ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2012.09.03【日記】

これまでのテイスティングノート17:アードモア 1992-2011 18年 デュワーラトレー #4905

 

アードモア ARDMORE 1992-2011 18yo A.D.RATTRAY #4905 46.8%
Matured in Barrel, one of 207 bottles


・香り:
ピーチ、パイナップル、グレープフルーツ、パッションフルーツ、結構フルーティ、乾いたピーテッドモルトのようなピート感、90年代ボウモアに近いニュアンス


・味わい:
最初はトロピカルフルーツやピーチなど非常にフルーティ、
若いピート感もありやはり若いボウモアに近いニュアンス、甘味はあるがさっぱりしており長く続かない、後半はスモークと草っぽさ、少しエグ味を伴う若いモルティ、ボディは想像以上に軽い


・余韻:
フルーツや甘味は残らずスモーキー&モルティな余韻、短くすっと消える


・加水:
モルティさと若さが前に出て甘味も薄まり良くはならない、エグ味も目立つようになる


・総評:
90年代ボウモアのような方向性のトロピカル感を持つが、比べると甘味が控えめでボディは薄く、潮やダシっぽさがない。
ヨードがなくピート感はスモークがメインで、ボウモアと比べるのは結構楽しい。
ピートがしっかり効いているのに軽くサラサラしているのはアイラと比較して特に面白いところだろうか。


【Good/Very Good】

最近1992アードモアはボトラーズから結構リリースされていますが、リキッドサンもウイスキーファスルのものも似たニュアンスでした。カスクナンバーがわかっているウイスキーファスルのものは2つ違いの#4907ですし、最近のリリースの出所は同じなんでしょうか。同時期に同じ蒸留所の同じヴィンテージでトロピカル系のものが相次いでリリースされるのは、印象が付きやすいですし最近の売り方の特徴のようです。個人的にはもうちょっと小分けにして欲しいところですが。今回のアードモアに関しては、ほぼ同じスペックなのにこのデュワーラトレーのものがずいぶん安くCPに優れます。

〈2011/10/2 whiskylinkで公開〉


2012/9/3  追記:
whiskylinkでやったブラインドテイスティング(サンプルD)でボウモア1993が出てきたときに、結構なテイスターがアードモア1992を候補に挙げていたのを見て、似てると思っていたのは自分だけでなかったことを実感しました。
ただみんな第一候補にはしなかったですし、ちゃんと飲み比べると違うんですよね。似ているもの同士の似ている部分、似ていない部分を抽出しながらストイックにテイスティングするのは、地味ですがかなりテイスティングスキルの向上になると思います。

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