ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2015.02.01【日記】

自宅テイスティング:カーデュ 12年 オフィシャル 80年代流通

初めて飲んだ時に驚愕した衝撃のフルーティモルトでした。

 

カーデュ CARDHU 12yo OB 43%
80年代流通



・香り:
非常に華やか,グレープフルーツのわた,薄めた桃の果汁,完熟手前のメロン,抜けた感もあるが良いオールド感,こなれているが爽やかな麦感,しっかり干し草,うっすらとオールドピートと土っぽさ。

・味わい:
さらりとした口当たり,フリーズドライのフルーツのように凝縮した噛み応えのあるテクスチャー,グレープフルーツのわた,レモン,加水した桃果汁の甘味,良い酸味,麦の旨みもある,奥からタールとオールドピート,経年変化で抜けた感もあるがボディは意外に軽く無い。

・余韻:
桃やグレープフルーツのわたといったフルーツとオールドピートが長めに残る。

・加水:
そのまま伸びる,崩れない。

・総評:
華やかなフルーティを強く感じる。特に熟した桃感とグレープフルーツのわたのニュアンスは素晴らしい。
オールドピートがあるのも好印象。

【Very Good】


80年代流通のカーデュ12年,オフィシャルボトルです。

初めてこれを有楽町で飲んだ時には感激しました。
60年代ボウモアにしかないと思っていたグレープフルーツのわたのニュアンスを他の蒸留所で感じたのです。
その後いろいろなボトルを飲みましたが,同様のニュアンスを持つオールドスタンダードは,オルトモアとグレンドロナックくらいでした。
元の酒質に加えて,経年変化で枯れて出てきた香味もあるように思いますが,華やかで陶酔感のあるボトルでした。

そしてこのラベル,私が最も好きなもののひとつです。
シックでカッコイイですよね。


 
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2014.11.16【日記】

カーデュ 8年 オフィシャル 80年代流通

オールドのカーデュにはときめきを覚えます。

 

カーデュ CARDHU 8yo OB 度数不明
80年代流通



香りは良いオールド感、凝縮したグレープフルーツなどの柑橘、強く白ブドウ、アーシー、淡いピート、陶酔感あり、飲むと柔らかな口当たり、グレープフルーツのわた、淡くトロピカルフルーツ、しっとりした麦の旨味あり、意外に強くピート、シロップの甘味と良い酸味、フルーツとピートの余韻。

【Very Good】


80年代流通と思われるカーデュの8年,オフィシャルボトルです。
度数表記はありませんが,12年は40%でしたからこれもそうでしょうか。

香りには多彩で強いフルーツ感があり,グレープフルーツとそのわたや白ブドウが強く感じられ,良いオールド感とあいまって陶酔感がありました。
飲んでも香り同様に強いフルーツがあり,淡くですがトロピカルフルーツのニュアンスも感じられました。それでいて麦の旨みがあり,オールドハイランド系のピートも感じられてフレーバーが充実していました。
甘味酸味のバランスも良く,フルーツとピートの一体感もあってかなり好印象でした。

同じ頃かその後くらいに流通したと思われる12年のオフィシャルボトルは何度か飲んだことがあるのですが,同様のフルーツ感の強いボトルで印象に残っていました。
なので今回の8年にもかなり期待していたのですが,裏切られませんでしたね。
陶酔感のあるオールドオフィシャルスタンダードでした。

 

このボトルは,三越前のIANさんでいただきました。

 
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2014.06.26【日記】

ニューリリース:カーデュ 1991-2013 21年 オフィシャル リミテッドエディション

カーデュのこういうリリースは珍しいと思います。しかもかなり美味でした。

 

カーデュ CARDHU 1991-2013 21yo OB LIMITED EDITION 54.2%
one of 6000 bottles



華やかで強い香り立ち、熟したオレンジ、バニラ、カスタードクリーム、良い麦感、ほどよいウッディネス、飲むと柔らかな口当たりから芳醇に広がる、華やかでフルーティな鼻抜け、熟した柑橘の甘味酸味、麦のこなれた旨味あり、オレンジオイルが口腔内に長く残る、リッチで長い余韻。

【Very Good】


最近リリースされ現地で流通している,カーデュのオフィシャル21年,1991蒸留のリミテッドエディション。
カーデュって,スタンダードボトル以外あまり見かけない蒸留所ですし,こういうオフィシャルの限定品ってかなり珍しいのではないかと思います。

強く華やかな香り立ちで,熟した柑橘やカスタード,バニラ,麦やウッディネスもバランス良く主張してきます。
飲むと度数の割にやわらかな口当たりですがそこからしっかりと芳醇に広がります。香り同様の華やかなフルーティが鼻に抜け,柑橘の甘味と酸味も上品かつしっかりと感じます。それと同時に麦の旨みも感じられ,オレンジオイルのような余韻が長く残ります。

柑橘系フルーツの魅力と麦感が非常によくバランスしており,樽の主張もほど良く,とても良いタイミングでボトリングされた完成度の高いスペイサイドモルトです。
6000本限定の素晴らしいニューリリースですが,日本には入ってくるのでしょうか?

 
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2013.07.28【日記】

スペシャルなマイナー系オールドスタンダード:カーデュ12年 オフィシャル 70年代流通

コンディションも良くやっぱり好みでした。

 

カーデュ CARDHU 12yo OB 40%
70年代~80年代初頭の流通



枯れたニュアンスを伴う心地良いオールド感、フレッシュなグレープフルーツのわた、乾いた麦がしっかり、青草、白ワイン、飲むと香りより太く旨味の濃い麦、シロップの甘味、度数のわりにスパイシーな余韻には悪くない植物のエグ味も伴う。

【Very Good】


カーデュのオフィシャルボトル12年。
このトール瓶は70年代~80年代アタマくらいのボトルと思われますが、嫌なオールド感はなく良いコンディションでした。

数年前に初めて飲んだときは、このグレープフルーツのわたのような柑橘感と乾いた麦感が融合したようなニュアンスに驚いたのを覚えています。今まで飲んだマイナー系のオールドオフィシャルスタンダードなら、これとオルトモア(赤と黒のラベル)が特に印象に残っています。このカーデュはその後、自分でも買って飲んだのですが、美味しいもののここまで良いコンディションじゃなかったですね。

非常に好みで美味しいモルトですが、この美味しさには経年変化も関わっていそうで、詰めたてがどんな感じだったかがすごく気になるボトルのひとつです。

 
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