ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2016.06.02【日記】

ニューリリース:オーヘントッシャン 2004-2016 12年 オフィシャル ディスティラリーカスク ハンドボトルド #935 59.6%

こういうシェリー感のオーヘントッシャンは初めてかもしれません。

 

オーヘントッシャン AUCHENTOSHAN 2004-2016 12yo OB DISTILLERY CASK HAND BOTTED #935 59.6%


香りは甘やかな近年シェリー、プラム、少しブドウ感、チョコレート、シナモン、しっかりめの麦感、奥からフレッシュハーブ、ウッディネスもあり厚みもある。
飲むと芳醇に広がる、プラムジャムやチョコレートの濃いめの甘味、程よくウッディで引き締めるタンニン系の渋味、ハーブ、旨味のある麦感も残っている、リッチで長めの余韻。

【Good/Very Good,Interesting】


オーヘントッシャン蒸留所で手詰めで売られている200mlの小瓶があり、これは一番最近のハンドボトリングで2004年蒸留の12年、#935です。

短熟で濃いシェリーのローランドモルトというスペックがすでにあまりないものなので、ちょっとドキドキしながら飲みましたが、思っていた以上に仕上がっていて驚きました。

香りにも味わいにも良い近年シェリー感があり、多彩な濃いフルーツ感、チョコレートやスパイス、ハーブといった要素に加え旨味のある麦感も残っていてしっかりと多彩さがありました。
また、私のあまり得意でない紙っぽいニュアンスにかなり警戒しながら飲んだのですが、全然気になりませんでした。

若いヴィンテージで熟成も長くないのに、麦とシェリーが喧嘩せず同居しているのもとても面白く、かなり魅力的なモルトでした。

サントリースペックのシェリーカスク、特に山崎のシェリーカスクに似たニュアンスがあるという話になっていましたが、言われてみれば確かにそんなところもありますね。
どちらもサントリー所有の蒸留所ですし、同スペックの樽が結構あるのかもしれません。
そういえば、以前オーヘントッシャンに行った時には、山崎や白州にもあるというのシャトーラグランジュのワインカスクが結構たくさんあったのを思い出しました。


 
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2016.04.04【日記】

オーヘントッシャン 1966 31年 オフィシャル #511

期待通りの熟成感もある香味でした。

 

オーヘントッシャン AUCHENTOSHAN 1965-1997 31yo OB #2503 43.5%
Hogshead



香りはアプリコットジャム、パイナップル、紅茶、雑穀感と紙っぽさ、青草、長い熟成を感じるウッディネス、少し松ヤニっぽさ、オイリーでリッチ。
飲むと優しい口当たり、少し粘性あり、やはりジャム系の濃縮フルーツ、パイナップル系のトロピカル感、甘味は濃くウッディネスの渋味が味を引き締める、不思議と長くはないがリッチでオイリーな余韻。

【Good/Very Good】


オフィシャルシングルカスクのオーヘントッシャン1966、31年熟成です。

期待通り、香にも味わいにも熟成感があり、パイナップル系を中心としたねっとりしたフルーツや紅茶のニュアンス、そしてらしい雑穀感や紙っぽさを感じました。

長熟らしくウッディネスは強めですが、味わいを損なうような苦味はなく、紙っぽさが苦手でなければフルーティで味もよく、突き抜けたボトルと言えるかもしれません。



このボトルは,高田馬場の歩古ホールさんの9周年記念で開栓されたものをいただきました。
おめでとうございます!



 
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2015.05.29【日記】

オーヘントッシャン 18年 オフィシャル 80年代流通

アイリッシュとの共通点も感じるオーヘントッシャンでした。

 AUCHENTOSHAN 18yo OB

オーヘントッシャン AUCHENTOSHAN 18yo OB 43%
80年代流通 



香りはプラムジャム、カラメルソース、ミルクチョコレート、ミルクティー、オイル、飲むと滑らかな口当たり、トロリとした粘性あり、プラムジャムやパイナップルの甘味、オイル、パフュームの手前のフローラル、濃いめの味だが不思議と余韻は長くない。

【Good/Very Good】


80年代流通のオーヘントッシャン18年,オフィシャルボトルです。

香りはジャム感やカラメルソース,そしてミルクチョコレートやミルクティーのような甘やかなニュアンスが強く,ちょっと油っぽさも感じました。
飲んでみるとやはりトロリとした粘性のある甘い味わいで,アイリッシュっぽいパイナップル系のフルーティとオイリーさのコラボレーションも感じました。
濃厚なフレーバーのわりに余韻が短いのは,ローランドらしいと言えるのかもしれません。

アイリッシュとローランドモルトといえば,3回蒸留が共通しており,昔のオーヘントッシャンにアイリッシュっぽさを感じたのは初めてではありません。
共通項といえば蒸溜回数で,同じニュアンスがでてくるのはそのあたりからなのかもしれないと思っていたのですが,最近ピュアポットスチルでも3回蒸留でもないブッシュミルズで同じニュアンスがあるボトルと頻繁に出会うようになって,その辺の感覚がひっくり返されました。
理解するのにはまだまだ経験と情報が必要なようです。

また,ちょっとパフューミーに近いニュアンスが奥から感じられたのも印象的で,オーヘントッシャンに限らず,パフュームの出る蒸留所の一般にパフューミーでない年代のものにも,経年変化で同様のニュアンスが出てきたりすることがあるように思います。


 
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2015.04.04【日記】

ニューリリース:オーヘントッシャン 2000 14年 ウイスキーエージェンシー & アレントレーディング

フルーティでビックリするほど綺麗なオーヘントッシャンでした。

 

オーヘントッシャン AUCHENTOSHAN 2000-2014 14yo THE WHISKY AGENCY with ARen Trading 52.1%
one of 221 bottles, Refill Barrel



香りは熟したアプリコットやオレンジ、紅茶、良い麦感、飲むと非常に滑らかな口当たりから広がる、オレンジ、淡い桃、バニラ、穏やかな麦感、クリーミー、オレンジジュースのほど良い甘味、心地良い余韻。

【Good/Very Good】


ドイツのウイスキーエージェンシーが台湾のアレントレーディング社とジョイントでボトリングしたオーヘントッシャンです。

オーヘントッシャンというと,ほぼ例外なく私の苦手なエグ味を感じる紙っぽさを持つボトルというイメージなのですが,2000年蒸留のこのボトルには驚かされました。
紙っぽさもエグ味もなく,かといって最近の新ダルっぽさで押し切ったタイプでもなく,良い樽でほど良い熟成を経たと思われる綺麗な香味だったのです。

それほどの長熟ではなく香りは複雑とは言い難いですが,熟したフルーツや紅茶が感じられわくわくします。
飲むと若さや度数を感じにくい口当たりから,やはり香りから期待した通りのフルーツ感がクリーミーさを伴ってしっかりと感じられました。麦感も若いわりにキツさを感じない穏やかなものであり,ボディの厚みはありませんが心地良い余韻へと繋がっていきました。

オーヘントッシャン,しかも短熟という私としては全く期待値の無いスペックだったのにもかかわらず,この仕上がりの良さ,驚いてしまいました。
原酒が変わったのか樽が良かったのか,その両方の気もしますが,近年のオーヘントッシャンを改めて飲んでみたくなりました。


 
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2015.03.17【日記】

オーヘントッシャン 1965 31年 オフィシャル #2503

長熟グレーンに共通するようなトロピカル感がありました。

 

オーヘントッシャン AUCHENTOSHAN 1965-1997 31yo OB #2503 47.1%
Hogshead



香りは熟したプラム、アプリコットジャム、パイナップル、煮詰めた紅茶、ココナッツ、ヒノキっぽさもある強いウッディネス、松ヤニ、飲むとぬるりとした粘性あり、アプリコットジャム、パイナップル系のトロピカル感、濃い甘味、ウッディネスは強いが渋味はほど良くリッチ、ボディは厚くはない。

【Good/Very Good】


オーヘントッシャンのオフィシャルシングルカスク,1965の31年熟成です。

熟したフルーツやジャムのような濃厚なフルーティがあり,煮詰まった紅茶のようなニュアンス,そしてヒノキっぽさも伴う強めのウッディネスが香りからは強く感じられました。

飲んでみても香り同様の濃いフルーツが濃厚な粘性も伴って感じられ,甘味も濃いです。香り同様に強いウッディネスもありトロピカルフルーツやオリエンタルなニュアンスも感じられ,この辺は長熟のグレーンにしばしば感じる個性と共通点があるように思いました。
また,ローランドらしさなのか濃厚な割にはボディを感じないタイプでした。

個人的には少々飲み飽きしてしまう香味なのですが,リッチで1杯の満足感はあるモルトでした。

 
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2013.09.06【日記】

ニューリリース:オーヘントッシャン1992 20年 スリーリバーズ ザ・ダンス

珍しいトロピカルなオーヘントッシャンでした。

 

オーヘントッシャン AUCHENTOSHAN 1992-2013 20yo THREE RIVERS The DANCE #5431 47.8%
one of 177 bottles, BOURBON BARREL



香りは少々紙っぽさのある麦、パイナップルなどのトロピカル要素、バニラ、青リンゴ、少し桃や洋梨、若干の植物感、飲むと粘性のあるテクスチャー、ねっとりした熟したフルーツの甘味、やや紙っぽさ、パッションフルーツ系のトロピカル感やグレープフルーツなどフルーツが強い。

【Good/Very Good】


スリーリバーズのダンスシリーズからニューリリース、オーヘントッシャン1992、20年熟成。

香りはトロピカルなリトルミルを想像させるフルーツ感と若干の紙っぽさを感じ、飲んでみると濃厚な甘味やパッションフルーツ系のトロピカル感やグレープフルーツなど、90年代の美味しいボウモアと似たニュアンスでした。
ここまでトロピカルを感じたオーヘントッシャンは今までなかったと思います。紙っぽさに関しても、苦手な私でもほとんど抵抗なく飲める程度で、さすがの樽選びでした。

 
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2013.07.12【日記】

オーヘントッシャン1996-2013 オフィシャル ハンドボトルド #11030

ヴァリンチは流行っているのでしょうか?

 

オーヘントッシャン AUCHENTOSHAN 1996-2013 OB EXCLUSIVELY HAND BOTTLED #11030 56%
BOURBON CASK



華やか、バニラ、オレンジ、青リンゴ、カスタード、植物感、少しだけ紙っぽさのある麦感、度数のわりにやわらかな口当たりからじわじわと刺激、濃いシロップの甘味。

【Good/Very Good】


オーヘントッシャン蒸留所に行くと手詰めでボトリングさせてもらえる、いわゆるヴァリンチ。1996蒸留。
ボウモアでも始まりましたが、同じサントリー系列のオーヘントッシャンでもやっていたようです。

良いバーボン樽らしい華やかなモルトで、私の苦手な紙っぽさはかなり控えめです。
ハイプルーフのわりには刺々しさはなく、なかなか良く仕上がったバーボン樽のオーヘントッシャンでした。

 
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2013.06.26【日記】

ニューリリース:オーヘントッシャン14年 ケイデンヘッド ダンピーボトル

黒ケイデンとしてしまって良いのでしょうか??(笑)

 

オーヘントッシャン AUCHENTOSHAN 14yo Cadenhead 46%


ちょっと焼酎のようなスピリット感、カモミールなどハーブティーがしっかり、ミント、シトラス、青草、爽やかな麦感、薄い蜂蜜の甘さ、飲むと若い麦感がしっかり。後半はスパイシー。

【Good, Interesting】


ケイデンヘッドから新しく日本向けにリリースされたダンピーボトル黒ラベルのシリーズから、オーヘントッシャン14年。加水でヴィンテージ表記はありませんが、逆算すると1999年頃の蒸留でしょうか。
ケイデンヘッドは日本の正規代理店が無いというイメージでしたが、WHISK-Eさんが輸入元になったようです。

オーヘントッシャンといえば、リトルミルなどと同様に私の苦手な紙っぽさが出ているものが多いイメージでしたが、このボトルには感じませんでした。
ちょっと若さが目立ちスピリット感もあるのですが、それよりもハーブティーを感じる独特のニュアンスが特徴的で、あまり感じたことの無いアロマだったので非常に面白かったです。
全体的にはローランドらしいあっさりした仕上がりで、草っぽさ、麦っぽさ、あっさりした甘味など好ましい爽やかさが感じられるボトルでした。


なお、このシリーズは黒ケイデンとして案内が来ました。サマローリ、インタートレード、BBR、クーパーズチョイスなど、最近いろんなボトラーから復刻ラベルが出てきますね。今回のシリーズ、ダンピーボトルの黒ラベルといえばそうなのですが、なんとなく黒ケイデンという感じがしないのは私だけでしょうか。(笑)


 
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2013.01.24【日記】

オーヘントッシャン 1975-1997 21年 オフィシャル

リッチでフルーティなオーヘントッシャンです。

 

オーヘントッシャン AUCHENTOSHAN 1975-1997 21yo OB 55.4%


香りはドライフルーツ、熟したプラム、チョコレート、ナッツ、焦がし麦、リッチな印象。飲んでもリッチ、麦感には若干の紙っぽさを伴う。
ローランドらしさもあるが、リッチなオーヘントッシャン。

【Good/Very Good】


オフィシャルのオーヘントッシャン1975。スモールバッチの21年熟成です。
ローランドらしさと、シェリー樽と熟成からくるリッチなニュアンスが同時に出ており、面白くなかなか美味しいボトルでした。
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T.Matsuki

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