ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.07.21【日記】

グレンエルギン 1971-1985 サマローリ 50%

やはり素晴らしい蜂蜜系モルトでした。

 

グレンエルギン GLENELGIN 1971-1985 SAMAROLI 50%
one of 1200 bottles



香りはこなれている。オレンジとハチミツ、こなれたバニラクリーム、ドライフルーツ、淡くワックス、滋味深いモルティと淡いがしっとりしたピート。
飲むと柔らかな口当たりから芳醇に広がる、淡い粘性、ハチミツのコクのある甘味、オレンジオイル、淡い酸味が味をさらに深める、こなれたモルティとその旨味、ワックス、長く心地良い余韻。

【Very Good/Excellent】


サマローリが1985年にボトリングした、グレンエルギン1971です。
フラングメンツオブスコットランドのスペイサイド表記のエルギンと同スペックの50%です。

何度も飲んだ大好きなボトルですが、期待通りの蜂蜜系のコク深い甘味と、加水にも関わらず太さも感じるモルティさとボディが印象的なエルギンでした。

やはり80年代ボトリングのサマローリは素晴らしいものばかりですね。


 
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2017.06.23【日記】

グレンエルギン 16年 オフィシャル "マネージャーズドラム" 60% 1993年ボトリング

強烈で突き抜けたシェリーカスクで、こういうものは年代を選ばず素晴らしいですね。

 

グレンエルギン GLENELGIN 16yo OB "The Manager's Dram" 60%
bottled in 1993



香りは濃厚シェリー、プルーン、アプリコットジャム、コーヒーやビターチョコレート、カラメルソース、淡くワックス、奥から焦がしたモルティ、リッチ。
飲むと粘性のある口当たりからパワフルに芳醇に広がる、香り同様のシェリー感、プルーンやアプリコットジャムの強い甘味、心地良い渋味、オイル、フルボディ、リッチで長い余韻。

【Very Good/Excellent】


蒸留所関係者に配られるオフィシャル記念ボトルで、本来非売品であるマネージャーズドラム。
その通称マネドラのグレンエルギン16年で、1993年ボトリングですので、逆算すると1977年頃の蒸留と思われます。

香りにも味わいにも、ボトリング後25年近く経過したとは思えないほどイキイキした香味で強いシェリー感があります。

60年代のような高貴で怪しい陶酔感のあるタイプとは異なりますが、少しこなれた多彩さと深みを帯びた強いシェリー感と十分に残った旨いモルティさの融合した鮮烈な香味です。

これだけ強烈な樽感と麦感ですが、奥には淡くワックスやオイリーな要素があり、これは原酒由来の個性でしょうか。

言葉にしづらい素晴らしさのあるシェリーカスクのモルトで、なんとか表現するなら一体感と鮮烈さが同居しているのが突き抜けた魅力だと思います。


 
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2015.12.05【日記】

グレンエルギン 1995-2013 17年 クーパーズチョイス #1665

安心して飲めるバーボン系エルギンでした。

グレンエルギン GLENELGIN 1995-2013 17yo COOPER'S CHOICE #1665 GLENELGIN 1995-2013 17yo COOPER'S CHOICE #1665

グレンエルギン GLENELGIN 1995-2013 17yo COOPER'S CHOICE #1665 46%
one of 325 bottles, Hogshead



香りは華やか、オレンジとバニラ、心地よい麦感、淡い蜂蜜、ほどよいオーク、
飲むと穏やかな口当たり、オレンジピール、コクのある蜂蜜系の甘味、引き締めるオーク、嫌味のない余韻。

【Good/Very Good】


ヴィンテージモルト社のクーパーズチョイスから,2013年ボトリングのグレンエルギン1995,17年熟成です。

複雑なタイプではありませんが,最近の良いバーボンカスクの加水らしい華やかな香味で,オレンジやバニラ,蜂蜜っぽさなど魅力的な要素が嫌味なく感じられました。
オーク感が丁度良く,木材感やそれに伴うエグ味もなしに味を深めているのも好印象でした。

引っ掛かりが無く安心して飲める美味しい加水ボトルで,こういうものはコースの中で序盤に飲んだり,家で何かしながらだらだらと飲むのに最適ですね。


 
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2015.05.07【日記】

ニューリリース:グレンエルギン 1999 15年 スコッチモルトウイスキーソサエティ 85.30

ヴィンテージと熟成期間が全く予想できない仕上がりでした。

 

グレンエルギン GLENELGIN 1999 15yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 85.30 56.6%
one of 321 bottles, Refill Bourbon Hogshead



香りは芳醇で暖かい、アプリコットジャム、熟したオレンジ、心地良いウッディネスと樹液、リッチ、飲むと柔らかな口当たりから芳醇に広がる、アプリコットやオレンジ、パイナップル、オイル、淡い粘性、コクのある濃いめの甘味、オークのウッディネスとタンニンは味を深める、リッチ、厚いボディで濃厚なフルーツとスパイシーさを感じる余韻は長い。

【Good/Very Good】


SMWSから85番=グレンエルギンの1999,15年熟成のニューリリースです。
(※SMWSの蒸留所コード一覧はこちら

香りには熟した感じやジャムっぽい濃縮感を伴うフルーツや熟成年数より主張を感じるウッディネスや樹液っぽさが感じられ,温かみのあるニュアンスが全体を包んでいました。

口に含むと最近のソサエティモルトに共通して感じられる,とっつきやすい口当たりからの芳醇な広がりがあり,多彩で濃いフルーツ感とコクのある甘味も好印象でした。

未熟感が無く,15年熟成でこの味ですから,わりと成分の出やすいタイプのバーボンカスクで熟成したものと推察しますが,過剰なオーキーさや生木っぽさも感じられず,エグ味もありませんでした。
そもそも近年の典型的なバーボンカスクのニュアンスとも異なっているように思われ,リフィルシェリーカスクとのヴァッティングと思ってしまうような温かいモルトだと感じました。

ブラインドで飲んでも,1999ヴィンテージで15年のスペイサイドモルトとはまず思わない仕上がりの良さでした。


 
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2015.02.15【日記】

自宅テイスティング:グレンエルギン (1971)-1988 16年 サマローリ フラグメンツオブスコットランド

80年代ボトリングのサマローリらしさも感じられる幸せなボトルでした。

 

グレンエルギン GLENELGIN (1971)-1988 16yo SAMAROLI FRAGMENTS OF SCOTLAND 50%
one of 648 bottles



・香り:
強く厚みのある蜂蜜,柔らかなバニラ,シナモン,りんご,オレンジやレモン,滋味深い麦感もしっかり,淡くハーブ系の植物感とミント,少し妖艶さも感じる。

・味わい:
オレンジ,強いコクのある蜂蜜の甘味,良い酸味,ブリニーさもある,旨味の濃い麦感,凝縮感があり噛み応えのあるテクスチャー,樹液,少しミント,シナモン,度数以上に厚いボディ,少しスパイシーでオイリー,心地良いオークが味を深める,太い味わいで余韻は長い。

・余韻:
濃い蜂蜜と麦の旨みが長く残る。

・加水:
多めに加水しても崩れない。きれいに伸びる。

・総評:
コクのある蜂蜜の甘味が非常に印象的。
未熟感も過熟感もなく厚いボディがあり,熟成において何も失わない状態でボトリングされたような,まさに80年代サマローリらしい味わい。

【Very Good/Excellent】


サマローリが1988年にボトリングした,「フラグメンツオブスコットランド」シリーズから,スペイサイド表記のグレンエルギン16年熟成です。
サマローリが各地域から選んでボトリングした伝説的なシリーズで,他には私の知る限り,アードベッグ(アイラ),ロングロウ(キャンベルタウン),グレンギリー(東ハイランド),ハイランドパーク(オークニー),そしてロングロウのニュースピリッツがあったと思います。

とにかく蜂蜜感が非常に強いボトルで,柑橘系フルーツや粘性もありエルギンのハウススタイルをしっかりと感じるとともに,80年代詰めのサマローリらしい,熟成において徐々に失われていくボディなどの要素を最小限に留めたボトリングだと思います。
長期熟成でボディと引き換えに出てくるようなエステリーなフルーツ感はありませんが,ナチュラルにフルーティです。そして樽感が強くなく,旨味のある厚い麦感も非常に好印象で,高次元でのバランスが取れており,今の感覚で16年熟成とは到底思えない素晴らしい仕上がりのボトルでした。
さすがに経年変化もあるためボトリング当初からボディはなだらかな下降線上にはあるのでしょうが,それでもボトリングから30年近く経過した現在も十分な飲み応えを残しており枯れた感じは全くありません。そのぶんこなれてまろやかな粘性も感じられ,今なお飲み頃だと感じました。
原酒の質と樽さえよければ,このくらいの熟成(15~20年くらい)でしばらく瓶内で寝かせたくらいが私の嗜好においてはベストなのではないかと思います。
 
80年代ボトリングのサマローリに関しては,思い入れもあり無意識に依怙贔屓してしまう部分もあるのですが,それを差し引いても突き抜けた素晴らしいボトルだと思います。
 
さて,このボトルもオールドですし,昔の原酒や樽は良かったという結論にもなりそうですが,実は自分はそうは思っていません。
90年代蒸留のものにも,今回のボトルのような傾向のボトリングがあることを追記しておきます。
例えばマネチョのロッホナガー,例えばリベットやアバフェルディのオフィシャル限定ボトル,このあたりは瓶内で10~20年寝かせておいたら,おそらくサマローリやセスタンテの80年代とも共通点のある香味になるのではないかと思っています。
樽と熟成環境が良ければ,今の原酒でも素晴らしいものは作れるのだと思いますね。
そんなわけで,こういう飲み頃の素晴らしいオールドボトルを飲みながら,未来への希望も感じています。
 


 
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2014.12.01【日記】

ニューリリース:グレンエルギン 2000 14年 GM リザーブ メゾンドウイスキー向け #2971

2000年以降のスペイサイドも普通に飲めるものが出てきましたね。

 

グレンエルギン GLENELGIN 2000-2014 14yo GM "RESERVE" for La Maison du Whisky #2971 46%
one of 348 bottles, Refill Sherry Hogshead



香りはフレッシュシトラス、白い花、軽やかだが強いモルティ、パン生地、飲むとさらりとした口当たりから少しスパイシーな刺激、フレッシュレモン、シロップのさっぱりした甘味、柑橘の皮の渋味と淡いエグ味、オーク、若さのある麦や植物感、余韻は長くないがきれい。

【Good/Very Good】


フランスのメゾンドウイスキー向けにボトリングされた,ニューリリースのGMリザーブラベル,グレンエルギン2000,14年熟成。

香味共にフレッシュな柑橘や若々しい麦感や植物感があり,甘味も含めて爽やかな印象ですが,飲むのに抵抗があるような未熟感は感じません。
全体にきれいな仕上がりでした。

2000年以降の蒸留だと,アイラを中心にピーティなものがメインという感じでしたが,スペイサイドモルトも樽によっては普通に飲める段階に入ったのかもしれません。



 
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2014.08.02【日記】

グレンエルギン 1971-1985 サマローリ

さすがの80年代詰めサマローリで,エルギンらしさも感じました。

 

グレンエルギン GLENELGIN 1971-1985 SAMAROLI 50%
one of 1200 bottles



香りは湿った太い麦とオレンジオイル、アプリコットジャム、デーツ、ドライフィグ、蜂蜜、淡く湿ったピート、心地良いオールド感、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、コクのある蜂蜜、マーマレードやアプリコットジャムの甘味、梅ジャムの酸味、太い麦とその濃い旨味、軽いミント、粘性もあり厚いボディで口の中にこびりつくようなテクスチャー、リッチ、ややオイリーで長い余韻。

【Very Good】


1985年にサマローリからボトリングされたグレンエルギン1971です。
50%とやや高めの加水調整ですが,フラングメンツオブスコットランドの1971も50%でしたね。

香りには心地良いオールド感があり,ボディを感じる太い麦感とオイリーさや粘性を感じる濃いオレンジやアプリコットジャムのニュアンス,そしてドライフルーツやピートのニュアンスが感じられました。
飲んでみると芳醇な広がりがあり,蜂蜜やジャムのコクのある甘味と良い酸味,そして太い麦の旨みが堪能できます。また,エルギンらしい粘性があってオイリーであり,加水ながら厚いボディを感じ,余韻もリッチで非常に長いです。

80年代詰めのサマローリらしい,ボディをしっかり残して過熟感を全く感じさせない仕上がりで,かなり説得力のある美味しさです。

 
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2014.02.23【日記】

プチSBT 2014/1月 from naoskprs サンプル:C


モルト仲間のnaoskprsさんと以前から定期的にやっているプチSBT、次はCです。

 


(飲む前に写真を撮り忘れたので、ほぼ空瓶です・・・)


以下はブラインドでテイスティングした内容です。

・プチSBT 2014/1月 from naoskprs サンプル:C

香りはエステリーでフルーティ、陶酔感あり、白ワインのブドウ感、洋ナシ、グレープフルーツ、メロン、ややオールドのニュアンス、カスタード。
飲むと穏やかな口当たり、香りのフルーティの広がりもあるが、それよりしっとりしたピートが主張、上品で強くないフルーツの甘味ととても良い酸味、少し炭っぽいピートが余韻まで続く。

【VG】

陶酔感のあるフルーティな香りでのっけからテンションが上がったサンプル。
グレープフルーツを感じる白ワインのような香りの印象で飲んでみると、意外に強く感じられるピートに一瞬どきりとした。
上品でフルーティな甘味と酸味が心地良かった。
また、ボトリング後の経年変化で落ち着いた印象がある。


陶酔感のあるこういう方向性のフルーティは、70年代流通のドロナックのダンピー8年にかなり近い印象。ただし飲んだ後のピートがこんなにしっかりあるものには出会ったことがありません。
あとは、以前ブラインドでオールド予想をして外した長熟のグレングラント1972もこういう方向性のフルーツを持っていたように思います。他にこういうフルーティのあるものでさっと思いつくのはここ数年で飲んだものからグレンロッシーやオールドのローズバンクでしょうか。
フルーティをベースに予想すると上記のようになりますが、もうひとつの特徴と思われるピートをベースに選ぶとボウモア60~70年代のセスタンテ加水ボトルなどでトロピカルがあまりないもの、またはラフロイグのフルーティなものということになるのですが、さすがにアイラだったら香りももっとピーティな気がします。
いずれにしてもとても美味しいボトルで、今回の4種類の中では断トツで好みでした。

・予想
1、グレンドロナック8年ダンピー
2、グレングラント70年代蒸留、近年詰め
3、グレンロッシー70年代蒸留、近年詰め

 


以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
 
正解は・・・、
 

 

 

 

グレンエルギン GLENELGIN 1972-2002 30yo Douglas Laing OMC 50%

陶酔感のあるフルーティがあり今回自分的にはダントツ一位のこのサンプル、OMCのエルギン1972でした。
ドロナックダンピー8年にかなり近いニュアンスのあるフルーティでしたが、言われてみれば、この白ワインのようなブドウ感は、グリーンエルギンにも感じられた要素でした。
ただし、エルギンにしてもこの強いピート感は解せない部分ではあります。

ブラインドテイスティングでのこういう経験は、普段通り飲んでいるときに比べると記憶に刻みつけられますので、良い経験になりました。
同じようなスペックのエルギンと出会ったら、同様のピート感を探してみたいと思います。


 
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2014.01.13【日記】

ニューリリース:グレンエルギン1985 28年 ダグラスレイン オールドモルトカスク JIS向け

なかなか良い熟成感でした。

 

グレンエルギン GLENELGIN 1985-2013 28yo HUNTER LAING Old Malt Cask for JIS #HL9720 45.4%
one of 256 bottles, Refill Hogshead



香りは爽やかに広がる、爽やかなシトラス、青リンゴ、時間と共にアプリコットジャム、バニラ、乾いた麦、薄い蜂蜜、飲むとやわらかな口当たり、香りより熟成感あり、アプリコットジャムの甘味、ボディはやや弱っているが上品にキレる。

【Good/Very Good】


ハンターレインからのニューリリース、グレンエルギン1985、28年熟成。
ジャパンインポートシステム向けにカスクストレングスでボトリングされています。

のっけから柑橘や青リンゴなどの爽やかなフルーツがしっかりと主張し、軽いタイプと思いきや、時間とともにアプリコットジャムなどのまったりしたフルーツ感もでてきたのが興味深かったです。
そして飲むと想像以上にエステリーな熟成香を感じました。
熟成期間にしては度数も結構下がっており、ちょっとボディが弱いようにも感じましたが、そのぶん熟成もしっかりと進んでいる印象でした。

 
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2013.12.30【日記】

グレンエルギン16年 オフィシャル マネージャーズドラム 1993年詰め

やはり特別に選ばれた感じがプンプンするシェリーカスクです。

 

グレンエルギン GLENELGIN 16yo OB Manager's Dram 60%
bottled in 1993



がっつりシェリー、カラメルソース、黒糖、濃縮したブドウ果汁、プルーン、ドライフルーツ、ねっとりとしたテクスチャー、ジャムのような濃厚な甘味と味を深めるコーヒーとウッディネスの渋味、厚いボディ、長く深みのある余韻。

【Good/Very Good】


オフィシャルのグレンエルギン16年、1993年詰めのマネージャーズドラムです。
マネドラは主に関係者に配られるらしく一般には販売されないボトルですが、どこから流れ着くのか、たまにですが飲む機会がありますね。
逆算すると70年代後半の蒸留です。

色からして非常に濃くシェリーカスクの影響を受けたウイスキーですが、やはり香りにも味わいにもシェリー感がしっかりと感じられます。さすが特別に選んだ樽だけあって、非常に良質なシェリー感で、ドライフルーツなど凝縮したようなフルーツ感に加えて濃縮した果汁のような要素もしっかりと感じられました。ねっとりと濃厚な味わいで、樽は強いですが熟成が長すぎないこともあって渋味やウッディネスはそこまで強くありません。ボディも厚くリッチで、長い余韻の最後まで良質なシェリー感を堪能できました。

 


 

 
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2013.11.20【日記】

ニューリリース:グレンエルギン1975 37年 THE BOW BAR & KINKO フレンドシップボトリング

長熟らしいフルーティが印象的でした。

 

グレンエルギン GLENELGIN 1975 37yo 42.1%
SAPPORO, THE BOW BAR & SATSUMA, KINKO friendship bottling
one of 95 bottles, BOURBON BARREL



エステリーな熟成感が強い、オレンジリキュール、洋ナシ、バニラ、奥からクリーム、少し樹液と井草の植物感、麦感は柔らか、滑らかな口当たりからじわじわと広がる、オレンジクリーム、白ワイン、フルーツケーキ、しつこさのない和三盆のような上品な甘味、度数のわりにしっかりした味わい。

【Very Good】


札幌のTHE BOW BARさんと薩摩のKINKOさんのフレンドシップボトルとしてリリースされたグレンエルギン1975、37年の長熟です。

長熟らしいエステリーなフルーツ感が印象的で、一時期エージェンシーあたりからよく出てきたドイツ系のバーボンカスク長熟ものに近いものを感じました。
フルーツ感に淡い麦感があいまってフルーツケーキのような印象でもあり、さらりとした上品な甘味も良かったです。
そして42.1%という、ともすると枯れているのではないかという低いアルコール度数でありながら、滑らかな口当たりからの広がりがあり、しっかりした味わいだったのが好印象でした。

ちょっと高額かなとも思ったのですが、70年代は最近軒並み高額化しており、KINKOさんのベンリアック1976の値付けなどからも察するに、もともとの仕入れ値がかなり高い樽なのだと思います。

 
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2013.09.11【日記】

グレンエルギン12年 オフィシャル 80年代流通

深みのあるオフィシャルスタンダードでした

 

グレンエルギン GLENELGIN 12yo OB 43%
80年代流通



少しホコリっぽさとヒネ、樹液、アプリコットジャム、ドライオレンジ、少しカラメル、蜂蜜、心地良い麦、飲むとプラムジャムの甘酸っぱさ、良いシェリー感と濃縮感のあるベリーを含むフルーツ、少し粘性、心地良い麦とその旨味、深みもある。

【Good/Very Good】


80年代初め頃にボトリングされた、ホワイトホース表記のグレンエルギン12年、オフィシャルボトルです。

若干強めのオールド感はありましたが、加水の割に粘性も感じる濃厚な香りと味わいで、オフィシャルスタンダードらしい良い麦感と、飲んでからの良いシェリー感も印象的でした。


 
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2013.08.07【日記】

グレンエルギン1978 30年熟成 ケイデンヘッド チェアマンズストック

とても良い長熟スペイサイドモルトでした。

 

グレンエルギン GLENELGIN 1978-2009 30yo CADENHEAD'S Chairman's Stoch 49.1%
one of 234 bottles, Bourbon Hogshead



ややエステリーな熟成香、オレンジ、青リンゴ、少し洋ナシ、バニラ、クリーム、杏仁豆腐、心地良い麦とオーク、薄めの蜂蜜の甘味、コクあり、やや厚みもあり長めの余韻。

【Very Good】


ケイデンヘッド、チェアマンズストックからグレンエルギン1978、30年熟成です。

良いバーボン樽のニュアンスと長熟スペイサイドのエステリーなフルーツ感が感じられますが、それでいて良い麦感やボディも残っており、クリーミーで長い余韻を楽しめます。
非常によくできたスペイサイドモルトだと思いました。作りこんだ感じが無いのもケイデンヘッドらしくて好印象です。

 
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2013.05.23【日記】

ニューリリース:グレンエルギン1985 27年 ハートブラザーズ

なかなか華やかなニューリリースのエルギンでした。

 

グレンエルギン GLENELGIN 1985-2012 27yo HART BROTHERS 46%


オレンジキャンディ、バニラ、蜂蜜、やわらかな麦感、飲むと蜜や皮の渋みのあるオレンジマーマレードの甘さ、少し良い酸味、良いウッディネスもある。

【Good/Very Good】


ハートブラザーズのグレンエルギン1985、27年熟成。

スペイサイドらしい華やかさがあり、柑橘などのフルーツやバニラが全面に出ています。甘味酸味と引き締める渋味なども感じられ、加水ですが単調ではなくバランスも良いボトルでした。
80年代蒸留でも良い熟成をしたなかなか良いものが出てきますね。


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2013.05.09【日記】

安定感抜群のグレンエルギン1971 サマローリ

何度飲んでも安定感ありますね。

 

グレンエルギン GLENELGIN 1971-1985 SAMAROLI 50%
one of 1200 bottles



リンゴキャンディ、少し干し草っぽい植物感、優しい麦もしっかり主張、バニラ、オレンジ、梅、プラム、クリアな印象、コクのある蜂蜜の甘味、やや粘性あり、特別強い成分はないのだが全体のバランス良好、比較的スムーズで心地良い飲み心地でキレもある。

【Very Good】


サマローリのグレンエルギン1971。
このボトルと出会うのは今回で3回目ですが、何度飲んでも安定して飲める味です。
香りのフルーティ、モルティ、植物感、飲んでも甘味、酸味など各成分が主張しすぎないで溶け込んでいるようなイメージで、特別に強い成分はないのですが全体のバランスは非常に良いです。
最後まで強く主張することなく、気持ちよく余韻が切れます。

実は初めて飲んだ時にはゼニスのローズバンクなんかと同様にあまりピンとこなかったボトルで、いろいろ飲んでからのほうが素晴らしさがわかるタイプなんだと思います。
同じサマローリのフラグメンツオブスコットランドというシリーズにもエルギン1971の50%という同じスペックのボトルがありますが、そちらも似たタイプだったと記憶しています。


このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。
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2012.08.19【日記】

これまでのテイスティングノート6:グレンエルギン 1976-2008 32年 ウイスキーエクスチェンジ ”グリーンエルギン” #5443


 

グレンエルギン GLEN ELGIN 1976-2008 32yo THE WHISKY EXCHANGE "GREEN ELGIN" #5443 40.8%
Matured in:unknown, one of 215 bottles



・香り:
華やかなフルーティ、マスカットなど白ブドウがしっかり、グレープフルーツ、青リンゴ、少しメロン、フレッシュさが前面だが、熟したピーチのような感じも出てくる、不自然な感じはない、薄い蜂蜜、とにかくフルーティなアロマ


・味わい、余韻:
非常にスムーズで優しい口当たり、濃厚な白ブドウ、度数が低いこともあり最初は極めて軟らかく軽い印象だが、中盤から後半にかけて熟したフルーツ感も広がって意外に深くなる。しっとりした甘味、陶酔感あり、嫌味のない心地よい余韻が比較的長く続く。


・加水:
多少の水では想像以上に崩れない。


・総評:
濃い白ブドウが印象的。水のように優しい口当たりから想像するより深く複雑になっていくフルーティさは、この系統では他に似たものの記憶が無い。最初優しく繊細なので、真価を味わうなら他のモルトを飲む前に飲んだ方がよいと思う。陶酔感もありとても美味しい。


【Very Good】

色は言われてみればですが確かに緑がかっていますね。
グリーンファークラス(SMWS)、グリーンブラックラ(TWE)に続くグリーンシリーズ。悪ノリの感があるにもかかわらずどれも美味しかったと記憶してます。ボトラーの悪ノリにオフィシャルが乗っかるというまさかのグリーンアランなるものまででていますがこれは未経験。こうなったら一度飲んでみたい気もします。


〈2011/3/2 whiskylinkで公開〉


2012/8/19  追記:
軽いですがかなりフルーティで、やはり最高のスターターになるモルトです。最近もよく飲んでいます。青リンゴや白ブドウのニュアンスがはっきりと感じられ、売れ残り、安く市場に残っていたのが不思議なくらいです。自分は結構ストックしました。

 

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