ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2014.11.10【日記】

最近のリリース:アバフェルディ 1994-2013 ウィームス

アバフェルディっぽさはそれほどありませんでしたが美味なボトルでした。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1994-2013 WEMYSS MALTS 46%
one of 311 bottles



香りはやわらかな麦、青さの残るメロン、りんご、バニラ、白い花、飲むと優しい口当たり、蜜の多いりんごの甘味、草、濃いめの麦とその旨味あり、嫌味のない味わい。

【Good/Very Good】


ウィームスから昨年ボトリングされわりと最近リリースされた,アバフェルディ1994です。
このボトラーのモルトには特徴を一言で表現したコメントが付記されており,このボトルは「Melon Cocktail」です。

気になる中身ですが,そのコメントに引っ張られてか,青草っぽさを伴うフルーツ感がなんとなく若いメロンのように感じられました。
とはいえそれが支配的で主な特徴かといわれるとそうでもなく,どちらかというとリンゴっぽさが香りからも味わいからも強く感じられるように思いました。特に甘味は蜜の多いリンゴのように感じました。

フルーツの他にも旨味のある麦感やフローラルなニュアンスもあり,加水ということもあってか全体としてはアバフェルディに期待するようなコク深い甘味とボディというよりは,爽やかさもあるフルーティ&モルティで嫌みのないボトルという感じでした。

 
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2014.10.14【日記】

ニューリリース:アバフェルディ 1997 17年 ケイデンヘッド スモールバッチ

樽が効いた香りでしたが,飲むとらしさがありました。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1997-2014 17yo CADENHEAD SMALL BATCH 56.8%
one of 288 bottles, Bourbon Hogshead



香りはバニラ、レモン、強い麦感、淡い蜂蜜、青りんご、飲むと蜂蜜の濃い甘味、オレンジ、ややクリーミーでコクあり、麦の良い旨味、ややオイリーで長めの余韻。

【Good/Very Good】


ケイデンヘッドのスモールバッチから最近リリースされたアバフェルディ1997,17年熟成。

香りは最近の良いバーボンカスクらしいバニラや柑橘,青リンゴなどが強めに感じられ,若く力強い麦感の主張もありました。
飲んでみるとハウススタイルも感じられる蜂蜜系の濃いコクのある甘味が印象的で,麦の旨味もしっかりと感じられ,余韻も長かったです。

ブラインドでわかるかどうかは微妙なところですが,知っていて飲むと多くのボトルにハウススタイルを感じられる蒸留所だと思います。

余談ですが,最近のケイデンのテイスティングノートは他と比べて非常に共感できるものが多く,だよね!と思うことがしばしばなのですが,このボトルに関しては,マンゴーとかベリーとか,いつになく共感できませんでした。もう少し減ったらもう1回飲んでみようかと思います。

 
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2014.10.06【日記】

アバフェルディ 1998 15年 デュワーラトレー #2405

やや未熟さを感じましたが,ハウススタイルも感じられました。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1998-2013 15yo A.D.RATTRAY #2405 60.3%
one of 260 bottles, BOURBON HOGSHEAD



香りはややこもっている、若さもある強い麦、甘やかな蜂蜜、バニラ、濃いオレンジ、飲むとじわじわと強まる刺激、コクのある蜂蜜の甘味、オレンジ、若い麦感、やや生木っぽさもあるオークと渋味、若いアルコール感もある、蜂蜜が長めに残る余韻。

【Good】


デュワーラトレーからアバフェルディ1998,15年熟成です。

香りはちょっと重めでこもっており,やや単調ですが濃いめのオレンジや若い麦感,そしてらしい蜂蜜っぽさがありました。
飲んでみるとやや生木っぽいオークのニュアンスがひっかかりアルコール感も感じますが,オレンジや蜂蜜のコクのある甘味は好印象でした。

少し未熟感が残っており新樽っぽいウッディネスのひっかかりもありましたが,ハウススタイルである蜂蜜感は香り・味わいともに感じられました。

 
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2014.08.01【日記】

ニューリリース:アバフェルディ 1995 18年 GM“CASK”#2488,2489&2491

アバフェルディはボトラーズでも存在感を発揮しますね。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1995-2014 18yo GM CASK #2488,2489&2491 55.8%


香りは重たい、甘い蜂蜜やオレンジオイル、プラム、バニラ、ココナッツ、重い麦感、飲むと穏やかな口当たりから広がる、重厚でやや粘性を感じるテクスチャー、バニラ、香り同様のオレンジオイルや蜂蜜のコクのある濃い甘味、長めの余韻。

【Good/Very Good】


GMのCASKシリーズから,アバフェルディ1995,3樽のヴァッティングです。
そういえば,このシリーズは昔は“CASK”としか書いてなかったのに,いつの間にかその下に小さめの字でSTRENGTHって書かれるようになり,その部分が現行では大きくなってるようです。
まぁ確かに,カスクといってもシングルカスクやらカスクフィニッシュやらいろいろありますから,カスクストレングスって意味が伝わりづらいと判断したのかもしれませんね。

さて,肝心の中身ですが,香りの最初からやや重たい印象で,もったりとした蜂蜜やオレンジオイルのようなニュアンスが強く感じられます。
飲んでみると度数の割には穏やかな口当たりから広がり,やはり重厚で粘性を感じました。香りで支配的だった蜂蜜やオレンジオイルは味わいにおいても強く主張し,甘味も濃く,ボディも厚めで余韻も長かったです。

特にアバフェルディのハウススタイルと言われる蜂蜜っぽさは,オフィシャルの特別なものほど鮮明ではないとはいえ,GMのボトルでも健在でした。

 
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2014.07.10【日記】

ニューリリース:アバフェルディ 2001-2014 オフィシャル ハンドボトリング #21528

このスペックでこの味はにわかには信じられません。

 

アバフェルディ ABERFELDY 2001-2014 OB HAMD BOTTLING #21528 58.4%


香りは強い蜂蜜、バニラ、オレンジ、良い麦感、少しフローラル、オーク、飲むと意外に刺激は強くなくじわじわ広がる、オレンジマーマレードとコクのある蜂蜜の甘味、若干の未熟感、オークの淡いタンニンが味を深める。

【Good/Very Good】


アバフェルディ蒸留所で手詰めできるシングルカスク,これは#21528の樽です。
記載はありませんがバーボン系の樽のようですね。

まず,2001年蒸留にもかかわらず,香りからはまさにアバフェルディという蜂蜜の香りが強く感じられ驚きました。さすがに複雑さはありませんが,未熟感はほぼ気になりません。
飲んでみるとさすがに少々未熟なニュアンスもありますが,それでもコクのある蜂蜜の甘味は健在で,未熟感を補って余りある仕上がりの良さです。
若い分値段も安いようで,蒸留所を訪れたファンにスペシャルな樽を選んでくれているのかもしれません。
ハウススタイルがこの熟成年数でもしっかり感じられることを認識させていただきました。

 
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2014.06.23【日記】

ニューリリース:アバフェルディ 1996-2014 オフィシャル #6978 蒸留所限定

シェリーカスクのニュアンスがアバフェルディらしさと共存していました。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1994-2014 OB #6978 56.9%


香りは焼きりんご、レーズンなどドライフルーツ、ベリーやアプリコットのジャム、チョコレート、薄くコーヒー、焦がし麦、良いウッディネス、リッチ、飲むと滑らか、濃厚で粘性のあるテクスチャー、芳醇に広がる、ベリージャムと蜂蜜のあわさった濃い甘味、深いコクあり、ほど良く味を深めるウッディネスとタンニンの渋味、少しレザー、スパイス、リッチ、厚いボディ、長い余韻。

【Very Good】


アバフェルディ蒸留所でしか販売されていない1994のシングルカスク,#6978です。

記載はありませんが,シェリーカスクのニュアンスが感じられます。
香りはレーズンやチョコレート,濃いフルーツのジャム感もしっかりと感じられ,焼きリンゴや焦がし麦などの焦げ感もあります。ウッディネスも良い感じに主張してきました。
飲んでみると度数のわりに滑らかな口当たりで粘性を感じ,芳醇に力強く広がります。ジャムのようなフルーツとアバフェルディらしい蜂蜜が融合したようなコクのある甘味がとても好印象で,ウッディネスとタンニンの心地良い渋味も味わいを深めています。

ボディも厚くとてもリッチなモルトで,余韻も長かったですね。
テイスティングが楽しく,飲み応えもあって大満足のボトルでした。


 
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2014.06.16【日記】

ニューリリース:アバフェルディ 1996-2013 オフィシャル W Club & Whisky Shop Edinburgh Team向け #6814

らしい魅力に溢れたアバフェルディで,旨いです。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1996-2013 OB for W Club & Whisky Shop Edinburgh Team #6814 61.5%


香りは強い蜂蜜、オレンジ、リンゴ、バニラ、強めの良い麦感、カスタードクリーム、少し青さのある植物感、飲むとじわじわと刺激あり、コクのある強い蜂蜜の甘味、噛みごたえのある麦の旨味、淡い植物感、長い余韻。

【Very Good】


オフィシャルのアバフェルディ1996-2013,現地の酒屋さん向けのシングルカスクのボトリングです。

香りの最初から,期待通りのアバフェルディらしい蜂蜜感が強く感じられ,柑橘などのフルーツ感,そして良い麦感もしっかりと主張してきます。カスタードと植物感があったのも印象的でした。
飲んでみても強いコクのある蜂蜜の甘味がとても心地良く,麦感もとても良くその旨みには噛み応えすら感じます。
複雑なモルトではありませんが,ハウススタイルを強く感じる非常に美味しいアバフェルディでした。とても衝撃的で美味しかったミツバチラベルのフェス向けアバフェルディともかなり近い味で,比べるとこちらのほうが少し角がある感じでしょうか。

アバフェルディのこういうシングルカスク,どれもスペックのわりに高額らしく,これも現地調達ですが30000円くらいはするようです。
内容は伴っていると思いますが,ちょっと躊躇してしまいますね。
こういう,複雑な香味を探しながら飲むというよりも分かりやすい美味しさを深く考えなく飲むのが良さそうなボトルは,本当は罪悪感なくジャブジャブ飲みたいです。(笑)

 
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2014.03.06【日記】

ニューリリース:アバフェルディ1996 17年 ケイデンヘッド

もうちょいコクが欲しいところでした。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1996-2013 17yo CADENHEAD 46%
one of 618 bottles, Bourbon Hogsheads



香りは華やかでフローラル、シトラス、バニラ、若めの麦と植物感、飲むとシロップの甘味、生麦とそれを噛んだようなエグ味、ナッツ、酸味のある余韻。

【Good】


ニューリリースのケイデンヘッドの黒ラベル,加水のアバフェルディ1996,17年熟成。

香りにはフローラルさや柑橘系のフルーティなどが感じられますが,やや若いニュアンスもあり,飲むとエグ味が強めに感じられたのが残念でした。
甘さはシンプルで悪くないのですが,アバフェルディらしい蜂蜜の様なコクが欲しいところではあります。
もしかすると開けてもう少しすると良くなってくるのかもしれません。
最近アバフェルディの美味しいものばかりを飲んでいるためか,ちょっと期待が高くなりすぎているかもしれませんね。



 
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2014.02.08【日記】

ニューリリース:アバフェルディ 1999-2013 オフィシャル アバフェルディフェスティバル2013

今年のフェス向けは若く強い味わいでした。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1999-2013 OB for Aberfeldy Festival 2013 #20913 59.4%


香りは複雑ではないが各成分が強い、オレンジ、バニラ、蜂蜜、強い麦感、飲むとやはりオレンジとコクのある強い蜂蜜の甘味、粘性のある長い余韻。

【Good/Very Good】


アバフェルディフェスティバル2013向けにボトリングされたアバフェルディ1999-2013、シングルカスクです。
昨年の2012向けが素晴らしい出来でしたので楽しみにしておりました。

良いバーボンカスク由来と思われる柑橘やバニラ、そして原酒由来の強く嫌味の無い麦感、ハウススタイルの蜂蜜のニュアンスもしっかりと感じられました。
熟成期間は長くありませんので熟成感や複雑さはそれほどありませんが、未熟感はほとんど感じられません。そして香りも味わいも、各成分が非常に強く存在感があったのが印象的でした。

 
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2014.01.02【日記】

2013年のベストボトル達・前編


2013年に飲んだボトルのうち、私のベストボトルについて書いてほしいという要望が今年もありましたので、昨年同様にBAR HAYAFUNEさんがやってらっしゃる「モルトウィスキー・オブ・ジ・イヤー2013」に私が投票させていただいたボトルをご紹介させていただきます。
あくまで私の好みと思い入れも含めて選んだものということをご了承ください。

なお、蒸留所でしか買えないようなボトルは外し、ちょいオールドボトルまで入れるとキリがなくなりそうだったので、基本的には近年にボトリングされたものから選びました。



◎オフィシャル・スタンダード部門(市価1万円未満)

・アラン 1998-2013 14yo OB PRIVATE CASK “Orange Arran” #1139 55%【G/VG】




この価格帯だと近年詰めの短熟ボトルになり、そこで良いものというとアイラ以外では熟成の早いバーボンバレルのものがメインになると思いますが、
これはとても良いバーボンカスクのフルーティさに加えて、トロピカル感や熟したフルーツの要素がしっかりと感じられるボトルでした。
アランは自分の中では個性に乏しく存在感がやや薄い蒸留所という印象で、安定しているものの突出したものが無いという認識でしたが、このボトルでちょっと見方が変わりました。

 

◎オフィシャル・プレミアム部門(市価5万円未満)

・アバフェルディ 21yo OB for ABERFELDY FESTIVAL 55.3%【VG】




ここは幅が広くて該当するようなボトルがいくつもありました。
昨年同様TUN1401の新しいバッチは非常に良い出来でしたし、非常にフルーティなベンリアック1976なんかもこの辺に入ってきますよね。
しかし、期待以上の出来で、蒸留所に対する認識が急激に高まったボトルという意味で、このアバフェルディフェス向けのボトルを選びました。
3万円台とスペックの割にかなり高い印象ではありましたが、飲むと気持ちがほっこりするような温かみが感じられるボトルで、ラベル通りの蜂蜜の要素が強く感じられました。
ここから有楽町ではアバフェルディブームが到来したのでした。(笑)
その後アバフェルディの過去のリリースを改めて飲んでも蜂蜜を感じるボトルが多く、ハウススタイルを再認識できたという意味でも心に残るボトルになりました。



◎オフィシャル・スーパー・プレミアム部門(市価5万円以上)

・グレングラッサ 1973-2012 39yo OB キャンベルタウンロッホ&信濃屋向け【VG】




この部門は5万円以下とは逆に、候補が少なくて悩みました。
この価格帯のニューリリースってなかなかありませんし、あっても飲めないことが多いですから。(笑)

そんな中で選んだのはこのグラッサの1973で、珍しいボウモア系のトロピカル感が印象的でした。
しかしそのあとに自分で開けて飲んだリンブルグウイスキーフェア向けのグラッサ1965ほどボウモア寄りではなく、アイリッシュとボウモアの中間のようなトロピカル感という位置づけになりました。
何度も書いていますが、グラッサは草っぽさという共通点を感じることは多いですが、ヴィンテージや樽によっていろんな顔を見せてくれます。
オーナーの変わったこれからのリリースに期待ですね。



長くなったので続きは次回。


 

2014.01.01【日記】

謹賀新年


2014年、あけましておめでとうございます。

皆様新年からモルトを飲んでらっしゃいますか?
私は飲んでます。(笑)
年越しそばにアバフェルディ。



ニューリリースでは昨年飲んだ中でもベストのひとつと思っているモルトで、こうやって飲んでみるとこたつでみかんのような雰囲気もあり、新年から優しく暖かい気持ちになりますね。


ありがたいことに昨年も多くの方に見ていただき、BARやイベントでもブログつながりで新しい方とお話しする機会がありました。
プレッシャーにもなりますが、見てくれる人がいるというのは励みになります。
毎日のべ何百人もの人たちが、それもこんなブログですから相当なウイスキー好きのうちのこの人数が見てくださっているということは非常に感慨深いです。
日記なんかは続いたことの無い自分ですが、ウイスキーに対する愛がゆえにコツコツとやってこれました。
キャンベルさんを中心に、BARで次々と出会える素敵なボトル達が無ければこんなにネタも無いわけですから、ただただ感謝です。

私の記事にはあまり刺激的な内容はありませんが、ウイスキーに対して優しくというのが自分にとってのポリシーであり続けますから、今後もこんな感じで続けて行こうと思います。

そして、ネットでこんなブログをやっている身ではありますが、本来PCオンチということもあり、私は顔の見える直接的なお付き合いというものを重視してしまいます。
どこかでお会いすることがあれば、是非お声をかけていただけると幸いです。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

素敵なボトルとの出会いがありますように。


T.Matsuki



 
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2013.12.07【日記】

自宅テイスティング:アバフェルディ1978 17年 Glenhaven

暖かく心地良い甘味にブレない個性を感じました。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1978-1995 17yo Glenhaven 59.8%


・香り:
強い蜂蜜、バニラ、オレンジ、リンゴジャム、シナモン、若さもあるクッキーの甘い麦感、ナッツ、少しショウガ、心地良いフローラル、少し植物感とオーク材、わりとリッチな香り。

・味わい:
滑らかな口当たりから広がる味わい、リンゴジャム、コクのある蜂蜜の甘さ、少し木の渋味があり味を引き締める、後半はヒリヒリとスパイシーで少しナッティ、若干の若さも感じる麦の旨みがある。ミディアム~フルボディ。

・余韻:
強い蜂蜜と麦感、そしてスパイシーさが長めに残る。甘味が心地良い余韻。

・加水:
スパイシーさが和らぐ程度でほとんど崩れず、コクのある甘味は不思議なほど変わらない。

・総評:
それほど複雑ではないが、コクのある甘味が心地良いモルトで、派手さはないが飲み飽きしない。
ハイプルーフだが度数の割には滑らかで軟らかさも感じられたのは好印象だった。

【Very Good】


Glenhavenという、聞いたことの無いボトラーからのアバフェルディ1978、17年熟成。

ハウススタイルを感じる蜂蜜の甘味がとても良く、わりと若めのハイプルーフで濃い味ですが滑らかで刺々しさはほとんど感じられません。1995のボトリングから約18年が経過しており、だいぶ軟らかくなったのではないかと思われます。度数の割にはストレスを感じることなく飲み続けられる美味しいボトルです。
アバフェルディらしい、暖かみのある甘味で顔がほころぶモルトで、90年代蒸留の美味しいものとも共通点が多く感じられたのも印象的でした。

 
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2013.10.24【日記】

アバフェルディ THAT BOUTIQUE-Y WHISKY COMPANY向け

まさにというハウススタイルが全面に出たボトルでした。

 

アバフェルディ ABERFELDY THAT BOUTIQUE-Y WHISKY COMPANY 47.0%
one of 155 bottles



強めの蜂蜜、オレンジ、バニラ、しっかりフローラル、しっかり主張する麦、べっこうあめ、飲んでも強いコクのある蜂蜜の甘味、旨味のある麦、甘さが心地良い余韻。


【Very Good】


THAT BOUTIQUE-Y WHISKY COMPANYというところがボトリングしたアバフェルディです。
ちょっと独特のテイストなラベルには、ボトリング総数と度数は記載されていますが、ヴィンテージや熟成年数は書いてありません。

複雑さはないのですが非常に好ましい蜂蜜のような甘味があり、心地良い麦感とも相まって顔のほころぶ美味しさです。アバフェルディフェス向けのボトルを思い出すような、ハウススタイルを感じるものでした。

 
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2013.08.27【日記】

プチSBT 8月 from naoskprs サンプル:A


モルト仲間のnaoskprsさんと以前から定期的にやっているプチSBTですが、今回は3種類が届きました。

 

A~Cの3種類をテイスティングさせていただきました。


まずはAです。


(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)
 

・プチSBT 8月 from naoskprs サンプル:A
 
熟成が長そうなエステリー、なかなかの陶酔感、多彩なフルーツ、青リンゴ、パイナップル、洋ナシ、キウイ、熟したオレンジ、少し若葉、バニラ、少しシリアル感、柔らかい口当たり、上品なシロップの甘味、心地良い酸味。

【VG】

エステリーな熟成感があり、多彩なフルーツが感じられた。
蒸留所の個性というよりは熟成感が特徴になっているタイプと感じたが、基本は長熟スペイサイドにありそうな雰囲気。
度数はだいぶ下がっているようで、長熟に少量加水したGMなどのリリースや、ダンカンテイラーやエージェンシーなどのドイツ系のボトラーからリリースされた度数の落ちた長熟モルトという印象。


予想
70年代蒸留、30~40年程度の熟成、40~46%
1、グレングラント
2、グレンバーギー
3、ブルイックラディ
あとはマクダフあたりを考えた。


以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
 
正解は・・・、
 

 

 



アバフェルディ ABERFELDY 21yo OB 40%

 

現行のアバフェルディ、オフィシャル21年でした。

いやはや、このボトル、以前有楽町で飲んでこのブログでも記事にしているんですよね。

有楽町で飲んだ時もかなりフルーティな熟成感の出たボトルという印象で、今回も同じ方向性の評価でしたが、恥ずかしながら全然候補にもあがってきませんでした。
アバフェルディというと、最近濃厚な蜂蜜を感じるものが多いのですが、このボトルに関しては、やはり原酒より熟成感が特徴になっている印象でした。

以前飲んだ時にも1本欲しいなと思ったボトルでしたし、改めてじっくり飲むとかなり複雑さのあるフルーティが感じられました。
こんどこそ1本手に入れようと思います。(笑)



 
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2013.08.25【日記】

自宅テイスティング:アバフェルディ21年 オフィシャル アバフェルディフェスティバル向け

やはり気持ちがうきうきポカポカする暖かいモルトです。

 

アバフェルディ ABERFELDY 21yo OB for ABERFELDY FESTIVAL 55.3%
bottling date 10th October 2012
one of 172 bottles



・香り:
ヘザーハニーに近いフローラルも感じる蜂蜜を強く感じる、オレンジ、リンゴ、強く心地良い麦、淡く若葉の植物感、バニラ、少しクリーム。

・味わい:
度数の割に穏やかな口当たりから広がってくる、やや粘性あり、オレンジクリーム、樹液、少し若い草や花、ヘザーハニーの心地良い甘味、旨みのある麦がしっかり、複雑ではないが厚みがあってリッチ、ボディも厚め、後半はややスパイシー。

・余韻:
蜂蜜の心地良い余韻、なかなか長い。

・加水:
多めに加水しても全く崩れない。

・総評:
顔がほころぶヘザーハニーを連想する蜂蜜の甘さが特徴的。
麦の旨味も好印象で、オフフレーバーもなくいくらでも飲めそう。

【Very Good】


2012年のアバフェルディフェス向けのオフィシャルボトル、21年熟成。
逆算すると1991年頃の蒸留ということになります。

以前に有楽町で飲んだ時にも書きましたが、素晴らしい90年代蒸留のモルトです。
ラベル通り、アバフェルディの特徴である蜂蜜感がしっかりとでています。
このボトル以外にも多くのアバフェルディを飲む機会に恵まれましたが、蜂蜜感はこのボトルが一番強かったです。
以前の記事では90年代蒸留として衝撃的に美味しかったため、VG/Eとしていましたが、じっくり飲んでみてさすがにやり過ぎだったかなとも思い、今回はVGにしました。とはいえ、このボトルが非常に美味しいことは間違いありません。
最近買って食べてみたヘザーハニーに近いニュアンスがしっかりと感じられ、何度飲んでも顔がほころぶモルトです。


 
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2013.08.16【日記】

アバフェルディ2001-2013 オフィシャル 蒸留所限定

りゅうたにさん持ち込みの最新ヴァリンチです。

 

アバフェルディ ABERFELDY 2001-2013 OB #21397 58.5%


若く鋭い麦感と若葉の植物感、バニラ、薄めた蜂蜜、青リンゴ、若々しいアルコールの強い刺激のある口当たり、薄めだがコクはある蜂蜜の甘味が長めに残る。

【Good】


アバフェルディ蒸留所でその場で詰められる、いわゆるヴァリンチ。
りゅうたにさんがつい最近スコットランドで詰めてきてくれたボトルです。
2001年蒸留ですので12年程度の短期熟成ですね。

短熟らしくアルコールの刺激も強く感じられ、若い麦感や植物感の主張が主に感じれましたが、バーボン樽らしいフルーツ感や、アバフェルディらしいといえそうな蜂蜜っぽい甘い香りや味わいも感じれました。


 

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2013.07.31【日記】

プチSBT from 大島 2013/7月 サンプルB


モルト仲間でこのブログにもコメントを下さる大島さんから、ブラインドサンプル2種類が届きました。


前回のAに続いてBです。


(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)
 

・大島さんブラインドサンプル:B


香りはイチゴジャム、バター系オイリー、ワックス、ナッツ、貴腐ワイン、蜂蜜、紅茶、飲むと深いコクのある蜂蜜の甘さ、やはりオイリーでヌルッとした舌触りがある、後半はナッツと麦の旨み。

【G/VG】

イチゴジャムの様なフルーツ感とバターの様なオイルのニュアンス、そして蜂蜜の甘味が特徴的。全体に穏やかで、加水だろうか。舌触りのぬるっとした感じやワックスのニュアンスからはクライヌリッシュが疑われた。
ジャム感からはスプリングバンク、ナッツのニュアンスからハイランドパークを予想に入れてみた。


予想
20~30年熟成、43~46%
・クライヌリッシュ1980年代
・スプリングバンク1970年代
・ハイランドパーク1970年代

あとはグレンロッシーなんかを考えた。

 

以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
 
正解は・・・、

 









ABERFELDY アバフェルディ1983 27yo EXCLUSIVE MALTS #2804 43.4%
one of 215 bottles



80年代のアバフェルディでした。
最近有楽町でも注目度の高いアバフェルディですが、流通しているボトラーのものを購入されたそうです。

このBは苦手要素が無く好きな系統だったこともあり、しっかりテイスティングできたと思いましたが、アバフェルディは思いつかなかったですね。
予想通りだったのは熟成期間と度数くらいですね。

カスクストレングスにしてはやや加水の様な薄めの印象ではありましたが、熟成感や複雑さもあり、80年代蒸留として改めて飲んでみてもかなり美味しいものだと思います。
値段も9000円程度とのことですし、この内容ならCPも良いですね。

アバフェルディは最近いろいろ飲んで、蜂蜜っぽさが特徴的な蒸留所というイメージは強くありましたが、ブラインドで飲んでもそれをメインの個性と思うのか否かというのは気になっている点ではありましたので、今回コクのある蜂蜜を感じられたのは良い経験になりました。



大島さん、今回も楽しい出題をありがとうございました。
近々、またお返しのものをお渡しします。

 
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2013.07.15【日記】

こってりと甘いアバフェルディ16年 オフィシャル “RAMBLE”

デザートモルトというよりおやつモルトという感じでした。

 

アバフェルディ ABERFELDY 16yo OB “RAMBLE” 56.0%
one of 643 bottles



濃い黒糖とカラメルと蜂蜜、しっかりウッディネス、ハーブ、クローブ、甘いシナモンロール、飲むと濃く強い味で強烈に甘い、ほどよい渋味も良い。

【Good/Very Good】


最近有楽町で局地的大ブームになっているアバフェルディのオフィシャルボトル。
結構いろいろ出していたんですね。
これはDavid Galletlyさんというイラストレーターのラベルが貼られた限定ボトルです。

若いバリシェリーのボトルという感じで、そこまで複雑さはありませんが、こってりしており非常に甘いです。ちょっと不自然さを感じてしまうほどで、最近飲んだ中では最も甘いボトルのひとつかもしれません。甘いシロップがたっぷりかかったシナボンのシナモンロールを連想してしまいました。

余談ですが、最近飲んだアバフェルディの限定ボトルのいくつかを改めて思い出してみると、このボトルもそうですが、オフィシャルボトルにしては蒸留所のロゴがずいぶん小さいですよね。
控えめで自己主張な少ないことも、寛容な気がして個人的には好印象です。


 
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2013.07.13【日記】

正体不明のアバフェルディ オフィシャルシングルカスク #UNRAVEL

詳細はわかりませんが、らしさのあるボトルです。

 

アバフェルディ ABERFELDY OB SINGLE CASK #UNRAVEL 56.5%


ウッディネス強め、鉛筆の削りカスと松ヤニ、樹液、アプリコット、オレンジ、ハーブ、飲むと濃い蜂蜜の甘味がかなり強いがややベタっとしている。ボディは厚め。若干のエグ味があるがコクのある蜂蜜の甘さが長く残る。

【Good/Very Good】

アバフェルディのオフィシャルボトルで『#UNRAVEL』と記載されたボトル。
ミツバチラベルのもの以来、有楽町ではアバフェルディのプチブームが到来していて次々と開いてはなくなっていきますが、結構いろんなシングルカスクを出していたんですね。
このボトルには、せっかくのシングルカスクなのに蒸留年もヴィンテージも樽の情報も何も書いてありません。ただ#UNRAVELとだけ記載されており、アンティークショップとのコラボボトルではないかという話になっていましたが詳細は分かりません。

ボディも厚く結構強い味で、90年代の蒸留でしょうか。長熟な感じはないのに結構ウッディなのが特徴的でした。
アバフェルディらしい濃いコクのある蜂蜜感は健在で、ワイン樽などで感じるようなちょっとベタッとした甘味も若干ながら含まれているようにも感じましたが、蜂蜜感は粘性を伴い余韻にも長く残ります。

美味しかったですが、どんな樽で何年熟成させたらとこんな感じになったのか非常に気になるところです。


 
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2013.06.17【日記】

アバフェルディ1994-2013 オフィシャル ハンドボトリング #6455

アバフェルディのいわゆるヴァリンチのようです。

 

アバフェルディ ABERFELDY 1994-2013 OB SINGLE CASK #6455 58.3%
ハンドボトリング



黒糖、蜂蜜、良いシェリー感、ドライフルーツ、ドライオレンジ、少しクローブ、キャラメリゼしたナッツ、焦がし麦、リッチで複雑、濃いジャムと蜂蜜の甘味、心地良く引き締める渋味、飲んでもかなりリッチでボディも厚い。

【Very Good】


アバフェルディ蒸留所で今現在手詰めで売られているボトルで、ヴィンテージは1994。どうやらシェリーフィニッシュのようです。

非常に美味しいボトルで、シェリー感も全体を芳醇にリッチにしておりとても良いです。フルーツ感もシェリー系のニュアンスだけでなく多彩でした。
シェリーフィニッシュにありがちなとってつけたような感じは全くなく、ブラインドで飲んでもリフィルシェリーカスクと言うと思います。
90年代半ばの蒸留とは思えないほどの複雑さとリッチさを兼ね備えたボトルで、らしい蜂蜜のような甘さも感じられ、思わず顔がほころぶ美味しさでした。

 
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