ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.08.08【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 1994-2016 22年 オフィシャル ウイスキーフープ向け #320 54.1%

飲み進めるごとに深みが増してきます。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1994-2016 22yo OB for THE WHISKY HOOP #320 54.1%
one of 736 bottles, Oroloso Sherry Puncheon



香りは少し重さのある穏やかなシェリー感、ドライオレンジやドライフィグ、プラム、蜂蜜のかかったデニッシュ、べっこう飴、ミルクキャラメル、強めのモルティと生姜、ナッツの入ったシナモンクッキー、リッチ。
飲むとじわじわと胡椒のスパイシー、噛み応えのあるテクスチャー、香り同様のドライフルーツやデニッシュ、蜂蜜のコクのある甘味、滋味深いモルティとその旨味、リッチなオークとキャラメリゼしたナッツ、余韻は長めで心地良い。

【Good/Very Good】


今年6月にウイスキーフープのメンバーに案内されたグレンドロナックのオフィシャルボトル2種、1993と1994。
前回の1993と比べると色の薄めの1994のテイスティングです。

シェリーはそれほど前面にでておらず全体に優しく効いていました。
そのためか香味は非常に多彩で、いろいろなドライフルーツに蜂蜜やべっこう飴、ミルクキャラメル、そしてしっかり残った旨そうなモルティさと前記の甘やかなニュアンスが融合してデニッシュやクッキーのようなニュアンスがありました。

モルティさに伴う生姜っぽさも結構特徴的で、これは香りにも味わいにも結構はっきりと感じられました。

甘味にはコクがあり、モルティな旨味もあり、深みが感じられ満足感がありました。


実は第一印象は、シェリーもそれほど出ておらず、良い樽だけどそこまでの特別感はないかなと思いました。
凄さがわかりやすいのは圧倒的に1993です。

その後1993と一緒に2本とも家でも開けて飲んでいるのですが、少しずつ胡椒のようなスパイシーさが和らぎ、飲むほどに多彩で滋味深い旨みが心地良くなり、熟成感もほどよく、ハイレベルで飲み飽きしないタイプだと実感しました。
付き合いたいタイプと結婚したいタイプのような違いでしょうかね。

最初は1993のほうが圧倒的に減るのが早かったのですが、開栓後1か月が経過し、1994がだいぶ追いついてきました。
結局同じくらいのタイミングで1本なくなりそうです。

1993と併せて飲むと本当に昔のオリジナルのような立ち位置のボトルで、2本同時にリリースされた意味が感じられる素敵なリリースでした。

ちなみに往年のオリジナル&シェリーは、こんなやつです。





 
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2017.08.07【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 1993-2016 23年 オフィシャル ウイスキーフープ向け #826 55.1%

期待以上の陶酔感に驚きました。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1993-2016 23yo OB for THE WHISKY HOOP #826 55.1%
one of 506 bottles, Oroloso Sherry Butt



香りは洗練された強いシェリー感、ベリージャムと皮ごと絞った巨峰、焼きリンゴ、アメリカンコーヒーや高級な酸味のあるチョコレート、品のあるウッディネス、クローブなどのスパイスやシナモン、淡く腐葉土。
飲むとシェリー感に少し高貴なニュアンス、芳醇、滴る果汁感のあるブドウの強すぎない甘味と酸味、その皮の渋味、高級なウッディネスと淡く腐葉土、ミディアムボディでエレガント、淡い陶酔感のある余韻。

【Very Good】


今年6月、ウイスキーフープのメンバーにグレンドロナックのオフィシャルボトル2種、1993と1994の案内がありました。
希望者のみに先行販売し、数か月後一般販売するとのことです。
2種で往年のオフィシャル、オリジナルとシェリーを意識したリリースということでしたが、そのイメージがぴったりとはまっており、先に言ってしまいますがどちらも素晴らしいボトルでした。
2種並べてテイスティングしましたが、まずは色の濃い1993です。

上記のハイテンションなテイスティングノートからも伝わっていると思いますが、非常に多彩で陶酔感がありました。
過去のボトリングだと、もはや伝説的ともいえる1972の空き樽で熟成させたのではないかと思ったイタリアのベイヤフロール&シルバーシール向けにボトリングされた同ヴィンテージのものによく似た香味です。
昔の陶酔感のあるシェリーカスクにしか感じなかったような妖艶でエレガントな香味が含まれており、レザーや腐葉土のアーシーなどの味を深める要素も感じられました。
オフフレーバーがないだけの小粋なシェリーカスクとは一線を画した、突き抜けた美味しさです。

甘味と渋味、そしてみずみずしい酸味といった味わいのバランスも絶妙です。
欲を言うならこれにボディと余韻の長さがあれば完璧だったと思いますが、その場合仕上がりはもっと先になりそうですし、それがないぶん現時点でミディアムボディならではのエレガントさが演出されています。

ウイスキーフープのボトリングは、私も関係しているためやや思い入れが評価に反映される傾向がある(自覚もあるので極力そのことも記載しています。)と思いますが、今回はそれを抜きにしてもVG/Eに限りなく近いニューリリースのシェリーカスクだと思います。

シェリー樽といえば昨年のファークラス1989も素晴らしかったですが、それと比べるとボディでファークラス、エレガントさでドロナックという感じで、どちらも甲乙つけがたい魅力があります。
現状で、ニューリリースのシェリー樽にこれ以上はなかなか求められないと思えるような素晴らしいボトルでした。
サンプリングの時から良いとは聞いていましたが、予想を良い意味で完全に裏切られました。


 
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2017.06.05【日記】

グレンドロナック 1975-1993 18年 オフィシャル 43%

陶酔感のあるシェリー感でかなり美味でした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1975-1993 18yo OB 43%


香りは陶酔感のあるオールドシェリー、ブドウ果汁、コニャックを思わせるランシオ、心地良いハーブ、少し土っぽさ。
飲んでも陶酔感あり、今尚みずみずしい濃縮ブドウ果汁とベリージャム、コク深い甘味、引き締めるブドウの皮の良いタンニン、余韻は長く心地良い。

【Very Good】


グレンドロナック1975、18年熟成のオフィシャルボトルです。

香りにおいても味わいにおいても、陶酔感のあるシェリー感が非常に印象的で、濃縮ブドウ果汁が感じられ、いわゆるランシオのニュアンスもしっかり主張してきます。
ドロナックらしい粘土に近い土っぽさも引っかからない程度に感じられ、深みを出しています。

甘味とタンニンの渋味のバランスも良く、最初から最後まで良い飲み心地でした。


 
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2017.04.16【日記】

グレンドロナック 18年 オフィシャル 日本向け 43% 80年代流通

説得力のある旨いシェリーカスクです。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 18yo OB for JAPAN 43%
80年代流通



香りは濃厚なオールドシェリー、まったり重たい、ベリージャム、プルーン、バルサミコ酢、ハーブやコーヒーのリキュール、黒糖、レザー、うっすら腐葉土のアーシー。
飲むと滑らかな口当たりから広がる、香り同様の濃厚シェリーと多彩なフルーツ感に皮付きブドウ、ハーブリキュールのコクのある甘味、引き締めるブドウの皮の心地良い渋味、淡いピートやアーシーさもある余韻は長い。

【Very Good】


80年代に流通していたという、グレンドロナックのオフィシャル、クリア瓶のダンピーボトルの18年です。

香りからはのっけから濃厚で重さを感じるオールドシェリーのニュアンスが強く感じられ、ジャムっぽさなど濃縮感のあるフルーツ感やバルサミコ、それにレザーやアーシーなニュアンスもあったのが印象的でした。

飲んでもやはり濃厚シェリーのニュアンスが支配的ですが、濃厚で甘いフルーツ感を皮付きブドウやハーブリキュールのような渋味がうまく引き締めており深みのある味わいでした。アーシーなニュアンスやうっすらとピートもあったのも良かったです。

ダンピーボトルのドロナックに期待してしまうような、グレープフルーツの綿やマスカットっぽいニュアンスはシェリーに覆われてしまっているためかはっきりしませんが、非常に濃厚なオールドシェリーの魅力が堪能できるボトルでした。
濃厚な甘味とそれにバランスする渋味も心地良く、加水ということもあってかひっかかりもなく非常に飲み心地も良かったです。

説得力のあるオールドシェリーのドロナックでした。


 
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2017.04.07【日記】

グレンドロナック 12年 オフィシャル 43% 70年代流通

やはりこの辺のドロナックのフルーツ感は良いですね。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 12yo OB 43%
70年代流通



香りは心地良いオールド感と心地良い陶酔感もあるフルーツ、穏やかな桃とマスカット、心地良いこなれた麦感、淡いピート。
飲むと優しい口当たりから舌に染み込むようなテクスチャー、桃やグレープフルーツのわた、心地良く優しい麦感、儚さのある抜け感があり心地良くフルーティな余韻。

【Good/Very Good】


70年代に流通していたグレンドロナックのオフィシャルダンピーボトルの12年です。

この頃のドロナックらしい突き抜けたフルーツ感があり、香りでは桃やマスカット、飲むとそれにグレープフルーツのワタのようなフレーバーが感じられました。
好きなのでグレープフルーツのワタのニュアンスにはわりと敏感なほうだと思うのですが、どちらかというとダンピー8年のほうに強く感じがちで、その代わりにこの12年には他のフルーツが満載という感じでした。

劣化要素はほとんどなく、舌に染み込むような心地よいテクスチャーがあり、儚く美しい抜け感がありました。
フルーツ感が特にそうですが、酒としては恐らくピークを過ぎて下り坂に差し掛かったところで出てくる香味だと思います。
だからこそ感じられる美しさを堪能できた気がしました。


 
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2016.11.23【日記】

グレンドロナック 25年 ケイデンヘッド オリジナルコレクション 41.6% 90年代ボトリング

濃厚で魅力的なシェリーカスクでした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 25yo CADENHEAD Original Collection 41.6%
90年代ボトリング



香りは強いオロロソシェリー、ベリージャム、まったりと甘やか、みたらし、みりん、ハーブリキュール、少しバルサミコ酢、淡くレザー、ナッツ、陶酔感あり。
飲むとさらりとした口当たりから芳醇に広がる、濃い味、ベリージャムの濃い甘味、ハーブの心地良い渋味、みりん、ややオイリーで口の中に付着する、リッチで心地良く長い余韻。

【Very Good】


ケイデンヘッドのオリジナルコレクションから、グレンドロナック25年です。
このシリーズは加水だと思っていたのですが、これはさすがに度数落ちのカスクストレングスだと思われます。

非常に濃厚にシェリーカスクの影響を受けたモルトで、香りはベリージャムっぽいフルーツ感とハーブやバルサミコなどに加えて、みたらしやみりんなどまったりとしたニュアンスが強かったのがかなり印象的でした。

味わいにおいても香り同様のまったりしたニュアンスの強いシェリー感が支配的で、実際に甘みもまったりとしており濃かったです。オイリーさも感じ、それが口の中をコーティングするようなテクスチャーがあって余韻も長かったです。
また、樽の味が強いためか度数のわりにボディも感じました。

みたらしっぽさはこれほど強くはありませんが、オフィシャルの1971や1972に近いような陶酔感のあるシェリーカスクでとても良かったです。
実際その辺のヴィンテージなのではないかと思います。


 
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2016.07.05【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 2004-2016 12年 オフィシャル ハンドフィルド 58.3%

良いシェリー感で満足度は高かったです。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 2004-2016 12yo OB HAND-FILLED 58.3%
one of 5520 bottles, Sherry Puncheon



香りはパワフルに広がる、全体を包む強いシェリー、ベリーやプラムのジャム、レーズン、ビターチョコレート、ハーブ、リッチ。
飲んでも強いシェリー、ベリージャム、少しブドウ果汁、淡く泥っぽいアーシー、濃い甘味と引き締める渋味、厚みや複雑さがあって満足感あり。

【Good/Very Good】


グレンドロナック蒸留所で手詰めできるハンドフィルド。
今回のスコットランドツアーでボトリングできたのはこの2004ヴィンテージの12年熟成でした。

かなり色が濃かったですが、そこからの想像を裏切らないバリシェリーのモルトで、若いのに麦感がかき消されるほどでした。

良いシェリー感が全体を支配しており、ベリーやプラムなどのジャムやレーズン系のブドウを感じる濃縮フルーツ感とビターチョコレートやハーブといったニュアンスがしっかり感じられる香味でした。

ドロナックらしい泥っぽいアーシーさもあって、熟成年数の割にはかなり複雑な味わいで、厚みもあって飲み応えもあり、1杯の満足感はかなりありました。

この熟成年数でも完全に特別に仕上がったバリシェリーのドロナックで、さすがハンドフィルドとして選ばれた良い樽だと思います。


 
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2016.04.16【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 2003-2015 11年 オフィシャル ウイスキーフープ向け #5551

若いシェリーで美味しく飲めるもののひとつの形だと思いました。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 2003-2015 11yo OB for THE WHISKY HOOP #5551 58.0%
one of 682 bottles, Oroloso Sherry Puncheon



香りはシェリー感と強めのフレッシュな麦感、熟したアプリコット、レーズンを含んだミックスドライフルーツ、少しキャラメリゼしたナッツ。
飲むとジワジワと広がり若干スパイシーにもなる、嫌味がなく心地良い近年シェリー感、アプリコットジャムのコクのある甘味、旨味のある麦感、噛み応えもあるテクスチャー、心地良い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーフープがボトリングして今年3月に頒布された、オフィシャルのグレンドロナック2003、11年熟成です。
シェリーパンチョン1樽で、値段は高くないですがこの数を売り切るのはなかなか大変なのではないかと心配してしまうようなアウトターンです。

肝心の内容はというと、短熟ということでちょっと心配していたのですが、良い意味で裏切られました。

香りは決して複雑ではないのですが未熟感はほとんどなく、ほどよく主張してくるシェリー由来のフルーツ感やキャラメルっぽさがフレッシュな麦感と喧嘩することなく同居しています。

味わいにおいても同様で、近年系のニュアンスではあるのですが心地良いシェリー感と旨味のある麦感が一緒に感じられ、最後まで嫌なところがありませんでした。

短熟シェリーというと、若く未熟な麦感をシェリーでマスクしているものも多く、樽感が浮いているようなニュアンスを感じることがしばしばあるのですが、今回のドロナックはシェリーカスクの主張がほどよいところにとどまっているためか、麦の旨味もマスクされず、溶け込んでいるとまでは言えませんが喧嘩せずに一緒に楽しめるようなイメージでした。

また、近年のドロナックにしばしば感じる粘土っぽいニュアンスがあまり好みでないのですが、それがなかったのも個人的には好印象でした。

強引なところがなくシェリー感と麦感が同居したこういうタイプは、若くてもストレスなく飲めて、若いシェリーカスクの美味しいものとしてひとつのモデルになるようなボトルだと思いました。


 
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2016.01.28【日記】

グレンドロナック 1974-2001 26年 ブラッカダー #3407

昔の樽の効いてないドロナックってこんな味だったなと再確認しました。

グレンドロナック GLENDRONACH 1974-2001 26yo BLACKADDER #3407 GLENDRONACH 1974-2001 26yo BLACKADDER #3407

グレンドロナック GLENDRONACH 1974-2001 26yo BLACKADDER #3407 50%
one of 249 bottles



香りは古い白ワイン、洋梨やイチゴ、グレープフルーツ、ナッツ、麦感は穏やか、淡くバニラクリーム、穏やかなオーク、複雑で心地良い。
飲むと滑らかな口当たりから広がる、陶酔感あり、香りのフルーツにパイナップルが加わり果汁感もある、熟成感あり、上品さもある柔らかな甘味と淡い酸味、長く心地良い余韻。

【Very Good】


ブラッカダーが2001年にボトリングした,グレンドロナック1974,26年熟成。
シェリーのイメージが強いドロナックですが,これは色も濃くなくわりとプレーンな樽感でした。

香りには,ダンピー8年のオフィシャルオールドボトルのような,グレープフルーツや白ワインっぽい白ブドウ感があり,フレッシュなイチゴっぽさもあり,それに加えて熟成感を感じる洋梨っぽさも見え隠れする多彩なフルーティさがありました。
熟成で穏やかにはなっていましたが麦感もあり,複雑な香りでした。

飲んでもやはりフルーティさがしっかり感じられ,少しトロピカルフルーツの果汁のようなニュアンスもありました。
味わいにおいてもしっかりと熟成感を感じ,最後まで心地良く陶酔感もある飲み心地でした。


 
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2015.10.14【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 1995-2015 19年 オフィシャル オランダ&日本向け #2380

オランダと日本のシェア,なかなか良い樽でした。

 グレンドロナック GLENDRONACH 1995-2015 19yo OB for THE NETHERLANDS and JAPAN #2380

グレンドロナック GLENDRONACH 1995-2015 19yo OB for THE NETHERLANDS and JAPAN #2380 55.1%
one of 628 bottles, Oloroso Sherry Butt



香りは強いシェリー、ドライフルーツ、ビターチョコレート、アルマニャック、ハーブリキュール、焦がした麦、リッチなウッディネス。
飲むとパワフルで芳醇に広がる、デーツなどのドライフルーツ、ビターチョコレートがけのドライオレンジ、淡く粘土、コクのあるジャムの甘味、良い渋味、リッチで長い余韻。

【Good/Very Good】


オランダと日本でシェアされたオフィシャルのグレンドロナック1995,19年熟成のオロロソシェリーバットです。

ドライフルーツやビターチョコレート,ハーブなどドロナックの90年代オロロソシェリーらしい香味がしっかりと感じられますが,私のあまり得意でない粘土っぽいニュアンスが少なく,アルマニャックのようなブドウ感があったのが印象的でした。

甘味と渋味のバランスも良く,近いスペックのボトルが多い中で完成度の高いボトルだと思います。

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2015.08.23【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 1995-2014 18年 オフィシャル ウイスキーエージェンシー #4408

こちらは近年の王道ドロナックシェリーでした。

グレンドロナック GLENDRONACH 1995-2014 18yo OB for THE WHISKY AGENCY #4408 グレンドロナック GLENDRONACH 1995-2014 18yo OB for THE WHISKY AGENCY #4408

グレンドロナック GLENDRONACH 1995-2014 18yo OB for THE WHISKY AGENCY #4408 52.2%
one of 740 bottles, Oloroso Sherry Puncheon



香りは強めのシェリー、プラムジャムと強いレーズン、アメリカンチェリー、ビターチョコレートがけのドライオレンジ、スミレっぽいフローラル、濃いめの麦感、ハーブ、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、最初スパイシーだがトロリとした粘性に移行する、ジャム系の濃い甘味、穏やかな渋味、コクあり、麦の旨味があってリッチ、長い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシー向けにボトリングされた,オフィシャルニューリリースのグレンドロナック1995,18年熟成です。

先日のメゾン向けと同ヴィンテージで,やはり近年としては王道感のあるシェリーのニュアンスが全体に効いているタイプでした。
香りを前者と比較すると,フルーツ感にアメリカンチェリーっぽいニュアンスがあったのと,スミレっぽいフローラルが強かったのが印象的でした。

期待通りのシェリー感で,濃い甘味と引き締める渋味があり,麦の旨味も残っており,リッチで満足度の高い1杯でした。


 
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2015.08.22【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 1995-2014 19年 オフィシャル メゾンドウイスキー向け #1563

こちらは近年の王道ドロナックシェリーでした。

グレンドロナック GLENDRONACH 1995-2014 19yo OB for La Maison du Whisky #1563 グレンドロナック GLENDRONACH 1995-2014 19yo OB for La Maison du Whisky #1563

グレンドロナック GLENDRONACH 1995-2014 19yo OB for La Maison du Whisky #1563 54.2%
one of 640 bottles, Oloroso Sherry Butt



香りは強いシェリー、プラムジャム、デーツ、チョコレート、シナモン、ハーブ、焦げ感のある麦、ブランデーケーキ、リッチで複雑、飲むと粘性のある口当たりからヒリヒリとスパイシーになる、プラムジャム、ジャム系の濃い甘味とほどよい渋味、焦がし麦、リッチ、長い余韻。

【Good/Very Good】


フランスのメゾンドウイスキー向けにボトリングされた,オフィシャルニューリリースのグレンドロナック1995,19年熟成です。

前回のオロロソシェリーパンチョン2003に続いてこちらのオロロソシェリーバット1995もいただきました。

こちらはしっかりとシェリーが効いたタイプで,ドライフルーツやフルーツジャム,チョコレートやハーブ,シナモンなどのスパイスといった要素が充実しており,麦感は残っていますが焦げ感を伴ったような感じでした。

ジャム系の濃い甘味と渋味のバランスも良好で,リッチで長い余韻が楽しめました。

同じシェリーカスクでも浅漬けのようだと書いた2003とは好対照で,こちらはしっかりと漬かったタイプでした。
最近のドロナックの美味しいシェリーカスクのモルトらしい美味しさでした。

 
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2015.08.21【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 2003-2014 11年 オフィシャル メゾンドウイスキー向け #4067

若いシェリー感も悪くなかったです。

グレンドロナック GLENDRONACH 2003-2014 11yo OB for La Maison du Whisky #4067 グレンドロナック GLENDRONACH 2003-2014 11yo OB for La Maison du Whisky #4067

グレンドロナック GLENDRONACH 2003-2014 11yo OB for La Maison du Whisky #4067 54.1%
one of 718 bottles, Oloroso Sherry Puncheon



香りは若さを感じるシェリー、プラム、ブラッドオレンジ、若さもある強めの麦感とオーク、シナモン、薄めたカラメルソース、飲むと滑らかな口当たりから力強くスパイシーに広がる、プラム、梅、若さもある強い麦とその旨味、オーク、粘性の無い甘味と良い渋味。

【Good/Very Good】


フランスのメゾンドウイスキー向けにボトリングされた,オフィシャルニューリリースのグレンドロナック2003,11年熟成です。

オロロソシェリーパンチョンの熟成と記載されていますが,11年と熟成が長くないためか色もドロナックのシェリーカスクとしては薄めです。

香りからも味わいからも近年系のシェリーの香味が感じられますがオフフレーバーは無く,プラムや梅のようなニュアンスの強いフルーティが印象的でした。
そして若さも感じる麦感がしっかりと残っており,麦を原料とした酒を飲んでるんだなぁと思わずにはいられないような旨みも濃いめでした。

シェリーを感じるモルトにしては粘性や濃い甘味もなく,余韻もそれほど長くはありませんでした。
ヒリヒリとスパイシーではありますが刺々しいと思うほどではなく,大樽での短熟のわりには未熟感はそれほど感じなかったのが良いと思いました。

言ってみれば,素材の味が残った浅漬けのようなモルトです。
シェリーのシングルカスクの熟成の仕上がりのひとつとしてありだと思います。


 
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2015.08.13【日記】

グレンドロナック 1970-1990 サマローリ

素晴しいオールドシェリーでした。

グレンドロナック GLENDRONACH 1970-1990 SAMAROLI グレンドロナック GLENDRONACH 1970-1990 SAMAROLI

グレンドロナック GLENDRONACH 1970-1990 SAMAROLI 43%
one of 480 bottles, SHERRY CASKS



香りは陶酔感のあるオールドシェリー、黒糖と焦がし過ぎたカラメルソース、ベリージャム、上等な紹興酒、みりん、バルサミコ酢、ハーブのリキュール、コーヒーやビターチョコレート、クローブ、腐葉土、複雑でリッチ、飲むとベルベットのような滑らかな口当たりから芳醇に広がる、ベリージャム、黒糖、カラメルソース、コーヒー、腐葉土、コクのあるベリージャムの甘味、ハーブリキュールの良い渋味、リッチで複雑、暖炉の前のような暖かさ、長い余韻。

【Very Good/Excellent】


サマローリが1990年にボトリングしたというグレンドロナック1970のシェリーカスクです。

香りの最初から,濃厚で陶酔感のあるオールドシェリー感が炸裂しており,上記の如く非常に多彩な要素が次々と拾えてくるためノージングは忙しいくらい楽しめました。
とくに,紹興酒やみりんのようなニュアンスと,ドロナックらしいアーシーなニュアンスが強めに感じられたのが印象的でした。

飲んでも加水ドシェリーらしい濃厚でベルベットのような滑らかな口当たりからの強い広がりがありました。
香り同様に次々と湧いてくるフレーバーに圧倒され,濃厚な甘味とそれとバランスを取っている深みのある渋味のバランスも素晴らしく,高密度のハイレベルで完成度の高い加水シェリーのモルトでした。
また,どことなく暖炉の前にいるような温かみも感じるモルトでもありました。

 

このボトルは,有楽町キャンベルタウンロッホさんの16周年で開栓されたものをいただきました。
今年は10周年記念以来のサマローリ一斉開栓でしたが,やはり例年同様にすぐ無くなりました。

 
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2015.07.19【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 1995-2014 18年 オフィシャル ウイスキーエージェンシー向け #4408

バランスの良いシェリーカスクで好印象でした。

 GLENDRONACH 1995-2014 18yo OB for THE WHISKY AGENCY #4408

グレンドロナック GLENDRONACH 1995-2014 18yo OB for THE WHISKY AGENCY #4408 52.2%
one of 740 bottles, Oloroso Sherry Puncheon



香りは良いシェリー、ドライフルーツ、ベリージャム、プラム、レーズン、チョコレートがけのオレンジ、少しクローブ、奥から穏やかな麦感、ハーブ、飲むと滑らかな口当たり、プラムジャム、オレンジマーマレード、ブドウの皮、濃いめのコクのある甘味、タンニンを感じるほどよい渋味、ハーブ、ほど良いウッディネス、リッチで長い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシー向けにボトリングされた,シングルカスクのグレンドロナック1995,18年熟成で最近の流通品です。

シェリーパンチョンの熟成ですが,最近のドロナックの中でも優等生的な香味で,シェリーカスクらしいフルーツ感やチョコレート,ハーブやスパイスといった要素がバランス良く融合していました。
甘味と渋味のバランスも良く,エグ味や強い粘土っぽさもないため,飲み疲れしないボトルでした。


 
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2015.07.04【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 1993-2014 21年 オフィシャル BEIJA-FLOR & SILVER SEAL 向け #35

凄い樽が熟成のどこかで関与してそうな,突き抜けたボトルでした。

 GLENDRONACH 1993-2014 21yo OB for BEIJA-FLOR & SILVER SEAL #35

グレンドロナック GLENDRONACH 1993-2014 21yo OB for BEIJA-FLOR & SILVER SEAL #35 58.1%
one of 605 bottles, OLOROSO SHERRY BUTT



香りは強いシェリー、うっすらと昔の高貴なニュアンス、プラムジャム、ドライフルーツ、少しブドウ果汁やベリー感、レザー、腐葉土と淡く粘土、クローブ、うっすらハーブと植物感、少しカラメルソース、複雑、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、香り同様にジャム感と淡いブドウ果汁、黒糖やカラメルの濃いめのコクのある甘味をウッディなタンニンの渋味が引き締める、しっとりしたアーシー、濃い味のわりに長くないがフルーティで甘さと渋みのバランスの良い余韻。

【Very Good】


ニューリリースのグレンドロナック1993,21年。
オフィシャルボトルでイタリアのBEIJA-FLORとシルバーシール向けにボトリングされたものです。

この辺のスペックの近年シェリーのドロナックは結構飲む機会が多いのですが,香りの第一印象で「おっ?」と思う,ひと味違うニュアンスがありました。
淡くではありますが,1972なんかに感じた高貴なシェリー感があるように思ったのです。
濃厚で多彩なフルーツがあり,少し果汁感も伴っており,やはり昔のシェリーカスクのような腐葉土っぽいしっとりとしたアーシーさやレザー感もあって,上記の如く非常に複雑でした。

飲んでも香り同様にフルーティであり,コクのある甘味と渋味のバランスも良く,ここ数年たくさん出てきた90年代ドロナックの中でも突き抜けたボトルだと思います。
ハンドボトリングを飲んだ時に,90年代でも突き抜けているなと思いましたが,これはそれ以上の複雑さがあって非常に完成度の高いボトルでありながら,今後の時間経過でさらに美味しくなりそうな予感もしました。

ただ,唯一引っかかったのが価格で,このスペックで30000円近くします。
内容は素晴らしいのですが,ちょっと手を出すのに躊躇してしまいました。
以前からシルバーシールがからむとボトルが高くなる印象がありましたが,今回その印象はますます強くなりました。。。

とはいえボトルの中身自体は素晴らしく,何の記載も無いので違うのでしょうが,1972の樽で後熟したと言われたら納得するような香味でした。

 
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2015.04.21【日記】

グレンドロナック 1968 25年 オフィシャル

やはり陶酔感のある高貴なシェリー感が突き抜けていました。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1968-1993 25yo OB 43%
SHERRY CASKS



香りは高貴なオールドシェリー、皮付きのブドウ果汁、ドライフルーツ、ミント、フローラルもある、アメリカンコーヒー、複雑で妖艶、飲むと滑らかな口当たり、ふわりと芳醇に広がる高貴なオールドシェリー、噛みごたえも感じる凝縮感,皮ごとで絞ったブドウ果汁や煮詰めすぎていないベリージャムの濃いめの甘味と引き締める淡いタンニンの渋味、陶酔感があり非常に心地良く長い余韻。

【Very Good/Excellent】


1993年にボトリングされたグレンドロナックのオフィシャル1968,25年熟成の加水タイプです。

この時代ならではの高貴なオールドシェリーがしっかりと感じられますが支配的ではありません。
オールド感がありながら果汁などの活き活きとした要素もあり,ジャム感のあるフルーツとフローラルも陶酔感を伴って感じられました。
加水ということもあってか引っかかるところが無く,香りも味わいも非常にスムーズに展開していきます。ボディが厚いわけではないのですが,余韻は最後まで心地良いためか長く感じました。

この辺のシェリーカスクのドロナックは総じて素晴らしいですね。
買収後に出てきた1972などの素晴らしいシェリーカスクのものとの共通点もあるのですが,比べてみるとこちらのほうが果汁感が豊富で土っぽさや渋味が少なくスムーズなのが大きな違いでしょうか。


 
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2015.04.18【日記】

グレンドロナック 1970 18年 プレストンフィールド #542-558

素晴しい飲み心地の加水シェリーのドロナックです。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1970 18yo PRESTONFIELD #542-558 43%


香りは強く高貴なシェリー、ベリージャム、したたるブドウ果汁、カラメル、黒糖、みたらし、良い土っぽさ、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、高貴なシェリー、陶酔感あり、ブドウ果汁とその甘味、良いウッディネスの渋味、素晴らしいバランスでスムーズ、うっとりする飲み心地、余韻には淡いピート。

【Very Good】


プレストンフィールドのグレンドロナック1970,18年熟成。
加水タイプで結構な数のヴァッティングです。樽の供給元はシグナトリーでしょうか。

香りはのっけから高貴なシェリー感があり,それに関連した多彩な成分が拾えますが,そんな中でも特にみずみずしいブドウ果汁を感じたのが印象的でした。
飲むと芳醇な広がりがあるのですが,とにかく口当たりから最後まで非常にスムーズです。果汁感あふれる甘味と渋味のバランスも素晴らしく,濃縮感もあるのにまったく引っかかるところの無い,最上級の飲み心地でした。
加水ヴァッティングの素晴らしさを感じますね。

 

このボトルは,高田馬場の歩古ホールさんの8周年でいただきました。

 
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2015.03.20【日記】

グレンドロナック 8年 オフィシャル 80年代流通

トール瓶も安定の美味しさです。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 8yo OB 43%
80年代流通



香りは良いオールドシェリー、すみれ、熟したプラムやアップルパイ、古い白ワイン、淡くアンティーク家具とピート、飲むと舌にしみ込むようなテクスチャー、凝縮した柑橘、やや噛みごたえあり、上品な白ブドウの甘味と良い酸味、陶酔感もある心地良い余韻。

【Good/Very Good】


80年代に流通していた,トール瓶のグレンドロナック,オフィシャル8年,ティーチャーズ表記があります。

香りからは良いオールドシェリーのニュアンスやすみれのようなフローラルが感じられ,濃縮したフルーツ感もありました。
そしてオールドヴィンテージの白ワインやアンティーク家具のようなウッディネスと古いピートも感じられたのが印象的でした。
飲んでみるとオールドスタンダードらしい舌にしみ込むようなテクスチャーがあり,噛み応えがあるような凝縮感も感じました。甘味酸味が上品で,飲んでいて非常に心地よかったです。

今のものとは方向性が違いますが,ドロナックのオールドスタンダードはダンピーボトルも含めて本当に外しませんね。

 
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2014.09.12【日記】

グレンドロナック 1993 21年 オフィシャル ハンドフィルド 58.6%

最近の良いシェリーカスクのバリシェリーでした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1993-2014 21yo OB HAND-FILLED 58.6%
one of 474 bottles, SHERRY BUTT



香りは最近の強いシェリー、黒糖、カラメル、コーヒー、ビターチョコレート、ドライフルーツ、ハーブ、クローブ、焦がした麦、やや生っぽい木材、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、ベリージャムの濃い甘味、良い酸味、ウッディネスは強めでタンニンもしっかりだが味を深める、ジャムのような長い余韻。

【Good/Very Good】


2014年5月にボトリングされた,グレンドロナック1993,21年熟成。蒸留所を訪問して手詰めするハンドフィルドです。

香りには強いシェリーの影響が感じられ,ドライフルーツ系のフルーティに,黒糖,カラメル,コーヒーといった甘苦そうなニュアンス,そして麦感とやや生っぽいウッディネスを感じました。
飲むと度数のわりに刺激は強くなく,やはり強いシェリー感がありました。ベリージャムとその濃い甘味と良い酸味が効いており,ややウッディネスと渋味が強めではありましたが,深い味わいで余韻も長かったです。

ちょっぴりウッディネスが鼻につく部分はありましたが,とてもリッチで飲み応えのあるバリシェリーのドロナックでした。

 
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