ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.02.16【日記】

グレンゴイン 1972 37年 ジャックウィバーズ プレンツロウ #4201 51.5%

オフィシャル味だと思っていたものがしっかり感じられました。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 1972 37yo JWWW Prenzlow Portfolio Collection #4201 51.5%
one of 178 bottles



香りはアプリコットジャムとバタークリーム、焼きリンゴとシナモンでアップルパイのニュアンス、心地良いウッディネス、キャラメリゼしたナッツ、ジューシーでリッチ。
飲むと芳醇に広がる、香り同様のアプリコットジャムとアップルパイ、キャラメル、バタークリーム、濃厚でコクのある甘味、引き締めるオーク、リッチで陶酔感のある長い余韻。

【Very Good/Excellent】


ドイツのボトラー、ジャックウィバーズのプレンツロウポートフォリオコレクションから、グレンゴイン1972、37年熟成です。
ラベル表記を見ると、樽の半分をボトリングした後、111日後にボトリングした残り半分のようです。
日本では信濃屋さんでもそんなことをやってましたが、同じような試みを2000年頃にすでにやってたんですね。

非常に熟成感がありながらボディを失っていない香味で、それだけでも非常に素晴らしいモルトなのです。

しかし個人的には、このボトルに驚かされたのには別の理由があります。
1972のドイツ系ボトラーからのグレンゴインというと、ベリー系のフルーツ感が全開のものが多く、それはそれで素晴らしいのですが、このボトルはその系統ではなかったということです。

シナモンと焼きリンゴ、そしてクリームという要素がしっかり感じられ、まるでアップルパイというようなニュアンスが強く感じられます。
これは、同蒸留所のヴィンテージリザーブのボトルに強く感じられた個性で、ボトラーズのものに感じたことは記憶にありませんでした。
よりクリーミーさやバターのようなまったりオイリーなニュアンスが強く、ボディもしっかりでした。

私の大好きな香味で陶酔感もあり、素晴らしいグレンゴインでした。


 
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2017.01.03【日記】

ニューリリース:グレンゴイン 2001-2016 15年 ハンターレイン オールドモルトカスク ジャパンインポートシステム向け #12352 58.8%

やっぱりJISさんはすごい目を持ってますね。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 2001-2016 15yo HUNTER LAING Old Malt Cask for JIS #12352 58.8%
one of 187 bottles, REFILL HOGSHEAD



香りは強い、レモネード、バニラ、少しココナッツ、しっかりリッチなオーク、良い麦感、自然な熟成感あり。
飲むとスパイシーだが度数よりはキツさのない口当たりから広がる、香り同様のレモネードやバニラ、ココナッツ、コクのある甘味、味を深めるオーク、麦の旨味、リッチ、ひっかかりのない余韻。

【Good/Very Good】


ダグラスレインがジャパンインポートシステムさんにボトリングしたOMCのグレンゴイン2001、15年熟成のシングルカスクです。
本来50%しばりのOMCですが、これは特別にカスクストレングスでボトリングされています。

決して複雑な熟成感があるとまでは言いませんが、2000年代の蒸留のモルトとしては明らかに仕上がったモルトでした。

バニラやココナッツなどの良質なバーボンカスクに感じがちな個性がありつつ、生木臭さはありません。
キツさはないのに旨味のある麦感があり、カスクストレングスを生かしたコクのある甘味と味を深めるオークのタンニンのバランスも良かったです。
そして、レモネードのようなニュアンスが香りにも味わいにも会ったのが印象的でした。

良い樽感があるけれど味付け感はなくナチュラルな熟成を経たイメージのボトルで、グレンゴインというと最近はシェリーのイメージが強くそちらが売れ筋ですが、純粋に若くても良いモルトを選んだ結果がたまたまバーボンカスクのゴインだったという感じが伝わってきます。

JISさんは流行に流されず良いものを選んでくれますね。

 
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2016.08.15【日記】

プチSBT from ガースーさん サンプルB


モルト仲間のガースーさんから,プチSBTのサンプルが届きました。

前回のAに続き、次はBです。


※どういうわけかこの日撮った写真だけ回転がブログに反映されません。
 横向きで失礼します。。。


B

香りはかなり熟成感がありフルーティ、うっとりする、桃やオレンジ果汁、淡くベリーや白ブドウ、紅茶、うっすらとカモミール、少しのワックス、淡く残った麦感、上等なクリーミーさもある、品の良いオーク、奥に淡くオールドピートやナッツ、陶酔感あり。
飲んでもかなり陶酔感のあるフルーティ、長熟でやや度数が落ちたモルトと思われる濃厚さを保った優しい口当たり、香り同様の強く多彩なフルーツ、アプリコットやオレンジ、樽熟白ワイン、ナッツ、薄めた蜂蜜、果汁感もある心地良い甘味と酸味、引き締める上質なオーク、ボディはミディアム、淡くピートも感じる陶酔感のある余韻。

【Very Good/Excellent】


長熟で少し度数の落ちたカスクストレングスの印象だが、枯れ感に伴うフルーティではなく正統派の熟成感。
60年台蒸留のピートがうっすらとあった。
30年以上の長熟で、40台後半の自然に落ちたカスクストレングス。
突き抜けたフルーティだけで普通に考えると長熟スペイサイドだが、どこか何とも言えない滋味深い野暮ったさもあって一部の長熟ハイランドモルトのようにも思える。
ヴァッティング感もありオフィシャルだろうか。
オフィシャルだとしても大手ではなく、小さいバッチの長熟タイプだと思われる。

第一印象で思い浮かんだのは60年台後半のヴィンテージリザーブのグレンゴイン。出題者のガースーさんもゴインは好きだったはず。
このゴインは私も大好きなモルトで何本か飲んだが直観的にはまさにこんなイメージだった。
あとはバルブレア、アンノック(ノックデュー)、マクダフなどの長熟オフィシャルが候補にあがった。


予想蒸留所:①グレンゴイン、②バルブレア、③マクダフ
蒸留年:1960年代後半蒸留
熟成年数:30年以上
度数:48%前後
カスクタイプ:ヴァッティング


以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
 
正解は・・・、










グレンゴイン GLENGOYNE 1969 OB VINTAGE RESERVE 47%


第一印象で出てきたグレンゴインのヴィンテージリザーブでした。
このボトルはとても好きなボトルで、以前記事にしたこともあります。

今までに家でも何本か開けて飲んでいるボトルだったので、記憶に残っていたようです。

70年代前半からシェリーのイメージが強い蒸留所で、近年はボトラーズからも72あたりのシェリーの良いものがいくつかでていましたね。確かに今年蒸留所に行った時にも完全にシェリーカスク推しの体制でした。しかしこの辺の60年代後半のゴインにはシェリー一辺倒ではなく長熟のヴァッティングらしい素晴らしいものがありました。

こういう第一印象でボトルがパッと出てくるようなときは、ブラインドで正解することが多い印象です。
しかも今回は出題者のガースーさんもグレンゴイン好きだというイメージもあったので、ほぼ間違いないかなと。

ただ、今回は第一印象の後であれこれ考えながら飲み続けていくと、だんだん心配になってきて、第一印象から引っ張られるように他のハイランド長熟モルトに予想を広げていってしまったのはカッコ悪かったなと思います。(笑)

しかしこのボトルはやっぱり陶酔感もあってめちゃくちゃ美味しいですね。
お返しにいつか飲んでもらうためにも、手元のストックを大事にしようと思いました。


 
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2016.05.25【日記】

ニューリリース:グレンゴイン 2005-2015 10年 オフィシャル "カスクオーナー" #2433

こんなボトルは存在も知りませんでした。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 2005-2015 10yo OB "CASK OWNER" #2433 60%
one of 609 bottles, European Oak Sherry Butt



パワフルでリッチなシェリー、プラム、焼きりんご、ミルクチョコレート、淡くミントやハーブ、若さもあるが強めの麦感、焦げ感もある。
飲むと粘性もある濃厚なテクスチャー、ブラックカラント、ジャム感のある濃いめの甘味、心地よい渋味、リッチ、少しミーティ、ハーブ、長めの余韻。

【Good/Very Good】


グレンゴインが樽の所有者向けにボトリングしているという"カスクオーナー"というもので、今回ウイスキーフープで樽を買ったことをきっかけに初めて存在を知ることになりました。
このボトルは2005年蒸留の10年熟成、シェリーバットのシングルカスクです。

ヨーロピアンオークのシェリーカスクらしく、多彩なジャム系の濃い甘みとタンニンの渋味が効いたリッチな香味ですが、熟成が10年と長すぎないためか麦の旨味がマスクされず十分に残っており、また渋味のきつさがなく飲み心地も悪くなかったです。

ミントやハーブなどの要素もあり、少しミーティなニュアンスも含んでいて熟成年数の割に多彩さや厚みを感じたのも好印象でした。


 
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2016.05.22【日記】

ニューリリース:グレンゴイン オフィシャル "ティーポットドラム" バッチナンバー004

しっかりシェリーの効いた若々しいモルトでした。

 

グレンゴイン GLENGOYNE OB "TEAPOT DRAM" BATCH No.004 58.7%
one of 3178 bottles, First Fill Oliroso Casks



香りは甘やかなシェリー、カラメル、ミルクチョコレート、ベリージャム、奥から若々しい強い麦感。
飲むと滑らかな口当たりからじわじわとスパイシーに広がる、プラム、チョコレート、コクのある甘味、若さはあるが麦の旨味あり、長い余韻。

【Good/Very Good】


グレンゴインのオフィシャル、 "ティーポットドラム"で、これはバッチナンバー004のものです。
ラベルの記載によると、70年代までグレンゴインでは1日3回、職人さんたちがティーポットでウイスキーを飲んでいたようで、これにちなんで作られているのがこのティーポットドラムということのようです。
エイジング表記はなく、ファーストフィルのオロロソシェリーカスクで熟成されています。


ノンエイジですからメイン原酒の熟成は長くないと思いますが、ファーストフィルだけあって結構しっかりとシェリーカスクの香味がついています。
ジャム感やミルクチョコのようなニュアンスが強めにあり、若々しく旨味もある麦感が同時に感じられました。
一体感こそまだありませんが、若さが樽にマスクされており、現時点でも美味しく仕上がっているように思います。

香味のまとまりはボトリング後時間をかけて出てくるような感じではありますが、"ティーポットドラム"のイメージからすると、瓶内変化などあり得ませんから樽出しのものをじゃぶっと飲む感じでしょうね。

決して複雑な香味ではありませんが、嫌味もなく好感が持てる印象で、感想を簡単に言うなら温かみがあって楽しいボトルです。

当時の職人さんたちが楽しみながら仕事をしていたことを想像しながらいただきました。


 
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2015.12.30【日記】

グレンゴイン 17年 オフィシャル 80年代流通

オールド感強めでしたが魅力もあるモルトでした。

グレンゴイン GLENGOYNE 17yo OB GLENGOYNE 17yo OB

グレンゴイン GLENGOYNE 17yo OB 43%
80年代流通



香りは軽いヒネを伴うオールド感、カラメル、ビターチョコレートがけのドライオレンジ、煮出し過ぎた紅茶、こなれた麦感。
飲むと滑らかな口当たりから少しタンニンっぽいイガイガとしたテクスチャー、アプリコットジャム、薄めたカラメルソース、わずかにプラキャップ臭、甘味は濃いめ、引き締める強めの渋味と草を噛んだようなエグ味も感じる。

【Good】


80年代流通のグレンゴイン17年です。
この17年だけ,このようなちょっと変わったボトルに入っています。

ややオールド感が強めで,ヒネやプラキャップ臭も若干ながら感じられたものの,こなれたオールドらしいテクスチャーと昔のシェリーカスクらしいニュアンスがありました。
濃いめの甘味と引き締める渋味もあって深みが感じられました。
好きな部分と苦手な部分が両方あり,飲み続けたい系統ではありませんが差引Goodという感じです。

なお,このボトルの状態の良いものも何度か飲みましたが,良いものが多い印象を持っています。


 
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2015.11.01【日記】

自宅テイスティング:グレンゴイン 10年 オフィシャル 80年代流通

とろんとした心地良い味わいが印象的でした。

グレンゴイン GLENGOYNE 10yo OB グレンゴイン GLENGOYNE 10yo OB

グレンゴイン GLENGOYNE 10yo OB 40%
80年代流通



・香り:
心地良いオールド感,ドライアプリコット,熟したオレンジ,こなれて旨そうな麦としっかりとクリーム,ミルクティー,蜂蜜,複雑で深みがある。

・味わい:
滑らかな口当たり,クリーミーでややとろんとした粘性も感じるテクスチャー,アプリコットジャムやマーマレード,コーヒーフレッシュの入ったミルクティー,舌に染み込むような旨味の濃い麦感,コクがあり蜂蜜も感じる濃いめの甘味,深みを出すリッチなオーク。

・余韻:
オレンジクリームのような甘味のある余韻が長めに続く。

・加水:
そのまま伸びる。崩れない。

・総評:
心地良いオールド感に包まれ,濃縮感のあるフルーツやミルクティーのようなニュアンス,そしてオールドスタンダードらしい旨みのある麦感が印象的なモルト。
ボディも残っており,オールド感もほど良く,まさに今が飲み頃ではないかと思う。

【Good/Very Good】


80年代に流通していたグレンゴイン,オフィシャル10年です。
ボトリング後結構な時間が経過していますが,状態は良く,上記のとおり濃縮したフルーツ,染み込むような麦感,そしてクリーミーでミルクティーのようなニュアンスがありました。
特にクリーミーさは印象的で,ブラインドで飲んだらグレンロセスと答えそうです。

非常に完成度の高いオフィシャルスタンダードモルトだと思います。


 
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2015.07.13【日記】

グレンゴイン 1990-2010 19年 オフィシャル ウイスキーエクスチェンジ向け #2848

結構こってりしたバーボンカスクのグレンゴインでした。

 GLENGOYNE 1990-2010 19yo OB for THE WHISKY EXCHANGE #2848

グレンゴイン GLENGOYNE 1990-2010 19yo OB for THE WHISKY EXCHANGE #2848 59.6%
one of 201 bottles, Bourbon Hogehead



香りは熟したオレンジ、アプリコットジャム、バニラ、ココナッツ、煮詰まった紅茶、しっかりウッディネス、樹液、良い麦感、飲むと芳醇にスパイシーに広がる、やや粘性あり、オレンジマーマレードやアプリコットジャム、蜂蜜も感じる濃い甘味、コクあり、淡く木材っぽいウッディネスと淡いタンニン、長めの甘くスパイシーな余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエクスチェンジ向けにボトリングされたオフィシャルのグレンゴイン1990,19年熟成です。
私の中ではエドリントン系列だったためかシェリー寄りのイメージのある蒸留所ですが,バーボンホグスのシングルカスクです。

香りからは成分のしっかり出るバーボンカスクでの受精を感じるウッディネス,オレンジやバニラ,ココナッツなどの要素が強く感じられ,粘性がありそうな樹液やジャム,そして紅茶っぽい熟成香も感じられました。
飲んでみるとハイプルーフらしい濃厚でスパイシーなアタックがあり,やはり粘性がありました。ジャムや蜂蜜を感じるコクのある甘味が好印象でしたが,わずかに木材を感じるウッディネスがひっかかるところはありました。
この辺は濃い味の出るバーボンカスクにおいては表裏一体な部分なのかもしれません。

しっかりとバーボンカスクの個性を身に着けた濃い味のグレンゴインでした。

 

このボトルは,神戸三宮のMain Maltさんでいただきました。

 
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2015.02.16【日記】

グレンゴイン 10年 オフィシャル 80年代流通

艶のある素敵なスタンダードでした。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 10yo OB 40%
80年代ボトリング



香りは良い麦感、オレンジ、蜂蜜、オーク、少しバニラクリーム、ホコリっぽい優しいオールド感、飲むと滑らかな口当たり、熟したオレンジや蜂蜜の優しい甘味、麦の旨みもあり、ナッツ、リッチでちょっと艶がある印象。

【Good/Very Good】


グレンゴインのオフィシャル10年,80年代~90年代初めくらいまでに流通していたスタンダードボトルのようですが,初めて飲みました。

優しいオールド感のある香りで,オフィシャルスタンダードらしい良い麦感と,オレンジや蜂蜜,バニラといった成分が感じられます。
飲んでみると滑らかで,香り同様に熟したオレンジや蜂蜜っぽい甘味,そしてバランスの良い麦の旨味もあり,どこか艶っぽくなかなかリッチなボトルでした。


 
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2014.11.20【日記】

ニューリリース:グレンゴイン 18年 オフィシャル

18年はやや最近のニュアンスが強めでした。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 18yo OB 43%
first fill sherry casks



香りは熟したオレンジ、ビターチョコレート、バニラ、かすかに生っぽいオーク、デニッシュ、リッチ、飲むと滑らかな口当たり、オレンジマーマレード、バニラ、リンゴジャムの甘味、やや粘性あり、奥から良い麦の旨味、ナッツ、ややオイリーで口の中に長く残る、リッチ。

【Good】


グレンゴインからのニューリリース,グレンゴイン18年。以前にご紹介した25年,21年,カスクストレングスと同様にシェリーカスクでの熟成です。

シェリーカスク熟成を謳っているだけあり,シェリー系のニュアンスがしっかりと香味に出ています。
リッチで悪くないのですが,25年,21年と比べると最近のシェリーカスクのニュアンスが強くなっているような印象で,ちょっと生っぽいようなウッディネスが気になりました。
熟成が長すぎないためか良い麦感の主張が残っていたのは好印象で,ややオイリーな余韻も長く,香りより飲んでからのほうが好印象でした。

 
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2014.11.01【日記】

ニューリリース:グレンゴイン オフィシャル カスクストレングス バッチNo.002

知らない間にバッチ001も出ていたみたいです。

 

グレンゴイン GLENGOYNE OB CASK STRENGTH Batch No.002 58.9%


香りは最近のシェリー感、ドライオレンジ、プラムとアプリコット、ミルクチョコレート、麦感も強い、デニッシュ、ナッツ、生っぽいオーク、飲むと若さを感じ刺激的でスパイシー、熟したオレンジ、ベリージャム、ナッツ、コクのある甘味と生のオークのエグ味、麦の旨味あり。

【Good】


グレンゴインのオフィシャルからニューリリース,ノンエイジのカスクストレングスで,バッチナンバー002と記載されています。
どうやら,知らない間にバッチ001も出ていたみたいですね。

最近の若いシェリー感が強く感じられる香味で,ドライオレンジやアプリコットなどのフルーツ感に加えて,若々しさもある麦の旨みやミルクチョコ,ナッツも感じましたが,生のオークとそれに伴うエグ味も結構強めに感じられました。
若い原酒をシェリー感とウッディネスで強引にまとめた感じが否めず,一体感には乏しいのですが,単調なモルトではなくそれなりに美味しくいただけました。

テイスティングした第一印象が,同じシェリー系で同様にスモールバッチでリリースされるグレンドロナックのノンエイジ・カスクストレングスと似てるなというもので,共通点は多いように思います。



 
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2014.10.19【日記】

ニューリリース:グレンゴイン 25年 オフィシャル

突き抜けたシェリー感はニューリリースでは久しぶりでした。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 25yo OB 48%
SHERRY CASKS



香りは深みのあるシェリー、ミックスベリージャム、プルーン、アメリカンチェリー、黒糖、ビターチョコレートやコーヒー、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから力強く広がる、芳醇なシェリー、コクのあるベリージャムの甘味は濃いがどこか上品さもある、ハーブやクローブなどのスパイス、淡く土っぽさ,良い渋味、ややトロリとしたテクスチャー、リッチで複雑、淡い妖艶さもあり、長く心地良い余韻。

【Very Good】


ニューリリースのグレンゴインオフィシャルボトル,前回の21年に続いて,こちらは25年です。
度数は48度とやや高めに設定されており,値段は4年違いなのに21年の倍以上するという高額ボトルです。
完全にターゲットを別に設定したリリースでしょうね。

しかし内容は確かに21年とは明らかに格が違っており,香りからは最近のとってつけたようなシェリー感が全く感じられず,複雑で濃厚でかつナチュラルさのあるシェリーカスク由来の成分が充実しています。
飲んでからの芳醇で力強い広がりも申し分なく,これは度数を高めに設定したのが功を奏したようです。やはり素晴らしいシェリー感で,フルーツやスパイス,ハーブそして淡くアーシーなニュアンスも感じられ,トロリとしたテクスチャーも良かったです。
濃いのに上品さも含んだ甘味と味を深めるタンニンの渋味のバランスも良く,ちょっとドキドキするような妖艶さも感じてしまいました。

ニューリリースのシェリーカスクのオフィシャルボトルとしては衝撃的な美味しさで,所有者が変わった後に出てきたドロナックの1972を始めて飲んだ時のことが思い出されました。
さすがにドロナック72ほどの突き抜けたものではありませんでしたが,このゴインにはそこまで期待してなかったこともあり,しつこいですがかなり驚きの美味しさでした。
これは高額すぎてさすがに手が出ませんが,良い樽はいつの時代にもあるところにはあるんだなと感心してしまいました。



 
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2014.10.18【日記】

ニューリリース:グレンゴイン 21年 オフィシャル

返りの素晴らしいシェリーカスクのゴインでした。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 21yo OB 43%
SHERRY CASKS



香りは最近の良いシェリー、少し焦げ感のある麦、デニッシュ、ベリージャム、カラメル、少し生のオーク、リッチ、飲むと滑らかでわりと芳醇、ジャム感あり、濃いめの甘味と良いタンニンと渋味、返りが強くフルーティ、リッチ、エグ味もなく心地良い余韻。

【Good/Very Good】


グレンゴインのオフィシャル,ニューリリースの21年で,シェリーカスクで熟成されています。

香りは若干生木っぽいウッディネスを伴う最近のシェリー感が主張しますが,ベリージャムやカラメル,デニッシュっぽい麦感などリッチなものでした。
飲んでみると香りから想像したような生木のエグ味は無く,芳醇な良いシェリー感が強く感じられました。さすがはオフィシャルのヴァッティングだけあって甘味と渋味のバランスが良好で,何より飲んでからの返りのフルーティさが非常に強く素晴らしかったのが心に残りました。
余韻にも嫌味が無くフルーティで,度数のわりにボディもあり,飲んで以降は完全にVGと評価できる素晴らしいものでした。

今後ご紹介する25年に比べると格下ではあるのですが,値段の違いがすさまじく,現実的にはこちらの方を買って飲むことになりそうです。
とても良いニューリリースのオフィシャルボトルでした。

 
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2014.08.01【日記】

グレンゴイン 1995 15年 オフィシャル シングルカスク #2112

良い最近のシェリーカスクのゴインでした。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 1995-2011 15yo OB SINGLE CASK #2112 55.7%
one of 242 bottles, European Oak Sherry Hogshead



香りは強いシェリー、ビターチョコレート、ドライフルーツ、ナッツ、生っぽさのあるウッディネス、ハーブ、奥から麦感も主張、飲むと芳醇に広がる、リッチ、オレンジやベリージャムの甘味、タンニンの渋味が味を引き締める、生っぽいウッディネス、余韻は長め。

【Good/Very Good】


グレンゴインのオフィシャル,1995年蒸留15年熟成のシングルカスクです。
ヨーロピアンオークのシェリーホグスですね。

のっけから強いシェリーの香りがあり,チョコレートや強いドライフルーツなどのバリシェリー系のモルトに感じる要素が強いです。
飲んでみるとリッチなシェリー感が芳醇に広がり,濃い甘味とタンニンの渋味があるわりと深みのある味わいですが,最近のシェリーカスクにしばしば感じるやや生っぽいニュアンスも漏れなくついてくる感じはありました。
総合的には,最近のバリシェリーらしいモルトで,リッチで美味しくいただきました。


 
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2013.10.07【日記】

グレンゴイン1969 オフィシャル ヴィンテージリザーブ

やはりこの時代のゴレンゴインは好みのものが多いです。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 1969 OB VINTAGE RESERVE 47%
one of 2742 bottles



陶酔感のある熟成香、アプリコットジャム、熟したオレンジ、少しベリーとプラム、濃く煮出した紅茶、シナモン、優しい蜂蜜、オイル、ワックス、しっとりした麦感、滑らかな口当たりから広がる芳醇な味わい、ベリーとアプリコットの甘酸っぱいフルーツジャム、アップルパイ、少しヒノキを伴うウッディネスと渋味は味を深める、リッチ、ややオイルのある長い余韻。

【Very Good/Excellent】


グレンゴインのオフィシャル、ヴィンテージリザーブから1969蒸留です。
裏ラベルには1969年7月16日蒸留と記載されており、ボトリング本数も踏まえると同じ日に蒸留されたものを複数樽ヴァッティングしたものと思われます。

熟したニュアンスと凝縮したニュアンスを感じるフルーツ感がしっかりと感じられ、紅茶のニュアンスも含めて陶酔感を感じます。飲んでも凝縮感のある甘酸っぱいフルーツが感じられ、心地良いウッディネスもあり非常に好印象です。オイルも感じられ、ローランドに近い蒸留所とは思えないリッチな仕上がりです。

最近有楽町で開いていなかったこともあり記事にはしていませんでしたが、この年代のグレンゴインは自分の好みにあうものがとても多いです。
同じくヴィンテージリザーブの1968もVG/Eでしたがこの1969も、飲んでいて幸せ気分になれるグレンゴインでした。

 
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2013.01.31【日記】

SBT前哨戦 ガースーさん出題サンプル


SBTの出題ボトル収集の際、出題者の方が前哨戦として挑戦状的なサンプルを同梱してくださることが多く、楽しませていただいております。

ややラフなテイスティングと予想のことが多いですが、その内容もタイミングを見て公表しようと思っています。

ちょうどあだもさんの出題で昨日は海外評価の話になったので、そのつながりでまずはこのサンプルについて書かせていただきます。

この挑戦状、出題者はガースーさんです。




(以下はブランドでテイスティングした内容です。)

・香り:
カラメルソースやメープルシロップなど、ウイスキーとして不自然なほど甘い香り、人工的なニュアンス、ハーブ、プラム、紅茶、ドライフルーツ、シナモン、ウッディネス、ミント、麦感はほとんどない。

・味わい:
強烈に甘い、なんだこれは?
ハーブを漬け込んだ甘いリキュールのよう、ウッディネスあり、奥に穀物のニュアンスはなくはない、少しスパイシーでヒリヒリするフィニッシュ。

・総評:
今回の前哨戦一番の問題児。
蒸留酒と思えない糖質そのものを感じるベタッとした甘味が異常に強い。
人工的なニュアンスもあり、正直ストレートで飲むのはツライ。

【Bad】

予想:
スタンダードなモルトウイスキーではないと思われる。
ハーブを漬け込んだ甘いリキュールのよう。
ウイスキーとして売っているならインドのものや、台湾のカヴァランの特殊な樽とか、少なくとも5大ウイスキーではないと思う・・・。



さてさて、大胆予想したガースーさんの出題ですが、

正解は・・・・、











グレンゴイン 1972-2012 Malts of Scotland, Warehouse Diamonds, sherry hogshead, cask #MoS 12044, 55.5%
one of 254 bottles

でした。
海外サイトでゴールドメダルと超高評価のグレンゴインだそうです。
( http://www.maltmaniacs.net/awards/ )


個人的には、甘党のガースーさんがついにニューワールド的な方向にまで手を出したのかと思ってしまったサンプルでしたが、海外評価では結構ガチですごいスコッチのボトルでした。見当違いも甚だしいですね。(笑)

ただ、正解を聞いて改めて飲んでみても自分の評価は変わらず、どうやら私の好みに合わないだけなのかもしれません。美味しいと思いつつもトロピカルにケミカルなニュアンスを感じるとちょっと気になってしまうように、わりと(自分的に)人工的な感じや不自然さを感じるものは苦手なんですよね。。。

このボトルはサルファリーなどいわゆるシェリーのオフフレーバーが強いものではないので、普通は私ほど低評価にはならないとは思います。とはいえ、日本のモルトドリンカー達がこのボトルをゴールドメダルの超高評価にするとは思えないんですよね。。。

甘党で知られる出題者のガースーさんですら「なんだこれ?」と思ったボトルだそうですし、これまた海外との嗜好の違いを感じたボトルでした。

※SBTであだもさんが出題されたボウモアもそうでしたが、もちろん日本のドリンカーさんでもこのボトルがすっごい好きな方が結構いるとは思います。

ガースーさん、今まで飲んだことが無い系統のボトルで貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。



 

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2012.09.14【日記】

グレンゴイン 28年 オフィシャル

ローランドに近い蒸留所とは思えません。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 28yo OB 50.4%



熟したオレンジ、炒めたナッツのオイリー、しっかり感じる麦感、濃く煮出した紅茶、べっこう飴の甘味、重めで温かい印象、滋味深くなかなか重厚な味わい。

【Very Good】


ヴァッティングと思われる複雑で重厚な味わいで、かなりリッチな印象でした。高い次元でバランスがとられていて、ノンピートのはずなのですが、深みと厚みを感じます。
力の入ったオフィシャルらしい良いボトルでした。


グレンゴインは、このボトルの他にも1968~1972あたりのヴィンテージ表記のあるオフィシャルボトルをいくつかいただきましたが、麦感や厚みもあってリッチで良い印象のものばかりでした。場所的にはほとんどローランドだった気がしますが、味わいには全くそんな印象を感じたことがありません。
なお、最近ドイツのボトラーから非常にフルーティなものがいくつもでてきましたが、それらとは少し違った印象です。


 

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