ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.08.09【日記】

アイルオブジュラ 1966-2000 33年 マキロップチョイス #1870 43%

ほぼ60年代ボウモア。久しぶりに飲みましたが突き抜けてますね。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1966-2000 33yo Mackillop's Choice #1870 43%


香りは強烈にフルーティ、グレープフルーツのワタ、パッションフルーツ、マンゴー、滴るような果汁感、コニャック、奥に淡いピート、陶酔感あり。
飲むと穏やかな口当たりから広がる、香りと同系統のトロピカル感がしっかりとあるが、やや落ち着いたフルーツ感で白ブドウが強め、フルーティな甘味と酸味が残る余韻は心地良い。

【Very Good】


2000年にボトリングされたマキロップチョイスのアイルオブジュラ1966、33年熟成です。

のっけから強烈で滴るようなフルーティさがあり、パッションフルーツやグレープフルーツのワタ、マンゴーといった陶酔感のあるトロピカルフルーツ感が炸裂しています。
一言でいうなら60年代ボウモアの香りです。

飲むと深みや厚みこそそれほどありませんが、香り同様に素晴らしいトロピカルフルーツを含むフルーツ感が強く感じられ、気持ちの良い甘味と酸味がありました。

このボトルは今まで数回飲んでいますが、初めて飲んだ時に60年代ボウモアにそっくりで驚いたことをまだ覚えています。
その後も同様のスペックのボトラーズのジュラはいくつか飲みましたが、概ねこういう香味でした。

私にも60年代ボウモアの香味を追い求めていた時期がありました。
同系統の突き抜けたフルーティでも似て非なるものが多い印象ですが、60年代ボウモアに一番近いものはこれだと思います。

飲んで弾ける感じが少し弱い気もしますが、ブラインドで出てきて1択なら、まずボウモアと答えると思います。

突き抜けたフルーティさを持つジュラでした。


 
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2017.04.06【日記】

アイルオブジュラ 1986-2000 14年 ケイデンヘッド オーセンティックコレクション 59.8%

かなり個性的なジュラでした。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1986-2000 14yo CADENHEAD Authentic Collection 59.8%
one of 702 bottles, Bourbon Butt



香りは熟したアプリコットとバニラ、素朴な麦感、淡くシナモンや野暮ったいアーシー。
飲むと噛み応えのある素朴な麦感とその旨味、コクのある甘味、土っぽさとタールっぽいピート、個性的。

【Good/Very Good】


ケイデンヘッドのオーセンティックコレクションからジュラ1986、14年熟成です。
樽はバーボンバットというあまりイメージのわかないタイプです。ホグスヘッドならバレルを組み替えて作れると思うのですが、バットって作れるんでしたっけ?

肝心の中身はというと、ケイデンヘッドらしいと言えばらしい素朴な麦感がが香りにも味わいにも強く感じられ、野暮ったい土臭さのようなジュラらしいニュアンスも感じられます。

飲むと香りの印象よりもフルーツ感には乏しく、代わりにタールっぽいニュアンスが強く、コクのある甘味はあって美味しいは美味しいのですがかなり個性的です。

ボトリングから16年ほど経って60%近い度数とは思えないこなれたニュアンスになってはいるのですが、このボトルの詰めたては刺々しさもありもっと個性的だったと思いますが想像がつきません。


 
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2017.02.11【日記】

アイルオブジュラ 1965-2000 34年 "From the Oak" #3066 44.2%

考えられないくらいまったり濃厚シェリーのジュラでした。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1965-2000 34yo From the Oak #3066 44.2%
one of 52 bottles



香りは強烈な濃厚シェリー、煮詰め過ぎた甘いベリー、たまり醤油やみりん、みたらし団子のタレ、オールドのハーブリキュール、強めのウッディネス、濃厚でリッチ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、支配的なほど濃厚なシェリー、香り同様の強いジャム感やみたらしやハーブリキュール、奥からトロピカル要素、まったりと強い甘味、同時に強い渋味、ピートも感じる、長い甘苦い余韻。

【Very Good, Interesting】


松本の摩幌美さんがボトリングしたというジュラ1965、34年熟成のシングルカスクです。

ほぼ真っ黒とも思える外観で、見るからにシェリーカスクです。

香りは期待通りの超濃厚シェリーで、煮詰めきったベリーなどのフルーツに加え、たまり醤油やみりん、みたらしのたれなど、たまに濃厚シェリーに感じる和の甘やかなニュアンスがことさら強く感じました。
また、強いウッディネスと苦いハーブリキュールの古いもののようなニュアンスも同時に感じました。

飲むと滑らかでまったりとした口当たりからぶわっと広がりました。ここでも超濃厚なシェリー感が炸裂しており、香り同様にジャムやみたらし、ハーブリキュールといったニュアンスが感じられる一方で、この時期のジュラに感じることの多いトロピカル要素も奥から主張してきたのは印象的でした。
濃厚な甘味とそれを凌駕する強めの渋味がありましたが、渋味にはイガイガしたところがなく全体に丸みを帯びている印象で、経年変化でそうなったようなイメージでした。

甘く苦い余韻は長く続き、ブラックボウモアを初めて飲んだ時にもこんな感覚だったような気がします。
同ボトルも、きっと最初は苦み走ってトロピカル要素は完全に樽感に押しつぶされていたのではないかと思います。

度数が低めなので難しいところではありますが、もう少し瓶内で寝かせても良いボトルな気もします。
もしくは開けてから時間をかけて飲むのが良いか。
その辺は判断が難しいボトルのようにも思います。

 
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2016.10.28【日記】

アイルオブジュラ 1997-2013 サマローリ #9111,9112 45%

らしさもあり、期待より美味しいジュラでした。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1997-2013 SAMAROLI #9111,9112 45%
one of 670 bottles



香りはやや野暮ったくオイリーで重たい、ゆっくり開いてくる、じわじわと凝縮したグレープフルーツ、抹茶、バニラ、やや粘土っぽい土っぽさとスモーク優位のピート。
飲むと柔らかい口当たりから広がる、粉っぽい凝縮感と噛み応えのあるテクスチャー、シトラスやリンゴ、ほどよい甘味と酸味、粘土っぽい野暮ったさ、少しタール。

【Good/Very Good】


サマローリが2013年にボトリングしたアイルオブジュラ1997、およそ16年熟成です。

加水の割には最初こもった香り立ちでしたが、重さを感じる中でゆっくりと開いてきました。

少しボトリング後の経年変化も感じる粉っぽい凝縮感のフルーツ感と同時に、ジュラに感じることの多いやや粘土っぽいアーシーさやしっかりめのピートが感じられたのが印象的でした。

加水と多少の経年変化によるものなのかスペックのわりに一体感もあり、味わいのバランスも良く、飲み頃感のあるボトルでした。


 
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2016.10.12【日記】

アイルオブジュラ 20年 オフィシャル 54% 90年代流通

さっぱりしたリンゴっぽさの際立ったジュラでした。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 20yo OB 54%
one of 261 bottles
90年代流通



香りはちょっとシードルっぽさもあるリンゴ系のしっかりフルーティ、フィノシェリーやナッツ、心地良い麦感。
飲むと香り同様のフルーティとその甘味、優しい酸味、少しらしい粘土っぽさがあるが味を深める、余韻はそれほど長くないが個性的で良い。

【Good/Very Good】


オフィシャルのジュラ20年。カスクストレングスのリミテッドエディションです。

トロピカル系のフルーツ感は感じませんでしたが、シードルっぽさのある爽やかなリンゴのような香味が印象的で、ちょっとフィノシェリーっぽさも感じました。

フルーティな甘味と酸味のバランスも面白く、うっすらとジュラらしい粘土のニュアンスも感じましたが味を深めてもいるようでした。

トロピカルがあったりなかったり、野暮ったく粘土臭かったりパフュームが出てみたり・・・。
ジュラも年代、カスクごとにいろんな顔を見せてくれますね。好きな蒸留所のひとつです。


 
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2016.09.25【日記】

自宅テイスティング:アイルオブジュラ 1965 26年 オフィシャル スティルマンズドラム

オールド感もありますが、らしいトロピカルフルーツが時間と共に出てきました。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1965 26yo OB the Stillman's Dram 45%
one of 1800 bottles



・香り:
少しヒネも伴うオールド感、穏やかなオールドシェリー、マンゴーやパイナップルなどのトロピカルフルーツ、ブドウや完熟ピーチ、落ち着いた麦感、ミントなど生のハーブ、奥から古い土とピート、

・味わい:
穏やかな口当たりから芳醇に広がる、しっかりめのオールド感、香り同様のトロピカル感やブドウ、少し果汁感あり、古いオレンジキュラソー、フルーティで上品な甘味と引き締めるハーブの草っぽいエグ味、優しい酸味、じわりと土っぽいピート。

・余韻:
フルーツの甘味酸味と草っぽいエグ味のある余韻。

・加水:
もともと優しい香味だがそのまま伸びて思いのほか崩れない。

・総評:
ややボトルコンディションが悪かったのかオールド感は結構強めで、古いモルト特有の植物っぽいエグ味が出ていたのには少し残念。
しかしエグ味は時間と共に和らぎ、60年代ジュラらしい陶酔感のあるトロピカルフルーツが徐々に出てきたのが印象的だった。

【Good/Very Good】


アイルオブジュラ26年、オフィシャルのスティルマンズドラムです。
記載はありませんが、ウイスキーベースによると1965ヴィンテージのようです。
今年の1月、娘の3歳の誕生日に開栓したボトルです。

加水オールドでやや保存状態が悪かったのか、ヒネを含んだオールド感とエグ味が結構あり、60年代ジュラらしい突き抜けたフルーティが奥のほうにしかなかったので、開栓当初は少々がっかりしました。
しかしゆっくりと飲み進めて半年近く経過した現在、オールド感は抜けてトロピカルフルーツを含んだフルーツ感がかなり強まってきました。

まだエグ味もあり、もちろんベストコンディションのものと比べたら劣る部分はあると思いますが、フルーティな60年代ジュラとして楽しめる香味だと思います。

オールドボトルは一期一会な部分が大きく、必ずしも良いものを飲めるとは限りません。
あまり良くないコンディションのものからベストコンディションのものを推定できるようになるためには、こういうものも時間経過をみながらしっかり味わっていくのは有意義なのかもしれません。


 
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2015.11.08【日記】

自宅テイスティング:アイルオブジュラ 8年 オフィシャル 80年代流通

やはりこの時代のジュラはトロピカル感がしっかりです。

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 8yo OB ISLE OF JURA 8yo OB

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 8yo OB 40%
80年代流通



・香り:
少し椎茸っぽさもある強めのオールド感,オレンジマーマレードとアプリコットジャム,パイナップルやマンゴー,古くなったカラメルソース,濃く煮出しすぎた紅茶,粘土っぽいアーシー,樹液,焦げた麦感,淡くアンティーク家具,奥から古いピート。

・味わい:
ぬるりと滑らかな口当たりから広がる,オレンジマーマレード,パイナップル,熟しすぎたパッションフルーツやマンゴー,カラメル,樹液,コクのある甘味,染み込むような麦の旨味,濃い紅茶のタンニンや淡い植物感を伴うエグ味,干し椎茸,香り同様の粘土っぽさ,じわじわと後半からピート,リッチ。

・余韻:
パイナップルやパッションフルーツを感じるトロピカル感が淡いピートと粘土っぽいアーシーを伴い長めに残る。

・加水:
そのまま伸びる。多めに加水しても意外なほどバランスは崩さないが,面白くはならない。

・総評:
コンディションの問題かオールド感がやや強めではあったが,この辺のジュラ8らしいトロピカルフルーツがはっきりと感じられた。
濃い紅茶のタンニンや植物のエグ味も淡く感じられるが,これは味を深めているように思う。
さすがジュラ8,コンディションやロットの違いはあっても概ね期待を裏切らない仕上がり。

【Very Good】


80年代に流通していたアイルオブジュラ,オフィシャル8年,一般的かどうかはわかりませんが,私の周囲では"ジュラ8(ジュラッパチ)"といわれるボトルです。

ジュラ8にもいろんなロットがありますが,ほぼ共通して感じられるトロピカル感,そして粘土っぽいアーシーが,このボトルにもしっかりと感じられました。
ただし,このボトル,最初はオールド感が立っていてそれほどトロピカル感が前面には出ていませんでした。
開栓後じわじわとフルーティが強まり,1か月程度経ってピークを迎えたように思います。

ジュラ10年には粘土っぽさばかりが強くてトロピカル感がそれほどないものが多いイメージですが,この8年はあまり外したことが無いように思いますね。
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2015.06.13【日記】

ジュラ オフィシャル "ブルックリン" アメリカ向け

不思議な度数など詳細不明ですが,シェリーとハウススタイルを感じるジュラでした。

 ISLE OF JURA OB "BROOKLYN" In collaboration with the COUNTY OF KINGS

ジュラ ISLE OF JURA OB "BROOKLYN" In collaboration with the COUNTY OF KINGS 42%


香りは良いシェリー、プラム、ビターチョコレートがけのオレンジ、黒糖、粘土っぽいもっさりしたアーシー、焦がした麦、飲むと滑らかな口当たり、淡くブドウ果汁、プラム、オレンジ、コクのある甘味とほどよい渋味、良いバランス、粘土っぽさもあるが心地良い余韻。

【Good/Very Good】


ジュラのオフィシャルボトル,"ブルックリン"です。
ヴィンテージや年数の表記は無く,調べてみるとアメリカのニューヨーク州にあるブルックリン区の職人達と選んだ樽のヴァッティングのようです。
まだ普通に売っているボトルですから,そんなに古いものでは無いようですね。
加水だと思いますが42%と珍しい度数で,何か意味があるのかもしれませんが不明なままです。
アメリカ向けですから750mlとちょっとお得感ありますね。

プラムやビターチョコレート,黒糖などシェリーカスク系の香味がしっかりとある一方で,ちょっともっさり感のある粘土っぽいアーシーも感じられ,ジュラのシェリーカスクらしいと思いました。
度数は低いですがコクのある甘味と良いバランスのとれた渋味があるためか,それなりに飲み応えもありました。
粘土っぽさは味わいにも感じますが,シェリー感にマスクされている部分もあるのかあまりネガティブに感じず余韻まで心地良かったです。

 
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2015.05.17【日記】

ジュラ 1993 オフィシャル ブティックバレル

まだサルファリーなシェリー感ですが,これからの変化が楽しみです。

 ISLE OF JURA 1993 OB BOUTIQUE BARRELS

ジュラ ISLE OF JURA 1993 OB BOUTIQUE BARRELS 54%
OLOROSO SHERRY BUTTS



香りは強いシェリー、少しブドウ感、デーツ、ドライアプリコット、キャラメリゼしたナッツ、焦がした麦感、少しミーティな厚み、飲むと強めのアタック、若々しい麦感、デーツの濃い甘味、淡いベリー、しっかりと硫黄系サルファリー、ミーティで厚みがある。

【Okay/Good】


アイルオブジュラ蒸留所からでてくるシングルカスク,カスクストレングスでボトリングされるブティックバレルで1993ヴィンテージ。
オロロソシェリー樽での熟成です。

香りにも味わいにもシェリー樽が強く主張しますが,若々しい麦の強さもあるためか支配的ではありません。また,表面に出ているデーツなどのドライフルーツの奥の方にはブドウやベリーなども見え隠れしています。
また,結構ミーティであり,硫黄系のサルファリーもしっかりと感じました。

まだ若い麦感やシェリー樽由来の成分に一体感が無く,サルファリーも強いため正直言って今の段階ではあまり美味しいとは思えませんが,この手のサルファリーはボトリング後の時間経過で抜けていく印象があります。

今後の予想としては,麦感や刺激がこなれて全体に一体感が出てきて粘性を帯び,奥に見え隠れしているフルーツ感が強まり,シェリー感にも嫌味がなくなってより芳醇で多彩な香味になりそうな感じでしょうか。

あと10年したらまた飲んでみたいボトルで,普段はあまりG未満の評価にしたボトルは掲載しないのですが,ポジティブな変化が期待できそうだったので今回は見ていただきました。


 
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2015.04.16【日記】

アイルオブジュラ 1976 26年 ダグラスレイン オールド&レア

このシリーズらしいニュアンスとジュラっぽさが共にありました。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1976-2002 26yo DOUGLAS LAING OLD&RARE 54.2%
one of 175 bottles



香りは穏やか、パイナップルなどトロピカルフルーツ、オイルと穀物感、淡く粘土、奥からじわじわとピート、飲むと噛みごたえのあるテクスチャー、熟したパイナップル、粘土、厚みのある麦感とのアミノ酸っぽさもある旨味、少し蜂蜜っぽさもあるコクのある甘味、しっかりピーティな余韻。

【Good/Very Good】


ダグラスレインのオールド&レアから緑瓶のアイルオブジュラ1976,26年熟成です。

昔のジュラには,8年のペアシェイプボトルに代表される華やかなトロピカル感があるものが多いですが,このボトルにもパイナップル系のトロピカル感が香り・味わいともに感じられました。
ただ,同型ボトルのオフィシャル10年に感じたような粘土っぽさも結構感じられ,華やかというよりは重たさを伴うような印象です。

なんとなく,ヴィンテージだと60年代後半から70年代終盤にかけて段々と華やかさから野暮ったい重たさに変化してきて,最終的にはトロピカルもなくなるような印象です。
そういう意味ではこの1976がこんな感じの仕上がりなのは妥当なのかもしれません。
なおそれに加えて,わりとピートも強めに感じたのも印象的でした。

香り立ちが穏やかで重厚なタイプはダグラスレインのオールド&レアのボトルにもしばしば感じる個性でもあり,捉えようによってはジュラのこのあたりのヴィンテージの特徴とオールド&レアの特徴が共に感じられるようにも思えるボトルでした。

 

このボトルは,高田馬場の歩古ホールさんの8周年でいただきました。

 
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2015.03.14【日記】

ニューリリース:ジュラ 1989 24年 シグナトリー リンブルグウイスキーフェア向け #30724

加水タイプと同時に,カスクストレングスタイプもリリースされました。

 

ジュラ ISLE OF JURA 1989-2014 24yo SIGNATORY VINTAGE for Limburg Whisky Fair #30724 58.8%
one of 193 bottles, Bourbo Barrel



香りは加熱したりんごとほど良い麦感、シナモン、アップルパイのよう、ピートの主張もある、飲むと香りよりピーティでヒリヒリするスパイシー、淡くパイナップルのトロピカル感、ナッツ、根菜の土っぽさ、素朴な麦感、余韻はピーティで長め。

【Good/Very Good】


リンブルグウイスキーフェア向けにシグナトリーがボトリングしたジュラ1989,これはカスクストレングスタイプで,先日ご紹介した加水タイプとはシスターカスクです。

香りはアップルパイを連想させるフルーツ感にピートが感じられ,飲むと想像以上にピーティで,トロピカル感も感じられました。
美味しいのですが,特に飲んだときにちょっと野暮ったい印象があったのと,一体感に乏しい印象もあり,今飲むのであれば加水タイプの方がまとまりがよく好印象でした。

 
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2015.03.09【日記】

ジュラ 10年 オフィシャル 80年代流通

同時期の8年とは結構違うタイプでした。

 

ジュラ ISLE OF JURA 10yo OB 43%
80年代流通



香りは良いオールド感、熟したオレンジ、アプリコットジャム、煮詰まった紅茶、淡くバニラクリーム、奥から粘土のような土っぽさを伴うピート、飲むと滑らかで少し粘性あり、アプリコットジャムっぽいが甘味は強くない、麦感がしっかり、少し染み込むようなテクスチャー、後半から余韻に青草っぽいエグ味と機械油。

【Good】


80年代に流通した,ジュラ10年のオフィシャルボトルです。
同様のボトル&ラベルで8年というものもあります。

香りは良いオールド感と熟した濃厚なフルーツがわりと多彩に感じられ,やや土っぽさやピートも感じられたのが印象的でした。
飲んでみると粘性もありジャムっぽさもあるのですが甘味はそれほど強くなく,オールドらしく舌にしみ込むようなテクスチャーもあったのですが,粘土っぽさや草っぽいエグ味,そして機械油っぽさが引っかかりました。

実はこの10年,記憶にある限りでは今回初めて飲みました。
何度も飲んだ8年が非常にトロピカルフルーツの効いた特別感のある美味しさだったのと比べると,この10年にはやや引っ掛かりや野暮ったさを感じたのは興味深かったです。

 
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2015.02.21【日記】

ニューリリース:アイルオブジュラ 1989 24年 シグナトリー アンチルフィルタードコレクション ウイスキーフェア向け #30725

さすがリンブルグ向け。なかなか完成度の高いピーティジュラでした。

  

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1989-2014 24yo SIGNATORY VINTAGE Un-Chillfilterd Collection for The Whisky Fair #30725 46%
one of 213 bottles, Bourbon Barrel



香りはグレープフルーツ、青りんご、バニラ、穏やかな麦、奥からしっとりした土とピート、飲むと穏やか、レモンジュースの甘味と酸味、バニラ、しっかりめの麦感と強いスモークを伴うピートが後半から余韻にかけて主張する。

【Good/Very Good】


シグナトリーからリンブルグウイスキーフェア向けにボトリングした,アンチルフィルタードコレクションの加水ジュラ1989,ピーテッドタイプです。

バーボンカスクらしい青リンゴやバニラ,柑橘が香り・味わいともに感じられますが,樽感はキツくありません。麦感もしっかりめに残っていました。
また,香りでは奥の方から主張してきたアーシーさやピーティさが,飲んでみると後半から最後までわりと強めに主張してきます。

それなりの熟成を経た加水タイプらしく全体に穏やかな印象で,強いピーティさも溶け込んでいるように感じられ,なかなか飲み心地の良いジュラでした。


 
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2014.06.15【日記】

ジュラ 1975 オフィシャル Matthew D Forrest #2620

この辺のジュラにはやっぱりトロピカル感がありますね。

 

ジュラ ISLE OF JURA 1975 OB for Matthew D Forrest #2620 60.9%
one of 192 bottles



香りはしっとりした麦、バニラ、カスタードクリーム、淡くライチや桃、バナナ、アイリッシュ系のオイル、オーク、少しすえた酸、飲むとじわじわと広がる、粘性あり、パイナップル系のトロピカル、濃いめの甘味、良い麦感、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


アイルオブジュラ蒸留所が,2000年頃に故フォレスト氏に対してボトリングしたという,オフィシャルボトルです。
フォレスト氏はジュラ出身だったようですね。

香りには意外としっかりした麦の主張があり,バニラやカスタードなどのニュアンスに加えて,ライチや桃などのフルーツ感やアイリッシュウイスキーにしばしば感じるようなオイルも感じました。
飲んでみるとやはりアイリッシュ系のトロピカル感とオイルを感じ,粘性もあって長い余韻が楽しめました。

昔のジュラにはオフィシャル8年を代表としてトロピカルなものが多いですが,これはどちらかというとアイリッシュに近いようなトロピカル感だったのが印象的でした。

 
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2014.03.28【日記】

アイルオブジュラ 1972-1991 スコッチモルトウイスキーソサエティ 31.3

すごいジュラです!

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1972-1991 THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 31.3 54.0%


奥の深さを感じる重層的な香り、アプリコット、オレンジ、少しパイナップル、強く心地良い麦、少し土っぽさや梅、淡いピート、オイル、飲むとじわじわと芳醇に広がる、次々と扉を開けるように多彩で複雑に展開、アプリコットジャムやべっこうあめの甘味、梅ジャムの酸味、麦や熟したフルーツの強烈な旨味、強い噛みごたえを感じる凝縮したテクスチャー、武骨な印象もある、後半にパイナップルなどトロピカル要素、オイリーで長く心地良い余韻。加水でトロピカル感が露骨に強まる。

【Very Good/Excellent】


スコッチモルトウイスキーソサエティのジュラ1972-1991,31.3

香りからかなり重層的で期待が膨らみました。多彩なフルーティ,しっかりと主張する良い麦感,そしてアーシーなニュアンスや梅っぽさ,奥からはピートも見え隠れします。
飲むと膨らむような広がりとボディを感じます。濃い甘味に梅ジャムのような酸味が心地良く,旨味も濃いです。フルーツ感と麦感がそれぞれしっかり主張しつつも折り合っているような印象です。
そして,凝縮感があって噛み応えも感じました。後半から余韻にかけてはトロピカル感も出てきます。飲み初めからの変化・展開が面白く,重厚で複雑で長い余韻があり最後まで楽しめました。

昔のジュラというとトロピカル感もしっかりあるボトルがしばしばありますが,これは熟成の長すぎないカスクストレングスということもあってか,ボディも厚く麦感も他のフルーティ要素もかなりしっかりと感じられます。
あまりの面白さに久しぶりに有楽町で加水までしてみましたが,オールドのジュラ8年オフィシャルにあるようなトロピカル感ががっつり出てきて,一気に近寄りやすくなります。これも素晴らしい味わいでした。

当時のジュラの好ましい個性+αの部分が非常に多く感じられたボトルで,ちょっと感激してしまいました。

 
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2013.01.04【日記】

ニューリリース:アイルオブジュラ 1976-2012 35年 BBR #889

先日記事にしたボトルの隣樽です。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1976-2012 35yo BBR #BBR889 55.1%


香りはキャラメリゼしたナッツ、焦がし麦、強めのシェリー、コーヒー、ドライフルーツ。
飲むと甘味も強いが渋味が結構強く、余韻にも渋味が残る。原酒の味はあまりない。

【Good】


BBRからアイルオブジュラ1976。#889。
先日記事にした#888の隣樽です。
隣樽ですが、キャラクターは結構異なり、こちらには#888に感じたような詰め替えの印象やパフューム、サルファリーはなく、普通にシェリー樽らしいボトルでした。
ただ、そのかわりやや単調で複雑味がなく、後半から余韻にかけての渋味がかなり強いのがやや気になりました。
甘味は濃く普通に美味しくいただけるボトルでしたが、#888同様に70年代ジュラらしい味というのは感じられず、シェリー感が前面に出たタイプでした。
オフフレーバーがやや多かった#888と比べてどちらが好きかと考えると、#888のほうがモルトとして複雑で面白かったような気もして迷ってしまいます。
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2012.12.28【日記】

ニューリリース:アイルオブジュラ 1976-2012 35年 BBR #888

70年代のジュラのニューリリースなんて久しぶりじゃないですか?

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1976-2012 35yo BBR #BBR888 53.5%

わりと最近のシェリー感、オレンジチョコレート、少しサルファリー、ナッツ、ドライフルーツ、レザー、タバコ、麦もしっとり感じる、ウッディネスあり、粘性のある甘さ、ほどよい渋味、後半に若干パフュームありだがあまり残らない。

【Good】


BBRからのニューリリースのひとつ、アイルオブジュラ1976。
CASK REF.BBR888ですが、同時リリースの別樽もあるようです。

ジュラの最近のニューリリースのほとんどが若いものでしたが、久々にでてきた70年代蒸留。エクスクルーシヴモルツからも同ヴィンテージが出ているようですが、何か関係あるのでしょうか。マーレイマクダビッドから流れてきた樽という噂も聞きますが。。。

とりあえず、昔のジュラにはナチュラルなトロピカル感も含め非常に好ましいフルーティを感じるものが多いので期待してました。

このボトルは、若干のサルファリーと後半のパフュームが感じられ、典型的なジュラのフルーティさもはっきりとは感じられませんでしたが、シェリーの良い成分も多彩に感じられ、楽しめるボトルでした。
シェリー感はわりと最近のものにも感じられ、熟成の過程で詰め替えがあったのかもしれません。
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2012.11.30【日記】

アイルオブジュラ 1967 27年 オフィシャル スティルマンズドラム

やはり昔のジュラはフルーティで旨いです。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 1967 27yo OB the Stillman's Dram 45%



香りは強すぎないシェリー感、オレンジ、アプリコットティー、ジャム感しっかり、桃や濃厚なトロピカルフルーツ、飲んでも強い甘味とトロピカル感のあるフルーティ、甘酸っぱさ、わずかなピート、度数のわりに濃厚。

【Good/Very Good】


ジュラの1967、スティルマンズドラムです。
昔のジュラは、オフィシャル8年などに代表されるようにトロピカルフルーツのニュアンスが強いボトルが多いですが、このボトルも例外ではなく、しっかりとトロピカル感があります。
決してケミカルなニュアンスはなく、度数の割に濃厚で粘性のあるジャムのようなニュアンスを伴い、好印象です。



このボトルは神楽坂のフィンガルさんでいただきました。
 

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2012.09.24【日記】

甘党向け:アイルオブジュラ 21年 オフィシャル ウイスキーライブ東京2006向け #444

こてまろ。。。

 

アイルオブジュラ ISLE OF JURA 21yo OB for Whisky Live Tokyo 2006 #444 54.9%

one of 280 bottles


香りはもっさりとしたシェリー、ミント、コーヒー、アプリコットジャム、オイリーなナッツ。味わいは濃いシェリーの少しのっぺりした甘味がかなり強いが、渋味は強くない、ナッツ、サルファリーは感じない。


【Good/Very Good】


2006年のWhisky Live Tokyo向けのシングルカスクのジュラ。
逆算すると1985あたりの蒸留ということになりますが、80年代のシェリー樽としてはサルファリーな要素がほとんど感じられず良い樽だと思います。原酒の雰囲気はほとんど感じません。
ワイン樽とも共通するようなのっぺりした濃い甘味ですが、甘党の人にはかなり好まれる味だと思います。私はそこまで甘党ではありませんが、こういうものがたまに飲みたくなる時があります。

 

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T.Matsuki

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