ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2016.10.16【日記】

キャパドニック 1968-1999 31年 マキロップチョイス #813 43%

これは思い出深いボトルです。

 

キャパドニック CAPERDONICH 1968-1999 31yo Mackillop's Choice #813 43%

香りは心地良いオールド感、軽やかでフルーティ、青リンゴ、フレッシュオレンジ、優しい麦感、淡くバニラやシナモン。
飲むと優しいくちあたりから軽やかに広がる、少し加熱したリンゴ、上品な甘味と酸味、爽やかな麦感、キレがあり余韻は長くないがスッキリ。

【Good/Very Good】


マキロップチョイスのキャパドニック1968、31年熟成です。

香りには穏やかなオールド感があり、軽やかなフルーティさや優しい麦感がありました。

飲んでもやはり軽やかで、フルーティで上品な甘味と酸味、そしてすっきりした余韻が印象的でした。

これ自身も綺麗で美味しいのですが、もっと濃いものやクセのあるものを飲みたくなるモルトで、全く次のモルトに影響を残しません。
スターターとして最高だと思います。

何を隠そうこのキャパドニック、私が有楽町キャンベルタウンロッホさんに初めてお伺いしたときに最初の1杯で出てきた思い出深いボトルです。

当時飲んだ時にはオールド感がもっとあったイメージだったのですが、ボトルのコンディションというよりは、私がオールドボトルに慣れていなかったのだと思います。

当時私は20台でしたし、有名モルトバーに対する敷居の高さを感じていました。
混んでいなそうな年明け早々に、怖そうな常連さんがまだこなそうな早い時間にお伺いし、とりあえずの1杯目で出てきたのがこのボトルでした。
今飲んでも最高のスターターだと思います。

その後も出てくるモルトのすべてが当時の私の常識を超えるものばかりで、飲みまくってしまいました。
以降、キャンベルさんとは長いお付き合いになっていますが、初訪問のその日が一番飲みました。(笑)

相場もわからず結構な金額を持参してましたが、大量に飲んだにも関わらずその1/10もかからなかったことも驚きでした。
私のモルト人生の新しい章が始まったその日のスターターだったこのキャパドニック。特別な香味ではありませんが一生忘れられないボトルです。


 
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2016.08.30【日記】

キャパドニック 1966-1998 #134 シグナトリー イタリア向け 53.1%

素晴らしいオールドシェリー感は魅力的でした。

 

キャパドニック CAPERDONICH 1966-1998 SIGNATORY VINTAGE for Italy #134 53.1%
one of 250 bottles, Sherry Cask



香りはこってりシェリー、ベリージャム、レーズンとブドウの皮、みたらしと黒糖、淡くハーブやレザー、リッチ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、妖艶さのある強いシェリー、ベリージャム、皮ごと絞ったブドウ果汁、こってりした甘味とハーブリキュールやブドウの皮のような渋味、うっすらとピート、レザー、陶酔感のある余韻。

【Very Good】


シグナトリーが1998年にイタリア向けに詰めたラベルのキャパドニック1966、およそ32年の熟成です。

60年代のシェリーカスクの魅力がたっぷりと詰まったモルトウイスキーで、高貴なタイプというよりは野暮ったさもあるまったりしたタイプのように感じました。
ジャムやブドウ感を伴うドライフルーツ、そして甘やかなみたらしっぽいニュアンスも印象的でした。

飲んでみると香りの印象に加えて妖艶さも感じられ、こってりまったりとした甘みとハーブ系の渋味が良いバランスで、レザーや淡いピートもあって複雑で陶酔感もありました。

シェリーが支配的でほとんど原酒の個性は感じられないモルトですが、甘く魅力的なシェリー感が堪能できるキャパドニックでした。


 
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2015.10.02【日記】

ニューリリース:キャパドニック 1995-2015 19年 スコッチモルト販売

複雑さも帯び始めたなかなかの仕上がりでした。

キャパドニック CAPERDONICH 1995-2015 19yo SCOTCH MALT SALES  

キャパドニック CAPERDONICH 1995-2015 19yo SCOTCH MALT SALES "TIR NAN OG" 52.1%


香りは華やか、オレンジ、淡い桃、バニラ、カスタード、ナッツ、ほどよい麦感とオーク、飲むとジワジワとスパイシーに広がる、オレンジ、バニラ、蜂蜜の甘味、引き締めるオークの淡いタンニン、余韻は長くはない。

【Good/Very Good】


スコッチモルト販売さんからニューリリースのチールナンノク,キャパドニック1995,19年熟成です。
チールナンノクは同社の閉鎖蒸留所シリーズですね。

記載はありませんが,オレンジ,バニラ,カスタードなどバーボン系の良い樽と思われる華やかなニュアンスがあり,桃っぽさなどの熟成香も帯び始めているようでした。
開栓後,ボトリング後時間が経つともっとこのあたりが強調されてくるのではないかと思います。

蜂蜜系の甘味とほどよく効いたオークのニュアンスも心地良く,蒸留所のスタイルかややボディは薄めで余韻は長くありませんが,心地良いまますっと終わる余韻は悪くないですね。


 
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2015.01.10【日記】

プチSBT from 大島さん SAMPLE B


モルト仲間の大島さんと以前から定期的にやっているプチSBTですが,次はBです。

 
 

(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)


・プチSBT from 大島さん SAMPLE B

香りはパイナップル,樹液,オイル,アプリコットジャム,良いモルティ,クリーム,リッチで長熟感もある,強めの焦がし麦,ウッディネスは強め。
飲むと刺激はほどほど,芳醇,パイナップルや桃など熟したフルーツ,アプリコットジャム,樹液,ジャム系の甘味と良いタンニン,ミント,リッチで良いフィニッシュ,麦の旨みもある,全体を包むシェリーのニュアンス,奥に淡いピート。

【Good/Very Good】

古くはダンカンテイラー,最近だとエージェンシーなどドイツ系の長熟ボトルにしばしばあるようなトロピカル感も含んだフルーツ感が前面に出ている。
近い印象ものは,ドイツ系ボトラーのグレングラントやキャパドニックの1972ヴィンテージのものだった。

50%前後,1970年代前半蒸留で近年詰め,リフィルシェリーカスク,40年熟成。

・予想
1、グレングラント
2、キャパドニック
3、ロングモーン
あとはベンリアックも考えた。

 

以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
 
正解は・・・、
 

 

 







 

キャパドニック 1972-2011 39yo MALTBARN 55.6%
one of 73 bottles,Ex-sherry butt



ドイツのボトラーであるモルトバーンから2011年にリリースされた,キャパドニック1972でした。

偶然ですが以前にあだもさんからのブラインドでも出されたボトルでしたね。

この辺のボトラー・ヴィンテージのグラントとキャパドニックの姉妹蒸留所の区別は自分にとって難しいことが多いですが,まぁだいたい予想通りのボトルでした。
前回に比べるとよりフルーティに感じましたね。美味しかったです。

ドイツ系ボトラーやダンカンテイラーから,とてもよく似た味わいのものが連発されたキャパドニック1972でしたが,めっきりでてこなくなりました。
このあたりのボトラーものは同一スペックのボトルが一時期にたくさん出てバタリと出なくなることが多かったですが,キャパ1972はその典型例のひとつですね。


 
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2014.12.02【日記】

最近のリリース:キャパドニック 1991 22年 ウイスキーエージェンシー リフレクションズ

ライトでクリアな90年代キャパドニックでした。

 

キャパドニック CAPERDONICH 1991-2013 22yo THE WHISKY AGENCY "REFLECTIONS" 49.7%
one of 299 bottles, Refill Hogshead



香りはバニラ、青りんご、シトラス、フレッシュな強い麦と植物感、飲むとややヒリヒリとスパイシー、シロップの甘味、シトラスとその酸味、オーク、麦感も強いがそれほど厚みは感じない、クリアできれいな余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシーのリフレクションズシリーズから,キャパドニック1991,22年熟成です。

シトラスや青リンゴなどのフレッシュなニュアンスに,やや若さも感じる麦と植物感がありました。
甘味も強くなく良い酸味があり,ボディも軽めで全体にさっぱりしたきれいな印象でした。

キャパドニックというと,それこそエージェンシーを中心に1972などのフルーティなものが話題になったためかここ数年でモルト好きの中で認識が急に変わった蒸留所という感じがしますが,自分としてはもともと今回のボトルのようなライトタイプのモルトが多い印象でした。


 
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2014.06.09【日記】

キャパドニック 1970-2000 スコッチシングルモルトサークル #3337

エステリーで熟成感のあるキャパドニックでした。

 

キャパドニック CAPERDONICH 1970-2000 Scotch Single malt Circle #3337 53.4%


香りは華やかで強い、熟成感のあるエステリー、プラム、洋梨、パイナップル、麦は奥から薄く主張、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、香り同様の熟成感のある多彩なフルーティ、軽い陶酔感、フルーツの甘味、ボディは厚くないが心地良い余韻。

【Very Good】


ドイツのスコッチシングルモルトサークルから,キャパドニック1970-2000,およそ30年の熟成です。

香りは強く華やかで,熟成感のあるエステリーさが強く感じられます。フルーティさは非常に多彩です。
飲んでみると滑らかな口当たりですが,度数が高いこともあってか芳醇に広がります。香り同様に熟成感のある多彩なフルーツ感がしっかりと感じられました。
ボディはそれほどありませんが,陶酔感もあるフルーツ感は非常に好印象でした。

ブラインドで飲んだら,エージェンシーなどのドイツ系ボトラーからのリリースと予想しそうなフルーツ感だったのも印象的でした。
ドイツ系ボトラーやダンカンテイラーあたりから,こういうキャパドニックが連発された時期もありましたが,最近はちっとも見なくなりましたね。


 
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2013.11.28【日記】

ニューリリース:キャパドニック1992 20年 ハンターレイン OMC JIS向け

ハンターレインからのOMCもリリースされてます。

 

キャパドニック CAPERDONICH 1992-2013 20yo HUNTER LAING OLD MALT CASK for JIS #HT REF 9686 54.8%
one of 276 bottles, REFILL HOGSHEAD



わりと華やか、バニラ、強くオレンジ、生姜っぽさもあるやや若い麦感と植物感、少し生の木、飲むとオレンジのフルーツに旨みも感じる麦感しっかり、後半から余韻にかけてややスパイシー。

【Good】


ダグラスレインが今年二つに分かれ、そのうちOMCやオールド&レアといった従来のシリーズを継続販売することになったハンターレイン社。
そこからジャパンインポートシステム向けにボトリングされたカスクストレングスのOMCが数種類ニューリリースされました。
その中からこれはキャパドニック1992、20年熟成です。

スペイサイド的な華やかさやフルーティさも感じられますが、それ以上に若さを伴う麦感が強く主張してきました。
飲んでも複雑さや熟成感がそれほどあるわけではありませんが、柑橘系のフルーツ感と麦の旨みが前に出た普通に美味しく飲めるキャパドニックでした。

 
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2013.10.20【日記】

ニューリリース:キャパドニック1977 35年 ケイデンヘッド スモールバッチ

素晴らしいシェリーカスクのキャパドニックです。

 

キャパドニック CAPERDONICH 1977-2013 35yo CADENHEAD SMALL BATCH 50.2%
one of 384 bottles, Sherry Butt



しっかりとシェリー、皮付きブドウとアメリカンチェリー、わりと陶酔感のあるフルーティで果汁感あり、クローブ、シナモン、滑らかな口当たりから広がる芳醇な味わい、飲んでも良いシェリーと果汁感、ブランデーのブドウ感、濃いがべたつかない上品さのある甘味、深みを出すウッディネスと渋味、長く心地良い余韻。

【Very Good/Excellent】


ニューリリースのケイデンヘッド、スモールバッチからキャパドニック1977、35年熟成。

非常に素晴らしいシェリー感で、フルーツには果汁を感じます。なかなかの陶酔感も感じられ、この系統のフルーティは大好きですね。滑らかな口当たりから広がってくる芳醇な味わいも素晴らしく、ブランデーのようなブドウ系のフルーツ感を強く感じました。濃厚なのにべたつくようなところが無く、どこかさらりとした上品さを残した甘味も好印象でした。ウッディネスも深みを出すのみで、強すぎる渋味など過熟を感じる要素はありません。

もはや60年代の素晴らしいシェリーカスクは枯渇して高額なだけでなくウッディ過ぎたり渋すぎたりというものが多くなっているようですし、このあたりのヴィンテージの上質なシェリーカスクがまさに詰め時の美味しさを堪能できるものになっているように思います。

このボトルも含めて、今回のスモールバッチの70年代蒸留はとても良いものばかりで、内容を踏まえると強気の値付けにもある程度納得できるものでした。
かといって全部買えるかと言われれば否ですが。。。


 
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2013.07.17【日記】

想定外に重厚だったキャパドニック1967 37年 ダグラスレイン オールド&レア

珍しく力強いキャパドニックでした。

 

キャパドニック CAPERDONICH 1967-2005 37yo DOUGLAS LAING Old&Rare 56.4%
FINISHED IN Rum Cask 6 MONTH MINIMUM, one of 133 bottles



少し妖艶さも感じる香り、長熟らしいウッディネス、濃く煮出した紅茶、熟したリンゴ、アプリコット、プラム、樹液、キャラメリゼしたナッツ、リッチでやや重厚、バターを敷いて加熱したリンゴのような強い甘味、良い酸味。

【Very Good】


ダグラスレインの最高峰レンジ、オールド&レアからキャパドニック1967。37年熟成の長熟で、最後にラムカスクで6か月以上の後熟をして仕上げています。

妖艶さも感じる良い香りで、長熟ですがヘタレることもなく、キャパドニックとしてはかなりボディもあり重厚でリッチです。やや強めのウッディネスも強すぎる渋味は出しておらず味わいを厚くし深めています。

最近でこそドイツ系ボトラーやダンカンテイラーあたりから熟したフルーツ感が全開の70年代キャパドニックが連発されて人気になりましたが、まだ私の中ではさっぱりしたフルーツとやや薄めのボディといった印象が強く残っています。このボトルはそのどちらとも違い、強く良いウッディネスを伴う重厚なものでした。
今まで飲んだことの無いタイプのキャパドニックで驚きましたが、かなり好きな味で美味しくいただきました。


 
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2013.03.14【日記】

キャパドニック 1972-2003 30年 ハートブラザーズ

フルーティな熟成香がしっかり感じられました。

 

キャパドニック CAPERDONICH 1972-2003 30yo HART BROTHERS 50.1%


熟したジューシーな桃やプラムなどフルーツ感がしっかり、バニラクリーム、紅茶、ややスパイシー、濃いフルーツの甘味、ほどよい酸味もあり心地良い飲み心地。

【Good/Very Good】


ハートブラザーズのキャパドニック1972。30年熟成。
話題になるかなり前にボトリングされた1972のキャパですが、ここ数年で話題になったボトル達と共通するようなフルーティな熟成香がしっかりでています。
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2013.01.21【日記】

軽やか:キャパドニック 1968 27年 ロンバード ジュエルズオブスコットランド

自分としては期待通りのボトルでした。

 

キャパドニック 1968 27yo LOMBARD JEWELS OF SCOTLAND 46%
BOURBON CASKS



優しい柑橘と薄く桃、薄くトロピカルフルーツのニュアンス、麦感も優しい、甘味は薄い蜂蜜のようで全体に軽めの仕上がり。

【Good】


ロンバードのジュエルズオブスコットランドから、キャパドニック1968。
最近どこかからでてきたデッドストックのようです。

エージェンシーなどの1972ヴィンテージの人気によって、ここ数年で一躍人気閉鎖蒸留所となった印象のあるキャパドニックですが、このボトルのボトリングされた2005年頃は、それほど人気はなかったように思います。
(だから残っていて今頃出てきたのではないかと邪推してしまいます。(笑))
当時の私の認識は、最近人気が出たトロピカル濃厚系のフルーティとは違って、ライトボディで爽やかなフルーティ系のボトリングが多い印象でした。
このボトルは、トロピカル感もありますが軽やかで、加水ということも手伝って、どちらかというと従来持っていた印象に近いボトルでした。
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2012.09.12【日記】

挑戦状・正解

さっそくですが、昨日のあだもさんからの挑戦状の正解はこちらでした。



キャパドニック Caperdonich 1972-2011 39yo MALTBARN 55.6%
Ex-sherry butt
one of 73 bottles


ドイツの新しいボトラーであるMALTBARNが出したキャパドニック1972-2011でした。
長熟なのに麦が残っているものか、熟成期間のわりにフルーティなものか迷い、後者の予想としましたが、前者でしたね。

近いと感じたハヤフネさんのグラント(TWA 1972-2011)を含めたドイツ系の1972グラントとキャパドニック1972は、ここ数年でいくつも出回りましたが、姉妹蒸留所ということもあってか近い味わいのものが多いので、予想はかすったという感じでしょうか。
自分としてもまずまず納得できました。

エージェンシーが絡んでそうなドイツ系の長熟ボトルにしては麦感がしっかりあって、好印象でしたね。

あだもさん、楽しかったです。ありがとうございました。

SBT本番のボトルをテイスティングするのも楽しみにしています。


※予想に入れていたTWAのダルユーインはバーボン樽でした。別のボトルとの勘違いだったようです。たぶんこのボトルとは似てません。(笑)

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2012.09.11【日記】

挑戦状

whiskylinkのSBTで仲良くなったあだもさんから、今回の出題ボトルと一緒に私への挑戦状が届きました。ありがとうございます。



第3回SBTの前哨戦として、ストイックにテイスティングさせていただきました。


香り:
熟したオレンジ、紅茶、蜂蜜、ナッツやバター系のオイル、ヴァニラ、
ショウガのニュアンスを含むモルティ、奥にピートあり。樽は強くないがリフィルシェリーだろうか。時間と共にモルティが強まり、フルーツとのバランスが良くなる。

味わい:
スパイシーでややドライ。香りの印象よりまったりしていない。
オレンジ、アプリコットティー、心地よく主張するモルティ、噛みごたえのある旨味、後半には潮のないピート、ミディアムボティ、若干粘性のある甘みあり。熟成感はあるが、渋味やエグ味は感じない。

総合:
最初はフルーティメインだが、時間を置くとモルティとのバランスが高次元でとれてくる。フルーティさの方向性は結構華やかでエージェンシーなどドイツ系の最近のボトルが連想されるものだが、モルティさもしっかり感じられる。結構好み。

【G/VG】

予想のキーはやはり麦感と思われ、長熟なのに麦感が残っているものなのか、熟成期間のわりにフルーティなものなのか、なかなか悩むところ。ボディは厚くはないが、オフフレーバーが少ないからそこまで長熟ではないと思うのだが。。。
味わいのイメージが近いボトルとしては、何度も飲んだわけではないがハヤフネさん向けのグラント1972-2011あたり。(ただこれは長熟。)
あとはエージェンシーのロマンティックシリーズのダルユーインってこんなだった気がするが、それもうっすらした記憶。
難しい。

予想:
①グレングラント
②グレンファークラス(ボトラーズ)
③ダルユーイン
1980年代前半の蒸留でここ数年のボトリング
52%程度
リフィルシェリーホグスヘッド

 
以上をメールであだもさんにお送りし、後日、正解ボトルを教えていただきました。

正解は・・・・、




また今度。

せっかくなのでちょっと引っ張ってみます。(笑)


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2012.08.25【日記】

これまでのテイスティングノート10:キャパドニック 1969-2010 41年 スリーリバーズ ザ・ライフ #512


 

キャパドニック CAPERDONICH 1969-2010 41yo THREE RIVERS "THE LIFE" 9th #512 44.4%
one of 168 bottles



・香り:
まずマスカットと青リンゴ、ピーチ、パイナップル、熟したオレンジ、少しグランマルニエのよう、薄くヴァニラと紅茶、フルーツ以外の要素はそれほど主張しないがとにかくフルーティ、レッシュなものも熟したものもあるが時間と共に熟したものが前面にでる


・味わい:
アロマの通りのフルーティ、上品な甘味、熟成年数のわりに渋味や過熟感はない、力強さはそれほどないが嫌みがなく、陶酔感とまではいかないが心地良い、ミディアムボディ


・余韻:
嫌味のない、アロマから一貫したフルーティな余韻


・加水:
ピーチが前面に出る、ボディのわりに崩れず、やはりフルーティ


・総評:
とにかくフルーティを堪能できる。迫力はあまり無いがキレイで上品なモルト。


【Very Good】


同じフルーティ系キャパドニックでも、最近よく出る1972トロピカル系とは違う印象です。裏ラベルのテイスティングノートは気にせずテイスティングしましたが、自分的にはまずマスカットや青リンゴを強く感じました。ここ数年のリリースだと、やはりマスカット系でフルーティが支配的だった、TWEのGREEN ELGINに近い印象でした。上品で美味。

そういえばこの”THE LIFE”シリーズ、開始当初から最後に渋いじいちゃんとか可愛いばあちゃんとかが出てくるのを楽しみにしてましたが、子供に戻っちゃいました。このままローテーションするんですかね。

〈2011/4/8 whiskylinkで公開〉


2012/8/25  追記:
キャパドニックも1972ヴィンテージのものが結構話題になり、今や人気の閉鎖蒸留所になってますね。トロピカルな要素も含め濃厚で複雑なフルーツを感じ、結構な陶酔感のあるボトルが何種類も出回りました。
ただ自分的には、キャパドニックはこのボトルのようにちょっとボディが軽めのさっぱりしたフルーティといったイメージの方がまだ強いです。そのイメージの延長上にあるボトルの中で、このボトルは特に素晴らしい出来だと思います。
たぶん今調べたらハウススタイルの認識が分かれる蒸留所なのでしょうね。



 

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