ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.07.02【日記】

グリンギリー 13年 ダッシーズ サマローリ向け 57%

原酒の個性がはっきりわかる個性的で魅力的なギリーでした。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 13yo SAMAROLI 57%
Fino Sherry Cask, 80年代後半ボトリング



香りは熟したシトラスやグレープフルーツ、りんご、バニラ、しっとり湿ったモルティ、毛皮、淡くチーズ、ナッツと土臭いピート、リッチ。
飲むと滑らかな口当たりから力強く芳醇に広がる、舌に染み込むようなテクスチャー、コクのある甘味、ややブリニー、チーズとモルティな旨味、湿った土っぽさとピート、余韻は長い。

【Very Good/Excellent】


サマローリが80年代後半にボトリングした、フルストレングスのグレンギリー、13年熟成です。
記載はありませんが、1975ヴィンテージと言われているようですね。

サマローリ氏はいくつも伝説的なギリーをボトリングしていますが、ここ数年飲んだものだとフラグメンツオブスコットランドの12年熟成の50%があり、近いスペックのものと思われます。

経年変化もあるのか、フレッシュさと熟してこなれた感じを共に感じるような多彩なフルーツ感に、独特の湿った感じと土っぽいピート感がしっかりと感じられました。

旨味が染み込むようなテクスチャーもあり、経年変化で失った要素も感じさせず、堂々たる風格でした。

フィノシェリーカスクの表記ですが樽感は露骨でなく、原酒の個性と経年変化をストレートに感じることができるすばらしいボトルでした。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood4

2017.01.11【日記】

ニューリリース:グレンギリー 1990-2016 26年 シグナトリー ウイスキーフープ向け #2699 54.4%

ラベル一新でカッコよく注ぎやすくなりました。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1990-2016 26yo SIGNATORY VINTAGE for THE WHISKY HOOP #2699 54.4%
one of 215 bottles, Hogshead



香りは甘やか、熟したオレンジ、淡い桃、バニラ、蜂蜜やココナッツ、下支えする麦感、しっかりめのオーク、うっすらとピート。
飲むと熟したパイナップルやオレンジ、淡い桃、コクのある蜂蜜の甘味と引き締める強めのオーク、少し豆っぽさと淡いピートを感じる余韻。

【Good/Very Good】


シグナトリーがウイスキーフープに向けてボトリングしたグレンギリー1990、26年熟成。
2016年の11月に頒布されました。
これまでカスクストレングスのボトルはすべてデカいコルクの刺さった幅広口のボトルだったのですが、配送においても注ぎやすさにおいても非常に評判が悪く、コルクが折れても他のメーカーのもので替えが効かないという欠点もありました。
交渉の末、今回からフープのマークも文字もかなり大きく記載できるようになり、黒ベースのシックなラベルになりました。さらにトール瓶になって注ぎやすくなりましたね。

肝心の中身ですが、この辺のヴィンテージのグレンギリーはオフィシャルのバッチシリーズなど結構出ており、バーボン樽の良いニュアンスが引き出された安定感のあるタイプでした。
そして昔のハウススタイルだった強いピートはほぼ感じないという点も多くのボトルで共通でした。

今回のボトルは、表記はありませんがバーボンホグスヘッドと思われ、香りからはオレンジやバニラ、ちょっと桃っぽさ、蜂蜜やココナッツなど、良いバーボン樽のニュアンスがしっかりと感じられ、オーク感も強かったです。意外にもうっすらピートも感じました。

味わいもバーボン樽熟成の良いところが充実しており、フルーツ感にパイナップル系のニュアンスが結構しっかりありました。
甘味にはコクがあり、ややオーク感が強いのは個人的には少し引っかかりましたが好きな人も多そうですし抜けてもいきそうです。
そして、やはり香りと同じくピートが後半から余韻に感じられたのは魅力的でした。

近年の良いバーボンカスクの典型のような香味で、それに加えて最近感じられなかったピート感もあるギリーで良かったです。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood8

2016.12.25【日記】

2016年を振り返って

2016年ももうすぐ終わりです。
簡単にですが、今年の自分のモルトライフを振り返ってみようと思います。

さっそくですが一番心に残ったボトルは・・・、と普段だと行きがちなところですがですが、なんといっても今年はスコットランドに行き、現地でテイスティングをして樽選定に携われたことが一番思い出深い出来事でした。

テイスティング記事をしばらくお休みにして、現地の臨場感を少しでも伝えようと旅行記的なものを初めて書きましたが、意外と反響もあり多くの方に楽しんでいただけたようで嬉しく思いました。
現地でないと得難い経験・見識を得ることができた貴重な1週間でした。
そして、良くも悪くも現実がよくわかりましたが、どちらかというと良い現実に目を向けられそうだなとも思ったのでした。そういう意味でも幸せな時間でした。


改めて、誘ってくださったウイスキーフープの方々、同行して助けてくれた方々に感謝いたします。
ありがとうございました。

今年の自分のモルトライフに関してもうひとつ大きなものを挙げるなら、嗜好がニューリリース重視に完全に移行したと確信したことです。
もともとオールド好きですし、私にも過去のリリースにばかり目がいっていた時期が長くありました。この後にもご紹介しますが、実際に伝説的に素晴らしいオールドボトルというのはあり、圧倒的な美味しさと存在感を持っています。現行品がボトリング後の変化を経てこれに及ぶかと言われると、疑問が残るところではあります。
しかしそんな私も、美味しさ、面白さ、今後へのワクワク感、知的好奇心への刺激、などなど総合的にみて、ニューリリースのほうに楽しさが移行しています。有楽町に行っても、どんなオールドが開いたかよりも、どんなニューリリースが開いたかのほうが自然と気になるようになりました。
間違いなくモルトの未来は明るくなってきていると感じています。

この辺の話はもう少し書きたいのですが、今後のことは年明けの記事に譲るとして、そろそろ今年心に残ったボトルの話にいきましょう。


今年も多くの素晴らしいボトル達との出会いがありましたが、新旧問わず圧倒されたものは以下の3本で、順位はつけられませんでした。



 
スプリングバンク SPRINGBANK 1967-1981 13yo OB for Italy #1967/3130 58.9%


 
グレンギリー GLENGARIOCH 1972 15yo Slim Cowell's personal selection II 60%


 
ラガヴーリン LAGAVULIN 25yo OB 200th ANNIVERSARY 51.7%


この3本をどうして選んだかは、各記事とも暑苦しく書いてしまったので読んでいただければわかると思います。
オールド2本は鳥肌が立ったり陶酔感に呆然としてしまうようなモルトで、素晴らしいポテンシャルのボトルを飲み頃で飲んだ満足感が尋常ではなかったです。
そしてバイセンテナリーイヤーだったラガヴーリンの25年は、どれも素晴らしかったバイセンボトルの真打ちとして登場しましたが、ご祝儀評価ではなく実力で圧倒されました。金額を考えず評価すればベストニューリリース部門でも優勝です。



続いて、個人的な想い入れナンバーワンボトルはこれです。



 
ラガヴーリン LAGAVULIN 18yo OB for FEIS ILE 2016 200TH ANNIVERSARY 49.5%


旅行記でもこの日は前編後編に渡って書きましたが、アイラフェスに行き、雨の中3時間40分並んで買い、そしてその日の夜に現地で開けたボトルです。
本当に美味しかったです。一生忘れないでしょう。



このほかに突き抜けたものとして挙げるならこの3本です。



 
アバフェルディ ABERFELDY 1991-2015 24yo OB for THE WHISKY SHOP #6394 53.5%


 
グレンファークラス GLENFARCLAS 1989-2016 26yo OB for Bar Main Malt & BAR CAMPBELTOUN LOCH #13009 52.3%

※まだブログ未掲載です。


 
ラフロイグ LAPHROAIG 2001-2016 15yo EDITION SPIRITS "THE First Editions" #12382 58.4%


上の2本はどちらもオフィシャルが特定の相手に詰めたシングルカスクですが、それぞれバーボン系とシェリー系で突き抜けた個性と魅力を併せ持ったボトルです。いま最も期待できるのはこういうスペックのものだと思うのですが、そのことを実感する代表的な2本です。特に、近年リリースのシェリーはどうしても過去のボトルに比べると突き抜け切れないところがあり半分諦めてもいたのですが、このファークラスにはそれすらも吹き飛ばすようなスペシャル感がありました。
クリスマスラベルの2005年もそうでしたが、正直、我儘に自分たちのことだけを考えたら、一般売りせずフープ会員だけのために瓶内変化を経るころまでずっと在庫としてとっておいて欲しいと思ってしまうようなクオリティでした。

3本目のエディションスピリッツのラフロイグは、ここ数年オフィシャル優位でボトラーが苦戦する中で出てきたスペシャルなシェリーカスクのラフロイグで、第一印象から圧倒的でした。現時点でも素晴らしく今後もどんどん良くなりそうで、可能なら大量に買いたかったボトルでした。
オフィシャルでは出てこなそうなスペックですし、まさにボトラーの面目躍如という感じの突き抜けかたでした。



最後に、ニューリリースのコストパフォーマンス部門は、以前の記事で予告した通り迷わずこれでした。



 
エドラダワー EDRADOUR 2006-2016 9yo OB Un-Chillfiltered Collection for JAPAN #376 58.7%


個性はあるので多少の好き嫌いはあると思いますが、嫌味はほとんどなく、この値段ならそこまで好みじゃなくてもお付き合いしてみようかなと思えたドリンカーは多いのではないかと思います。
今回のボトルが買えなかった人も、きっと似たスペックのものがそれほど高くない値段で販売されている、もしくは今後も販売されると思いますので、ぜひ試してみてください。
エドラダワーには現行オフィシャルにおいてもいくつもわかりやすい個性があるので、まだあまり経験値のない人でもテイスティングが楽しいと思います。
コーヒーフレッシュと安価なミルクチョコレートのような独特の個性を感じてもらえると嬉しいです。


オフィシャルorボトラー、金額別などのカテゴリー分けをして選出しても良かったのですが、無理やり捻り出す感じにもなりそうであまり楽しそうでなかったので、こういう感じになりました。(笑)


来年はどんなモルトに出会えるでしょうか。

ここのところ毎年期待以上に楽しめているように思いますし、ますます楽しみです。

 

2016.11.22【日記】

近年リリース:グレンギリー 1989-2015 ウィームス 46%

暖かく飲みやすいシェリーカスクでした。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1989-2015 WEMYSS MALTS 46%
one of 258 bottles, Hogshead



香りはフルーティ、プラムやイチゴジャム、紅茶、しっかりめのウッディネス、奥に生姜と麦、甘やかで心地良い。
飲むとかなり柔らかい口当たり、ベリージャムの優しい甘味と心地良い渋味、リッチなウッディネス、バランスも良く暖かい余韻。

【Good/Very Good】


去年ウィームスがボトリングしたグレンギリー1989、およそ26年の熟成です。

恐らくはリフィルシェリーホグスヘッドと思われ、穏やかなシェリー感が全体を優しく包んでおり、ジャム系のフルーツ感とその甘みがあります。
ウッディネスは結構強めにでていますが、加水のためか渋さはそれほど感じず心地良い範囲に収まっていたのも印象的でした。

やはりウィームスらしく加水で上手にバランスをとったシェリーカスクのモルトで、暖かく陽性の香味で飲み心地が良かったです。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood8

2016.10.26【日記】

グレンギリー 1972 15年 Slim Cowell's personal selection II 60%

一口飲んで鳥肌が立ちました。そしてギリーで間違いないと思います。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1972 15yo Slim Cowell's personal selection II 60%


香りは高貴なニュアンスもある妖艶なオールドシェリー、ベリージャム、みずみずしさも残した皮付きブドウ、高級なビターチョコレート、シェリーにマスクされない旨そうな力強い麦感、腐葉土のようなアーシーさと少し葉巻のようなスモーキーで強いピート、レザー、ブーケガルニのようなハーブ感とクローブを噛んだようなスパイス感、リッチで複雑。
飲むと刺激のない口当たりから極めて芳醇に広がる、噛むごとに味が出てくるような濃縮したテクスチャー、極めて複雑、強いが支配的ではない妖艶なオールドシェリー、ベリージャムとブドウの皮、ビターチョコレート、濃縮したフルーツの甘味と心地良く引き締めるブドウの皮の渋味、オールドのハーブリキュール、焦がし麦、腐葉土のアーシーさとアンティーク家具のようなウッディネス、タールっぽさも伴うしっとりしたかなり強いピート、鞣し革、どこかエレガントさもあるうっとりするような陶酔感のある長い長い余韻。

【Excellent】


蒸留所の記載のないハイランドモルト、1972蒸留の15年熟成ですから1987年くらいのボトリングです。
ハンブルグのカレドニアンハウスというショップ向けのボトルのようです。

いやはや、テイスティングノートにおける私のテンションからわかる通り、突き抜けまくった旨さです。

妖艶さも感じる濃厚なオールドシェリーのニュアンスが全体を覆っており、ベリーやブドウの皮を含むジャムっぽさのあるフルーツ感や高級ビターチョコレート、ハーブにうっすらインドカレーを感じるようなスパイス感、レザーや腐葉土のようなアーシーな要素、味わい深いウッディネス、そして負けじと残った麦感、これらが香りにおいても味わいにおいてもどんどん湧いてきて、混然一体となって融合しています。そしてそれが長く長く陶酔感のある余韻として残りました。

魅力について書こうと思えばいくらでも書けそうですが、特筆すべきはやはり突き抜けたオールドシェリー感とハイランドらしいまるで葉巻のようなピート感、そしてアーシーさの融合でしょう。そしてその脇にも、なんとなく流すには惜しすぎるほど多彩で魅力的な要素があり、彩りを添え香味を深めているという感じです。

尋常ではないほど多彩なのにまとまりがあり、全体としては意外なほど女性的でエレガントに感じたのも印象的でした。

久しぶりに鳥肌が立つほど美味なモルトを飲むことができました。


このボトル、三越前のIANさんが来年の名古屋のイベント「Whisky Lovers Nagoya 2017」で提供する予定のボトルで、本来はBARでは非売品とのことです。
今回状態を見る意味も含めた味見(にしてはしっかり飲ませていただきましたが)にお付き合いする機会に恵まれたのですが、本当にずっとテイスティングしていたいような幸せな時間でした。

なお、蒸留所表記がないのですが、このボトラーの過去のハイランドモルトのリリースはグレンギリーばかりだという話ですし、何より味的に間違いなくギリーだと思います。

突き抜けたギリーといえば、やはり同じくシェリーカスクの伝説的ボトルであるサマローリの1971フルプルーフが思い浮かびますが、甲乙つけがたい素晴らしさです。
しいて言うならサマローリのほうが迫力があり、こちらのほうがエレガントさを感じるという違いでしょうか。


このボトルを飲むために名古屋に行ってもいいと思えるくらい突き抜けた魅力のあるグレンギリーでした。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood15

2016.09.04【日記】

グレンギリー 1970 21年 オフィシャル 43%

このくらいのパフュームは好意的にとらえられます。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1970 21yo OB 43%


香りは落ち着いているが華やか、オレンジティー、うっすらとコーヒーフレッシュのようなミルク、奥からほどよい麦感とオールドピート。
飲むとさらりとした口当たりでエレガント、スミレのようなパフューム、オレンジ果汁っぽい甘味と酸味、奥からピート、パフュームは長く続かず切れる。

【Good/Very Good】


オフィシャルのグレンギリー1970、21年熟成です。

サマローリ向けの1971などを代表として、この辺のヴィンテージのギリーには非常に好ましいハイランドのピート感と厚みのある土っぽさを感じることがあるのですが、今回のボトルにもそういった要素はあります。

ただどちらかというと華やかで軽やかなフルーティでフローラルな要素がメインで、エドラダワーのような独特のミルキーな要素があったのが印象的でした。

そして、70年代後半から80年台に多い印象ですが60年代や70年代前半にも散見されるパフューミーなニュアンスが、このボトルにも感じられました。
私はあまりパフュームは得意でないのですが、こういう後味に長く残らないものは許容範囲で面白い個性としてとらえられます。

そういえば、エドラダワーも現行は脱パフュームしていますが、少し前までほぼ例外なくパフュームがあった蒸留所です。
今回のボトルに感じたコーヒーフレッシュのような独特のミルキー・クリーミーなニュアンスはパフュームと関連があるのかもしれません。
次のパフュームボトルと出会ったら、そういう意識でもテイスティングしてみようと思います。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood4

2016.08.06【日記】

近年リリース:グレンギリー 1993-2014 21年 アデルフィ #776 59.6%

とても良い近年リリースのシェリーカスクです。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1993-2014 21yo ADELPHI #776 59.6%
one of 562 bottles



香りは全体を包むシェリー、プラムジャム、チョコレート、レーズン、シナモン、ハーブ、しっかりと旨そうな麦感、リッチ。
飲むと最初滑らかだがヒリヒリとスパイシーに広がる、ジャム系の濃い甘味、引き締める渋味、バランス良好で麦の旨味もある、心地よく長めの余韻。

【Good/Very Good】


2014年にアデルフィがボトリングしたグレンギリー1993、21年熟成です。

ボトルに記載はありませんが、明らかにシェリーカスクの影響を受けたモルトで、ボトリング本数を加味するとシェリーバットでしょうか。

香りは全体を良いシェリーカスクのニュアンスが覆っており、ジャムやチョコレート、レーズンやハーブなどのシェリーカスクらしい要素がしっかり感じられる一方で、適度にこなれつつも旨そうな麦感が一体感を持って感じられました。

飲んでも香り同様のイメージで、良いシェリー感と麦の旨味が違和感なく共に感じられ、甘味と酸味のバランスも良く素敵な飲み心地でした。

近年シェリーでも良いものが散見されるようになっていますね。
最初は私が寛容になっただけかなとも思っていたのですが、明らかにここ数年で増えてきたように感じます。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood4

2016.01.07【日記】

グレンギリー 21年 オフィシャル 80年代流通

昔のギリーの個性がしっかり感じられました。

グレンギリー GLENGARIOCH 21yo OB 43% 80年代流通 GLENGARIOCH 21yo OB 43%

グレンギリー GLENGARIOCH 21yo OB 43%
80年代流通



香りは心地よいオールド感、干からびたオレンジと薄めた蜂蜜、干し草や古い畳、穏やかな麦感と土っぽいピート、少し金属感、スモーク。
飲むとまろやかな口当たり、舌に染み込むようなテクスチャー、少し噛み応えあり、コクのある蜂蜜の甘味はあるが強くはない、心地よい麦の旨味、干し草やスモーク、ドライな余韻。

【Good/Very Good】


80年代に流通していたグレンギリーの21年,オフィシャルボトルです。

明らかなパフュームも無く,心地良いオールド感に包まれたフルーツ感や乾燥した草っぽさ,それを燻したようなスモークを伴うような土っぽいピート,これらのオールドギリーらしいニュアンスが,比較的わかりやすく主張してきました。

舌に染み込んでくるようなテクスチャーも心地良く,ほどよい濃縮感もあり,個性と飲み心地の良さが同居したオールドボトルでした。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood8

2015.12.28【日記】

グリンギリー 1975-1988 12年 サマローリ フラグメンツオブスコットランド "イースタンハイランド"

やっと飲めました。やっぱり70年代ギリーは良いですね。

グレンギリー GLENGARIOCH EASTERN HIGHLAND 1975-1988 12yo SAMAROLI FRAGMENTS OF SCOTLAND GLENGARIOCH EASTERN HIGHLAND 1975-1988 12yo SAMAROLI FRAGMENTS OF SCOTLAND

グレンギリー GLENGARIOCH "EASTERN HIGHLAND" 1975-1988 12yo SAMAROLI FRAGMENTS OF SCOTLAND 50%
one of 648 bottles



香りは心地よいオールド感、萎びたレモンと桃、チーズ、バニラ、強めの藁、タールや粘土っぽさを伴うオールドピート。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、じわじわ舌に染み込むようなテクスチャー、加熱したレモン、心地よい麦の旨味、上品で優しいコクのある甘味、柑橘の酸味、粘土っぽさのあるアーシーとタールとスモークを感じる滋味深いオールドピート、長めの余韻。

【Very Good】


サマローリが1988年にボトリングした,「フラグメンツオブスコットランド」シリーズから,イースタンハイランド表記のグレンギリー,12年の熟成です。

今回一緒に飲んだエルギンやハイランドパークと比べると,若干ながらボディの枯れ感も伴うように思いましたが,もちろんそこはサマローリ,しっかりと飲み応えが残っています。

萎びたレモンのようなニュアンスと粘土っぽさのあるアーシー,そして島モノとは明らかに異なるオールドピート,これらが当時のギリーらしく主張してきました。
若干期待よりボディが大人しく,クセも少なく感じられたぶんだけ上品でこなれており,舌に染み込むような心地良い甘味と旨み,良い酸味が感じられました。

このシリーズでは,今回のギリーとアードベッグの2種類が飲んだことのないボトルだったので,今回飲めて嬉しかったです。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood7

2015.10.09【日記】

ニューリリース:グレンギリー 2001-2015 オフィシャル ハンドフィルド #409

良いバーボン感の最近のギリーでした。

グレンギリー GLENGARIOCH 2001-2015 OB  GLENGARIOCH 2001-2015 OB

グレンギリー GLENGARIOCH 2001-2015 OB "HAND FILLED" #409 56.2%
First Fill Bourbon Hogshead



香りはフレッシュな青りんご、オレンジ、バニラ、蜂蜜、若々しい麦感、柔らかなオーク、わりとリッチ。
飲むとジワジワと胡椒のスパイシー、蜂蜜系の甘味、強い麦感とその旨味、引き締めるオーク、スパイシーな余韻。

【Good/Very Good】


グレンギリー蒸留所でボトリングできるハンドフィルド,これはかなり最近の2015年詰めのものです。

ファーストフィルバーボンホグスヘッドの記載通り,青リングやオレンジ,バニラ,オークなどしっかりとバーボンカスクのニュアンスが効いていました。
2000年代蒸留ですがなんだかんだで約14年の熟成ですし,ファーストフィルバーボンということもあってかスパイシーですが未熟感は感じませんでした。

最近のギリーのリリースには散見されるタイプではありますが,蜂蜜系の甘味と麦の旨味,そしてバーボンカスクの魅力がしっかりと感じられる1本だと思います。

 


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood8

2015.10.05【日記】

グレンギリー 1968 29年 オフィシャル #13

貴重な60年代ギリー,ちょっと飲み疲れしましたがさすがに外さない美味しさでした。

 GLENGARIOCH 1968 29yo OB #13

グレンギリー GLENGARIOCH 1968 29yo OB #13 56.5%


香りはやや高貴なシェリー、プルーン、濃いベリージャム、強くブーケガルニのハーブ、ビターチョコレートがけのドライオレンジ、甘やかなカラメルソース、樹液、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、甘酸っぱいベリージャム、アメリカンコーヒー、強めのミント、ベリーとカラメルソースの甘味は強めだがウッディネスも強め、ほどよいハーブとコーヒーの渋味が味を引き締める、良いシェリーの余韻は長くはない。

【Very Good】


オフィシャルのグレンギリー1968,29年熟成のシングルカスクです。

記載はありませんがシェリーカスクのようで,やや高貴なニュアンスも伴ったシェリー感が強く主張してきます。ジャムやドライフルーツの濃いフルーツ感があり,強くブーケガルニのようなハーブのニュアンスがあり,樽由来と思われる要素がとても多彩でリッチな香りでした。

飲んでみると香りから想像したような多彩なフルーツ感やハーブ,ミントなどの強い主張があり,甘味と同時に濃いウッディネスと渋味も感じられました。また,意外にピートは感じませんでした。

非常に多彩でリッチで複雑なモルトで,素晴らしい美味しさなのですが,やや強めの渋味も含めて樽に支配されている部分が大きいタイプでもありました。

昔のシェリーカスクの個性を感じるのにとても良いボトルで,周囲の評判も非常に良かったボトルなのですが,最近の自分の好みは飲み疲れしないタイプに寄っている気がします。

またこのボトル,渋味やウッディネスが和らぎそうな気がしたので本当は終了前にもう一度飲みたかったのですが,タッチの差で飲み損ねてしまいました。残念。。。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood14

2015.09.01【日記】

ニューリリース:グレンギリー 1993-2014 21年 アデルフィ #776

こういう仕上がりの良い濃いシェリーカスクのモルトも増えてきましたね。

グレンギリー GLENGARIOCH 1993-2014 21yo ADELPHI #776 GLENGARIOCH 1993-2014 21yo ADELPHI #776

グレンギリー GLENGARIOCH 1993-2014 21yo ADELPHI #776 50%
one of 562 bottles



香りは強めのシェリー、プラムやアプリコットのジャム、皮付きブドウ、カラメル、黒糖、ハーブ、淡く松ヤニ、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、全体を覆う強いシェリー、ジャム系のフルーツとその甘味が強め、ブドウの皮のタンニンやハーブの淡い渋味が味を締める、麦の旨味もありリッチな余韻。

【Good/Very Good】


アデルフィからのニューリリース,グレンギリー1993,21年です。

記載はありませんがシェリーカスクと思われ,ジャム系のフルーツ感やカラメルや黒糖など,香りの最初から近年シェリーのニュアンスが充実していて結構複雑さもあります。

飲んでも同様に良い近年シェリーカスクの影響を強く感じる味わいで,強めの甘味と渋味のバランスも良く,飲み応え,飲み心地ともに満足できる仕上がりでした。

グレンギリーである必要性があまりないようにも思いますが,こういう,あからさまなサルファリーや生臭みのないシェリー感のモルトが,昔に比べると明らかに増えたように思います。
シーズニングシェリーの樽がほとんどなんでしょうけど,工夫に工夫を重ねて今に至るということを改めて実感させられるモルトでした。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2015.06.20【日記】

近年リリース:グレンギリー 15年 オフィシャル "ルネッサンス" ファーストチャプター

バランスの良いヴァッティングでした。

 GLENGARIOCH 15yo OB "THE RENAISSANCE" 1st CHAPTER IN A FOUR PART STORY

グレンギリー GLENGARIOCH 15yo OB "THE RENAISSANCE" 1st CHAPTER IN A FOUR PART STORY 51.9%


香りは熟したオレンジやプラム、ドライフルーツ、若い紹興酒、奥から若さも感じる麦感とオーク、ナッツ、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、やや粘性あり、プラム、オレンジ、ミルクチョコレート、キャラメル、濃いめの甘味、強めの麦感、淡くオークのエグ味、ややオイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


グレンギリーの"ルネッサンス",ファーストチャプターと銘打たれた15年熟成のオフィシャルボトルです。
"IN A FOUR PART STORY"の記載があり,4種類出てくる予定の様で,その最初のリリースですね。

わりと若めですが嫌みの無いシェリーカスクとバーボンカスクの個性が両方バランス良く感じられるボトルで,若さがありながら複雑さを兼ね備えた,オフィシャルらしい特別感のあるタイプでした。

上記のとおり,現時点でも多彩な香味を楽しむことができますが,これから年月が経って全体の一体感が増してくるとさらに完成度が増しそうな印象でした。
モルト仲間の一人が大量買いしてましたが,その気持ちもわかりますね。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2015.06.17【日記】

近年リリース:グレンギリー 1999-2013 オフィシャル シェリーカスク バッチNo.30

甘口のこってりシェリー,これからの変化が楽しみです。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1999-2013 OB SHERRY CASK MATURED BATCH No.30 56.3%
OLOROSO SHERRY CASKS



香りはこってりした甘いシェリー、強いプルーン、ドライフルーツ、チョコレート、紹興酒、ブーケガルニのようなハーブ、ややサルファリー,飲んでも強いシェリーが支配的、滑らかな口当たりから芳醇に広がる、粘性あり、プルーン、チョコレートがけのオレンジ、もっさりしたジャム系の平坦な甘味が強い、アメリカンコーヒーの良い渋味、ハーブ、淡く硫黄とミーティさがあり甘く長い余韻。

【Good/Very Good】


2013年にボトリングされて現在海外で流通しているグレンギリーのオフィシャル,バッチシリーズからシェリーカスク熟成の1999です。

色も濃く強く甘いシェリー感が香り,味わいともに支配的で,プルーンやドライフルーツのような濃厚なフルーツ感やハーブのニュアンスが印象的でした。
ややもっさりとして平坦ではありますがとても濃厚な甘味で,良い渋味があるためそれなりに引き締められて平坦なままでは終わりません。

サルファリーな要素はあるのですが,この系統のキツくないサルファリーは,ボトリング後もしくは開栓後にも抜けて厚みだけが残る傾向にあると認識しているので,これからポジティブな変化に期待できそうです。

現時点でも甘口モルトとして貴重な味わいだと思いますし,家で開けたら普通に飲んじゃいますが,前述のとおりこの平坦な甘味やサルファリーなニュアンスがこれから瓶内でどう変化していくのかも楽しみで,購入してしまいました。最近特定の蒸留所以外のバリーシェリーのボトルを買う機会が無くなってきてますしね・・・。

このバッチシリーズ(とそのバッチナンバーの謎)は以前バーボンカスクのものをご紹介しました。
その時にも書きましたが,日本企業が所有する蒸留所なんですから,ぜひ日本にもこういう面白いものを流通させていただきたいと思います。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2015.04.26【日記】

近年リリース:グレンギリー 1990 23年 エクスクルーシブモルツ #7954

嫌みの無いオークのニュアンスのある,クセのない良リリースです。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1990 23yo EXCLUSIVE MALTS #7954 55.6%
one of 239 bottles



香りはオレンジリキュール、アプリコットジャム、ココナッツ、バニラ、良い麦感、飲むとオレンジとパイナップル、アプリコットジャムの甘味、ほどよい麦感と旨味、オーク、嫌味のない余韻。

【Good/Very Good】


わりと最近リリースされた,エクスクルーシブモルツのグレンギリー1990,23年熟成です。

複雑ではありませんが,深みのあるオレンジやアプリコットジャムといった濃いめのフルーツ感があり,味わいにはパイナップルも出てきました。
ほど良い熟成感を感じる麦の旨みも好印象で,最近のリリースとしては新樽っぽいオークのニュアンスやそれに伴う引っ掛かりも感じない優れたリリースだと思います。

最近のギリーは,オフィシャル・ボトラーを問わず優等生的なものが結構ありますね。
伝説級のボトルもたくさん出している個性的な蒸溜所だったので賛否あるとは思いますが,安定して美味しいものを出してくれていると思います。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2015.04.10【日記】

グレンカウダー(グレンギリー) 1976 サマローリ 57%

やはり唯一無二の個性に思えます。

 

グレンカウダー Glen Cawdor (GLENGARIOCH) 1976 SAMAROLI 57%
80年代ボトリング, one of 960 bottles



香りは良いオールド感、腐りかけるほど熟したオレンジとリンゴ、くすんだホコリっぽさ、バニラ、チーズ、土っぽいピート、スモークとクレゾール、薄めた蜂蜜、飲むと舌にしみ込むようなテクスチャー、濃い麦の旨味、香り同様の熟しすぎたオレンジやリンゴの果実、タールと土っぽさのある強めのピート、強くはないが蜂蜜系の甘味、長い余韻。

【Very Good】


サマローリから80年代にボトリングされた,グレンカウダー1976,フルプルーフです。
スプリングバンクではないかと言われている1951や1964などと同様に,蒸留所の表記は無くグレンギリーではないかと言われているボトルです。

香りには全体を包むオールド感があり,ブローラを思い起こすような腐りかけたようなフルーツ感,アードベッグを思い起こすようなクレゾールっぽさ,そしてチーズと土っぽいピート感がしっかりと感じられました。
飲んでみても香り同様のフルーツやピートが感じられ,度数は高く熟成も長くはないはずですが刺々しさは無く,濃い麦の旨みや独特のピート感が舌にしみ込むようです。
余韻も独特の風味を保ったまま長く長く続きました。

上記のように他の蒸留所の個性と通じる部分はありますが,独特のピート感などどう飲んでみても総合的には70年代グレンギリーとしか思えない独特の個性を持った香味でした。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2015.01.10【日記】

グレンギリー 8年 オフィシャル 70年代

久しぶりにギリーのピートを堪能しました。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 8yo OB 43%
70年代流通



香りは枯れたオレンジ、バニラ、埃っぽさと湿った土とピート、飲むと穏やか、しみ込むような麦の旨味としっとりしたピート、塩素、微かにパフューム、甘味はすっきりしているが土っぽく長い余韻。

【Good/Very Good】


70年代に流通していたと思われる,グレンギリーのオフィシャル8年,ダンピーボトルです。

良いオールド感と昔のグレンギリーらしい土っぽさも伴うハイランドスタイルのピート感が香り・味わいともにしっかりと感じられました。
短熟のオールドボトルらしく,舌にしみ込んでくるような麦の旨みもあり,ボディのわりに長い余韻も楽しめました。
パフューミーといえるかギリギリくらいのおしろいっぽいニュアンスもありますが,これは全くネガティブな要素とは感じませんでした。
全体にクールな印象ですが,加水オールドということもありそれほど近寄りづらいタイプではなかったです。

 

このボトルは,神楽坂の家鴨社さんでいただきました。
昨年11月にオープンしたばかりのBARですが,良い音楽の流れる非常に居心地の良い空間で,相当癒されました。
モルトも良いものが開いており,これからも癒されに通いそうです。



 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2014.03.31【日記】

グレンギリー 1975-1990 詳細不明 2006年詰め

ボトリング経緯はよくわかりませんが,らしさのある70年代ギリーです。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1975-1990 43%
one of 251 bottles, Selected in 2006



香りはバニラ、オレンジ、紙粘土、しっとりしたピート、いぶした藁のスモーク、穏やかな麦、松ヤニ、うっすらシナモン、柔らかな口当たり、スムーズ、薄めた蜂蜜の甘味、タール、井草の植物感、しみ込むような麦の旨み。

【Very Good】


フランスの団体向け?に詰められたグレンギリー1975,1990ボトリングと書いてありますが,Selected in 2006とも書いてあり,ボトリングされていたものを再ボトリングもしくはラベル張り替えをしたものでしょうか?

70年代ギリーらしい独特のスモーキーなピートや紙粘土のようなニュアンスがしっかりと感じられ,個性的で非常に美味しいモルトです。
加水でボトリングから時間が経っているからなのか,柔らかな口当たりから舌にじわじわとしみ込むような質感だったのも好印象でした。
なお,パフュームは感じませんでした。
なんとなく,このあたりのギリーのなかでは近寄りやすい印象のボトルでした。
飲める機会もそうありませんが,とても好きなのでまた飲みたいです。

 
COMMENT(2)
この記事を評価するGood

2014.03.03【日記】

グレンギリー 13年 サマローリ 80年代後半ボトリング

まさに70年代の独特なピーティのあるギリーでした。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 13yo SAMAROLI 57%
Fino Sherry Cask, 80年代後半ボトリング



香りはリンゴ、蜂蜜、ナッツ、グレープフルーツ、こなれた麦と強めのピート、湿った土、飲むと強い口当たり、パンチのある強い味わい、蜂蜜のコクのある甘さとオイリーなナッツ、スモーキーなピートもかなり強い、旨いパン、シトラス、ピーティな余韻が長く続く。

【Very Good/Excellent】


サマローリのグレンギリー13年,80年代後半のボトリングで,恐らくは1970年代半ばあたりの蒸留ではないかということでした。
サマローリ氏はギリーが好きだったみたいで,ずいぶんたくさんリリースされていますが,そのほとんどが今や伝説級のボトルになっています。

このカスクストレングスの13年もそんなボトルのひとつで,70年代グレンギリーならではの独特のピート感があります。
そして80年代ボトリングのカスクストレングスのサマローリのボトルに共通して感じられる立体的で重厚な味わいがガツンとした迫力を伴って感じられます。
フルーツやナッツの出方は,フィノカスク由来の部分もあるのかもしれません。

こういうあからさまに旨いボトル,なかなか飲めませんね。

 
COMMENT(2)
この記事を評価するGood

2013.11.22【日記】

グレンギリー1997 14年 オフィシャル ウイスキーショップ向け

このスペックはもはや鉄板のひとつになってきました。

 

グレンギリー GLENGARIOCH 1997-2012 14yo OB for THE WHISKY SHOP #834 56.5%
one of 204 bottles, Ex-Bourbon Oak



軽くはないが華やかな香り立ち、バニラ、蜂蜜、オレンジ、少し洋ナシ、麦感も強い、強いコクのある蜂蜜の甘味、麦の旨味しっかり、やや粘性あり、スパイシーで長い余韻。

【Good/Very Good】


オフィシャルからウイスキーショップ向けのグレンギリー1997、14年熟成で昨年のボトリングです。

ハンドボトリングやバッチシリーズなど、最近90年代蒸留のいろんなヴィンテージのオフィシャルギリーを飲む機会がありますが、どれもバーボンカスク熟成で似た個性を持っています。
そして何よりどれも安定して美味しいですね。
バラつきが感じれらず、サントリーさんの経営らしい安定感を感じます。


ただ、何度も書いていていい加減しつこいですが、日本の企業の経営する蒸留所なのですから、たまには日本向けの美味しいボトルのリリースがあっても良いのではないかと思います。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

プロフィール

T.Matsuki

ブログ内記事検索

  • 2017年07月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

最新エントリー

カテゴリから探す

タグ一覧