リッチで長い余韻。文句をつけるところが無い。

【Very Good/Excellent】


オフィシャルのリミテッドエディションから,グレンバーギー1974,32年熟成。
バランタインのマスターブレンダーズセレクションと銘打たれたボトリングで,サンディーヒスロップさんのサインが入っています。

力強い香り立ちから,フルーツや紅茶,遅れて熟成香が湧いてきます。フローラルに加えて熟成年数のわりにしっかり残った麦感も良く,正統派のモルトウイスキーの香りがぷんぷんします。
飲んでみると,長熟らしく度数のわりに滑らかな口当たりからガツンと広がります。まずコクのある蜂蜜の甘味と麦の旨みが強く感じられ,香りもそうでしたが遅れて熟成感のあるフルーツ感が湧き上がってきます。オークのタンニンも味を深めており,全体にリッチで非常に美味しいです。

正直,わかりやすい飛び抜けた個性はなく,麦をベースにその周りを多彩な成分が彩っているようなイメージで,やや玄人向けのボトルな気がします。
ただ,各成分が麦を中心にハイレベルでバランスしており、まさに麦から作られた旨いウイスキーという感じで,こういう樽をバランタインのマスターブレンダーが特別なものとして選んだことは非常に興味深いです。
味付け感が全くなく、自然にできた素晴らしい樽の中身をそのまま飲んでいるというような感覚です。

現時点ですでに完成度は高いのですが,これで丸さと舌にしみ込むようなテクスチャーが加わったらさらに素晴らしいものになるという予感もあり,さらに麦感の陰に隠れたフルーツ感ももうちょっと前に出てきそうな予感もあり,瓶熟が楽しみなボトルでもあります。

そういえば,近年詰めのオフィシャルグレンリベットの特別な樽で素晴らしいものが多いという話を何度か書きましたが,熟成期間が異なるものの,樽の出方や味わいのバランスなど,このボトルとの共通をかなり多く感じました。
ペルノリカール系の偉い人が選ぶ樽の基準って近いものがあるんでしょうかね。

また余談ですが,突き抜けた個性が無いこともあって,私はこの系統のボトルが昔はピンときませんでした。
有楽町のマスターが大好きな系統なのですが,同系統のものを繰り返し旨いですよと言われながら飲んでいると,これが旨いウイスキーなのかという気持ちで飲むようになり,自然と旨く感じるようになりました。今では大好物です。(笑)
そういう嗜好の広がりや変化もあったなぁと,このボトルを飲んでふと思いました。

 
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2014.03.30【日記】

グレンバーギー 1966 GM “CASK” 61.2%

非常にリッチで複雑なバーギーでした。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1966 GM “CASK” 61.2%


香りは非常にリッチで陶酔感あり、プラムジャム、濃いアプリコットティー、キャラメル、ミルクチョコ、ハーブ、良い太めの麦感、ナッツ、強めのウッディネスとかすかにヒノキ、飲むとアプリコットジャムの濃い甘味、淡いベリー感、コクあり、良い酸味、じわじわと刺激があるか舌に染み込むような麦の旨味、ウッディネスは香り同様に強めだが渋みはほどよい、リッチで長く陶酔感のある余韻。

【Very Good】


GMのCASKラベルからグレンバーギー1966,61.2%のものです。

のっけから陶酔感のある香りで,熟成感と濃縮感,そして良いシェリー感のある多彩なフルーティも好印象です。ちょっとヒノキを伴うウッディネスは結構強めですが深みを出しているようです。
飲んでみると香り同様のリッチで複雑なフレーバー構成であり,かなりのハイプルーフですが瓶熟の影響か刺激もそれほど強くなく,濃厚な味わいを堪能できました。
若干ウッディネスがひっかかる部分もありましたが,リッチで複雑で濃縮感がある素晴らしいモルトで,余韻も長く,相当な満足感がありました。

 
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2014.03.01【日記】

グレンバーギー5年 オフィシャル 70年代流通

古い短熟で面白美味しいボトルでした。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 5yo OB 40%
70年代流通



強めの香り立ち、しっとりした良いオールド感、少しホコリっぽさ、桃ジュースとカスタードクリーム、白ブドウ、キウイ、爽やかな植物感、穏やかに主張する麦感、飲むと柑橘のニュアンスからさらりとした和三盆のような上品な甘味、後半から余韻に植物感とオールドピート。

【Good/Very Good,Interesting】


70年代かそれ以前のボトリングかもしれないというグレンバーギー5年、オフィシャルボトルです。

オールド感はありますが私としては魅力的に感じ、桃っぽさや白ブドウ、キウイなどフルーツ感も強く感じます。
植物感は若いモルトに感じるものに近いニュアンスを持っているのですが、こなれた感じがして未熟感というより魅力的な成分に置き換わっている気がしました。
また、さらりとした上品な甘味もまた好印象でした。

良いフルーツ感、こなれた植物感ともにボトリングからの変化で生じたような印象を強く持ちました。
5年以上の樽も結構入っていそうではあり、これは想像でしかないのですが、ボトリング直後はもっと未熟感があり単調なモルトだったような気がします。
瓶詰後のポジティブな変化を感じるボトルであり、こういう非常に短熟なものの瓶内変化を感じられる面白いボトルでもありました。
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2013.10.11【日記】

グレンバーギー1966-2008 GM 蒸留所ラベル JIS向け #3409

JIS向けのバーギー、かなり美味です。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1966-2008 GM Distillery Labels for JIS #3409 50%
one of 233 bottles, Refill Sherry Hogshead



かなり熟成感がありエステリー、熟した洋ナシ、アプリコットジャム、バナナクリーム、紅茶、バニラ、ココナッツ、強めのオーク、多彩な香りで陶酔感もある、滑らかな口当たりから広がる、少し酸味もあるアプリコットジャムやマーマレードの甘味、ウッディな渋味がやや強めだが余韻も熟成感が残り心地良い。

【Very Good】


2008年にGMがジャパンインポートシステム(JIS)向けに詰めたグレンバーギー1966、シングルカスク。

リリース当時に飲みましたが、かなり美味しかった記憶があったボトルでした。
熟成感のあるエステリーなフルーツ感が多彩で、改めて飲むと、特にバナナクリームのようなニュアンスや、強めのウッディネスなど以前自分がSBTで出題したバーギーと共通点がかなり多いことに気づきました。
度数がやや高めのためか飲み応えもあり、満足感の高いモルトでした。

 
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2013.06.28【日記】

ちょっと不思議なシェリー感 グレンバーギー1997-2011 GM 蒸留所ラベル メゾン向け

メゾン自信のリリースという噂でしたが、ちょっと変わり種でした。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1997-2011 GM Distillery Labels for La Maison du Whisky #8549 45%
1st Fill Sherry Hogshead



予想外の香り、メープルシロップ、オロロソシェリーそのもの、強くバルサミコ酢、プルーン、飲むとサルファリーもあり、濃いメープルシロップの甘味、バルサミコ酢の酸味もあり、ほどよい渋味、度数のわりに濃い味。

【Good, Interesting】


フランスのメゾン・デュ・ウイスキー向けの、GM蒸留所ラベルのグレンバーギー1997。
短熟のシェリー樽熟成モルトで、今フランスで売られているようです。

ヴィンテージと色からして、最近のシェリー感の強いボトルを想像していましたが、のっけから予想外でした。
香りからはオロロソシェリーそのもののやバルサミコ酢を強く感じ、飲んでみるとメープルシロップのようなべったりした濃い甘味があり、若干のサルファリーも感じました。変な話ですが、我々モルトドリンカーがオロロソシェリーカスクと言われて連想するのって、オロロソシェリーそのものの味ではないですよね。(笑)

非常に強い甘みはやや平坦な印象ですが、酸味と渋味がほど良くあるためか甘ったるいだけのボトルでもなく、意外と楽しめました。
あまり最近飲んだ記憶の無い独特なボトルでした。


 
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2013.01.18【日記】

高貴で重厚:グレンバーギー 1966-1988 22年 セスタンテ

やはり何度飲んでも旨いです。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1966-1988 22yo SESTANTE 58%

香りは最初近寄りがたい印象もある非常に重厚なシェリー感、重いが高貴な印象も伴う、ミックスベリー、ドライフルーツ、カラメル、黒糖、コーヒー、しっかりウッディ、ハーブ、レザー、奥から焦がし麦。
飲むとベリージャムの濃い甘味、かすかに良い酸味、ウッディネスと収斂性のある強めの渋味があるが不思議なほど残らず味を深めるだけで嫌味にならない、陶酔感がある長い余韻、とにかく重厚でパワフル。

【Very Good/Excellent】


セスタンテのグレンバーギー1966。22年熟成。
とにかくパワフルで重く、濃厚で陶酔感のあるシェリー感が素晴らしいです。
ベリーを中心とした煮詰めたような濃厚なフルーティ、それでいて麦感も奥に感じられます。強めのウッディネスでやや渋味も強めですが余韻にあまり残らないのが不思議です。
ビッグボディで迫力があり、極めて説得力のあるボトルでした。
今回で3回目の出会いでしたが、何度飲んでもたまらなく美味しいです。

 
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2012.10.22【日記】

第3回SBTボトルA:私の出題したグレンバーギー 35年 GM 蒸留所ラベル

先日のwhiskylinkのブランドテイスティングで私が出題したボトルです。
思いのほか賛否両論でした。

 


GLENBURGIE 35yo GM Distillery Labels 46%
蒸留年不明 2012年流通品 フランス向け?



・香り:
開栓直後から華やかで強い発香。複雑だがフルーツ感がどんどん湧いてくる。
アプリコットジャム、熟した洋ナシ、オレンジ、桃、バナナミルク、リンゴジュース、少し白ブドウ、甘く濃い蜂蜜、ヴァニラ、蜜蝋、ワックス、樹液、カスタードクリーム、紅茶、やや強めのウッディネス、ヒノキ、心地良く優しいモルティもある。長熟らしい陶酔感も感じられ、複雑だが落ち着いた雰囲気。

・味わい:
アプリコットを中心に熟成感のしっかり出た複雑なフルーツと心地よいモルティ、滑らかでかなりクリーミー、蜂蜜のような心地よい甘味と味を深める木の渋味、鼻に抜けるメンソール、ヒノキを伴うウッディネスは後半やや強め、最後に主張してくるピート。
やわらかな口当たりからじわじわと広がりしみ込むような旨さであり、ヌルッと粘性があり樹液を飲んでいるような感じもある。甘味や渋味、フルーツと麦とピート、それらがとても良くバランスしている。ミディアムボディ。

・余韻:
樹液とクリーム、木の渋味、ややウッディネスが強いが嫌味ではなく、心地良い余韻。

・加水:
驚くほど崩れない。OBのような安定感。

・総評:
まず熟成感を感じる複雑かつナチュラルなフルーツが特徴的だが、滑らかでクリーミーな味わいがあり、麦感やうっすら感じるピートも効いている。加水だが度数の低さをマスクするような深みがあり、迫力は無いが決して平坦ではない。そしてまるでOBのようにバランスが良い。そんな中ややウッディネスが強い印象だったが、ギリギリ嫌味に感じないのは加水の妙だろうか。
GMのストックとヴァッティング技術を感じる1本。35年モノとしてはCPも素晴らしい。

【Very Good】



最近では、開栓から飲み終わるまでがダントツで一番早かったボトル。
まだ普通に出回っているボトルです。値段は15000円ほど。
香りは開栓直後から開いていて、複雑ですが拾いやすく、ノージングはかなり楽しいです。香り・味わいともにナチュラルなフルーティがあり、長熟の陶酔感もあります。とろっと甘くクリーミーで、樹液っぽさもあり、美味しいグレンロセスやクライヌリッシュともいくつか似たニュアンスがありました。加水でバランスが良く嫌味もなく飲み心地が良いため、次々と杯を重ねてしまいます。
複雑で深みもあるのに非常に近寄りやすい印象で、なんとなく飲んでもノンストレスに飲み進められますが、真剣に向き合って飲んでもそれに応えてくれる懐の広いボトルです。


そんなに普段から大量に飲むわけではないのですが、久々に1週間かからずにひとりで空けてしまったボトルでした。
さすがに飲み過ぎですね。(笑)


最初はこのブログに載せようと思ってまとめたテイスティングノートと感想でしたが、書いているうちに、whiskylinkで行うブラインドテイスティング(SBT)の出題ボトルにふさわしいテーマになると思ったため温存してました。

 出題したこのボトルに対するSBTでの評価、正解発表はこちら
⇒  ボトルA評価   ボトルA正解発表


かなり興味深い結果になりました。
このラインナップで最高評価をくれたテイスターが4/10名と一番多かったのと同時に、最低評価としたテイスターも3名と、完全に賛否両論の結果でした。
欠点が少なくフルーティで甘味も強く、みんな大好きな味だと思っていたので非常に意外な結果でした。

その辺の検討も含めて是非whiskylinkをご覧になってください。


ヴァッティング加水のボトルはウイスキーファンにはやや不人気ですし、薄さ無難さと紙一重な部分もあるかもしれませんが、やはり特有の良さというものがあることを再確認できました。


 

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2012.10.06【日記】

グレンバーギー 1962-2000 37年 ケイデンヘッド ミレニアムボトリング

想像と全然違いましたが旨かったです。

 

グレンバーギー GLENBURGIE 1962-2000 37yo CADENHEAD'S 51.1%
MILLENNIUM BOTTLING
one of 186 bottles



香りは素朴な麦がしっかり、心地よいウッディネス、プラム、でんぷん、オイル。
飲んでも武骨な麦とプラム、べっこうあめの甘さ、やや近寄りにくいがゆっくり丁寧に味わうと重層的に展開してくる印象、長い余韻、長熟だが武骨で厚い、正直な印象のモルト。


【Very Good】


ケイデンヘッドが2000年のミレニアムにリリースしたシリーズの1本であるバーギー。
かなり似たスペックの1962-1999サマローリを今年7月に飲んでおり、それに似た味わいを予想していたのですが、全然違いました。サマローリの方は非常に華やかでフルーティだったのに対し、こちらは無骨で厚い麦の旨さが印象的なボトルでした。
熟成感はフルーティさよりも重層的に展開する深みのような部分に出ているような印象で、ゆっくり時間をかけたほうが楽しめるボトルだと思いました。

 


※評価を間違えて記載しており修正しました。

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2012.09.09【日記】

これまでのテイスティングノート23:グレンバーギー 1975-1999 23年 シングルカスクコレクション #6013


 

グレンバーギー GLENBURGIE 1975-1999 23yo 56.7%
THE SINGLE CASK COLLECTION, SERIES 5
Matured in:REFILL HOGSHEAD
Cask No.6013
one of 237 bottles


・香り:
ショウガやシリアルのような麦感が非常に充実、セメダイン、べっこう飴、紅茶、青リンゴ、干し草。


・味わい:
モルティな甘味が前面、麦から抽出した蜜という感じ、ヒリヒリとするスパイシー、ショウガしっかり、 後半に生の木を噛んだような渋味が少し、プレーンな酒質で複雑さにはやや欠ける。ミディアムボディ。


・余韻:
スパイシーで少しウッディな渋みを伴うが、麦の甘味が厚めに残る。


・加水:
スパイシーさとセメダインが和らぎ、バランスも良くなる。


・総評:
ショウガと、麦から抽出して作った蜜のようなニュアンスが強く、素朴さが良い。


【Good】

ショウガの入ったのど飴や、昔カゼの時に飲んだショウガと蜂蜜で作ったホットドリンクを思い出す味でした。基本的にはプレーンな印象で、素朴で美味しいです。さすがバランタインのキーモルトらしく、主にブレンデッドの味わいを底上げするであろう酒質のモルトと思われます。
バーギーでは、このモルト感に良い感じで樽と熟成によるフルーティさが乗ったものがたまにあって、私のストライクど真ん中の味だったりします。


〈2012/1/6 whiskylinkで公開〉


2012/9/9  追記:
素朴で美味しい、ブレンデッドの味を底上げする酒質だと思いました。まさに普通に旨い酒です。
地味でシングルカスク向けの樽では無かったのかもしれませんが、こういうプレーンなものをじっくり飲み込んでこそ、他のボトルの個性が際立って感じられるのではないかと思います。




 

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