ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2016.09.12【日記】

グレングラッサ 1960-2005 44年 オフィシャル 41.7%

ナチュラルで突き抜けたフルーツ感で素敵でした。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1960-2005 44yo OB 41.7%


香りは強い熟成感、全体を優しく覆うシェリー感、エステリーで突き抜けたフルーツ、熟しきった桃や洋梨、パイナップル、ナチュラル、うっすらハーブやクローブ、非常に華やか。
飲むと柔らかな口当たり、香り同様に強い熟成感と強く多彩で華やかなフルーツ、ナチュラルでコクのあるフルーティな甘味、ボディは少し弱いが過熟感はあまりない、雑味のない美しい余韻。

【Very Good】


2005年に当時の所有者であるエドリントングループからボトリングされたオフィシャルのグレングラッサ1960、44年熟成です。
たしか定価5万円は超える高額ボトルで、発売当時はこんな高いボトル誰が買うんだと思った記憶がありますが、今の相場では全然全然高くないですね。10年程度でずいぶん高額化したものです。

そんなわけで当時は飲む機会がなく、今回初めて飲んだのですが、想像以上にフルーティで突き抜けたボトルでした。
長熟らしい陶酔感がある多彩なフルーツ感と穏やかながら深みを加えるシェリー感もあり、トロピカルフルーツを含む果実のような香味がありながらケミカルな要素がないナチュラルさが非常に魅力的でした。

カスクストレングスの度数落ちでボディこそありませんが、そのぶん本当に突き抜けたフルーティさに陶酔できるボトルで、しつこいですが、近年ボトリングの70年代グラッサの突き抜けたフルーティタイプのものに伴うケミカルな感じがないのが本当に好印象でした。


 
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2016.07.30【日記】

グレングラッサ 1972-2013 40年 C&S Dram Exceptional 43.1%

長熟らしいフルーティで美味しいグラッサでした。

 

グレングラッサ GLENGLAASAUGH 1972-2013 40yo C&S Dram Exceptional 43.1%
one of 300 bottles, Refill Sherry Butt



香りは長熟らしいエステリー、強くイチゴジャム、洋梨、オレンジリキュール、ミルクチョコレート、心地よいウッディネス、複雑でリッチ。
飲むと非常に滑らかな口当たり、熟成感あり、イチゴジャム、オレンジ、濃いめの甘味と淡い酸味、淡いがまとわりつくようなオイル、長めの余韻。

【Very Good】


ドイツ(?)のC&S Dram Collectionというボトラーが詰めたグレングラッサ1972、40年熟成です。

のっけから熟成感たっぷりのエステリーで華やかな香り立ちで、多彩なフルーティさの中にイチゴジャム感がかなり強めにあったのが印象的でした。
もちろん長熟らしい樽感は強めについており、複雑でした。

飲んでもやはり熟成感があり、香り同様にしっかりとフルーティで陶酔感がありました。
後半ややオイリーで余韻も長かったのも印象的でした。

麦感こそ失われているようでしたが、度数の割には腰が残っていたのも良かったです。


 
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2016.04.22【日記】

グレングラッサ 1973-2008 34年 デュワーラトレー #3776

エステリーで陶酔感のあるフルーティなグラッサでした。

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1973-2008 34yo A.D.RATTRAY #3776 GLENGLASSAUGH 1973-2008 34yo A.D.RATTRAY #3776

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1973-2008 34yo A.D.RATTRAY #3776 52.0%
one of 136 bottles, Bourbon Cask



香りはアプリコットやオレンジやリンゴなどジャム系のねっとりしたフルーツ、長熟らしいエステリーさもある、少しパイナップルや桃、紅茶、バニラクリーム、ココナッツオイル。
飲むと柔らかな口当たりから芳醇に広がる、香り以上に強烈なフルーツ、エステリーで陶酔感あり、アプリコットティー、少しパイナップル、甘味はコクがあって強め、長熟らしくウッディネスはしっかりあるが引っかからずボディを出している、フルーティで陶酔感のある余韻は長め。

【Very Good】


デュワーラトレーが2008年にボトリングしたグレングラッサ1973、34年熟成。

長熟グラッサらしいエステリーさやトロピカル要素を含んだ多彩なフルーティさが魅力的でしたが、ねっとりしたフルーツ要素もあり、ほどほどにウッディネスもあるためか芳醇さやボディも感じられたのも印象的でした。

オフィシャルのプレーンな樽に多いような突き抜けたエステリー&トロピカルというわけではないぶん、厚みがあって飲み応えが保たれており、ケミカル感もなく、長熟の魅力+αの部分においても満足度の高いモルトでした。

同じ73だと、ソサエティのものキャンベル向けのものの中間みたいな印象でした。


 
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2015.11.26【日記】

グレングラッサ 1967-2010 オフィシャル "マネージャーズレガシー"

強烈にフルーティで陶酔感のある素晴らしいボトルでした。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1967-2010 OB "The Manager's Legacy" 40.4%
one of 200 bottles, Refill Hogshead



香りは妖艶で湧き上がるように強い、強烈にフルーティ、滴るようなブドウ果汁とその皮、アルマニャック、パッションフルーツ、ビターチョコレート、ドライフルーツとブーケガルニ、心地よいウッディネス、複雑でうっとりするようなセクシーさ。
飲むと穏やかかつ滑らかな口当たりから芳醇に広がる、香り同様の強いブドウ果汁と皮、みずみずしい果汁の甘味、ほどよい渋味、枯れた感じはなくボディが残っており、うっとりするような長い余韻。

【Very Good/Excellent】


2010年にマネージャーズレガシーと銘打たれてボトリングされたオフィシャルのグレングラッサ1967です。

どんどん湧き上がってくるような強烈な香り立ちで,素晴しくフルーティで妖艶さもあってのっけから陶酔してしまいます。
特に皮ごと絞ったようなブドウの果汁感と,それを蒸留して作ったアルマニャックのような怪しいニュアンスが伴に感じられたのが印象的で,そこにさらにパッションフルーツ系のトロピカルフルーツまで出てきてしまいます。
チョコレートやハーブと言った引き締め系統のニュアンスもあり,決してフルーティ一辺倒ではないところも良かったです。

飲無と穏やかで非常に滑らかな口当たりですが芳醇な広がりがありました。香りと同様の素晴らしいブドウ感と果汁感があり,甘味と渋味のバランスも心地良く,低度数にもかかわらずボディが感じられました。
うっとりするような妖艶な余韻は長く,陶酔してしまいました。

熟成は長く麦感こそはっきりと感じられなくなっていますが,枯れた感じは無く,麦感や度数の低さを補って余りあるフルーツ感と味わい深さがありました。
第一印象からあからさまに突き抜けた感じがするモルトでした。


 
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2015.10.01【日記】

ニューリリース:グレングラッサ 1976-2015 38年 オフィシャル ウイスキーフープ向け #1271/1

樽が効いていますがキツさも無く,個性的で美味しいです。

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1976-2015 38yo OB for THE WHISKY HOOP #1271/1 GLENGLASSAUGH 1976-2015 38yo OB for THE WHISKY HOOP #1271/1

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1976-2015 38yo OB for THE WHISKY HOOP #1271/1 42.9%
one of 148 bottles, OLOROSO SHERRY HOGSHEAD



香りはキャラメリゼしたナッツやメープルシロップ、ベリージャム、熟し過ぎた夕張メロン、ビターチョコレート、バルサミコ酢、奥から少し炙ったような麦感とピート。
飲むと芳醇に広がる、香り同様のジャムや熟した夕張メロン、メープルシロップの甘味、コクのある甘味、バルサミコ酢の酸味、良い渋味、奥からピートが湧いてくる,余韻はフルーティで長い。

【Very Good】


ウイスキーフープ向けにボトリングされた,オフィシャルのグレングラッサ1976,38年熟成のシングルカスクです。

詰め替えがあったのか,開栓したてはやや味つけ感のあるシェリー感が強めに感じられたのですが,時間と伴にこなれてきました。

開栓後1週間程度のテイスティングが上記のものですが,とても良いこなれはじめたようなシェリー感と,その複雑な香味が充実しています。
特にベリージャムや熟しすぎたメロンのようなフルーティな香味が印象的で,また結構ピートもしっかりめに主張してきたのが印象的でした。

美味しいだけでなく多彩な香味を拾うのも楽しく,濃厚ですが飲み疲れもしないタイプで非常に気に入りました。

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1976-2015 38yo OB for THE WHISKY HOOP #1271/1
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2015.07.08【日記】

グレングラッサ 1972 39年 THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "21.27"

重厚な長熟グラッサでした。

 GLENGRASSAUGH 1972 39yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "21.27"

グレングラッサ GLENGRASSAUGH 1972 39yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "21.27" 46.7%
one of 246 bottles, Refill Bourbon Hogshead



香りは重く強い、焼きリンゴ、ビターチョコレートがけのオレンジ、シナモン、キャラメリゼしたナッツ、アメリカンコーヒー、バター系のオイル、煮詰まった紅茶、強いウッディネス、飲むと芳醇に広がる、暖炉の暖かさ、やや粘性のあるテクスチャー、シナモン、焼きリンゴの濃い甘味、強めのウッディネス、淡くカツオ節、やや草っぼいエグ味はあるが渋味はキツくない、長めの余韻。

【Good/Very Good】


SMWSから21番=グレングラッサの1972,39年熟成の長熟です。

70年代前半蒸留で長熟のグラッサというと,最近の傾向だとオフィシャルのエステリーで華やかでトロピカルも感じるタイプを予想してしまいますが,このボトルは全く違うタイプでした。

のっけから重さのある香りで,焼きりんごなどの加熱した果実やチョコレート,キャラメルやコーヒーといった,どちらかというとバーボンカスクよりシェリーカスクで感じがちな要素が多く感じられました。煮詰まった紅茶やコーヒー,強いウッディネスなど,ちょっとタンニン系の渋味が強そうな印象でした。

飲んでみるとやはり濃縮感や粘性のある暖かい印象で,香り同様に加熱したフルーツやその甘味があり,グラッサらしいと言えるかどうかは微妙なところですが草っぽいエグ味も感じました。
ウッディネスは強いですが苦味渋味はそれほど気にならず,濃厚な味わいは長めの余韻につながっていきました。

やや樽が強く過熟の印象は否めませんが,完全な樽負けはしておらず酒としての主張もしっかりあり,リッチで複雑な長熟濃厚モルトでした。

 

このボトルは,神戸三宮のMain Maltさんでいただきました。

 
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2014.07.02【日記】

グレングラッサ 43年 オフィシャル レアカスクシリーズ

最後の43年で大団円ですね。



グレングラッサ GLENGLASSAUGH 43yo OB RARE CASK SERIES 48.7%


香りには強い熟成感あり,グレープフルーツのわた,青リンゴ,パイナップル,まだ青いメロン,植物感,バニラ,クリーム,タールのあるピート,穏やかな麦感,リッチ。
飲んでみると柔らかな口当たりからの広がりを感じ,熟した柑橘と蜂蜜の甘味,そしてタールを伴うピート,洋ナシとパイナップルなどのトロピカルフルーツ,グレープフルーツのわた,オイル,淡く粘土,ボディは厚くないが陶酔感のあるフルーティが印象に残った。

【Very Good】


グレングラッサのオフィシャルから200mlのトリプルパック,26年,37年,43年のうち,最後は43年熟成のものです。
このボトル達は,富山のモルト仲間からテイスティングの機会をいただきました。

香りの最初から,非常に強い熟成感を感じる多彩なフルーツの主張があります。ハウススタイルと言われる植物感も感じましたが,意外にもタールを感じるハイランドタイプのピートも強めに感じました。
飲んでみても陶酔感を覚えるようなフルーツ感がしっかりと感じられ,特にグレープフルーツのわたやトロピカルフルーツのニュアンスはしっかりと主張してきます。ことトロピカル感に関しては,ウイスキーフェア向けの1965信濃屋&キャンベル向けの1973に感じたものにも近いように思いました。
ボディはそれほど厚くありませんが,素晴らしい熟成感を堪能できる1本でした。

これまた邪推ですが,このボトルありきで他の2本が違った個性のタイプとして選ばれたのではないかとも思うほど,良く熟れたグラッサでした。



 
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2014.07.02【日記】

グレングラッサ 37年 オフィシャル レアカスクシリーズ

2本目は打って変わってリッチで厚いタイプでした。



グレングラッサ GLENGLASSAUGH 37yo OB RARE CASK SERIES 54.8%


香りはリッチで多彩,アプリコットジャム,熟したオレンジ,淡く洋ナシ,オーク,強くナッツ,バターなどのオイル,バニラ,蜂蜜,しっとりとした旨そうな麦感,強めのウッディネスには若干の香木感を伴う。
飲むと刺激は無いが強い味わい,熟したオレンジ,とろりとした蜂蜜やジャムの甘味,コクあり,麦の旨みは濃厚,オークの主張も強い,ボディは厚い,淡いピート,オイリーでリッチな余韻は長い。

【Good/Very Good】


グレングラッサのオフィシャルから200mlのトリプルパック,26年,37年,43年のうち,続いては37年熟成のものです。
このボトル達は,富山のモルト仲間からテイスティングの機会をいただきました。


上記の如くテイスティングが長くなってしまうほど,香り・味わいともに非常に多彩な要素が次々とでてきます。濃厚でリッチなウイスキーでした。
特に,長熟なのにしっかりと残された麦感とその旨み,厚みのあるボディが好印象でした。

ややオークの主張が強く,リッチで旨味が濃く厚みがある反面,少し飲み疲れするタイプとも思いました。
シェリー感が全然異なるのですが,そういう意味では以前記事にもした北米向けのグラッサ1974にも近いニュアンスでしたね。
1杯の満足感は非常に高いです。

 
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2014.07.01【日記】

グレングラッサ 26年 オフィシャル レアカスクシリーズ

若さの残る爽やかな香味でした。



グレングラッサ GLENGLASSAUGH 26yo OB RARE CASK SERIES 46%


香りは若いすもも,シトラス,青リンゴ,白い花のフローラル,バニラ,少しパン生地のような強いモルティ,淡く蜂蜜。
飲むと滑らかな口当たり,香り同様のシトラスや青リンゴ,バニラ,しっかりと若いモルティと植物感,シロップの甘味,麦の旨み,ボディはやや軽め。

【Good】


グレングラッサのオフィシャルから200mlのトリプルパック,26年,37年,43年のうち,まずは26年熟成のものです。
このボトル達は,富山のモルト仲間からテイスティングの機会をいただきました。

46%ですから加水でしょうか。
26年熟成の割には麦感を中心にやや若さが目立つ部分はありますが,香りからも味わいからも好ましい爽やかなフルーティとフローラルが多彩に感じられました。
度数以上にボディは軽いように思いましたが,普通に美味しくいただけました。
もしかすると,この後の2本のための噛ませ犬的な役割で,比較の為に熟成年数以上に若く感じるさっぱりしたタイプを選んだのかもしれないなどと邪推してしまいました。

 
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2014.06.21【日記】

グレングラッサ 1973 26年 スコッチモルトウイスキーソサエティ 21.16

太く厚いグラッサでした。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1973-2000 26yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 21.16 57.8%


香りは厚く無骨で力強い、旨そうな濃い麦、アプリコットジャム、強めのシナモン、バニラ、カスタード、煮詰めた紅茶、リッチ、飲むとじわじわと芳醇に広がる、アプリコットジャムの濃い甘味とコク、アップルパイ、濃い麦の旨味、強めのオーク、厚いボディ、リッチで長い余韻。

【Very Good】


SMWSからグレングラッサ1973,26年熟成。

香りの最初から無骨で太くパワフルな印象で,厚い麦を感じました。フルーツ感は濃縮アプリコットのようであり,紅茶や強いシナモンの主張も印象的でした。
飲んでも芳醇な広がりがあり,香り同様のアプリコットジャムを感じるコクのある甘味やシナモンの効いたアップルパイのようなニュアンスを感じました。やはり無骨な麦感が豊富で旨みがあり,ボディも厚く余韻も長かったです。
麦を感じる正統派のモルトウイスキーという感じですね。

グラッサの1973というと,信濃屋&キャンベルタウンロッホ向けのものが同ヴィンテージでしたが,そちらに感じたようなトロピカル感は今回感じませんでした。また,ハウススタイルと思われる草っぽさも言うほどしっかりとは感じませんでしたね。
以前から何度か書いてきましたが,本当にいろんな顔を見せてくれる蒸留所です。

 
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2014.04.24【日記】

グレングラッサ 1967 31年 シグナトリー サイレントスティル #2893

こんなに陶酔感のある果汁系フルーティ,久しぶりです。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1967-1998 31yo SIGNATORY Silent Stills #2893 55.8%
one of 217 bottles



香りは華やかで陶酔感あり、みずみずしいマスカット果汁、熟した青リンゴ、グレープフルーツのわた、ライチなどのトロピカルフルーツ、奥から乾いた麦、飲むと強くグレープフルーツのわた、ナチュラルかつ強烈なトロピカルフルーツ、マスカットを噛んだような果汁感、上品な甘味、厚くはないがボディもある、フルーティで長い余韻、すごい陶酔感。

【Excellent】


シグナトリーの閉鎖蒸留所シリーズであるサイレントスティルからグレングラッサ1967,31年熟成。


非常に陶酔感のある強いフルーティが,香りの最初から感じられて期待が高まりました。マスカットや青リンゴ,そして独特なグレープフルーツのわたのようなニュアンスがしっかりと感じられ,特に果汁のようなみずみずしさを伴ったのが印象的でした。
飲んでも同様のフルーツ感にナチュラルなトロピカル感が加わり,やはり滴るような果汁感がとても素晴らしかったです。

度数の割にボディはそれほどありませんが,余韻も比較的長めに感じられ,最初から最後まで言葉を失うくらい陶酔しっぱなしでした。
60年代ボウモアや昔のラフロイグとの共通点もあるような素晴らしいフルーティでもあり,同じグレングラッサならウイスキーフェアの1965にかなり近い内容ですが,こちらの方がさらに嫌味が無くナチュラルであり,果汁感も強かったです。

ナチュラルなのにこの強烈なフルーティ,そして滴るような果汁感,自分の中ではフルーティ系モルトのひとつの完成形といえるボトルだと思いました。
間違いなく私の今までのモルト史上ベストのグラッサです。

果汁感というのが私が最も好む成分のひとつで,しばしばテイスティングノートにも書きますが,このボトルは特にその点で素晴らしかったです。
今パッと思い出せる範囲でこのボトルと同等の果汁感を感じたものといえば,シグナトリーのダルユーイン1962,そしてウイスキーフェア向けのGMのロングモーン1969-2008(#3724),この2つくらいですね。共にExcellent評価です。

私はフルーティさと一緒に太い麦感やボディのあるものを高評価しがちですが、ここまでフルーティが突き抜けると,Excellentとしか言いようがありません。

 
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2014.01.20【日記】

グレングラッサ1964-1987 スコッチモルトウイスキーソサエティ 21.5

期待を裏切らないらしさを感じるグラッサでした。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1964-1987 THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 21.5 52.2%


香りはしっとりと強い麦と植物感、熟したグレープフルーツとそのわた、少しブドウ、淡く紙粘土、飲むとグレープフルーツとしっかりトロピカル感、香りより麦感は強くない、フルーティでコクのある甘味、厚いボディ、長い余韻。

【Very Good】


ソサエティのグレングラッサ1964-1987、この頃はまだスクリューキャップです。

らしい植物感に加えて、グレープフルーツのわたやアイリッシュとも共通点のあるトロピカル感もしっかりと感じられました。
濃く深く、厚みもあるパワフルで長い余韻も印象的でした。

経営者が変わるなど話題になることも多く、最近グラッサを飲む機会が非常に多いのですが、60年代蒸留で23年程度というほど良い熟成期間というこのスペックにもハウススタイルをベースにまた新しい顔を見た気がします。

 
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2014.01.02【日記】

2013年のベストボトル達・前編


2013年に飲んだボトルのうち、私のベストボトルについて書いてほしいという要望が今年もありましたので、昨年同様にBAR HAYAFUNEさんがやってらっしゃる「モルトウィスキー・オブ・ジ・イヤー2013」に私が投票させていただいたボトルをご紹介させていただきます。
あくまで私の好みと思い入れも含めて選んだものということをご了承ください。

なお、蒸留所でしか買えないようなボトルは外し、ちょいオールドボトルまで入れるとキリがなくなりそうだったので、基本的には近年にボトリングされたものから選びました。



◎オフィシャル・スタンダード部門(市価1万円未満)

・アラン 1998-2013 14yo OB PRIVATE CASK “Orange Arran” #1139 55%【G/VG】




この価格帯だと近年詰めの短熟ボトルになり、そこで良いものというとアイラ以外では熟成の早いバーボンバレルのものがメインになると思いますが、
これはとても良いバーボンカスクのフルーティさに加えて、トロピカル感や熟したフルーツの要素がしっかりと感じられるボトルでした。
アランは自分の中では個性に乏しく存在感がやや薄い蒸留所という印象で、安定しているものの突出したものが無いという認識でしたが、このボトルでちょっと見方が変わりました。

 

◎オフィシャル・プレミアム部門(市価5万円未満)

・アバフェルディ 21yo OB for ABERFELDY FESTIVAL 55.3%【VG】




ここは幅が広くて該当するようなボトルがいくつもありました。
昨年同様TUN1401の新しいバッチは非常に良い出来でしたし、非常にフルーティなベンリアック1976なんかもこの辺に入ってきますよね。
しかし、期待以上の出来で、蒸留所に対する認識が急激に高まったボトルという意味で、このアバフェルディフェス向けのボトルを選びました。
3万円台とスペックの割にかなり高い印象ではありましたが、飲むと気持ちがほっこりするような温かみが感じられるボトルで、ラベル通りの蜂蜜の要素が強く感じられました。
ここから有楽町ではアバフェルディブームが到来したのでした。(笑)
その後アバフェルディの過去のリリースを改めて飲んでも蜂蜜を感じるボトルが多く、ハウススタイルを再認識できたという意味でも心に残るボトルになりました。



◎オフィシャル・スーパー・プレミアム部門(市価5万円以上)

・グレングラッサ 1973-2012 39yo OB キャンベルタウンロッホ&信濃屋向け【VG】




この部門は5万円以下とは逆に、候補が少なくて悩みました。
この価格帯のニューリリースってなかなかありませんし、あっても飲めないことが多いですから。(笑)

そんな中で選んだのはこのグラッサの1973で、珍しいボウモア系のトロピカル感が印象的でした。
しかしそのあとに自分で開けて飲んだリンブルグウイスキーフェア向けのグラッサ1965ほどボウモア寄りではなく、アイリッシュとボウモアの中間のようなトロピカル感という位置づけになりました。
何度も書いていますが、グラッサは草っぽさという共通点を感じることは多いですが、ヴィンテージや樽によっていろんな顔を見せてくれます。
オーナーの変わったこれからのリリースに期待ですね。



長くなったので続きは次回。


 

2013.12.29【日記】

自宅テイスティング:グレングラッサ1965 40年 リンブルグウイスキーフェア

素晴らしく陶酔感のあるグラッサです。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1965-2006 40yo The Whisky Fair 46.7%
one of 361 bottles, Fino Sherry Butt



・香り:
非常にフルーティで陶酔感あり、はっきりとグレープフルーツのわた、パッションフルーツやライチなどのトロピカル感、マスカット、白ワイン、干し草、乾いたモルティ、バニラ、少し紅茶とカスタード、全体に重さはなく透明感あり。
フルーツ感は60年代ボウモアにかなり近い。

・味わい:
するりとした口当たりからジワリと広がる、パッションフルーツ系のトロピカル、ライチ、グレープフルーツのわた、軽やかなフローラル、しっかりめのナッツと干し草、上品さのある優しい甘味、後半は麦の旨みが意外に濃いめ、終盤は木の渋味がやや強めで少しスパイシー。ミディアムボディ。

・余韻:
グレープフルーツのわたと乾いたモルティ、ナッツ、干し草など多彩なフレーバーが木の渋味と伴に残るが最後はスッと切れる。

・加水:
少量の加水でよりフローラルになるが大きくは崩れない。

・総評:
60年代ボウモアを彷彿とさせるグレープフルーツのわたやトロピカル感が特徴的で、特に香りに素晴らしい陶酔感がある。
全体的に上品な透明感があるのも印象的だった。

【Very Good/Excellent】


リリース当時、60年代ボウモアとの共通点を多く感じ非常に驚いたボトルで、2006年の発売時から30000円オーバーの高額だったにもかかわらず無理して何本も買ったボトルでした。
確かウイスキーワールドでも年間1位のボトルに選ばれていたと記憶しています。あれからもう7年も経つんですね・・・。
今回、仲間内でグレングラッサを持ち寄って飲もうという企画があり、その際に開栓したのですが、開栓したてから期待通りのフレーバーが全開でした。
フィノシェリーカスクというウイスキー樽としてはちょっと珍しい樽の影響か、トロピカルな他のグラッサともまた異なる印象だったのが印象的でした。
非常に陶酔感があり、当時の感動も含めて未だに自分の中ではベストグラッサです。

余談ですが、この頃のウイスキーフェアって高いですが素晴らしいものが多く、ラベルを見ると妙にテンションが上がってしまいます。

 
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2013.12.22【日記】

自宅テイスティング:グレングラッサ1974 37年 マスターディスティラーズセレクション 北米向け

とにかく重厚ですごい迫力でした。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1974-2011 37yo OB Master Distiller's Selection for North America 56.0%
one of 470 bottles, Sherry Cask



・香り:
かなりリッチで複雑、重厚、アプリコットジャム、アメリカンチェリー、オレンジマーマレード、シナモンのかかったアップルパイ、キャラメリゼしたナッツとオイル、ドライフルーツ、濃い紅茶、少しヒノキや新樽感もある強いウッディネス、松ヤニ、バニラ、メンソール、少しセメダイン。

・味わい:
アプリコットジャム、オレンジ、アップルパイ、強く焦がし麦、シナモン、キャラメリゼしたナッツ、オイル、ミント、パイナップル系の熟したトロピカルフルーツ、少しブーケガルニ、ねっとりしたコクのあるアプリコットジャムやマーマレードの甘み、強めのウッディネスに伴うタンニンや濃く煮出した紅茶のような渋味はあるが許容範囲内、若干のエグ味も感じるが非常にリッチ、後半はヒリヒリとスパイシー、フルボディ。味わいも非常に複雑で重厚で少し飲み疲れするほど。

・余韻:
濃い紅茶とまったりしたジャムの甘味、そして松ヤニとウッディネスが長く残るリッチな余韻。

・加水:
渋味とスパイシーさが和らぎとろりとした甘味がより際立つ。バランスも良くなる。

・総評:
香り・味わいともに非常にリッチで複雑、とにかく重厚なグラッサ。
シェリー感だけではない非常に多彩な構成成分がどんどん湧き上がるように感じられ、フルーツ感の中にはトロピカル感も含まれていたのも印象的だった。
重厚さとオイリーさと渋味の為にやや飲み疲れするタイプだったが、加水すると飲み心地も非常に良くなった。

【Very Good】


オフィシャルから北アメリカ向けにボトリングされたグレングラッサ1974、37年熟成。

シェリーカスクのみで37年とは思えないようなヴァッティングを感じるような多彩さがあるボトルで、とにかく複雑で重厚。圧倒されそうなパワーがあります。テイスティングしていて疲れてしまうほど多くの要素が拾えるのですが、ジャムやオイルや松ヤニ、濃縮感のあるフルーツなど全体的に重さを感じる成分が多く、飲み続けるのがしんどい時もあります。
そうえいば以前にBARで飲んで記事にした時と比べると、理由はわかりませんがややトロピカル感が少ないように感じられました。
また、加水すると非常にバランスが良くなり飲み心地も良くなったのも印象的で、基本ストレートで飲む私ですが、このボトルは加水して飲むことが多いです。

最近グラッサ会なる持ち寄り会に参加していろいろ飲む機会があり、その時も改めて思いましたが、グラッサは樽によっていろんな表情を見せてくれますね。重さで言えばこれが今までで一番でした。


 
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2013.11.22【日記】

グレングラッサ12年 オフィシャル 90年代流通

オフィシャルスタンダードにしては濃厚な味わいです。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 12yo OB 43%
90年代流通



熟したオレンジと良い麦感、カラメル、うっすら植物、蜂蜜、オレンジマーマレードの甘味、少し粘性がありわりとコクもある。

【Good/Very Good】


90年代頃に流通していたグレングラッサ12年、当時のオフィシャルスタンダードボトルです。

熟した柑橘のフルーツ感と良質な麦感のバランスが良く、飲むと意外に濃縮感がありコクのある甘味が好印象でした。キレイなスタンダードというよりは雑味もあるイメージですがそのぶん深みもあるという感じでしょうか。

 
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2013.07.27【日記】

グレングラッサ1974 37年 オフィシャル 北米向け マスターディスティラーズセレクション

かなり旨いですけどアメリカではどういう評価だったんでしょうか。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1974-2011 37yo OB Master Distiller's Selection for North America 56.0%
one of 470 bottles, Sherry Cask



香りは強めのウッディネス、少しヒノキ、重めのシェリー、キャラメリゼしたナッツ、チョコレート、こってりしたクリーム、バナナミルク、加熱して濃縮したプラム、ドライフルーツ、焦がし麦、松ヤニ系のオイリー、シナモン、重厚で非常に複雑。飲んでもリッチでビッグ、厚いボディ、濃いシェリーとジャムの甘味と強いコク、プラムジャム、しっかりトロピカル感あり、ミント、ウッディネスとタンニンの渋味もやや強めにあるが味を深めギリギリ嫌味には感じない、クリーミーで長い余韻。


【Very Good】

グレングラッサのオフィシャル、マスターディスティラーズセレクションから北アメリカ向けに詰められた1974蒸留のシェリーカスクです。
かなり高額なボトルですが、アメリカで売り切れなかったのか日本でも最近ちょっと値下げされて売られています。

香りにも味わいにも圧倒的な重厚さを感じる太い酒です。
良いシェリー樽由来のフレーバーを含めとても複雑でリッチなグラッサで、特に興味深かったのは、話題になった信濃屋&キャンベルの1973にも感じたようなトロピカル感が樽感とシェリー系のフルーツ感に内包されているもののしっかりと感じられたことです。
グラッサのこの辺のヴィンテージには結構トロピカルなものがあるのでしょうか。
ウッディネスが結構強く感じられ、香りだけだとちょっと過熟かなとも思ったのですが、飲んでみると渋味など過熟要素は嫌なほどは感じられず、ギリギリセーフな感じです。
ちょっとVG/Eにするか迷ったくらい美味しいモルトでした。

なんとなく、ウッディネスから60年代蒸留でGMケルティックラベルのストラスアイラと近い印象を持ちました。ブラインドで飲んだらグラッサとは当然思わず、ストラスアイラやグレンキースあたりを予想しそうです。

グラッサは最近いろいろ飲むようになりましたが、熟成樽やヴィンテージによっていろんな顔を見せてくれますね。


 
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2013.05.24【日記】

ニューリリース:しっかりトロピカルなグレングラッサ1973 39年 オフィシャル キャンベルタウンロッホ&信濃屋向け

長熟の熟成香とトロピカルがありますが過熟感の無いグラッサでした。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1973-2012 39yo OB for Campbelltoun Loch & Shinanoya #874 46.3%
one of 42 bottles



かなりエステリーでうっとりするようなフルーティ、桃、洋梨、オレンジ、ややマンゴー系のトロピカルフルーツ、アプリコット、薄く麦感、飲むとトロピカルフルーツと濃い甘味、心地良いウッディネスと渋味、まったりオイリーで長い余韻。


【Very Good】


グレングラッサ1973、39年熟成のオフィシャルボトルで、有楽町キャンベルタウンロッホと信濃屋向けに詰められたものです。

先日のバーショーでも試飲させていただきちょっと記事にもしましたが、やはりトロピカル感を含むフルーツ感がかなり充実しています。ケミカルな感じもほとんど感じられず、ナチュラルかつ濃厚なフルーツ感です。ウッディネスや渋味も長熟の割には強くなく、ヘタれた感じもなく度数の割に飲み応えも感じられます。
第一印象のトロピカル感は昔のボウモアとちょっと似た感じでしたが、前回飲んだ時にはそれほど感じなかったオイリーさが感じられ、トロピカルとあいまってアイリッシュのピュアポットスチルに共通するニュアンスのようにも感じました。

高額ボトルですが、蒸留所が最近買収されたこともあり、今後はグラッサもフルーティなものはさらに高額になっていく気がします。


そういえば、ヴィンテージは違いますがウイスキーフェアのグラッサ1965フィノカスクもトロピカルでした。結構グレープフルーツのわたのようなニュアンスもあって今回のボトルとはちょっと方向性の違うトロピカルだった記憶がありますが、初めてグラッサを注目したボトルでした。
当時グラッサ奇跡の1本というイメージでしたが、今回のボトルみたいなものもあることを鑑みると、グラッサの持つポテンシャルなんでしょうね。
今後のボトリングにも期待ですが、高くないと嬉しいなぁ。。。


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2013.04.22【日記】

TOKYOインターナショナルバーショー2013後編

前回に引き続き、バーショーで気になったボトルの簡単な紹介です。




・ラフロイグ 2006 6yo クーパーズチョイス 信濃屋向け

メチャ若いわりに香りにはなかなか熟成感が感じられる。飲むとかなり若いニュアンスもあるが、6年と思えない仕上がり。しっかりとラフロイグらしいヨードの強いピートがあり、ラフを好きな人には満足感がありそう。





・ホワイトボウモア 1964 43yo オフィシャル

言わずと知れたホワイトボウモア。このイベントでは毎回格安で提供されてますね。
もう文句の無い60年代の典型的なボウモアのトロピカル感で、ダンカンテイラーのものと比べてややボディと深みもあります。素晴らしい陶酔感です。こういう時しか飲めませんがテンションあがりますね。





・エボリューション 2013 サマローリ 日本向け

相当古いものも含むヴァッテッドモルトということですが、ドライフルーツやカラメル、わりとコクと渋味もあるシェリー感が強めで、古いピート感が奥の方にかすかに感じられます。
ちょっと高いですがわりと美味しかったです。





・グレングラッサ 1973-2012 39yo オフィシャル キャンベルタウンロッホ&信濃屋向け

今回はこれを飲みに行ったとっても過言ではない、仲間内では話題のモルトでした。
トロピカルと聞いていましたが、想像と違ってボウモアに近いナチュラルなトロピカル感で、やや長熟のウッディネスは強いですがわりとボディもありかなり美味しいです。
値段はかなり高いですが、このトロピカル感にその値段の価値を見出す人は結構いそうです。


今回はブログを始めてから初めてのバーショーでしたが、参加者の方から「見てますよ!」と言われることが結構あり、面識の無かった遠方の方から言われることもあってとても嬉しく思う反面、身の引き締まる思いがしました。
こうして公開する以上、発言に責任を持たなくてはならないと再認識しました。

お会いしたかった方とも大体お話しできましたし、美味しいモルトもいただきましたし、短時間でしたがとても有意義な時間でした。

 

2013.02.19【日記】

ニューリリース:グレングラッサ 1978 33年 オフィシャル "the Chosen Few"

かなりリッチで旨いです。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1978 33yo OB "the Chosen Few" 46.3%
Bourbon Barrel



香りはバニラ、かなりクリーミー、紅茶、熟したオレンジ、時間とともに青リンゴ、少しイチゴジャム感、良いウッディネス、かなりリッチで複雑。
飲んでもトロッとクリーミー、蜂蜜と杏仁豆腐のような甘さ、ナッツ、ややオイリーで長めの余韻。ともてリッチで濃厚。旨い。

【Very Good】


最近リリースされたオフィシャルのグレングラッサ1978。
the Chosen Fewと銘打たれており、特別に選んだ樽のようです。最近のグラッサはこういうのが多くてどれも結構高額な印象があります。

さて、肝心の中身ですが非常に旨いです。
複雑な各成分が嫌味なくハイレベルにバランスしているようで、嫌味もなくまさに飲み頃という印象です。そしてその中で特筆すべきはとろりとクリーミーな甘さで、ほっぺが落ちそう。(笑)
濃厚なのに甘味に単調でベタベタした要素がなく、こういう甘さは大好きです。

バーボンバレル表記ですが、バレルで33年熟成にしては樽感はそれほど強くなく、熟した濃いフルーツ感も充実しており、ブラインドで飲んだら良いリフィルシェリーホグスだと思う気がします。

グレングラッサも自分にとってまだハウススタイルがよくわかっていない蒸留所ですが、今回のものは旨い昔のグレンゴインあたりにも似た印象の、とてもリッチで旨いボトルでした。レーティングは限りなくVG/Eに近いVGです。
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